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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B01J |
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管理番号 | 1340987 |
審判番号 | 不服2017-10091 |
総通号数 | 223 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2018-07-27 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2017-07-06 |
確定日 | 2018-06-04 |
事件の表示 | 特願2015-104843「有機物質に由来する揮発性有機化合物の吸着」拒絶査定不服審判事件〔平成27年12月 3日出願公開、特開2015-213908〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本願は、平成18年10月26日(優先権主張 2005年(平成17年)11月1日 英国(GB))を国際出願日とする特願2008-538426号の一部を平成23年7月1日に特願2011-147617号として新たな特許出願とし、さらにその一部を平成27年5月22日に新たな特許出願としたものであって、平成27年6月22日に手続補正書が提出され、平成28年6月30日付けで拒絶理由が通知され、同年10月18日付けで手続補正書及び意見書が提出されたが、平成29年3月10日付けで拒絶査定がされ、同年7月6日付けで拒絶査定不服審判が請求されたものである。 第2 本願発明の認定 本願の請求項1ないし28に記載された発明は、平成28年10月18日提出の手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし28に記載されたとおりのものであるところ、請求項1に記載された発明(以下、「本願発明」という。)は以下のとおりのものであると認める。 「【請求項1】 パラジウムドーピングされた水素-ZSM-5の使用であって、 有機物質に由来する揮発性有機化合物(VOCs)を吸着するものであり、 前記水素-ZSM-5のSi:Al比が100:1以下であり、 前記パラジウムが、前記ドーピングされたZSM-5の総重量に対して0.1重量%?10.0重量%を構成する、使用。」 第3 原査定の理由 原査定の理由は、本願発明は、次の引用文献1に記載された発明及び周知技術(一例として引用文献2に記載の技術手段)に基いて、その遡及出願の優先日前に当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないというものである。 引用文献1:特開平9-249824号公報 引用文献2:特開平3-280827号公報 第4 当審の判断 原査定の理由について、本願発明が依然として特許を受けることができないものかどうかを以下に検討する。 1.引用文献1の記載事項 引用文献1には次の記載がある。 (ア)「【請求項1】光触媒と吸着剤をバインダーを用いて塗料化した空気浄化塗料であって、前記吸着剤としてシリカ/アルミナ比が56以上92以下のハイシリカ合成ゼオライトH型ZSM5を用いたことを特徴とする光触媒を用いた空気浄化塗料。 【請求項2】前記ハイシリカ合成ゼオライトH型ZSM5は、中心イオンである水素イオンを銅または銀または白金またはパラジウムのイオンでイオン交換したハイシリカ合成ゼオライトH型ZSM5を一種類以上含むことを特徴とする請求項1に記載の光触媒を用いた空気浄化塗料。 【請求項3】前記ハイシリカ合成ゼオライトH型ZSM5のイオン交換率は、前記ハイシリカ合成ゼオライトH型ZSM5全体の1重量%以上であることを特徴とする請求項2に記載の光触媒を用いた空気浄化塗料。」 (イ)「【0015】【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。疎水性合成ゼオライトであるH型ZSM5を用いてシリカ/アルミナ比が56、92、430となるように粉を作成し、この粉4gについて27リットルの密閉ボックス内で清浄空気をパージした後、蒸留水を蒸発させて95%RH以上の高湿度雰囲気とし、中にアンモニアを蒸発させて100ppmの初期濃度とし、通風して粉を循環させ、濃度の変化をガスセンサーにて測定することによりこれらの吸着性能を測定した。図1がその結果を示すグラフである。シリカ/アルミナ比が高いほど疎水性が向上するとされているが、430では逆に吸着性能が低下しており、シリカ/アルミナ比は92以下で良い。」 (ウ)「【0016】さらに、シリカ/アルミナ比が90の合成ゼオライトH型ZSM5を用い、この中心イオンの水素イオンを粉の重量比で1%を白金、パラジウム、銅、銀等のイオンでイオン交換させた。これらの各種臭気成分に対する吸着性能を見るために同上の方法により乾燥雰囲気のなかで各種ガスを発生させて、吸着性能を測定した。図2はアンモニア(初期濃度170ppm)、図3はトリメチルアミン(初期濃度90ppm)、図4は硫化水素、図5はエチルメルカプタン(初期濃度80ppm)、図6は硫化メチル(初期濃度100ppm)、図7は酢酸(初期濃度140ppm)、図8はアセトアルデヒド(初期濃度65ppm)、図9はエチレン(初期濃度1400ppm)に対するものである。なお、各図において、ブランクとは、密閉ボックス内に吸着剤を入れないときのガスセンサー値である。」 (エ)「【0017】これらのグラフより、銅イオン交換ZSM5、パラジウムイオン交換ZSM5は大抵の臭気に対して吸着性能が優れていることがわかる。なお、イオン交換率を重量比で1%以上にすれば、吸着性能がいずれの臭気に対しても活性炭と同等またはこれを凌賀するようになる。図5において、銅イオン交換ZSM5の重量比を0.5%から1%にすると、吸着性能が向上して活性炭とほぼ同等になることが判る。」 (オ)以下に、上記(イ)(ウ)で説明された各臭気ガスに対する吸着性能を示す【図2】ないし【図9】を示す。 2.引用発明の認定 引用文献1に記載された発明を認定する。 i)引用文献1は、発明の名称を「光触媒を用いた空気浄化塗料」とする特許文献であって、同文献の記載事項(ア)には、「光触媒と吸着剤をバインダーを用いて塗料化した空気浄化塗料であって、前記吸着剤としてシリカ/アルミナ比が56以上92以下のハイシリカ合成ゼオライトH型ZSM5を用いたことを特徴とする光触媒を用いた空気浄化塗料。」が記載されている。 ii)また、上記の記載事項(イ)(ウ)には、当該吸着剤について、密閉ボックス内でアンモニア、トリメチルアミン、硫化水素、エチルメルカプタン、硫化メチル、酢酸、アセトアルデヒド、エチレンに対する吸着性能を測定したことが記載され、その測定結果が同(オ)の【図2】ないし【図9】に図示されている。 iii)さらに、同(エ)には、銅イオン交換ZSM5、パラジウムイオン交換ZSM5は大抵の臭気に対して吸着性能が優れており、イオン交換率を重量比で1%以上にすれば、吸着性能がいずれの臭気に対しても活性炭と同等以上である旨が示されており、同(オ)の各図面の測定結果から、引用文献1には、銅イオン交換ZSM5とパラジウムイオン交換ZSM5は、イオン交換率を重量比で1%以上にすれば、試験されたいずれの臭気物質に対しても良好な吸着性能を示すことが記載されていると認められる。 iv)ところで、同(ウ)によれば、これらの測定に用いられたパラジウムイオン交換ZSM5は、シリカ/アルミナ比が90の合成ゼオライトH型ZSM5の中心イオンである水素イオンを粉の重量比で1%に当たる分だけパラジウムイオンでイオン交換させたものである。 また、吸着対象である臭気物質のうち、トリメチルアミン、エチルメルカプタン、硫化メチル、酢酸、アセトアルデヒド、エチレンは、有機物質であるから、パラジウムイオン交換ZSM5は、無機物質であるアンモニアだけでなく、有機物質も吸着する能力を有しているものである。 v)そうすると、引用文献1には、吸着剤として、中心イオンである水素イオンを粉の重量比で1%に当たる分だけパラジウムイオンでイオン交換させた、シリカ/アルミナ比が90の合成ゼオライトH型ZSM5を用いる場合に、無機物質であるアンモニアだけでなく、有機物質であるトリメチルアミン、エチルメルカプタン、硫化メチル、酢酸、アセトアルデヒド、エチレンを含むいずれの臭気成分に対する吸着性能も、一般によく知られた吸着剤である活性炭と少なくとも同等以上の良好なものであることが記載されているといえるから、当該吸着剤について、有機物質であるエチレンを吸着対象とする使用方法の発明も記載されていると認められる。 vi)したがって、本願の請求項1の記載に則して表現すれば、引用文献1には、 「パラジウムでイオン交換されたH型ZSM5の使用方法であって、エチレンを吸着させるものであり、 前記H型ZSM5のシリカ/アルミナ比が90であり、 前記H型ZSM5の中心イオンである水素イオンを粉の重量比で1%に当たる分だけパラジウムイオンでイオン交換させたものの使用方法。」の発明が(以下、「引用発明」という。)記載されているものと認める。 3.本願発明と引用発明との対比 i)本願発明の「パラジウムドーピングされた水素-ZSM-5の使用」と、引用発明の「パラジウムでイオン交換されたH型ZSM5の使用方法」とは、「パラジウムを含むZSM-5の使用」の点で一致する。 ii)本願発明の「有機物質に由来する揮発性有機化合物(VOCs)を吸着するものであり」と、引用発明の「エチレンを吸着させるものであり」とは、「エチレン」は「揮発性有機化合物(VOCs)」であるので、「揮発性有機化合物(VOCs)を吸着するものであり」の点で一致する。 iii)引用発明の「H型ZSM5」は「シリカ/アルミナ比が90」であるので、これを「Si:Al比」に換算する。 「ZSM-5」はゼオライトであり、ゼオライトは一般に以下の式で表される。 M_(2/X)O・Al_(2)O_(3)・mSiO_(2)・nH_(2)O(「M」はX価のカチオン) ここで、「m」が「シリカ/アルミナ比」(SiO_(2)/Al_(2)O_(3)比)である。 したがって、m=90であれば、Si/Al比=45となり、 引用発明の「Si:Al比=45:1」となるから、これは本願発明の「Si:Al比が100:1以下」であることに一致する。 iv)本願発明の「前記パラジウムが、前記ドーピングされたZSM-5の総重量に対して0.1重量%?10.0重量%を構成する」について、審判請求書において、本願発明の「ZSM-5」は「パラジウムによるドーピング後に水素形態のままである」すなわち「中心イオンである水素イオン」が全てなくなっているものではなく残存するものである旨が主張されている。 ここで、引用文献1の記載事項(ア)及び(ウ)によれば、引用発明における「パラジウムでイオン交換された」とは、「H型ZSM5」中に存在していた水素イオンをパラジウムイオンに交換し、パラジウムが「H型ZSM5」全体の1重量%を構成するようにすることを意味するものといえる。 すると、本願発明の「前記パラジウムが、前記ドーピングされたZSM-5の総重量に対して0.1重量%?10.0重量%を構成する」と、引用発明の「前記H型ZSM5の中心イオンである水素イオンを粉の重量比で1%に当たる分だけパラジウムイオンでイオン交換させた」とは、「パラジウム」の量が「ZSM-5の総重量に対して0.1重量%?10.0重量%を構成する」ものである点で一致する。 v)以上から、本願発明と引用発明とは、 「パラジウムを含むZSM-5の使用であって、 揮発性有機化合物(VOCs)を吸着するものであり、 前記ZSM-5のSi:Al比が100:1以下であり、 前記パラジウムが、前記ZSM-5の総重量に対して0.1重量%?10.0重量%を構成する、使用。」の点で一致し、以下の点で相違する。 <相違点1>「パラジウムを含むZSM-5」について、本願発明は「パラジウム」が「ドーピング」された「水素-ZSM-5」であり、「水素」が残存するものであるのに対して、引用発明は「パラジウム」が「イオン交換」された「H型ZSM5」であり、「水素」が残存しているか不明な点。 <相違点2>「揮発性有機化合物(VOCs)」について、本願発明では「揮発性有機化合物(VOCs)」は「有機物質に由来する」ものであるのに対して、引用発明では「エチレン」が「有機物質に由来する」か不明な点。 4.相違点の検討 以下の検討で、周知技術として、本項目末に記載する「周知技術であることの証拠」を適宜引用する。 (1)相違点1について i)ゼオライトは、最小基本単位であるSiO_(4)四面体のSi原子がO原子を介して三次元的な骨格構造を組み立てており、そのSi原子の一部がAl原子によって置換され、この置換によって生じた電荷のアンバランスを補うためにNa、K、Caなどのカチオンが存在する(周知資料3)。 また、ゼオライトの吸着特性に影響を与える固体酸性の調節のために、ゼオライトのカチオンをプロトン(H^(+))などの別のカチオンで置き換えることが行われており(周知資料3、4)、引用発明におけるH型ZSM-5は、ゼオライトのカチオンがプロトンに置き換えられたものであるといえる。 他方、本願明細書の【0027】には、本願発明における担体の例として「ゼオライトの水素形態」なるものが記載されていることからすると、結局、本願発明における「水素-ZSM-5」は、引用発明における「H型ZSM-5」と同一のものを指すと認められる。 ii)次に、本願明細書の【0020】【0021】【0027】の記載によれば、本願発明における「パラジウムドーピングされた水素-ZSM-5」とは、「水素-ZSM-5」を硝酸塩などのパラジウム塩で含浸させた後、乾燥及びか焼することにより、「水素-ZSM-5」の水素の一部をパラジウムに置き換えて、総重量の0.1重量%?10.0重量%をパラジウムが構成するようにすることを意味するものといえる。 他方、引用発明は、「パラジウムでイオン交換されたH型ZSM5」を用いるものであり、「イオン交換」とは、ゼオライト中に存在する陽イオンすなわちカチオンを別のカチオンに交換することを意味し(周知資料4、5)、引用発明の場合は、「H型ZSM5」中に存在していた水素イオンをパラジウムイオンに交換することを意味する。 そして、前述した本願発明におけるパラジウムドーピングの方法や、ゼオライトにおけるイオン交換とドーピングとがほぼ同義の用語として用いられていること、イオン交換が、ゼオライト材料を金属の硝酸塩などで処理した後、乾燥及び焼成することにより行われるものであることは、技術常識であること(周知資料1、2)に鑑みれば、本願発明における「パラジウムドーピングされた」と、引用発明における「パラジウムでイオン交換された」とは、いずれも、同様の方法により、ゼオライト中に存在していた水素イオンをパラジウムイオンに交換し、パラジウムがゼオライトの一部を構成するようにすることを意味するものといえる。 また、上記のとおり、パラジウムの含有割合が、引用発明1では1重量%であり、本願発明では0.1重量%?10.0重量%であるから、引用発明におけるパラジウムによるイオン交換量は、本願発明の範囲内であるといえる。 そうすると、引用発明の「パラジウムでイオン交換されたH型ZSM5」は、本願発明の「パラジウムドーピングされた水素-ZSM-5」に相当するといえる。 iii)さらに、吸着剤中の水素イオンの残存量については、本願明細書にも引用文献1にも明確な記載はなく、少なくとも、引用文献1には、引用発明の「パラジウムでイオン交換された」が、本願発明とは異なり、水素イオンがパラジウムにより完全にイオン交換されていることを意味すると認めるに足る記載は全く見当たらず、これを補う技術常識があることについての的確な証拠も存しない。 むしろ、仮に、パラジウムの含有割合が0.1重量%?10.0重量%であるように「パラジウムドーピングされた水素-ZSM-5」である本願発明における吸着剤では、請求人が主張するように、「水素-ZSM-5」中の水素イオンの全てがパラジウムに交換されていないのであれば、上記で検討したとおり、引用発明における吸着剤は、本願発明における吸着剤と同じ手法で製造され、かつ、パラジウムの含有割合も本願発明における吸着剤のパラジウムの含有割合の範囲内である1重量%なのであるから、引用発明においても、ゼオライト中の水素イオンが全てパラジウムで交換されているはずはないことになる。 iv)したがって、引用発明の「中心イオンである水素イオンを粉の重量比で1%に当たる分だけパラジウムイオン」で「イオン交換」させた「H型ZSM5」は、本願発明の「総重量に対して0.1重量%?10.0重量%を構成」する「パラジウムドーピングされた水素-ZSM-5」に相当し、上記相違点1は実質的なものとはいえない。 (2)相違点2について i)上記「2.iv)」でみたように、引用文献1に記載の吸着剤は、無機物質だけでなく、有機物質であるエチレンを吸着対象とする。 そして、野菜や果物などから放出されるエチレンは、熟成を促進する物質であるところ、このような熟成を避け、鮮度を保持するために、活性炭やゼオライト等の吸着剤を使用して、野菜や果物などの食品、すなわち有機物に由来するエチレンを吸着、除去することは、遡及出願の優先日前における周知技術であると認められる(周知資料6、7及び引用文献2)。 したがって、食品の熟成を避け、鮮度を保持するために、引用文献1に記載の「パラジウムでイオン交換されたH型ZSM5」を使用して、食品から放出されるエチレンを吸着、除去すること(すなわち、引用発明において、吸着対象であるエチレンを「有機物に由来する」ものに特定すること)は、当業者が容易に想到することであるといえる。 ii)したがって、引用発明において、周知技術を勘案すれば、「パラジウムでイオン交換されたH型ZSM5」の吸着対象である「エチレン」を「有機物に由来する」ものに特定することは、当業者が容易に想到することであるといえる。 <周知技術であることの証拠> 引用文献2:特開平3-280827号公報(特に1頁右下欄14行-2頁右上欄5行) 周知資料1:特開2002-339729号公報(特に【0023】) 周知資料2:特表2001-515876号公報(特に【0038】-【0042】) 周知資料3:ゼオライトの科学と技術-天然資源の開発利用への応用-、冨永博夫 外1名、資源・素材学会誌、vol.107(1991)No.1、2-7頁、特に4頁右欄 周知資料4:ゼオライト学会HPhttp://www.jaz-online.org/introduction/qanda.html 周知資料5:東ソー株式会社HPhttp://www.tosoh.co.jp/zeolite/about/function.html 周知資料6:特開平2-198629号公報(特に1頁左欄16行-同頁右欄7行) 周知資料7:特開2001-212418号公報(特に【0002】-【0008】) 第5 むすび 以上から、本願発明は、引用文献1に記載された発明および周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 したがって、その余の請求項に記載された発明に言及するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2017-12-26 |
結審通知日 | 2018-01-09 |
審決日 | 2018-01-23 |
出願番号 | 特願2015-104843(P2015-104843) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(B01J)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 池田 周士郎 |
特許庁審判長 |
大橋 賢一 |
特許庁審判官 |
中澤 登 山崎 直也 |
発明の名称 | 有機物質に由来する揮発性有機化合物の吸着 |
代理人 | 浅野 真理 |
代理人 | 中村 行孝 |
代理人 | 末盛 崇明 |