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審決分類 審判 訂正 4項(134条6項)独立特許用件 訂正する G07G
審判 訂正 (特120条の4,3項)(平成8年1月1日以降) 訂正する G07G
審判 訂正 特許請求の範囲の実質的変更 訂正する G07G
審判 訂正 3項(134条5項)特許請求の範囲の実質的拡張 訂正する G07G
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する G07G
管理番号 1335335
審判番号 訂正2017-390103  
総通号数 218 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-02-23 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2017-10-04 
確定日 2017-11-16 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第5880623号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第5880623号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された特許請求の範囲のとおり訂正することを認める。 
理由 第1 手続の経緯
本件審判の請求に係る特許第5880623号(以下、「本件特許」という。)は、平成22年5月27日に出願した特願2010-121603号の一部を、平成26年5月30日に新たな特許出願としたものであって、請求項1から4に係る発明について、平成28年2月12日に特許権の設定登録がされたものである。
そして、本件審判は、本件特許に対し、平成29年10月4日に請求されたものである。


第2 審判請求の趣旨
本件審判の請求の趣旨は、特許第5880623号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された特許請求の範囲のとおり訂正することを認める、との審決を求めるものである。


第3 訂正事項
本件審判で請求された訂正の内容は、以下のとおりである。

1.訂正事項1
特許請求の範囲の請求項1に
「買上商品の商品登録処理を行う商品登録装置と前記商品登録装置によ
り登録された前記買上商品についての精算処理を行う精算装置とを備え
るチェックアウトシステムにおいて、」
とあるのを、
「買上商品の商品登録処理を行う商品登録装置と前記商品登録装置によ
り登録された前記買上商品についての精算処理を顧客自らが操作して行
う精算装置とを備えるチェックアウトシステムにおいて、」
と訂正する。

2.訂正事項2
特許請求の範囲の請求項1に
「を備えることを特徴とするチェックアウトシステム。」
とあるのを、
「を備え、前記精算装置の台数が、前記商品登録装置の台数よりも多い
ことを特徴とするチェックアウトシステム。」
と訂正する。

3.訂正事項3
特許請求の範囲の請求項2に
「買上商品の商品登録処理を行う商品登録装置と前記商品登録装置によ
り登録された前記買上商品についての精算処理を行う精算装置と、前記
商品登録装置と前記精算装置とに通信可能に接続されるコンピュータ装
置とを備えるチェックアウトシステムにおいて、」
とあるのを、
「買上商品の商品登録処理を行う商品登録装置と前記商品登録装置によ
り登録された前記買上商品についての精算処理を顧客自らが操作して行
う精算装置と、前記商品登録装置と前記精算装置とに通信可能に接続さ
れるコンピュータ装置とを備えるチェックアウトシステムにおいて、」
と訂正する。

4.訂正事項4
特許請求の範囲の請求項2に
「を備えることを特徴とするチェックアウトシステム。」
とあるのを、
「を備え、前記精算装置の台数が、前記商品登録装置の台数よりも多い
ことを特徴とするチェックアウトシステム。」
と訂正する。


第4 当審の判断
1.訂正の目的について
(1)訂正事項1について
訂正事項1により訂正された請求項1の「精算処理を行う顧客自らが操作して行う精算装置」なる事項は、「精算処理を行う精算装置」を顧客自らが操作することについて特定しているものと認められる。
よって、訂正事項1は、請求項1に記載された「精算処理を行う精算装置」を、「顧客自らが操作」するものに限定するものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。

(2)訂正事項2について
訂正事項2は、請求項1に記載された「チェックアウトシステム」における「商品登録装置」と「精算装置」の台数について、「精算装置の台数が商品登録装置の台数よりも多い」ものに限定するものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。

(3)訂正事項3について
訂正事項3により訂正された請求項2の「精算処理を行う顧客自らが操作して行う精算装置」なる事項は、「精算処理を行う精算装置」を顧客自らが操作することについて特定しているものと認められる。
よって、訂正事項3は、請求項2に記載された「精算処理を行う精算装置」を、「顧客自らが操作」するものに限定するものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。

(4)訂正事項4について
訂正事項4は、請求項2に記載された「チェックアウトシステム」における「商品登録装置」と「精算装置」の台数について、「精算装置の台数が商品登録装置の台数よりも多い」ものに限定するものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。

(5)まとめ
以上のとおりであるから、訂正事項1から4は、いずれも、特許請求の範囲の減縮を目的とするものであり、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とするものである。


2.新規事項の追加について
(1)訂正事項1,3について
特許第5880623号の願書に添付した明細書(以下、「特許明細書」という)の段落【0018】の「精算装置20は、・・・買い物客Cの操作によって・・・二次元記録情報を抽出する」という記載、および、段落【0068】の「買い物客Cは、・・・会計用レシートを用いて精算装置20により精算を行う」という記載からみて、特許明細書には、「精算処理を顧客自らが操作して行う精算装置」という、訂正事項1,3に係る事項が記載されていることは明らかである。

(2)訂正事項2,4について
特許明細書の段落【0013】の「チェックアウトシステム100は、5台の商品登録装置10と、6台の精算装置(自動精算装置)20とを含んで構成される。」という記載、および、段落【0022】の「チェックアウトシステム100に含まれる商品登録装置10の台数および精算装置20の台数は、5台および6台に限らず、例えば店舗の規模やコストに応じて決められる。」という記載からみて、特許明細書には「精算装置の台数が商品登録装置の台数よりも多い」という、訂正事項2,4に係る事項が記載されていることは明らかである。

(3)まとめ
以上のとおりであるから、訂正事項1から4は、いずれも、特許明細書等に記載した事項の範囲内の訂正であり、特許法第126条第5項の規定に適合するものである。


3.特許請求の範囲の拡張又は変更について
上記1.で示したとおり、訂正事項1から4は、いずれも、特許請求の範囲の減縮に該当するものであるから、実質上特許請求の範囲を拡張又は変更するものには該当しない。

したがって、訂正事項1から4は、特許法第126条第6項の規定に適合するものである。


4.独立特許要件について
上記1.および3.で示したとおり、訂正事項1から4は、いずれも、実質上特許請求の範囲の減縮を目的とするものであり、かつ、特許請求の範囲のを拡張又は変更するものに該当しないから、訂正事項1から4による訂正後の各請求項に係る発明が、特許出願の際独立して特許を受けることができないものであるとする理由はなく、訂正事項1から4は、いずれも特許法第126条第7項の規定に適合するものである。


第5 むすび
以上のとおりであるから、本件審判の請求に係る訂正事項1から4は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とするものであり、かつ、同条第5項から第7項の規定に適合する。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
買上商品の商品登録処理を行う商品登録装置と前記商品登録装置により登録された前記買上商品についての精算処理を顧客自らが操作して行う精算装置とを備えるチェックアウトシステムにおいて、
前記商品登録装置は、
前記買上商品の商品識別情報を登録する商品識別情報登録手段と、
支払情報である品券情報を登録する支払情報登録手段と、
前記登録した商品識別情報と支払情報である品券情報とに基づく情報を精算処理に用いる情報として送信する送信手段と、を備え、
前記精算装置は、
前記送信手段が送信した情報を受信する受信手段と、
前記受信した情報に基づいて精算処理を行う精算手段と、
前記受信手段が受信した情報に含まれる支払情報である品券情報に基づく情報を印刷する印刷手段と、を備え、
前記精算装置の台数が、前記商品登録装置の台数よりも多いことを特徴とするチェックアウトシステム。
【請求項2】
買上商品の商品登録処理を行う商品登録装置と、前記商品登録装置により登録された前記買上商品についての精算処理を顧客自らが操作して行う精算装置と、前記商品登録装置と前記精算装置とに通信可能に接続されるコンピュータ装置とを備えるチェックアウトシステムにおいて、
前記商品登録装置は、
前記買上商品の商品識別情報を登録する商品識別情報登録手段と、
支払情報である品券情報を登録する支払情報登録手段と、
前記登録した商品識別情報と支払情報である品券情報とに基づく情報を精算処理に用いる情報として前記コンピュータ装置に送信する送信手段と、を備え、
前記精算装置は、
前記送信手段が送信した情報を前記コンピュータ装置から受信する受信手段と、
前記受信した情報に基づいて精算処理を行う精算手段と、
前記受信手段が受信した情報に含まれる支払情報である品券情報に基づく情報を印刷する印刷手段と、を備え、
前記精算装置の台数が、前記商品登録装置の台数よりも多いことを特徴とするチェックアウトシステム。
【請求項3】
前記支払情報登録手段は、
品券の種別情報を登録する品券種別情報登録手段と、
品券の金額情報を登録する品券金額情報登録手段と
を有し、
支払情報である品券情報は、
少なくとも前記登録した種別情報と金額情報を含む情報である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチェックアウトシステム。
【請求項4】
前記精算装置は、
前記受信手段が受信した情報に含まれる支払情報である品券情報を表示する支払情報表示手段
をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のチェックアウトシステム。
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2017-10-25 
結審通知日 2017-10-27 
審決日 2017-11-08 
出願番号 特願2014-112330(P2014-112330)
審決分類 P 1 41・ 851- Y (G07G)
P 1 41・ 855- Y (G07G)
P 1 41・ 854- Y (G07G)
P 1 41・ 856- Y (G07G)
P 1 41・ 841- Y (G07G)
最終処分 成立  
前審関与審査官 佐々木 一浩  
特許庁審判長 高木 彰
特許庁審判官 熊倉 強
五閑 統一郎
登録日 2016-02-12 
登録番号 特許第5880623号(P5880623)
発明の名称 チェックアウトシステム  
代理人 松沼 泰史  
代理人 松沼 泰史  
代理人 平野 昌邦  
代理人 平野 昌邦  
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