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審決分類 審判 訂正 ただし書き2号誤記又は誤訳の訂正 訂正する B21B
管理番号 1335340
審判番号 訂正2017-390098  
総通号数 218 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-02-23 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2017-09-26 
確定日 2017-11-16 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第5929378号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第5929378号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり訂正することを認める。 
理由 第1 手続の経緯

本件訂正審判請求に係る特許第5929378号(以下「本件特許」という)は,平成24年3月19日に特許出願され,平成28年5月13日に特許権の設定登録がなされ,平成29年9月26日に本件訂正審判の請求がなされたものである。


第2 請求の趣旨

本件訂正審判の請求の趣旨は,特許第5929378号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり訂正することを認める,との審決を求めるものである。


第3 本件訂正の内容

本件訂正の内容は,次のとおりである(下線部は訂正箇所を示す)。

本件特許請求の範囲の請求項1の末尾に,
「を備えている。」
とあるのを,
「を備えていることを特徴とする縦縞鋼板の製造方法。」
と訂正する。


第4 当審の判断

1.訂正の目的について
請求項1に係る発明の末尾が,「・・・を備えている。」となっており,当該請求項1の記載に発明のカテゴリー(縦縞鋼板の製造方法)が欠落している誤記があることは明らかである。
したがって,請求項1に係る発明の末尾を,「・・・を備えていることを特徴とする縦縞鋼板の製造方法。」とする訂正は,発明のカテゴリーの記載を加えることで上記誤記を訂正するものであるから,特許法第126条第1項ただし書第2号に掲げる誤記の訂正を目的とするものである。


2.新規事項の追加の有無について
上記訂正について,「・・・を備えていることを特徴とする縦縞鋼板の製造方法」という事項を追加することは,願書に最初に添付した明細書の段落[0006]に,「本発明に係る請求項1記載の縦縞鋼板の製造方法は」という記載の後に,訂正前の請求項1がそのまま記載されていたことからみて,願書に最初に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内のものであると認められる。
したがって,上記訂正は,願書に最初に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内のものであって,特許法第126条第5項に適合する。

3.特許請求の範囲の拡張・変更の存否について
上記訂正は,上記1.に記載したとおり,請求項1の末尾文言である「・・・を備えている。」を「・・・を備えていることを特徴とする縦縞鋼板の製造方法。」とする誤記の訂正であって,訂正前の請求項1の内容を実質的に変更するものではないから,実質上特許請求の範囲を拡張し,又は変更するものには該当しない。
したがって,上記訂正は,実質上特許請求の範囲を拡張し,又は変更するものではなく,特許法第126条第6項の規定に適合する。

4.独立特許要件について
本件訂正後における特許請求の範囲に記載された事項により特定される発明については,特許出願の際に独立して特許を受けることができないとする理由を発見しない。
したがって,上記訂正は,特許法第126条第7項の規定に適合する。


第5 むすび

以上のとおりであるから,本件訂正は,特許法第126条第1項ただし書第2号に掲げる事項を目的とするものであり,かつ,同条第5項ないし第7項の規定に適合する。

よって,結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上流から流れてきた被圧延材を圧延する圧延スタンドと、この圧延スタンドの下流に配置され、前記被圧延材が通板することで縦縞鋼板を形成するカリバースタンドと、前記縦縞鋼板をコイル状に巻き付けてコイルを形成するコイラーとを備え、
前記縦縞鋼板の巻き付けが完了した前記コイルのコイル端面に沿って径方向にレーザー距離計を移動し、このレーザー距離計のレーザー光を前記コイル端面に向けて出射することで、最外周から最内周までのコイル状に巻き付いている巻き付き縦縞鋼板の端面側と前記レーザー距離計との距離を測定する距離計測工程と、
この距離計測工程で測定した情報に基づき、最外周から最内周までの前記巻き付き縦縞鋼板のエッジから当該エッジに近接するリブまでのエッジ長さを演算するエッジ長さ演算工程と、
このエッジ長さ演算工程で演算した結果に基づき、所定の前記巻き付き縦縞鋼板のエッジ長さが目標とする所定の数値範囲の許容値に対して異なっているか否かを判断するエッジ長さ許容判断工程と、
このエッジ長さ許容判断工程において所定の前記巻き付き縦縞鋼板のエッジ長さが目標とする許容値に対して異なっている場合には、前記被圧延材の幅方向中央位置が前記カリバースタンドのロールセンターに対してセンターずれが発生していたと判断して前記圧延スタンドのワークロールの軸方向端部の圧下量を調整し、次回の縦縞鋼板の形成時に前記被圧延材及び前記カリバースタンドのセンターずれを解消させる圧延スタンドレベリング制御工程と、を備えていることを特徴とする縦縞鋼板の製造方法。
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2017-10-24 
結審通知日 2017-10-26 
審決日 2017-11-07 
出願番号 特願2012-62722(P2012-62722)
審決分類 P 1 41・ 852- Y (B21B)
最終処分 成立  
前審関与審査官 坂本 薫昭  
特許庁審判長 栗田 雅弘
特許庁審判官 平岩 正一
近藤 裕之
登録日 2016-05-13 
登録番号 特許第5929378号(P5929378)
発明の名称 縦縞鋼板の製造方法  
代理人 廣瀬 一  
代理人 田中 秀▲てつ▼  
代理人 廣瀬 一  
代理人 森 哲也  
代理人 宮坂 徹  
代理人 田中 秀▲てつ▼  
代理人 森 哲也  
代理人 宮坂 徹  
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