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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) A63B
管理番号 1336850
審判番号 不服2015-23033  
総通号数 219 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-03-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2015-12-22 
確定日 2018-02-14 
事件の表示 特願2013-218700「万能ゴール枠運動用具」拒絶査定不服審判事件〔平成27年 4月16日出願公開、特開2015- 71021〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1.手続の経緯
本件出願は、平成25年10月2日を出願日とする出願であって、平成27年6月15日、同年9月24日に手続補正書が提出され、同年11月26日付けで拒絶の査定がなされ、これに対し、同年12月22日に拒絶査定に対する審判請求がなされ、当審で平成28年3月1日付けで拒絶理由が通知され、同年4月18日に手続補正書が提出され、同年6月8日付けで拒絶理由が通知され、同年7月12日に手続補正書が提出され、同年9月13日付けで拒絶理由が通知され、同年10月27日に手続補正書が提出されたものである。

第2.平成28年10月27日付け手続補正書による補正(以下、「本件補正」という。)と本願発明
本件補正により、特許請求の範囲の請求項1は、
「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、併合された底辺の一辺がない、実質が三辺からなる棒状とする枠の中を囲む内側部分が空間で、枠内全体がオープン構成にした立体の四角形状であり、四角形状の枠を全体とする構成のものを垂直にして安定な保持をするのに、縦の二辺の各下端部に四角形状の枠が転倒防止に効果的である、四角形状の枠を結構できる通常の重さで、保護協調がある整合性の逆T字などの形状のものを連結させる支持具を設け、実質は三辺での四角形状の枠を支持具で垂直にした全体が立体的で枠形をした棒状での構造とし、四角形状の縦の二辺の各下端部の前面側、縦の二辺の各上端部と横の上辺の一辺の両端部との交わり部で、四角形状の枠の上部2か所のコーナー部の前面側と側面側へ付属品の着脱部を設け、付属品には付属の的をネット留め、バスケット・籠、ダミー人形の全てを各付属品とし、取り付け取り外しができるものであり、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には各伸縮性機構を設けており、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の各長さの調節をすることで四角形状の枠の大きさが変化でき、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変式ものが複数のもの、又は縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には伸縮性機構を設けない、四角形状の枠の大きさが変化できない固定式で多様な四角形状の枠とした各四角形状において、大小のサイズからなる複数のものがあり、可変式と前記に固定式の三辺は固定で変化しないが多様な各四角形状の枠に大小のサイズの複数からして、四角形状の枠の大きさは、可変するものであるが、どの大きさの四角形状の枠でも、各四角形状の各三辺の有用さを顕在するようにした四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができる構成のものにし、又、可変式は三辺に伸縮性機構があり、可変式と固定式のどちらも、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変ができる複数のものを保有することから、四角形状の枠の形状の変化によって、付属品の着脱部の位置は移動ができるものであり、又、四角形状の枠と支持具にクッション系や弾性体の緩衝性の付属品のものを全体的な棒状に不特定の部分的に覆うようにして、付設することで屋外、屋内の何れでも使用が可能なことを特徴とする万能ゴール枠運動用具。」
と補正された。

上記補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第5項第4号の明りょうでない記載の釈明を目的とするものに該当する。
また、上記補正は、新規事項の追加に該当しないから、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第3項の規定に適合する。
次に、本件補正後の前記請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)が特許を受けることができるものであるかについて以下に検討する。

第3.引用発明

(1)平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に頒布された刊行物である実公昭26-6807号公報(以下「引用例1」という。)には、図面と共に次の事項が記載されている(なお、下線は、審決で付した。以下同じ)。

ア.「本考案は支柱1,1の頂端より下方に縦穴7,7を設け該孔に掬い網状の有底又は無底の網9,9を其柄部8,8を挿込んで備え其支柱の各上部に横穴8’,8’を穿通し之に前記網の柄部8,8を挿込み横向けに備え得るようにし支柱1,1の對向側に1箇所宛乃至數箇所宛横孔6,6を穿通し其對向孔間に棒10を挿架し其棒には該棒を吊子11の通孔17に遊通して吊子を吊下し該吊子の前面に的板12を固定し・・・も出來る様にした遊戯具である。」(1頁左欄5ないし20行)

イ.「圖面に於て2,2, 2,2は十字に組んである支柱臺」(1頁左欄21行)

ウ.「横孔を數段に設けたから此吊子及收容體の設置位置は棒を其横孔を選擇して或は高く或は低く希望の高さを調節することが出來」(1頁右欄1ないし4行)

エ.「支柱の頂端の縦穴に網柄を挿し垂下状態に備えればバスケツトボールの遊びが出來横孔8’,8’を用いて網の取付けを低下し又は横向となして利用せられ」(1頁右欄8ないし11行)

図1は次のものである。

図1をみると、横穴8’,8’は、「棒10」と「 支柱1,1」からなる四角形状の枠の側面側に穿通され、十字に組んである支柱臺2,2, 2,2から、支柱1,1が垂直に延びており、縦穴7,7と横穴8’,8’は、支柱1,1の上部にある。

上記の記載事項を総合すると、引用例1には、次の発明(以下「引用発明1」という。)が記載されているものと認められる。

「十字に組んである支柱臺2,2, 2,2から、垂直に延びる支柱1,1の頂端より下方に、縦穴7,7を設け該孔に掬い網状の有底又は無底の網9,9を其柄部8,8を挿込んで備え、其支柱の各上部に横穴8’,8’を、棒10と支柱1,1からなる四角形状の枠の側面側に穿通し、之に前記網の柄部8,8を挿込み横向けに備え得るようにし、支柱1,1の對向側に數箇所宛横孔6,6を穿通し其對向孔間に棒10を挿架し、其棒には該棒を吊子11の通孔17に遊通して吊子を吊下し該吊子の前面に的板12を固定し、横孔を數段に設けたから棒を其横孔を選擇して或は高く或は低く希望の高さを調節することが出来、支柱の縦穴に網柄を挿し垂下状態に備えればバスケツトボールの遊びが出來、横孔8’,8’を用いて網の取付けを低下して利用でき、縦穴7,7と横穴8’,8’は、支柱1,1の上部にある遊戯具。」

(2)前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に頒布された刊行物である特開平6-190149号公報(以下「引用例2」という。)には、図面と共に次の事項が記載されている。

ア.「【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の諸問題を解決し、室内で容易に設置できる多用述フレーム及びそのフレームを用いた遊具及び器具を提案するものである。
【0006】まず、この発明に係るフレームの一例を図1、図2、図3に示す。このフレームは2本の支柱(1)と1本の梁(2)で構成される門型構造とし、弾性体(3)を取り付けた支柱上端部を鴨居の溝に、支柱下端部を敷居の溝に、建具をはめ込む要領で取り付けるものである。ただし、建具のように敷居の溝上を自由にスライドするのではなく、既にはめ込まれている建具と同一の溝上に上下左右とも隙間なくはめ込み、垂直荷重は敷居に、前後の荷重は敷居の溝に、左右の荷重は柱と建具端部に伝えるものである。」

イ.「【0017】第一実施例は、図1に示すように、多数の穴を開け、上下端に弾性体(3)を取り付けた2本の支柱(1)の上端付近に、数個の吊金具(4)を取り付けた1本の梁(2)を渡した、門型構造のフレームである。このフレームは支柱上端部を鴨居の溝に、支柱下端部を敷居の溝に、木ねじ等を一切用いず、建具をはめ込む要領で取り付けるものてあり、支柱(1)及び梁(2)は、各家屋により異なる鴨居、敷居間等の寸法に対応するため、伸縮する構造になっている。」

ウ.「【0027】第十実施例は、図4に示すように、フレームの梁(2)の吊金具(4)に、一般的なぶらんこと同様な板(13)の付いたロープ(11)を取り付けた室内ぶらんこである。この場合、公園に設置されているぶらんこと同様な遊び方が可能であり、遊び終わると板の付いたロープだけを取り外すと戸が締められ、翌日また簡単にぶらんこが設置できる。」

図4は次のものである。

上記の記載事項を総合すると、引用例2には、次の発明(以下「引用発明2」という。)が記載されているものと認められる。

「フレームは2本の支柱(1)と1本の梁(2)で構成される門型構造であり、支柱(1)及び梁(2)は、各家屋により異なる鴨居、敷居間等の寸法に対応するため、伸縮する構造になっており、フレームの梁(2)の吊金具(4)に、一般的なぶらんこと同様な板(13)の付いたロープ(11)を取り付ける遊具及び器具。」

(3)前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に頒布された刊行物である特開2005-230489号公報(以下「引用例3」という。)には、図面と共に次の事項が記載されている。

ア.「【請求項1】
鉄棒の両端を下方に折り曲げ主柱とし、基台に取付けて手軽に持ち運び自立させて利用する、寝て使用する鉄棒。」

イ.「【0003】
本発明は基台ベース4と円筒3は一体に固定されてあり、円筒3の内部の主柱2を接触の部分に従軟材6を平ワッシャ7と袋ナット8の間に挟み円筒3の上部ボルトねじの締め付け調整で支柱2の接触の部分に適度の摩擦抵抗を持たせて基台ベース4を鉄棒1と平行・90度開の形態を保持させる。円筒3のピン穴9とピン5で鉄棒1の高さを選定すれば、使用時、主柱2の下部に逆凹形のカムの溝に鉄棒1に加重させ重みで主柱2が定着する。」

図1ないし3は次のものである。

図1、3をみると、基台ベース4と円筒3は逆T字型に構成されている。

上記の記載事項を総合すると、引用例3には、次の発明(以下「引用発明3」という。)が記載されているものと認められる

「基台ベース4と円筒3は一体に固定され、基台ベース4を鉄棒1と平行・90度開の形態を保持させ、円筒3のピン穴9とピン5で鉄棒1の高さを選定すれば、主柱2の下部に逆凹形のカムの溝に鉄棒1に加重させ重みで主柱2が定着し、基台ベース4と円筒3は逆T字型に構成されている、寝て使用する鉄棒。」

(4)前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に頒布された刊行物である米国特許第5433434号明細書(以下「引用例4」という。)には、図面と共に次の事項が記載されている。

ア.「The invention presents a pitching training device having a support frame, a strike zone frame which is fully adjustable in height and positionable within the support frame, and a catcher target behind the strike zone frame which is adjustable in height and position.」(2欄41ないし45行)「(和訳)発明はサポートフレームを有するピッチング教習道具を提供し、ストライクゾーンフレームは、サポートフレームの中で高さと位置を十分に調節可能であり、そして高さと位置で調節可能なストライクゾーンフレームの後ろのキャッチャーターゲットの高さと位置は調整可能である。」

イ.「FIGS. 1 and 2 show the preferred embodiment of the invention in front and side view, respectively. The apparatus of the invention is surrounded and supported by a support frame (1), which is made up of tubing connected by corner blocks (2). 」(3欄12ないし16行)「(和訳)図1と2は、それぞれ発明の好適な実施例の前面と側面を示す。発明の装置は、コーナーブロック(2)によって連結された管で構成されているサポートフレーム(1)によって囲まれ、支持されている。」

ウ.「The strike zone frame is made up of two side straps (4) and two horizontal straps (6) which are wide enough and of sufficient visual contrast to be easily seen from the pitcher's position.」(3欄下から3行ないし4欄1行)「(和訳)ストライクゾーンフレームは、2本のサイドストラップ(4)と2本の水平ストラップ(6)で構成され、それは、ピッチャ-の位置から容易に見れる、十分に広く十分な視覚的コントラストである。」

エ.「The side straps (4) and horizontal straps (6) are connected by strike zone frame corner elements (7), which provide attachment points for the supporting cords (8) which suspend the strike zone frame.
There are two supporting cords (8), one on each side of the strike zone frame. The supporting cords (8) are fixed at each end to the upper and lower strike zone corner elements (7) on each side, and slide freely where they pass through each corner block (2). 」(4欄15ないし24行)「(和訳)サイドストラップ(4)と水平ストラップ(6)は、ストライクゾーンフレームをつるすサポートコード(8)の取り付け点を提供するストライクゾーンフレームコーナーエレメント(7)によって接続される。
ストライクゾーンフレームの両側に1本ずつ2本のサポートコード(8)がある。サポートコード(8)は各端部で、各側部の上下のストライクゾーンフレームコーナーエレメント(7)に固定され、各コーナーブロック(2)を通過するところで自在にスライドする。」

オ.「A simulated batter (3) is preferably provided, to allow the pitcher to visualize the strike zone in relationship with the actual batters he will face in actual games.」(5欄19ないし21行)「(和訳)投手が実際の試合で直面する実際の打者との関係で、ストライクゾーンを視覚化できるように、シミュレートされた打者(3)が提供されることが好ましい。」

Fig1は次のものである。

Fig1をみると、コーナーブロック(2)は、4角形状のサポートフレーム(1)の4隅に位置している。

上記の記載事項を総合すると、引用例4には、次の発明(以下「引用発明4」という。)が記載されているものと認められる。

「4角形状のサポートフレーム(1)の4隅に位置するコーナーブロック(2)は、サポートフレーム(1)を構成する管を連結し、ストライクゾーンフレームは、2本のサイドストラップ(4)と2本の水平ストラップ(6)で構成され、サイドストラップ(4)と水平ストラップ(6)は、ストライクゾーンフレームをつるすサポートコード(8)の取り付け点を提供するストライクゾーンフレームコーナーエレメント(7)によって接続され、サポートコード(8)は各端部で、各側部の上下のストライクゾーンフレームコーナーエレメント(7)に固定され、各コーナーブロック(2)を通過し、シュミレートされた打者(3)が提供されるピッチング教習道具。」

(5)前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった技術である、TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル150 G-1590のAmazon.co.jpの商品詳細ページ.online.掲載日(Amazon.co.jpでの取扱開始日)2008年3月8日.検索日2016年6月3日.アドレス:http://www.amazon.co.jp/TOEI-LIGHT-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB150-G-1590/dp/B000ARCVZU/ref=sr_1_fkmr0_1?ie=UTF8qid=1464934367sr=8-1-fkmr0keywords=%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB+g-1590.Amazon.co.jp には、図面と共に次の事項が記載されている。

サイズ:幅60×高さ15cm、5台1組販売

図は次のものである。

図をみると、「TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル150 G-1590」は、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、前記縦の平行な二辺の各下端部からそれぞれ床に沿って延びる二辺からなるハードルである。

(6)前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった技術である、TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル200 G -1610のAmazon.co.jpの商品詳細ページ.online.掲載日(Amazon.co.jpでの取扱開始日)2008年3月8日.検索日2016年6月3日.アドレス:http://www.amazon.co.jp/TOEI-LIGHT-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB200-G-1610/dp/B000AR92OS/ref=sr_1_8?ie=UTF8qid=1464928379sr=8-8keywords=%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB.Amazon.co.jp には、図面と共に次の事項が記載されている。

サイズ:幅66×高さ20cm、5台1組販売

図は次のものである。

図をみると、「TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル200 G-1610」は、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、前記縦の平行な二辺の各下端部からそれぞれ床に沿って延びる二辺からなるハードルである。

(7)前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった技術である、TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル250 G -1380のAmazon.co.jpの商品詳細ページ.online.掲載日(Amazon.co.jpでの取扱開始日)2008年3月8日.検索日2016年6月3日.アドレス:http://www.amazon.co.jp/TOEI-LIGHT-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB250-G-1380/dp/B000ARDSX4/ref=sr_1_fkmr0_1?ie=UTF8qid=1464934316sr=8-1-fkmr0keywords=%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB+g-1380.Amazon.co.jp には、図面と共に次の事項が記載されている。

サイズ:幅67×高さ25cm、5台1組販売

図は次のものである。

図をみると、「TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル250 G-1380」は、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、前記縦の平行な二辺の各下端部からそれぞれ床に沿って延びる二辺からなるハードルである。

(8)前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった技術である、TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル300 G-1955のAmazon.co.jpの商品詳細ページ.online.掲載日(Amazon.co.jpでの取扱開始日)2008年3月8日.検索日2016年6月3日.アドレス:http://www.amazon.co.jp/TOEI-LIGHT-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB300-G-1955/dp/B000ARLWKA/ref=sr_1_4?ie=UTF8qid=1464933817sr=8-4keywords=%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB%E3%80%80G-1955.Amazon.co.jp には、図面と共に次の事項が記載されている。

サイズ:幅70×高さ30cm、5台1組販売

図は次のものである。

図をみると、「TOEI LIGHT(トーエイライト)フレキシブルハードル300 G-1955」は、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、前記縦の平行な二辺の各下端部からそれぞれ床に沿って延びる二辺からなるハードルであり、そのサイズは幅70×高さ30cmであるが、図には様々なサイズのハードルがセットで並べられている。

(9)前記(5)ないし(8)の記載事項からみると、前記引用例5ないし8には、次の周知技術(以下「周知技術」という。)が記載されていると認められる。

「一般のハードルにおいて、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、前記縦の平行な二辺の各下端部からそれぞれ床に沿って延びる二辺からなり、様々なサイズがセットとなったハードル。」

(10)特開平10-230033号公報
前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に頒布された刊行物である特開平10-230033号公報(以下「引用例9」という。)には、図面と共に次の事項が記載されている。

「【0013】図1において、ゴール10は、一対の縦柱部材(柱部材)11と、各縦柱部材11の上端を連結する横柱部材(クロスビーム)12と、ゴール10が倒れないように縦柱部材11の上端と下端を連結する一対の支持部材13と、各支持部材13の途中を夫々連結する後部横柱部材14と、競技者が激突したときの衝撃力を緩和すべく縦柱部材11の周囲に夫々取り付けられる衝撃緩和材15と、を含んで構成される。なお、本発明に係る競技用ゴールの縦柱は、縦柱部材11と衝撃緩和材15とを含んで構成される。」

前記の記載事項を総合すると、引用例9には、次の発明(以下「引用発明9」という。)が記載されているものと認められる。

「一対の縦柱部材11の周囲に夫々取り付けられる衝撃緩和材15を含むゴール10。」

(11)登録実用新案第3044262号公報
前記平成28年9月13日付けの拒絶理由通知で引用された本願の出願日前に頒布された刊行物である登録実用新案第3044262号公報(以下「引用例10」という。)には、図面と共に次の事項が記載されている。

「【0010】
【考案の実施の形態】
図1及び図2において、1は、保護装置で、クッション層2及びスペーサ3よりなる。クッション層2は、3つに分割されそれぞれ独立したクッション層部分2a,2b,2cよりなる。このクッション層2は、空気非透過性及び可撓性を有する2枚のシート例えばポリ塩化ビニルシートを重ね合わせ、全周及び中間部分をウェルダーにより熱融着して3つクッション層部分2a,2b,2cが形成される。各クッション層部分2a,2b,2cは、上記シートにて形成されるエアバッグと、融着前これに収納された細長い平板状のスポンジ体4よりなる。スポンジ体4としては、ポリエチレンフォームが使用できる。」

「【0013】
図3は、保護装置1をサッカーゴールポストの左右の支柱7に取りつけた場合を示す。支柱7は、主として鉄等に金属に塗装を施したもの、又は樹脂にて構成される。この支柱7は断面4角形であり、クッション層部分2a,2b,2cが支柱7の前面及び左右側面に位置せしめられ、後面に締結部材6が位置し、この部分で締結される。」

上記の記載事項を総合すると、引用例10には、次の発明(以下「引用発明10」という。)が記載されているものと認められる。

「保護装置は、クッション層2及びスペーサ3よりなり、クッション層2は、3つに分割されそれぞれ独立したクッション層部分2a,2b,2cよりなり、保護装置をサッカーゴールポストの左右の支柱7に取りつけた場合、クッション層部分2a,2b,2cが支柱7の前面及び左右側面に位置せしめられるサッカーゴールポスト。」

第4 対比
本願発明と、引用発明1を対比すると、
後者の「支柱臺2,2, 2,2」は「支持具」に、「支柱1,1」は、前者の「縦の平行な二辺」に相当し、以下同様に、「有底又は無底の網9,9」は「バスケット・籠」及び「付属品」に、「棒10」は「横の上辺の一辺」に、「的板12」は「付属の的」に相当する。

引用例1の前記図をみると、引用発明1の「支柱1,1」と「棒10」及び「支柱臺2,2, 2,2」は、本願発明の「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、併合された底辺の一辺がない、実質が三辺からなる棒状とする枠の中を囲む内側部分が空間で、枠内全体がオープン構成にした立体の四角形状」、「実質は三辺での四角形状の枠を支持具で垂直にした全体が立体的で枠形をした棒状での構造」をなしているといえる。

本願発明の「結構できる通常の重さ」の意味について、本願明細書には具体的な説明はされていないが、本願請求項1には「四角形状の枠を全体とする構成のものを垂直にして安定な保持をするのに、縦の二辺の各下端部に四角形状の枠が転倒防止に効果的である」と記載され、また、前記「結構」とは、かまえつくること、組み立てること[株式会社岩波書店 広辞苑第六版]の意味であるところからみると、前記「結構できる通常の重さ」とは、「支持具」が「万能ゴール枠運動用具」をかまえつくる(組み立てる)ことができる重さを有することと解される。
引用発明1の「支柱臺」も、「遊戯具」を支持し得るから、「四角形状の枠を全体とする構成のものを垂直にして安定な保持をするのに、縦の二辺の各下端部に四角形状の枠が転倒防止に効果的」にかまえつくる(組み立てる)ことができる重さを有していると解されるので、引用発明1は、本願発明と同様に「四角形状の枠を全体とする構成のものを垂直にして安定な保持をするのに、縦の二辺の各下端部に四角形状の枠が転倒防止に効果的である、四角形状の枠を結構できる通常の重さのものを連結させる支持具」を備えているといえる。

引用発明1は、四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができるものであるから、引用発明1は、本願発明と同様に「四角形状の三辺の有用さを顕在するようにした四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができる構成」を備えているといえる。
引用発明1は、明記されていないが屋内外で使用できることは自明であるから、本願発明と同様に「屋外、屋内の何れでも使用が可能」であるといえる。

したがって、両者は、
「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、併合された底辺の一辺がない、実質が三辺からなる棒状とする枠の中を囲む内側部分が空間で、枠内全体がオープン構成にした立体の四角形状であり、四角形状の枠を全体とする構成のものを垂直にして安定な保持をするのに、縦の二辺の各下端部に四角形状の枠が転倒防止に効果的である、四角形状の枠を結構できる通常の重さのものを連結させる支持具を設け、実質は三辺での四角形状の枠を支持具で垂直にした全体が立体的で枠形をした棒状での構造とし、付属品には付属のバスケット・籠を各付属品とし、取り付け取り外しができるものであり、四角形状の三辺の有用さを顕在するようにした四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができる構成のものにし、屋外、屋内の何れでも使用が可能な万能ゴール枠運動用具。」

の点で一致し、以下の各相違点で相違している。

相違点1:本願発明の「支持具」は、「逆T字などの形状のものを連結させ」、「保護協調がある整合性」を有するのに対して、引用発明1の「支柱臺2,2, 2,2」は、「十字に組んであ」り、前記「保護協調がある整合性」について、明記されていない点。

相違点2:本願発明が「四角形状の縦の二辺の各下端部の前面側、縦の二辺の各上端部と横の上辺の一辺の両端部との交わり部で、四角形状の枠の上部2か所のコーナー部の前面側と側面側へ付属品の着脱部を設け」るのに対して、引用発明1は、「有底又は無底の網9,9」(付属品)の網柄(8,8)を、「支柱1,1」の「縦穴7,7」又は「横穴8’,8’」に挿すものである点。

相違点3:本願発明の「付属の的をネット留め、バスケット・籠、ダミー人形の全て」を各付属品としているのに対して、引用発明1の「的板12」(付属の的)はネット止めされておらず、「ダミー人形」が付属品ではない点。

相違点4:本願発明が、「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には各伸縮性機構を設けており、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の各長さの調節をすることで四角形状の枠の大きさが変化でき、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変式ものが複数のもの、又は縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には伸縮性機構を設けない、四角形状の枠の大きさが変化できない固定式で多様な四角形状の枠とした各四角形状において、大小のサイズからなる複数のものがあり、可変式と前記に固定式の三辺は固定で変化しないが多様な各四角形状の枠に大小のサイズの複数からして、四角形状の枠の大きさは、可変するものであるが、どの大きさの四角形状の枠でも、各四角形状の各三辺の有用さを顕在するようにした四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができる構成のもの」であり、「又、可変式は三辺に伸縮性機構があり、可変式と固定式のどちらも、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変ができる複数のものを保有することから、四角形状の枠の形状の変化によって、付属品の着脱部の位置は移動ができるもの」であるのに対して、引用発明1は、「支柱1,1の對向側に1箇所宛乃至數箇所」の「横孔6,6」が「穿通」され、「棒10」は、「其横孔を選擇して或いは高く低く希望の高さを調整することが出来」るものであり、大小のサイズのそれぞれ異なるものが複数あるものではなく、「支柱の縦穴に網柄を挿し垂下状態に備えればバスケットボールの遊びが出来横孔8’8’を用いて網の取付けを低下して利用でき」るものである点。

相違点5:本願発明が、「四角形状の枠と支持具にクッション系や弾性体の緩衝性の付属品のものを全体的な棒状に不特定の部分的に覆うようにして」いるのに対して、引用発明1はクッション系や弾性体の緩衝性の付属品をそなえていない点。

第5 判断
前記各相違点について検討する。

(1)相違点1について
引用発明3の「基台ベース4と円筒3は逆T字型に構成され」ていることは、本願発明の「支持具」が「逆T字などの形状のものを連結させ」ていることに相当するから、本願発明と同様に「保護協調がある整合性」を有すると解される。してみると、引用発明3には相違点1に係る本願発明の発明特定事項が示されている。
引用発明1は「バスケツトボールの遊びが」できるものであり、引用発明3は、「寝て使用する鉄棒」であるから、本願発明と同様に運動具という共通の技術分野に属するものである。
よって、引用発明1において、引用発明3を適用して、相違点1に係る本願発明の発明特定事項とすることは、当業者が容易に想到し得るものである。

(2)相違点2について
引用発明1において、本願発明の付属品に相当する「有底又は無底の網9,9」の網柄(8,8)を、「支柱1,1」に挿すから、網柄(8,8)の着脱部は2か所であり、「縦穴7,7」は支柱1,1の頂端より下方に設けられた縦穴であり、「横穴8’,8’」は、支柱1,1の各上部に穿通されたものであるから、「縦穴7,7」、「横穴8’,8’」は、「棒10」と「 支柱1,1」からなる四角形状の枠の上部にあるといえる。
また、前記「横穴8’,8’」は、棒10と支柱1,1からなる四角形状の枠の側面側に穿通されている。
よって、引用発明1において、相違点2に係る本願発明の発明特定事項である「四角形状の枠の上部2か所の部分の側面側に付属品の着脱部を設け」る点を備えており、これに加えて「付属品の着脱部」を「四角形状の枠の上部2か所の部分の」前面側にも設けることは当業者にとって格別困難なことではない。
引用発明4には、本願発明の付属品に相当する「ストライクゾーンフレーム」をつるす「サポートコード(8)」は「4角形状のサポートフレーム(1)の4隅に位置するコーナーブロック(2)」を通過するから、相違点2に係る本願発明の発明特定事項である「四角形状の縦の二辺の各下端部、縦の二辺の各上端部と横の上辺の一辺の両端部との交わり部で、四角形状の枠の上部2か所のコーナー部に付属品の着脱部を設け」る点を備えているといえる。
そして、引用発明1と引用発明4は、それぞれ「バスケツトボールの遊びが」できるもの、「ピッチング教習道具」であり、共に運動具という共通の技術分野に属するものであるから、引用発明1において、引用発明4を適用することは、当業者が容易に想到し得るものである。

(3)相違点3について

ア.引用発明1の「的板12」(付属の的)は「吊子11」に固定されているが、相違点3に係る本願発明の特定事項である「ネット留め」は物品の固定方法として一般的な方法に過ぎず、「的板12」(付属の的)を「吊子11」に固定するか、ネット留めするかは適宜の設計的事項に過ぎず技術的に格別の効果が生じるものでもない。

イ.引用発明4の「シミュレートされた打者(3)」は、本願発明の「ダミー人形」に相当する。
また、引用発明1の「掬い網状の有底又は無底の網9,9」、「的板12」、引用発明4の「シミュレートされた打者(3)」が取り付け取り外しができることは自明である。

ウ.引用発明1と引用発明4は、それぞれ「バスケツトボールの遊びが」できるもの、「ピッチング教習道具」であり、共に運動具という共通の技術分野に属するものであるから、引用発明1において、引用発明4を適用することは、当業者が容易に想到し得るものである。
そして、引用発明1に引用発明4を適用すれば、必然的に、「付属の的」、「バスケット・籠、ダミー人形の全てを各付属品とし、取り付け取り外しができるもの」となるものである。

(4)相違点4について

ア.相違点4に係る本願発明の「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の各長さの調節をすることで四角形状の枠の大きさが変化でき、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変式ものが複数のもの、又は縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には伸縮性機構を設けない、四角形状の枠の大きさが変化できない固定式で多様な四角形状の枠とした各四角形状において、大小のサイズからなる複数のものがあり」との発明特定事項には、前記「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の各長さの調節をすることで四角形状の枠の大きさが変化でき、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変式ものが複数のもの」(以下「可変式」という。)と、前記「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には伸縮性機構を設けない、四角形状の枠の大きさが変化できない固定式で多様な四角形状の枠とした各四角形状において、大小のサイズからなる複数のもの」(以下「固定式」という。)のものが、択一的に示されている。

イ.前記「可変式」のものについて検討する。
引用発明2の「梁(2)は、・・・伸縮する構造」は、引用例2の図をみてもわかるとおり、梁(2)の伸縮により、2本の支柱(1)の間隔が増減する構造であり、相違点4に係る本願発明の発明特定事項である「横の上辺の一辺」に「伸縮性機構を設けており」、「横の上辺の一辺の長さの調節をする」ものに相当する。
引用発明3の「円筒3のピン穴9とピン5で鉄棒1の高さを選定すれば、主柱2の下部に逆凹形のカムの溝に鉄棒1に加重させ重みで主柱2が定着」する構造は、引用例3の図1、2をみてもわかるとおり、主柱2と円筒3(縦の平行な二辺)が、伸縮することにより、鉄棒1の高さを増減する構造であり、相違点4に係る本願発明の発明特定事項である「縦の平行な二辺」には「各伸縮性機構を設けており、縦の平行な二辺、」「の各長さの調節をする」ものに相当する。
前記第3(9)のとおり、「一般のハードルにおいて、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺、前記縦の平行な二辺の各下端部からそれぞれ床に沿って延びる二辺からなり様々なサイズがセットとなったハードル」は周知技術であり、相違点4に係る本願発明の発明特定事項である「多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる」ものに相当する。
よって、引用発明1に引用発明2、3、及び周知技術を適用すれば、相違点4に係る本願発明の発明特定事項である、「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には各伸縮性機構を設けており、縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の各長さの調節をすることで四角形状の枠の大きさが変化でき、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変式ものが複数のもの」(可変式)となる。

ウ.前記「固定式」のものについて検討する。
前記周知技術には、前記相違点4に係る本願発明の発明特定事項である「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には伸縮性機構を設けない、四角形状の枠の大きさが変化できない固定式で多様な四角形状の枠とした各四角形状において、大小のサイズからなる複数のもの」が示されている。
よって、引用発明1に周知技術を適用すれば、相違点4に係る本願発明の発明特定事項である、「縦の平行な二辺、横の上辺の一辺の三辺には伸縮性機構を設けない、四角形状の枠の大きさが変化できない固定式で多様な四角形状の枠とした各四角形状において、大小のサイズからなる複数のもの」(固定式)となる。

エ.相違点4に係る本願発明の発明特定事項である「可変式と前記に固定式の三辺は固定で変化しないが多様な各四角形状の枠に大小のサイズの複数からして、四角形状の枠の大きさは、可変するものであるが、どの大きさの四角形状の枠でも、各四角形状の各三辺の有用さを顕在するようにした四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができる構成のもの」ことについて検討する。
前記相違点4に係る本願発明の「可変式と前記に固定式の三辺は固定で変化しないが多様な各四角形状の枠に大小のサイズの複数からして、四角形状の枠の大きさは、可変するものである」との発明特定事項は、前記ア、イのとおり、引用発明2、3、及び前記周知技術に示されている。
前記「各四角形状の各三辺の有用さを顕在するようにした」ことが、どのような効果を意味するのか必ずしも明確でないが、本願発明の前記「各三辺」(縦の平行な二辺、横の上辺の一辺)の構成と、引用発明1の「支柱1,1」、「棒10」の構成は同様であるから、当然引用発明1は、「各四角形状の各三辺の有用さを顕在するようにした」ものであるといえる。
そして、前記相違点4に係る本願発明の発明特定事項である「どの大きさの四角形状の枠でも、各四角形状の各三辺の有用さを顕在するようにした四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができる構成のもの」との発明特定事項は、引用発明1に引用発明2、3及び前記周知技術を適用すれば、当然「四角形状の三辺の枠全体、又は各三辺の内側、外側を介して多種な運動ができる構成のもの」となる。

オ.相違点4に係る本願発明の発明特定事項である「又、可変式は三辺に伸縮性機構があり、可変式と固定式のどちらも、多様な四角形状の枠に大小のサイズのそれぞれ異なる可変ができる複数のものを保有することから、四角形状の枠の形状の変化によって、付属品の着脱部の位置は移動ができるもの」について、引用発明1において、引用発明2、3、及び周知技術によってそのサイズを変化させれば、必然的に「付属品の着脱部の位置は移動ができる」ことになる。

カ.そして、引用発明1と引用発明2、3、及び周知技術は、それぞれ「バスケツトボールの遊びが」できるもの、「遊具及び器具」、「寝て使用する鉄棒」、「ハードル」であり、共に運動具という共通の技術分野に属するものであるから、引用発明1に、引用発明2、3及び周知技術を適用して相違点4に係る本願発明の発明特定事項とすることは、当業者が容易に想到し得るものである。

(5)相違点5について
引用発明9、10はそれぞれ、「一対の縦柱部材11の周囲に夫々取り付けられる衝撃緩和材15を含むゴール10」、「支柱7は断面4角形であり、クッション層部分2a,2b,2cが支柱7の前面及び左右側面に位置せしめられるサッカーゴールポスト」であり、相違点5に係る本願発明の発明特定事項が備えられている。
そして、引用発明1と引用発明9、10は、それぞれ「バスケツトボールの遊びが」できるもの、「ゴール」、「サッカーゴールポスト」であり、共に運動具という共通の技術分野に属するものであるから、引用発明1において、引用発明9、10を適用して、相違点5に係る本願発明の発明特定事項とすることは、当業者が容易に想到し得るものである。

(6)そして、本願発明の全体の発明特定事項によって奏される効果も、引用発明1ないし4、9、10及び周知技術から当業者が予測し得る範囲内のものである。

第6 むすび
以上のとおり、本願発明は、引用発明1ないし4、9、10及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2017-02-28 
結審通知日 2017-03-07 
審決日 2017-03-22 
出願番号 特願2013-218700(P2013-218700)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (A63B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 大澤 元成  
特許庁審判長 黒瀬 雅一
特許庁審判官 吉村 尚
畑井 順一
発明の名称 万能ゴール枠運動用具  
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