• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G02B
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G02B
管理番号 1326452
審判番号 不服2015-22520  
総通号数 209 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2017-05-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2015-12-22 
確定日 2017-03-22 
事件の表示 特願2013-210248「携帯機器ならびにその光学撮像レンズ」拒絶査定不服審判事件〔平成26年 5月19日出願公開、特開2014- 92781〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は,平成25年10月7日(パリ条約による優先権主張 2012年10月31日,台湾)に出願した特願2013-210248号であり,その手続の経緯は,概略,以下のとおりである。
平成26年 9月19日:拒絶理由通知(同年同月24日発送)
平成27年 3月18日:意見書
平成27年 3月18日:手続補正書
平成27年 8月27日:拒絶査定(同年9月1日送達)
平成27年12月22日:審判請求
平成27年12月22日:手続補正書(以下,この手続補正書による手続補正を「本件補正」という。)

第2 補正の却下の決定
[結論]
平成27年12月22日提出の手続補正書による手続補正を却下する。

[理由]
1 補正の内容
(1) 本件補正前の特許請求の範囲の記載
本件補正前の特許請求の範囲の請求項1の記載は,以下のとおりである(以下,この請求項1の記載に係る発明を,「本願発明」という。)。
「光学撮像レンズであって,
各々が物体側に向いた物体側の面と像側に向いた像側の面とを有する第1のレンズ素子,第2のレンズ素子,第3のレンズ素子,第4のレンズ素子,および第5のレンズ素子のみを,屈折力を有するレンズ素子として第1乃至第5の順に物体側から像側へ亘って備え,
前記第1のレンズ素子は,正の屈折力を有するとともに,光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有し,
前記第2のレンズ素子は,負の屈折力を有するとともに,前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面と,前記光軸近傍に凹部をなす前記像側の面とを有し,
前記第3のレンズ素子は,当該第3のレンズ素子の周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記第4のレンズ素子は,前記光軸近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記第5のレンズ素子は,前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有するとともに,前記光軸近傍に凹部をなし且つ当該第5のレンズ素子の周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記光軸に沿った前記5つのレンズ素子すべての厚さの和を示すALTと,前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子の中心厚を示すT_(1)とは,不等式
ALT/T_(1) ≦4
を満たし,且つ,前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子から前記第5のレンズ素子までのすべての空隙の和を示すG_(aa)は,不等式
G_(aa) ≦0.91mm
を満たすことを特徴とする光学撮像レンズ。」

(2) 本件補正後の特許請求の範囲の記載
本件補正後の特許請求の範囲の請求項1の記載は,以下のとおりである(以下,この記載に係る発明を,「本件補正後発明」という。)。なお,下線は当合議体が付したものである(以下同じ。)。
「光学撮像レンズであって,
各々が物体側に向いた物体側の面と像側に向いた像側の面とを有する第1のレンズ素子,第2のレンズ素子,第3のレンズ素子,第4のレンズ素子,および第5のレンズ素子のみを,屈折力を有するレンズ素子として第1乃至第5の順に物体側から像側へ亘って備え,
前記第1のレンズ素子は,正の屈折力を有するとともに,光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有し,
前記第2のレンズ素子は,負の屈折力を有するとともに,前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面と,前記光軸近傍に凹部をなす前記像側の面とを有し,
前記第3のレンズ素子は,当該第3のレンズ素子の周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記第4のレンズ素子は,前記光軸近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記第5のレンズ素子は,前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有するとともに,前記光軸近傍に凹部をなし且つ当該第5のレンズ素子の周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記光軸に沿った前記5つのレンズ素子すべての厚さの和を示すALTと,前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子の中心厚を示すT_(1)とは,不等式
ALT/T_(1) ≦4
を満たし,且つ,前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子から前記第5のレンズ素子までのすべての空隙の和を示すG_(aa)は,不等式
G_(aa )≦0.91mm
を満たし,且つ,G_(aa) とT_(1)とは,不等式
1.3≦G_(aa) /T_(1) ≦2.0
を満たすことを特徴とする光学撮像レンズ。」

2 補正の適否
本件補正について,請求人は審判請求書において「請求項1は,平成27年3月18日付け手続補正書で適法に補正された従前の請求項1を,同手続補正書で適法に補正された従前の明細書の段落0043に式(5”)として記載された数値限定『1.3≦G_(aa)/T_(1)≦2.0』によって限定的に減縮したものです。」と主張する。
本件補正は,本件補正後の請求項1に係る発明を特定するために必要な事項である「光学撮像レンズ」の「光軸に沿った前記第1のレンズ素子の中心厚を示すT_(1)」と「光軸に沿った前記第1のレンズ素子から前記第5のレンズ素子までのすべての空隙の和を示すG_(aa)」について,その比が「1.3≦G_(aa)/T_(1)≦2.0」という範囲にあるとの限定を付加するものである。
そして,本件補正は,補正前の請求項1に記載された発明と補正後の請求項1に記載された発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であるから,特許法17条の2第5項2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
また,特許法17条の2第3項,第4項の規定に違反するところはない。
そこで,本件補正後発明が,特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるかについて,以下,検討する。

(1)本件補正後発明
本件補正後発明は,上記1(2)に記載したとおりのものである。

(2)引用例の記載及び引用発明
ア 引用例1の記載
本願の優先権主張の日(以下「優先日」という。)前に頒布された刊行物であり,原査定の拒絶の理由に引用された,特開2011-85733号公報(以下「引用例1」という。)には,以下の事項が記載されている。

(ア) 「【技術分野】
【0001】
本発明は,撮像レンズ系に関する。
【背景技術】
【0002】
CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサの高画素化の進展に伴い,イメージセンサ上に配置される撮像レンズ系には高い解像力が求められている。また,本体機器(デジタルスチルカメラ,携帯電話等)の小型化・薄型化の進展に伴い,本体機器に搭載される撮像レンズ系の小型化・薄型化も強く求められている。
【0003】
高屈折率の硝材を用いてレンズを非球面化すること,レンズ枚数を増加すること等により,高い解像度を実現することが可能になる。しかしながら,単純にレンズ枚数を増加させる場合には,撮像レンズ系が大型化し,その小型化の要請に反することになる。
【0004】
特許文献1には,第1?第3群から構成された小型レンズが開示されている。この小型レンズでは,第1群に含まれる第1レンズと第2群の物体側凹面間に絞りが配置されており,第2群及び第3群に含まれるレンズの少なくとも一面が非球面とされ,かつ所望の条件式が満足される。これによって,小型/高解像で,加工性,組立性の良い小型レンズを提供することが可能になる。なお,特許文献1は,4枚玉レンズを用いた場合には,フレアカット,絞りを具現化する部材を追加する必要が生じる点を問題点として挙げている。」

(イ) 「【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
高解像力の撮像レンズ系を実現するためには,撮像レンズ系を構成するレンズ枚数を単純に増加させることが最も簡便である。レンズ枚数の増加に伴い,撮像レンズ系のコストは上昇してしまうが,撮像レンズ系の製造が複雑化してしまうことを抑制することができる。しかしながら,レンズ枚数を単純に増加させると,撮像レンズ系が大型化してしまうため,高解像力を具備するとしても小型化の要請を満足することはなく,結局,解像力/小型化をある程度犠牲とせざるを得なくなる。
【0007】
このように,撮像レンズ系の大型化を抑制する態様にて撮像レンズ系に対して高解像力を具備させることが強く要求されている。」

(ウ) 「【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る撮像レンズ系は,少なくとも,物体側に凸状の第1レンズを含む第1レンズ群,結像側に凹状の第2レンズを含む第2レンズ群,物体側に凹面が配されたメニスカス形状の第3レンズを含む第3レンズ群,物体側に凹面が配されたメニスカス形状の第4レンズを含む第4レンズ群,及び物体側に変曲点を有する非球面が配されたメニスカス形状の第5レンズを含む第5レンズ群が物体側からこの順に配置された撮像レンズ系であって,前記第5レンズは,光軸を含む平面において当該第5レンズを断面視したとき,当該第5レンズの中心から当該第5レンズの外周方向へ離間する方向において当該第5レンズの輪郭線の延在方向が最初に変化する第1及び第2変曲点夫々を物体側の物体側面及び結像側の結像側面夫々に有する非球面レンズであり,当該撮像レンズ系の焦点距離をf,前記光軸からの前記第1変曲点の高さをi1,前記光軸からの前記第2変曲点の高さをi2としたとき,i1/f<0.20を満足し,かつi2/f<0.26を満足する。
【0009】
前記物体側面を構成する前記輪郭線は,前記第1変曲点から前記第5レンズの外周方向へ延在するに応じて物体側へ近づき,かつ前記結像側面を構成する前記輪郭線は,前記第2変曲点から前記第5レンズの外周方向へ延在するに応じて物体側へ近づく,と良い。
【0010】
結像側へのサグ量を正の値とし物体側へのサグ量を負の値とする条件を前提とし,前記物体側面上の光軸位置から前記第1変曲点までのサグ量をSL1とし,前記第1変曲点から前記物体側面の有効径位置までのサグ量をSH1とし,前記結像側面上の光軸位置から前記第2変曲点までのサグ量をSL2とし,前記第2変曲点から前記結像側面の有効径位置までのサグ量をSH2としたとき,SL1及びSL2は正の値であり,SH1及びSH2は負の値である,と良い。
【0011】
|SH1/SL1|>2を満足し,かつ|SH2/SL2|>2.5を満足する,と良い。
【0012】
前記第2変曲点は,前記第1変曲点よりも前記第5レンズの外周側に位置する,と良い。」

(エ) 「【発明の効果】
【0018】
本発明によれば,撮像レンズ系の大型化を抑制する態様にて撮像レンズ系に対して高解像力を具備させることができる。」

(オ) 「【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラモジュールの概略的な構成模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る撮像レンズ系に含まれるレンズの概略的な構成模式図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るカメラモジュールの概略的な構成模式図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る撮像レンズ系の諸条件を示す表である。
【図5】本発明の第1実施例に係る非球面レンズの非球面係数を示す表である。」

(カ) 「【0021】
[第1実施形態]
図1及び図2を参照して,本発明の第1実施形態について説明する。
【0022】
図1に示すように,カメラモジュール(画像取得装置)100は,絞り部材50,レンズ1,レンズ2,レンズ3,レンズ4,レンズ5,透明基板10,及びイメージセンサ(撮像素子)20を有する。
【0023】
絞り部材50,レンズ1,レンズ2,レンズ3,レンズ4,レンズ5,透明基板10,及びイメージセンサ20は,光軸AXに沿って,この順で配置されている。レンズ1?レンズ5は,レンズホルダ(不図示)に対して固定されており,互いに隣り合うレンズ間には空間(空気層)が設けられている。つまり,レンズ1?レンズ5は,互いに離間して配置され,一方が他方のレンズに対して接合等により固着(一体化)されていない。
【0024】
物体側から到来する光束は,絞り部材50の開口OP50,レンズ1?5,及び透明基板10を介して,イメージセンサ20の撮像面25に到達する。イメージセンサ20の撮像面25には,zy平面にてマトリクス状に複数の画素が配置されている。各画素は,入力光を光電変換し,入力光の強度に応じて電荷量の電荷を蓄積/生成する。各画素で蓄積/生成された電荷を各画素からリードし,リードしたアナログ値をデジタル値に変換することによって,イメージセンサ20の撮像面25上に結像された光像は画像データに変換される。」

(キ) 「【図1】



(ク) 「【0026】
レンズ1は,第1レンズ群を構成する非球面レンズである。レンズ1は,物体側に凸状のレンズ面を有する。レンズ1は,正のパワーを有する。レンズ1は,例えば,ガラス,プラスチック等の材料の成型により製造される。
【0027】
レンズ2は,第2レンズ群を構成する非球面レンズである。レンズ2は,結像側に凹状のレンズ面を有する。レンズ2は,負のパワーを有する。レンズ2は,例えば,ガラス,プラスチック等の材料の成型により製造される。
【0028】
レンズ3は,第3レンズ群を構成する非球面レンズである。レンズ3は,物体側に凹状のレンズ面を有し,結像側に凸状のレンズ面を有する。つまり,レンズ3は,物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズである。レンズ3は,正のパワーを有する。レンズ3は,例えば,ガラス,プラスチック等の材料の成型により製造される。
【0029】
レンズ4は,第4レンズ群を構成する非球面レンズである。レンズ4は,物体側に凹状のレンズ面を有し,結像側に凸状のレンズ面を有する。つまり,レンズ4は,物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズである。レンズ4は,負のパワーを有する。レンズ4は,例えば,ガラス,プラスチック等の材料の成型により製造される。
【0030】
レンズ5は,第5レンズ群を構成する非球面レンズである。レンズ5は,物体側に凸状のレンズ面5aを有し,結像側に凹状のレンズ面5bを有する。つまり,レンズ5は,物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズである。換言すれば,レンズ5は,物体側に変曲点を有する非球面が配されたメニスカス形状のレンズである。なお,レンズ面5aは,光軸AXに対応する位置において凸状であるが,全体としては凹状のレンズ面を有する。また,レンズ面5bは,全体としては凸状のレンズ面であるが,光軸AXに対応する位置に凹状のレンズ面を有する。レンズ5は,正又は負のパワーを有する。レンズ5は,例えば,ガラス,プラスチック等の材料の成型により製造される。なお,一般的には,上型と下型とを積層し,上型と下型間に形成される空間内に樹脂又はガラスを充填し,これらを冷却することによって,個々のレンズは一括して製造される。」

(ケ) 「【0031】
図1に模式的に示すように,光軸AXを含む平面(光軸AXに対して平行,かつ光軸AXを含む平面)においてレンズ5を断面視すると,レンズ5は,変曲点5p,変曲点5qを有し,かつ中心点5r,中心点5sを有する。変曲点5pは,光軸AXに平行な軸線とレンズ面5aとの交点に対応する。変曲点5qは,光軸AXに平行な軸線x4とレンズ面5bとの交点に対応する。中心点5rは,光軸AXとレンズ面5aとの交点に対応する。中心点5sは,光軸AXとレンズ面5bとの交点に対応する。
【0032】
変曲点は,光軸AXからレンズの外周方向へ延在するレンズの輪郭線が方向変換する位置にある。換言すると,変曲点は,レンズの輪郭線の曲がる方向が変化する位置にある。輪郭線は,光軸AXを含む平面において,レンズを断面視したときに現われる。
【0033】
輪郭線は,次のように延在する。レンズ5のレンズ面5aを構成する輪郭線は,中心点5rを始点として上側(外周側)へ延在する。まず,輪郭線は,中心点5rから変曲点5pへ結像側に近づきながら延在する。次に,輪郭線は,変曲点5pから上側へ物体側に近づきながら延在する。下側(外周側)についても同様の説明があてはまる。
【0034】
レンズ5のレンズ面5bを構成する輪郭線は,中心点5sを始点として上側(外周側)へ延在する。まず,輪郭線は,中心点5sから変曲点5qへ結像側へ近づきながら延在する。次に,輪郭線は,変曲点5qから上側へ物体側へ近づきながら延在する。下側(外周側)についても同様の説明があてはまる。
【0035】
変曲点5pは,変曲点5qよりも光軸AX側に位置する。変曲点5qは,変曲点5pよりもレンズ5の外周側に位置する。換言すると,光軸AXからの変曲点5pの高さi1は,光軸AXからの変曲点5qの高さi2よりも小さい。このように変曲点の位置を設定することによって,所望のレンズ特性を維持しつつ,レンズ5の大きさを効果的に小さくすることが可能になる。
【0036】
なお,変曲点5pの高さi1は,光軸AXと軸線x2間の距離(軸線x1の長さ)に対応する。同様に,変曲点5qの高さi2は,光軸AXと軸線x4間の距離(軸線x3の長さ)に対応する。軸線x1は,光軸AXの垂線であり,軸線x2との交点まで延在する。軸線x3は,光軸AXの垂線であり,軸線x4との交点まで延在する。
【0037】
図1を正面視して光軸AXの下半分の部分にある変曲点については,変曲点5p,5qと同様の説明があてはまるため,重複する説明は省略する。」

(コ) 「【0042】
図2を参照して,更に説明をする。
【0043】
図2に示すように,結像側のサグ量を正(+)の値とし,物体側のサグ量を負(-)の値としたとき,次のように説明できる。中心点5rから変曲点5pのサグ量SL1は,正の値となる。変曲点5pから有効径位置5tまでのサグ量SH1は,負の値となる。中心点5sから変曲点5qのサグ量SL2は,正の値となる。変曲点5qから有効径位置5uまでのサグ量SH2は,負の値となる。
【0044】
このとき,次の条件式(3)(4)を満足すると良い。
|SH1/SL1|>2 (3)
|SH2/SL2|>2.5 (4)
【0045】
条件式(3),(4)を満足することによって,レンズ5のレンズ系を効果的に小さくすることが可能になる。これによって,撮像レンズ系の小型化を十分に図ることが可能になる。なお,有効径位置は,有効径上の点に相当する。
【0046】
サグ量SL1は,軸線x5と軸線x6間の間隔に相当する。サグ量SL2は,軸線x8と軸線x9間の間隔に相当する。サグ量SH1は,軸線x6と軸線x7間の間隔に相当する。サグ量SH2は,軸線x9と軸線x10間の間隔に相当する。
【0047】
軸線x5は,中心点5r上に存在し,光軸AXに対して垂直に交差する。軸線x6は,変曲点5p上に存在し,光軸AXに対して垂直に交差する。軸線x7は,有効径位置5t上に存在し,光軸AXに対して垂直に交差する。軸線x8は,中心点5s上に存在し,光軸AXに対して垂直に交差する。軸線x9は,変曲点5q上に存在し,光軸AXに対して垂直に交差する。軸線x10は,有効径位置5u上に存在し,光軸AXに対して垂直に交差する。」

(サ) 「【図2】



(シ) 「【0055】
[第1実施例]
図3乃至図8を参照して第1実施例について説明する。図3に示すように,第1実施例に係るカメラモジュール100は,第1実施形態と同様の構成を有する。第1実施例に係るカメラモジュール100は,条件式(1)?(9)をすべて満足する。
【0056】
本実施例に係る撮像レンズ系は,図4に示す条件で構成される。なお,面番号が,物体側から順にi=1,i=2,・・・と設定されている。i=1の面は,レンズ1の物体側レンズ面である。i=2の面は,レンズ1の結像側レンズ面である。i=3の面は,レンズ2の物体側レンズ面である。i=4の面は,レンズ2の結像側レンズ面である。他の面番号についても同様である。ただし,i=11の面は,透明基板10の前面(入力面)である。i=12の面は,透明基板10の後面(出力面)である。
【0057】
面間隔は,直後の面までの距離である。例えば,i=2の面間隔Diは,i=2のレンズ面からi=3のレンズ面までの距離である。ただし,i=12の面間隔Diは,レンズ面i=12から撮像面までの距離を示す。
【0058】
レンズ1?5は,非球面レンズであり,図5に示すような非球面係数により表現される。なお,非球面形状は,次式(10)により表現される。

ただし,サグ量:Z,光軸からの高さ:h,曲率:c,円錐係数:k,非球面係数:α_(2i)とする。」

(ス) 「【図3】



(セ) 「【図4】



(ソ) 「【図5】



(タ) 「【0078】
なお,本発明は上記実施の形態に限られたものではなく,趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。撮像レンズ系の具体的な構成は任意である。レンズの材質は任意である。レンズ群を構成するレンズ枚数は任意である。」

イ 引用発明
上記アより,引用例1には,第1実施形態と同様の構成を有する第1実施例(段落【0055】)として,「撮像レンズ系」に関する次の発明(以下「引用発明」という。)が記載されている。

「絞り部材50,レンズ1,レンズ2,レンズ3,レンズ4,レンズ5,透明基板10,及びイメージセンサ(撮像素子)20を有するカメラモジュールの撮像レンズ系であって,絞り部材50,レンズ1,レンズ2,レンズ3,レンズ4,レンズ5,透明基板10,及びイメージセンサ20は,光軸AXに沿って,この順で配置され,
レンズ1は,非球面レンズであり,物体側に凸状のレンズ面を有し,正のパワーを有し,
レンズ2は,非球面レンズであり,結像側に凹状のレンズ面を有し,負のパワーを有し,
レンズ3は,非球面レンズであり,物体側に凹状のレンズ面を有し,結像側に凸状のレンズ面を有し,物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズであり,正のパワーを有し,
レンズ4は,非球面レンズであり,物体側に凹状のレンズ面を有し,結像側に凸状のレンズ面を有し,物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズであり,負のパワーを有し,
レンズ5は,非球面レンズであり,物体側に凸状のレンズ面5aを有し,結像側に凹状のレンズ面5bを有し,物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズであり,レンズ面5aは,光軸AXに対応する位置において凸状であるが,全体としては凹状のレンズ面を有し,レンズ面5bは,全体としては凸状のレンズ面であるが,光軸AXに対応する位置に凹状のレンズ面を有し,
撮像レンズ系は,以下に示す条件で構成され,

面番号が,物体側から順にi=1,i=2,・・・と設定され,i=1の面はレンズ1の物体側レンズ面であり,i=2の面はレンズ1の結像側レンズ面であり,i=3の面はレンズ2の物体側レンズ面であり,面間隔は,直後の面までの距離であり,
レンズ1?5は,非球面レンズであり,以下に示す非球面係数により表現される

撮像レンズ系。」

(3) 対比
ア 第1?5のレンズ素子及び光学撮像レンズ
引用発明は,「レンズ1,レンズ2,レンズ3,レンズ4,レンズ5,透明基板10,及びイメージセンサ20は,光軸AXに沿って,この順で配置され」るカメラモジュールの「撮像レンズ系」である。引用発明の「レンズ1」,「レンズ2」,「レンズ3」,「レンズ4」,「レンズ5」及び「撮像レンズ系」は,それぞれ,本件補正後発明の「第1のレンズ素子」,「第2のレンズ素子」,「第3のレンズ素子」,「第4のレンズ素子」,「第5のレンズ素子」及び「光学撮像レンズ」に相当する。
そして,引用発明のレンズ1ないし5は,それぞれ物体側レンズ面(面番号1,3,5,7,9)と結像側レンズ面(面番号2,4,6,8,10)を有している。
したがって,引用発明は,本件補正後発明の「各々が物体側に向いた物体側の面と像側に向いた像側の面とを有する第1のレンズ素子,第2のレンズ素子,第3のレンズ素子,第4のレンズ素子,および第5のレンズ素子のみを,屈折力を有するレンズ素子として第1乃至第5の順に物体側から像側へ亘って備え」るとの要件を満たす。

イ 第1のレンズ素子
引用発明の「レンズ1」は,「物体側に凸状のレンズ面を有し,正のパワーを有」するから,物体側の面において,光軸近傍において凸面を有するといえる。
したがって,引用発明の「レンズ1」は,本件補正後発明の「第1のレンズ素子」の「正の屈折力を有するとともに,光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有」するとの要件を満たす。

ウ 第2のレンズ素子
引用発明の「レンズ2」は,「結像側に凹状のレンズ面を有し,負のパワーを有」する。したがって,引用発明の「レンズ2」は,「光軸近傍に凹部をなす前記像側の面とを有」する。そして,引用発明において「i=3の面はレンズ2の物体側レンズ面であり」,面番号3の曲率半径は「9.041」である。したがって,「レンズ2」は,物体側の面において正の曲率半径を有するのであるから,「前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面」を有するといえる。(図3からも見て取れる事項である。)
よって,引用発明の「レンズ2」は,本件補正後発明の「第2のレンズ素子」の「負の屈折力を有するとともに,前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面と,前記光軸近傍に凹部をなす前記像側の面とを有」するとの要件を満たす。

エ 第3のレンズ素子
引用発明の「レンズ3」は,「物体側に凹状のレンズ面を有し,結像側に凸状のレンズ面を有し,物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズ」である。
したがって,引用発明の「レンズ3」は,本件補正後発明の「第3のレンズ素子」の「当該第3のレンズ素子の周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有」するとの要件を満たす。

オ 第4のレンズ素子
引用発明の「レンズ4」は,「物体側に凹状のレンズ面を有し,結像側に凸状のレンズ面を有し,物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズ」である。したがって,引用発明の「レンズ4」は,本件補正後発明の「第4のレンズ素子」の「前記光軸近傍に凸部をなす前記像側の面を有」するとの要件を満たす。

カ 第5のレンズ素子
引用発明の「レンズ5」は,「物体側に凸状のレンズ面5aを有し,結像側に凹状のレンズ面5bを有し,物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズであり,レンズ面5aは,光軸AXに対応する位置において凸状であるが,全体としては凹状のレンズ面を有し,レンズ面5bは,全体としては凸状のレンズ面であるが,光軸AXに対応する位置に凹状のレンズ面を有し」ている。
引用発明の「レンズ5」は,物体側の「レンズ面5aは,光軸AXに対応する位置において凸状」であり,結像側の「レンズ面5bは,・・・光軸AXに対応する位置に凹状」である。したがって,引用発明の「レンズ5」は,本件補正後発明の「第5のレンズ素子」の「前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有するとともに,前記光軸近傍に凹部をな」す「前記像側の面を有」するとの要件を満たす。
そして,引用発明の「レンズ5」の結像側の「レンズ面5b」は,「光軸AXに対応する位置」を除いて,「全体としては凸状のレンズ面」であるから,レンズの端部の近くにおいても「結像側に凸状」となっている。(図3からも見て取れる事項である。)したがって,引用発明の「レンズ5」は,本件補正後発明の「第5のレンズ素子」の「周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有」するとの要件を満たす。

キ 不等式 ALT/T_(1) ≦4
引用発明の「撮像レンズ系」において,「面間隔は,直後の面までの距離であ」り,引用例1には,例として「i=2の面間隔Diは,i=2のレンズ面からi=3のレンズ面までの距離である」と記載されている(段落【0057】)から,レンズ1の厚さは面間隔D1(0.764)であり,以下同様に,レンズ2の厚さはD3(0.300),レンズ3の厚さはD5(0.336),レンズ4の厚さはD7(0.348),レンズ5の厚さはD9(1.116)である。引用例1には明記がないが,レンズデータにおける「面間隔」について,光軸における距離であること,単位が「mm」であることは技術上明らかである。
そうすると,引用発明において,「前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子の中心厚を示すT_(1)」は,0.764mmとなる。そして,引用発明において,本件補正後発明の「前記光軸に沿った前記5つのレンズ素子すべての厚さの和を示すALT」に相当する値は,2.864mmである。
したがって,引用発明において,本件補正後発明の「ALT/T_(1)」に相当する値は,約3.75となり,引用発明の「撮像レンズ系」は,本件補正後発明の「ALT/T_(1) ≦4」との要件を満たす。

ク 不等式 1.3≦G_(aa) /T_(1) ≦2.0
引用発明の「撮像レンズ系」において,上記キと同様に,レンズ1とレンズ2との間の間隔はD2(0.05mm),レンズ2とレンズ3との間隔はD4(0.469mm),レンズ3とレンズ4との間隔はD6(0.478mm),レンズ4とレンズ5との間隔はD8(0.318mm)である。
そうすると,引用発明において,本件補正後発明の「前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子から前記第5のレンズ素子までのすべての空隙の和を示すG_(aa)」に相当する値は,1.315mmとなる。
したがって,引用発明において本件補正後発明の「G_(aa) /T_(1)」に相当する値は,約1.72となり,引用発明の「撮像レンズ系」は,本件補正後発明の「1.3≦G_(aa) /T_(1) ≦2.0」との要件を満たす。

(4) 一致点
上記(3)からみて,本件補正後発明と引用発明は,以下の構成において一致する。
「光学撮像レンズであって,
各々が物体側に向いた物体側の面と像側に向いた像側の面とを有する第1のレンズ素子,第2のレンズ素子,第3のレンズ素子,第4のレンズ素子,および第5のレンズ素子のみを,屈折力を有するレンズ素子として第1乃至第5の順に物体側から像側へ亘って備え,
前記第1のレンズ素子は,正の屈折力を有するとともに,光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有し,
前記第2のレンズ素子は,負の屈折力を有するとともに,前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面と,前記光軸近傍に凹部をなす前記像側の面とを有し,
前記第3のレンズ素子は,当該第3のレンズ素子の周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記第4のレンズ素子は,前記光軸近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記第5のレンズ素子は,前記光軸近傍に凸部をなす前記物体側の面を有するとともに,前記光軸近傍に凹部をなし且つ当該第5のレンズ素子の周縁部近傍に凸部をなす前記像側の面を有し,
前記光軸に沿った前記5つのレンズ素子すべての厚さの和を示すALTと,前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子の中心厚を示すT_(1)とは,不等式
ALT/T_(1) ≦4
を満たし,且つ,前記光軸に沿った前記第1のレンズ素子から前記第5のレンズ素子までのすべての空隙の和を示すG_(aa) とT_(1)とは,不等式
1.3≦G_(aa) /T_(1) ≦2.0
を満たす光学撮像レンズ。」

(5) 相違点
本件補正後発明と引用発明は,以下の点で相違する。
本件補正後発明の「光学撮像レンズ」は,「光軸に沿った前記第1のレンズ素子から前記第5のレンズ素子までのすべての空隙の和を示すG_(aa) 」に関して,不等式「G_(aa) ≦0.91mm」を満たすのに対して,引用発明の「撮像光学系」の「G_(aa)」は,1.315mmであり(上記(3)ク参照。),上記の不等式の範囲を満たさない点。

(6) 判断
上記相違点について,検討する。
レンズの設計に関する技術分野において,既知の光学系を比例(相似)拡大又は縮小(あるいは,スケーリングともいう。)することにより,最適なレンズを求めること(以下,「周知技術」という。),及びその結果として同等の光学系が得られることが広く知られている(例えば,特開平11-194269号公報の段落【0035】,特開2012-8264号公報の段落【0077】,特開2011-257640号公報の段落【0113】を参照)。
また,本願の優先日前に,5枚のレンズ素子から構成される光学撮像レンズであって,光軸に沿った5つのレンズ素子すべての厚さの和と,光軸に沿った各レンズ素子間のすべての空隙の和とを合計した長さ(以下「合計長さ」という。)を2.0mm程度としたものが知られており(例えば,中国実用新案第202393963号明細書,台湾特許出願公開第201237455号公報,台湾特許出願公開第201239444号公報の各実施例を参照。),優先日前に,5枚のレンズ素子から構成される光学撮像レンズにおいて,合計長さを2.0mm程度の厚さとすることが求められ,かつ,その程度の厚さのレンズが具体的に設計されていたことが明らかである。
そして,引用発明のような携帯電話等に用いられる撮像レンズ系において,更なる小型化は,一般的な課題及び要請である。
したがって,引用発明において,レンズの合計長さを2.0mm程度になるよう,上記周知技術のスケーリング(相似縮小)を適用することは,当業者が容易に想到し得た事項である。その結果として得られるレンズの凹凸形状や「ALT/T_(1)」及び「G_(aa) /T_(1) 」のパラメータについては,相似縮小によっては変化しない。そして,引用発明において合計長さを2.0mm程度に相似縮小した場合,「第1のレンズ素子から前記第5のレンズ素子までのすべての空隙の和」「G_(aa)」は,本件補正後発明の不等式(G_(aa) ≦0.91mm)の範囲を満たすこととなる。

(7) 効果について
発明の目的に関して,本願の明細書には,「いかにして光学撮像レンズの長さを効果的に短縮するかは,ますます小型化する携帯機器の傾向に追従する産業界において最も重要なテーマの1つである。よって,良好な光学特性も有しつつ,長さが短縮された光学撮像レンズを開発することが必要とされている。」(段落【0009】),「本発明の目的は,携帯機器ならびにその光学撮像レンズを提供することである。レンズ素子の凸状もしくは凹状の表面形状を制御することによって,光学撮像レンズの長さが短縮されると同時に,高解像度などの良好な光学特性が維持される。」(段落【0010】)などと記載されている。
しかしながら,スケーリングにより相似縮小すれば,そのレンズ系の光学特性を保ったまま光学系の全長を短くすることができることは,当業者が当然考慮する事項である。
そうしてみると,本件補正後発明が奏する上記の効果は,引用発明において周知技術を採用した当業者が期待する効果の範囲内のものである。

(8) 小括
本件補正後発明は,引用発明及び周知技術に基づいて,当業者が容易に発明できたものであるから,特許法29条2項の規定により,特許出願の際に独立して特許を受けることができない。

3 補正却下のまとめ
本件補正は,特許法17条の2第6項において準用する同法126条7項の規定に違反するので,同法159条1項の規定において読み替えて準用する同法53条1項の規定により却下すべきものである。
よって,上記補正の却下の決定の結論のとおり決定する。

第3 本願発明について
1 本願発明
本件補正は上記のとおり却下されたので,本件出願の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(本願発明)は,上記「第2」1(1)に記載のとおりのものである。

2 原査定の拒絶の理由
原査定の拒絶の理由は,概略,本願発明は,本願の優先日前に日本国又は外国において頒布された引用例1に記載された発明に基づいてその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから,特許法29条2項の規定により特許を受けることができない,というものである。

3 引用例に記載の事項及び引用発明について
引用例1の記載及び引用発明については,上記「第2」2(2)に記載したとおりである。

4 対比及び判断
本願発明は,上記「第2」2で検討した本件補正後発明から,「G_(aa) とT_(1)とは,不等式1.3≦G_(aa )/T_(1) ≦2.0を満たす」に係る限定事項を除いたものである。
そうすると,本願発明の発明特定事項を全て含み,さらに他の事項を付加したものに相当する本件補正後発明が,上記「第2」2に記載したとおり,引用発明及び周知技術に基づいて,本願の出願日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものである。
したがって,本願発明も,同様の理由により,本願の出願日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものである。

第4 まとめ
以上のとおり,本願発明は,その優先日前に日本国又は外国において頒布された引用例1に記載された発明及び周知技術に基づいて本願の出願日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから,特許法29条2項の規定により特許を受けることができないものである。
したがって,他の請求項に係る発明について審究するまでもなく,本願は拒絶すべきものである。
よって,結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2016-10-21 
結審通知日 2016-10-25 
審決日 2016-11-07 
出願番号 特願2013-210248(P2013-210248)
審決分類 P 1 8・ 575- Z (G02B)
P 1 8・ 121- Z (G02B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 殿岡 雅仁  
特許庁審判長 西村 仁志
特許庁審判官 清水 康司
多田 達也
発明の名称 携帯機器ならびにその光学撮像レンズ  
代理人 山口 朔生  
  • この表をプリントする

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ