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審決分類 審判 全部無効 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備  B08B
審判 全部無効 特36条4項詳細な説明の記載不備  B08B
管理番号 1341331
審判番号 無効2017-800024  
総通号数 224 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-08-31 
種別 無効の審決 
審判請求日 2017-02-27 
確定日 2018-05-14 
訂正明細書 有 
事件の表示 上記当事者間の特許第5847047号発明「管洗浄用ピグ」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第5847047号の明細書、特許請求の範囲及び図面を訂正請求書に添付された訂正明細書、特許請求の範囲及び図面のとおり、訂正後の請求項[1-5]について訂正することを認める。 本件審判の請求は、成り立たない。 審判費用は、請求人の負担とする。 
理由 理 由
第1 手続の経緯
本件無効審判の請求に係る特許第5847047号(以下「本件特許」という。)の手続の経緯は、以下のとおりである。
平成24年 9月25日 本件特許出願
平成27年12月 4日 設定登録
平成29年 2月27日 審判請求書
同年 5月15日 訂正請求書
審判事件答弁書
同年 6月27日 審判事件弁駁書
同年 8月21日 審理事項通知書
同年 9月22日 口頭審理陳述要領書(請求人)
同年 9月29日 口頭審理陳述要領書(被請求人)
同年10月12日 口頭審理
同年11月 1日 審決の予告
同年12月19日 訂正請求書
上申書(被請求人)
平成29年12月27日付けで訂正請求書副本及び上申書副本を請求人に送付し、期間を指定して弁駁書を提出する機会を与えたが、上記期間内に請求人から弁駁書の提出はなかった。
なお、平成29年12月19日付けで訂正請求がされたため、特許法第134条の2第6項の規定により、平成29年5月15日付けの訂正請求は取り下げられたものとみなされる。

第2 請求人の主張
請求人は、本件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし5に記載された発明についての特許を無効とする、審判費用は被請求人の負担とする、との審決を求め、証拠方法として甲第1号証を提出し、次の無効理由を主張する。
1 無効理由1 サポート要件
ピグ本体について、「発泡密度が20kg/m^(3)未満」、「40%圧縮硬さが110N/314cm^(2)以下」とする数値範囲は、実施例1、実施例2及び比較例5によって裏付けられていないから、請求項1ないし5に記載された発明は、発明の詳細な説明の記載により、当業者が当該発明の課題を解決できると認識できる範囲のものとはいえず、特許請求の範囲の記載が特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない。
2 無効理由2 実施可能要件
ピグ本体について、「発泡密度が20kg/m^(3)未満」、「40%圧縮硬さが110N/314cm^(2)以下」の数値範囲とする技術上の意義を理解するために必要な事項が発明の詳細な説明に記載されていないため、本件特許の明細書の発明の詳細な説明の記載は、当業者が請求項1ないし5に係る発明の実施をすることができる程度に明確かつ十分に記載されたものでないから、特許法第36条第4項第1号に適合しない。

<証拠方法>
甲第1号証 特許第5847047号公報(本件特許公報)

第3 被請求人の主張
被請求人は、本審判の請求は成り立たない、審判費用は請求人の負担とする、との審決を求め、証拠方法として乙第1号証ないし乙第5号証を提出し、無効理由がいずれも成り立たないと主張する。

<証拠方法>
乙第1号証 水道維持管理指針 2006、日本水道協会、平成18年7月1日、442ページ
乙第2号証 水道維持管理指針 2016、日本水道協会、平成29年3月1日、452ページ
乙第3号証 「ピグを用いた管洗浄試験に係る実験報告書」と題する書面、平成29年5月2日作成
乙第4号証 特開2000-536号公報
乙第5号証 特公昭53-34239号公報

第4 訂正請求について
1 訂正の内容
平成29年12月19日付け訂正請求書による訂正(以下「本件訂正」という。)は、本件特許の明細書、特許請求の範囲及び図面を訂正請求書に添付した訂正明細書、特許請求の範囲及び図面のとおり訂正を求めるものであり、その訂正の内容は次のとおりである。
(1)訂正事項1(請求項1に係る訂正)
訂正前の請求項1に
「【請求項1】 発泡密度が20kg/m^(3)未満、40%圧縮硬さが110N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体の外周面全体に、シリコーンゴムからなる塗工膜を有し、アスカーゴム硬度計C型で測定した硬度が0?1であって、
前記塗工膜が、ピグ本体の外周面に開口するセルの頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に存在することを特徴とする管洗浄用ピグ。」
とあったものを、
「【請求項1】 発泡密度が16kg/m^(3)以上18kg/m^(3)以下、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)以上95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体の外周面全体に、シリコーンゴムからなる塗工膜を有し、アスカーゴム硬度計C型で測定した硬度が0?1であって、
前記塗工膜が、ピグ本体の外周面に開口するセルの頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に存在することを特徴とする管洗浄用ピグ。」
と訂正する(下線は訂正箇所を示す。以下同じ。)。
(2)訂正事項2(明細書に係る訂正)
明細書の段落【0008】に
「(1)発泡密度が20kg/m^(3)未満、40%圧縮硬さが110N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体の外周面に、シリコーンゴムからなる塗工膜を有し、アスカーゴム硬度計C型で測定した硬度(以下、単に「C硬度」と記載することがある)が0?1であって、
上記塗工膜は、ピグ本体の外周面に開口するセルの頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に存在することを特徴とする管洗浄用ピグ。」
とあったものを、
「(1)発泡密度が16kg/m^(3)以上18kg/m^(3)以下、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)以上95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体の外周面に、シリコーンゴムからなる塗工膜を有し、アスカーゴム硬度計C型で測定した硬度(以下、単に「C硬度」と記載することがある)が0?1であって、
上記塗工膜は、ピグ本体の外周面に開口するセルの頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に存在することを特徴とする管洗浄用ピグ。」と訂正する。
(3)訂正事項3(明細書に係る訂正)
明細書の段落【0012】に
「ピグ本体1は、JIS K7222に準拠して測定された発泡密度が20kg/m^(3)未満、JIS K6400-2に準拠して測定された40%圧縮硬さが110N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなる。
発泡密度が20kg/m^(3)以上で40%圧縮硬さが110N/314cm^(2)を超えるフォームは、」
とあったものを、
「ピグ本体1は、JIS K7222に準拠して測定された発泡密度が18kg/m^(3)以下、JIS K6400-2に準拠して測定された40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなる。
発泡密度が18kg/m^(3)以上を超え且つ40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)を超えるフォームは、」と訂正する。
(4)訂正事項4(明細書に係る訂正)
明細書の段落【0015】に
「かつ20kg/m^(3)未満の発泡密度としても、」
とあったものを、
「かつ18kg/m^(3)未満の発泡密度としても、」と訂正する。

2 訂正の適否
(1)訂正事項1について
訂正事項1は、発泡密度の下限値及び40%圧縮硬さの下限値が特定されていなかったところ、それぞれ「16kg/m^(3)以上」及び「50N/314cm^(2)以上」と特定し、発泡密度の上限値及び40%圧縮硬さの上限値が「20kg/m^(3)未満」及び「110N/314cm^(2)以下」と特定されていたところ、それぞれ「18kg/m^(3)以下」及び「95N/314cm^(2)以下」と特定することにより、発泡密度及び40%圧縮硬さの数値範囲をより狭い範囲とするものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものであり、実質上特許請求の範囲を拡張又は変更するものではない。
また、本件特許明細書に、「 実施例1
〔ピグ本体の成形〕
板状の軟質ポリウレタンフォーム(発泡密度:18kg/m^(3)、40%圧縮硬さ:95N/314cm^(2)、反発弾性率:45%、ダウ式通気度:2.0dm^(3)/s、セル数:約30個/inch)から、熱線加工にて球状(直径223mm)のピグ本体を成形した。」(段落【0022】)及び表1の実施例1には、発泡密度を18kg/m^(3)、40%圧縮硬さを95N/314cm^(2)とすることが記載されており、また、「板状の軟質ポリウレタンフォーム(発泡密度:16kg/m^(3)、40%圧縮硬さ:50N/314cm^(2)、反発弾性率:38%、ダウ式通気度:2.0dm^(3)/s、セル数:約40個/inch)から、熱線加工にて球状(直径223mm)に成形したピグ本体を用い」(段落【0028】)及び表1の実施例2には、発泡密度を16kg/m^(3)、40%圧縮硬さを50N/314cm^(2)とすることが記載されているから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面に記載した事項の範囲内の訂正である。
(2)訂正事項2について
訂正事項2は、訂正事項1の訂正に伴い、明細書の記載を特許請求の範囲の記載と整合させる訂正であるから、明瞭でない記載の釈明を目的とし、実質上特許請求の範囲を拡張又は変更するものではない。
また、上記(1)訂正事項1について述べた理由と同様の理由で願書に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面に記載した事項の範囲内の訂正である。
(3)訂正事項3について
訂正事項3は、訂正事項1の訂正に伴い、明細書の記載を特許請求の範囲の記載と整合させる訂正であるから、明瞭でない記載の釈明を目的とし、実質上特許請求の範囲を拡張又は変更するものではない。
また、上記(1)訂正事項1について述べた理由と同様の理由で願書に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面に記載した事項の範囲内の訂正である。
(4)訂正事項4について
訂正事項4は、訂正事項1の訂正に伴い、明細書の記載を特許請求の範囲の記載と整合させる訂正であるから、明瞭でない記載の釈明を目的とし、実質上特許請求の範囲を拡張又は変更するものではない。
また、上記(1)訂正事項1について述べた理由と同様の理由で願書に添付した明細書、特許請求の範囲及び図面に記載した事項の範囲内の訂正である。
(5)さらに、本件訂正は、一群の請求項1-5になされたものである。

3 まとめ
したがって、本件訂正は、特許法第134条の2第1項ただし書第1号又は第3号に掲げる事項を目的とし、かつ、同条第9項で準用する同法第126条第5項、第6項の規定に適合するので、訂正後の請求項[1-5]について本件訂正を認める。

第5 審判請求について
1 本件発明
本件特許の請求項1ないし5に係る発明(以下、「本件発明1」などといい、これらを総称して「本件発明」という。)は、上記訂正された特許請求の範囲の請求項1ないし5に記載された事項により特定される、以下のとおりのものである。

【請求項1】(本件発明1)
発泡密度が16kg/m^(3)以上18kg/m^(3)以下、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)以上95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体の外周面全体に、シリコーンゴムからなる塗工膜を有し、アスカーゴム硬度計C型で測定した硬度が0?1であって、
前記塗工膜が、ピグ本体の外周面に開口するセルの頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に存在することを特徴とする管洗浄用ピグ。
【請求項2】(本件発明2)
塗工膜を設ける前のピグ本体と、塗工膜を設けた後のピグとの40%圧縮硬さが同一であることを特徴とする請求項1に記載の管洗浄用ピグ。
【請求項3】(本件発明3)
洗浄する管径の最大値をαとしたときに、ピグ本体の直径がα×1.05?1.20であることを特徴とする請求項1または2に記載の管洗浄用ピグ。
【請求項4】(本件発明4)
塗工膜の目付が、ピグ本体の外周面の1m^(2)あたり500?600gとなるように形成されてなることを特徴とする請求項1?3のいずれか一項に記載の管洗浄用ピグ。
【請求項5】(本件発明5)
ピグ本体が、球体であることを特徴とする請求項1?4のいずれか一項に記載の管洗浄用ピグ。

2 無効理由1(サポート要件)について
(1)本件特許明細書の記載
本件特許明細書には、以下の記載がある。
「【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上のような現状を考慮し、ランチャーにおける給水の圧力(以下、これを「ランチャー圧力」とする)を高めることなくスムーズに通過でき、しかも、ピグ本体の密度を小さくしても、水圧や管径変化などによる損傷が起こらない管洗浄用ピグの提供を課題とする。」
「【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記の課題を解決するために検討を行った結果、ピグ本体をシリコーンゴムからなる膜でコーティングすることで、
該ピグ本体が、従来より軽く柔らかい素材であっても、水圧や管径変化などによる損傷が生じることなく、また、ランチャー内径より3倍ほど大きくてもスムーズに通過できるので、ランチャー圧力を低く抑えられることを見出した。」
「【0012】
ピグ本体1は、JIS K7222に準拠して測定された発泡密度が18kg/m^(3)未満、JIS K6400-2に準拠して測定された40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなる。
発泡密度が18kg/m^(3)を超え且つ40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)を超えるフォームは、圧縮されにくい(圧縮硬さが高い)ので、ピグを発射させるための給水の圧力が高くなり、その水の勢いで損傷(亀裂、破れ、折れジワ、凹み)が生じやすいばかりか、最悪の場合、ランチャーで詰まってしまい発射できないこともある。
発泡密度が小さく(軽量で)柔らかいものほど、通過(移動)性はよくなるが、あまりに軽すぎたり柔らかすぎると、損傷しやすいうえ、復元性が損なわれ、そぎ落とし(洗浄)性が低下してしまうので、下限値としては、発泡密度が16kg/m^(3)程度、40%圧縮硬さが80N/314cm^(2)程度とすればよい。」
「【0022】
実施例1
〔ピグ本体の成形〕
板状の軟質ポリウレタンフォーム(発泡密度:18kg/m^(3)、40%圧縮硬さ:95N/314cm^(2)、反発弾性率:45%、ダウ式通気度:2.0dm^(3)/s、セル数:約30個/inch)から、熱線加工にて球状(直径223mm)のピグ本体を成形した。」
「【0028】
実施例2
板状の軟質ポリウレタンフォーム(発泡密度:16kg/m^(3)、40%圧縮硬さ:50N/314cm^(2)、反発弾性率:38%、ダウ式通気度:2.0dm^(3)/s、セル数:約40個/inch)から、熱線加工にて球状(直径223mm)に成形したピグ本体を用いる以外は、実施例1と同じ方法にて塗工膜を形成したピグを実施例2(直径225mm)とした。得られたピグの硬度は、表1に示すとおりであった。」
「【0033】
【表1】





(2)判断
ア 本件発明が解決しようとする課題は、本件特許明細書の段落【0006】にあるとおり「ランチャーにおける給水の圧力(以下、これを「ランチャー圧力」とする)を高めることなくスムーズに通過でき、しかも、ピグ本体の密度を小さくしても、水圧や管径変化などによる損傷が起こらない管洗浄用ピグの提供」すること(以下、「本件発明の課題」という。)であると認められる。
イ 同じく、段落【0012】には、「発泡密度が18kg/m^(3)を超え且つ40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)を超えるフォームは、圧縮されにくい(圧縮硬さが高い)ので、ピグを発射させるための給水の圧力が高くなり、その水の勢いで損傷(亀裂、破れ、折れジワ、凹み)が生じやすいばかりか、最悪の場合、ランチャーで詰まってしまい発射できないこともある。」との記載がある。
そして、本件特許明細書に記載された実施例1及び2によると、発泡密度が16kg/m^(3)、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)及び発泡密度が18kg/m^(3)、40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)のピグを用いた場合に、ピグに損傷が生じていないことが実際に確認されている(【表1】の実施例1及び実施例2の損傷についての評価は、いずれも「○」で損傷が見られないとされている。)。
そうすると、少なくとも発泡密度が16kg/m^(3)以上18kg/m^(3)以下、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)以上95N/314cm^(2)以下の範囲を特定する本件発明は、上記本件発明の課題を解決できると当業者は認識することができる。
ウ したがって、本件発明は、発明の詳細な説明に記載された発明で、発明の詳細な説明の記載により当業者が上記本件発明の課題を解決できると認識できる範囲のものである。

(3)まとめ
特許の請求の範囲の記載は、本件発明1ないし5が発明の詳細な説明に記載したものであるから、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしており、本件発明1ないし5についての特許は、無効理由1により無効とすべきであるということはできない。

3 無効理由2(実施可能要件)
(1)判断
上記2(2)で判断したとおり、発泡密度が16kg/m^(3)以上18kg/m^(3)以下、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)以上95N/314cm^(2)以下の範囲を特定する本件発明のピグは損傷が見られないものであるから、当該数値範囲とすることの技術上の意義を理解することができ、発明の詳細な説明は、当業者が本件発明の実施をできる程度に明確かつ十分に記載したものといえる。

(2)まとめ
本件特許明細書の発明の詳細な説明の記載は、経済産業省令で定めるところにより、当業者が本件発明の実施をすることができる程度に明確かつ十分に記載したものであるから、特許法第36条第4項第1号に規定する要件を満たしており、本件発明1ないし5についての特許は、無効理由2により無効とすべきであるということはできない。

第6 結び
以上のとおり、本件発明1ないし5についての特許は、特許法第36条第6項第1号及び同条第4項第1号の規定に違反してされたものでないから、同法第123条第1項第4号に該当せず、無効とすることはできない。
審判に関する費用については、特許法第169条第2項において準用する民事訴訟法第61条の規定により、請求人が負担すべきものとする。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (54)【発明の名称】
管洗浄用ピグ
【技術分野】
【0001】
本発明は、損傷することなく、ランチャーはもとより管路全体をスムーズに通過でき、しかも、洗浄性に優れた管洗浄用ピグに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載されるような、ガス管路や水道管路などの管内を洗浄するピグが提案されている。
このようなピグは、一般に、曲管や管径変化などにも対応できるよう圧縮性と復元性とを有し、投入・載置されたピグの発射部であるランチャー(launcher)から管内へと水圧や空気圧により送り込まれ、該管内の洗浄を行うものである。
【0003】
ところが、管内壁面に堆積する付着物のそぎ落とし性を向上させる目的で、洗浄する管径の最大値よりサイズが大きいピグ(例えば、直径230mm程度)を使用すると、ランチャー(例えば、内径75mm程度)において、ピグを発射させるための給水の圧力が高まりピグ自体に損傷(亀裂、破れ、折れジワ、凹み)が生じたり、最悪の場合、ランチャーで詰まる(ランチャーから発射されない)といった不具合が発生していた。
そこで、ピグの大きさよりも通常小さい(径が細い)ランチャーにて、給水の圧力を高めることなく、スムーズに発射させるために、ピグ本体の密度を下げることで圧縮変形しやすくし該ランチャーの通過性を上げることが検討されている。
【0004】
しかしながら、ピグ本体の密度を下げたものでは、上記給水の圧力によって、ピグが変形したり損傷してしまうことがあり、十分なそぎ落とし性(すなわち洗浄性)が得られないことがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第3421012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上のような現状を考慮し、ランチャーにおける給水の圧力(以下、これを「ランチャー圧力」とする)を高めることなくスムーズに通過でき、しかも、ピグ本体の密度を小さくしても、水圧や管径変化などによる損傷が起こらない管洗浄用ピグの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記の課題を解決するために検討を行った結果、ピグ本体をシリコーンゴムからなる膜でコーティングすることで、
該ピグ本体が、従来より軽く柔らかい素材であっても、水圧や管径変化などによる損傷が生じることなく、また、ランチャー内径より3倍ほど大きくてもスムーズに通過できるので、ランチャー圧力を低く抑えられることを見出した。
【0008】
本発明は、このような知見の下でなし得たものであり、以下を要旨とする。
(1)発泡密度が16kg/m^(3)以上18kg/m^(3)以下、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)以上95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体の外周面に、シリコーンゴムからなる塗工膜を有し、アスカーゴム硬度計C型で測定した硬度(以下、単に「C硬度」と記載することがある)が0?1であって、
上記塗工膜は、ピグ本体の外周面に開口するセルの頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に存在することを特徴とする管洗浄用ピグ。
(2)塗工膜を設ける前のピグ本体と、塗工膜を設けた後のピグとの40%圧縮硬さが同一であることを特徴とする前記(1)に記載の管洗浄用ピグ。
(3)洗浄する管径の最大値をαとしたときに、ピグ本体の直径がα×1.05?1.20であることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の管洗浄用ピグ。
(4)塗工膜の目付が、ピグ本体の外周面の1m^(2)あたり500?600gとなるように形成されてなることを特徴とする前記(1)?(3)のいずれかに記載の管洗浄用ピグ。
(5)ピグ本体が、球体であることを特徴とする前記(1)?(4)のいずれかに記載の管洗浄用ピグ。
【発明の効果】
【0009】
本発明の管洗浄用ピグは、ピグ本体が、軽く柔らかい素材であっても、水圧や管径変化などによる損傷が起こることなく、ランチャーはもとより管路全体をスムーズに通過(移動)できるものである。よって、ランチャー圧力の上昇を抑えられるので、ポンプを動かす電気や水の消費量を削減でき省エネに役立つ。
また、本発明の管洗浄用ピグは、塗工膜を設けてもピグの硬さが硬くならないので、洗浄対象の管の内径よりサイズを十分に大きくし、管内壁との接触面積を増やすことができる結果、そぎ落とし性(すなわち洗浄性)の飛躍的な向上が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の管洗浄用ピグの一実施態様例を説明する断面模式図である。
【図2】本発明の管洗浄用ピグの他の実施態様例を説明する断面模式図である。
【図3】本発明の管洗浄用ピグの表面状態の一例を示す拡大写真である。
【図4】図3に示した表面状態を説明する断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1に、本発明の一実施態様例を説明する断面模式図を示す。図1に示すように、本発明の管洗浄用ピグ(以下、単に「ピグ」と記すことがある)10は、特定の物性を有する軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体1の外周面に、シリコーンゴムからなる塗工膜2を設けたものである。
図1にて、ピグ10は、管内での方向性をなくしたほうが好ましいので、球体の形状を例示しているが、球体以外、例えば、円柱体、反角柱体、双円錐体などの形状でもよい。
【0012】
ピグ本体1は、JIS K7222に準拠して測定された発泡密度が18kg/m^(3)以下、JIS K6400-2に準拠して測定された40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなる。
発泡密度が18kg/m^(3)を超え且つ40%圧縮硬さが95N/314cm^(2)を超えるフォームは、圧縮されにくい(圧縮硬さが高い)ので、ピグを発射させるための給水の圧力が高くなり、その水の勢いで損傷(亀裂、破れ、折れジワ、凹み)が生じやすいばかりか、最悪の場合、ランチャーで詰まってしまい発射できないこともある。
発泡密度が小さく(軽量で)柔らかいものほど、通過(移動)性はよくなるが、あまりに軽すぎたり柔らかすぎると、損傷しやすいうえ、復元性が損なわれ、そぎ落とし(洗浄)性が低下してしまうので、下限値としては、発泡密度が16kg/m^(3)程度、40%圧縮硬さが80N/314cm^(2)程度とすればよい。
【0013】
さらに、ピグ本体1は、JIS K6400-3に準拠して測定された反発弾性率が40%以上、ダウ式通気度が1.5dm^(3)/s以上、セル数が30?40個/inch程度の連通フォームであることが好ましい。
反発弾性率が小さすぎるものでは、ランチャーなどの細径部分を圧縮した状態で通過した後、管径が大きい箇所での復元性(収縮戻り性)が悪く、管内壁面との接触が不十分な箇所が生じる虞がある。
通気度が低すぎたり、セル数/inchが多すぎるものでは、後述のシリコーンゴムとの馴染み性(フォームへの浸透性)が悪く、塗工膜2を形成しにくいばかりか、実際の使用での圧縮(復元)性が悪い。一方、セル数/inchが少なすぎるものでは、通水性が良くなりすぎて、ピグへの水圧が低下してしまい、管内での走行不良を招く虞がある。
【0014】
本発明のピグ10は、このようなピグ本体1の外周面に、シリコーンゴムからなる塗工膜2を有し、表面硬度を示すC硬度が0?1であることが重要である。
ピグ10のC硬度が1を超えてしまうような塗工膜2では、管径の変化に伴い圧縮したり復元する際に、ピグ本体1との追随性に劣るので、圧縮変形を妨げやすく、結果として破損が生じやすいピグとなる。
【0015】
図3は、塗工後のピグ10の表面状態の一例を示す拡大写真(顕微鏡「Nikon社製のSMZ660:20倍率」での画像を市販のデジタルカメラで撮影した写真)であり、図4は、図3の表面状態をよりわかりやすく示した断面模式図である。
図3,4に示すように、本発明では、塗工膜2を、ピグ本体の外周面に開口するセル4の頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に形成されてなることが好ましい。すなわち、塗工膜2は、当該セルの頂辺と、その近傍内壁面の一部ないし全体に形成され得る。
このように、塗工後のピグ10の表面では、外周面に開口するセル4の内部がシリコーンゴムにより満たされた状態のものと満たされない状態のものとが混合した状態であってもよく、塗工後のピグ10内部への通水(浸水)も可能な状態ゆえ、ピグ本体がもつ硬度を、殆ど上げることなく(塗工膜2を設けた後も維持したまま)、引張強さや切断時伸びといった機械的強度を飛躍的に向上させることができ、この結果、ピグ本体1を、ランチャー内径より3倍ほど大きく、かつ18kg/m^(3)以下の発泡密度としても、水圧や管径変化がもたらす損傷を確実に防止できるものである。
なお、ピグ本体1の直径としては、洗浄する管径の最大値をαとしたときに、α×1.05?1.20であることが好ましい。ピグ本体1の直径が小さすぎると、管内で回転しやすく、そぎ落とし性(洗浄性)に劣るものとなる、一方、大きすぎても、洗浄性は飽和するうえ、通過(移動)性や取扱性が悪い。
【0016】
したがって、本発明では、塗工膜2を設ける前のピグ本体1の40%圧縮硬さと、塗工膜2を設けた後のピグ10の40%圧縮硬さとを、同等ないしは同一とすることが好ましい。
塗工膜を設ける前に比べて、塗工膜を設けた後の40%圧縮硬さが上がってしまうものでは、圧縮変形しにくいピグとなり、ランチャー圧力が高くなるうえ、水圧や管径変化により破損しやすい。
【0017】
シリコーンゴムとしては、JIS K6249に準拠して測定された硬化後の引張強さが20kgf/cm^(2)以上、切断時伸びが400%以上であることが好ましい。
硬化後の引張強さや、切断時伸びが小さすぎると、塗工後のピグ10の機械的強度の向上が期待できないうえ、管内壁面への密着性(すなわち、そぎ落とし性)に劣る傾向がある。
【0018】
上記シリコーンゴムには、塗工膜2としての上記物性を損ねない範囲で、着色剤、研磨剤などを添加してもよい。
【0019】
塗工膜2は、目付量が多すぎると、塗工後のピグ10の表面硬度や40%圧縮硬さが硬くなり、ランチャー圧力が上昇する傾向があり、ピグ10の軽量化にとっても好ましくない。目付量が少なすぎれば、ピグの損傷が生じやすくなり、塗工膜を設ける技術的意義をなさないので、塗工膜2の目付は、ピグ本体の外周面の1m^(2)あたり500?600g程度とすることが好ましい。したがって、塗工膜の乾燥後の厚みは、1?5mm、好ましくは1?2mm程度とすればよい。
【0020】
なお、塗工膜2は、図1に示すように、ピグ本体1の全外周面に有するものであってもよく、これまで述べたような塗工膜2を設ける技術的意義の支障とならない範囲内で略全周面としてもよい。また、部分的に、厚く形成することもできるし、その厚みの変化により、そぎ落とし性の向上を図ってもよい。
塗工膜2を設ける方法としては、特に限定されないが、刷毛塗り、スプレー塗装、ディッピングなどが挙げられ、中でも、塗工性や乾燥性の面でピグ本体1の形状に左右されにくいスプレー塗装が好適である。
【0021】
図2に、本発明の他の実施態様例を説明する断面模式図を示す(図1,2において、共通あるいは同一の部分は同じ符号で示してある)。
図2に示すように、本発明のピグ20は、圧縮(復元)性を向上させるために塗工膜2やピグ本体1を貫通する孔3を形成してもよい。この貫通孔3の径は、3?5mm程度とすればよく、孔3の内壁面にも塗工膜を形成することもできる。また、貫通孔3は、2本以上設けることもできるし、その際には貫通孔同士を交差させても、させなくてもよい。
【実施例】
【0022】
実施例1
〔ピグ本体の成形〕
板状の軟質ポリウレタンフォーム(発泡密度:18kg/m^(3)、40%圧縮硬さ:95N/314cm^(2)、反発弾性率:45%、ダウ式通気度:2.0dm^(3)/s、セル数:約30個/inch)から、熱線加工にて球状(直径223mm)のピグ本体を成形した。
【0023】
〔塗工膜の形成〕
次いで、成形したピグ本体の外周面全体に、塗工膜として、1液タイプのシリコーンゴム(MOMENTIVE performance materials社製“YE5505”。硬化後の引張強さ:20kgf/cm^(2)、切断時伸び:400%)を、スプレー吹き付けにて、乾燥後の厚みが1mm(目付量がピグ本体の外周面1m^(2)あたり500g)となるように設け、実施例1のピグ(直径225mm)を得た。なお、得られたピグの硬度(40%圧縮硬さとC硬度)は、表1に示すとおりであった。
【0024】
比較例1
塗工膜として、2液タイプのウレタン系塗料(大日精化社製“レザミンD-9087”と“レザミンD-52(架橋剤)”)を使用した以外は、実施例1と同じ方法にてピグ(直径225mm)を得た。得られたピグの硬度は、表1に示すとおりであった。
【0025】
比較例2
塗工膜として、1液タイプのウレタン系塗料(大同塗料社製“ボースイテックス#3000”)を使用した以外は、実施例1と同じ方法にてピグ(直径225mm)を得た。得られたピグの硬度は、表1に示すとおりであった。
【0026】
比較例3
塗工膜を設けずに、実施例1で成形したピグ本体そのものを、比較例3のピグとした(直径223mm)。該ピグの硬度は、表1に示すとおりであった。
【0027】
比較例4,5
塗工膜を設けずに、板状の軟質ポリウレタンフォーム(発泡密度:25kg/m^(3)、40%圧縮硬さ:115N/314cm^(2)、反発弾性率:35%、ダウ式通気度:1.0dm^(3)/s、セル数:約30個/inch)から、熱線加工にて球状(直径223mm)に成形したピグ本体そのものを、比較例4のピグとした。該ピグの硬度は、表1に示すとおりであった。
上記比較例4で成形したピグ本体を用いる以外は、実施例1と同じ方法にて塗工膜を形成したピグを比較例5(直径225mm)とした。得られたピグの硬度は、表1に示すとおりであった。
【0028】
実施例2
板状の軟質ポリウレタンフォーム(発泡密度:16kg/m^(3)、40%圧縮硬さ:50N/314cm^(2)、反発弾性率:38%、ダウ式通気度:2.0dm^(3)/s、セル数:約40個/inch)から、熱線加工にて球状(直径223mm)に成形したピグ本体を用いる以外は、実施例1と同じ方法にて塗工膜を形成したピグを実施例2(直径225mm)とした。得られたピグの硬度は、表1に示すとおりであった。
【0029】
参考例1
B社市販品(ピグ本体の発泡密度、40%圧縮硬さ、反発弾性率、及び塗工膜の種類、並びにピグの直径、40%圧縮硬さ、C硬度は、表1に示すとおり)を、参考例1とした。
【0030】
実施例1?2、比較例1?5、参考例1で得られたピグの(1)ランチャー圧力と(2)損傷について、下記の評価方法で評価した。結果を併せて表1に示す。
【0031】
(1)ランチャー圧力:直径75mmのランチャーに各ピグをセットし、ポンプアップした地下水をランチャーへ600L/minで給水し、ランチャー内壁面に掛かる圧力(MPa)を山本計器製造(株)製の圧力計(普通形圧力計(Φ100 A形))にて測定した。なお、通常、0.30MPa未満のランチャー圧力であれば、ランチャーをスムーズに発射したとみなすことができる。
【0032】
(2)ピグ損傷:上記ランチャーを通過した後の各ピグについて、目視にて損傷を確認した。
ピグに損傷が見られない場合を「○」、損傷が見られた場合を「×」とした。
なお、実施例2のピグについては、ランチャーを通過した後では損傷は全く見られなかったが、配管全体を洗浄させた後に折れジワ、凹みが見られ、実施例1に比べると洗浄性において若干劣るものであった。また、ランチャー通過後に凹みが見られた比較例5は、亀裂が生じた比較例4に比べれば損傷のダメージがやや抑えられていた。
【0033】
【表1】

【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明の管洗浄用ピグは、ランチャー圧力が高くなることなく、ランチャーをスムーズに通過し、曲管や管径変化にも対応できるうえ、そぎ落とし性(すなわち洗浄性)に優れたものである。
したがって、それほど熟練した技術や経験を必要とせずに、確かな洗浄効果が得られるものなので、ダクタイル鋳鉄管、鋳鉄管(粉体塗装・モルタルライニングなどの管内面塗装管)、鋼管(内面ライニング塗装管)、ステンレス管、塩化ビニル管など様々な管の洗浄に好適に使用され得る。
【符号の説明】
【0035】
10,20 管洗浄用ピグ
1 ピグ本体
2 塗工膜
3 貫通孔
4 ピグ本体の外周面に開口するセル
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
発泡密度が16kg/m^(3)以上18kg/m^(3)以下、40%圧縮硬さが50N/314cm^(2)以上95N/314cm^(2)以下である軟質ポリウレタンフォームからなるピグ本体の外周面全体に、シリコーンゴムからなる塗工膜を有し、アスカーゴム硬度計C型で測定した硬度が0?1であって、
前記塗工膜が、ピグ本体の外周面に開口するセルの頂辺および該頂辺近傍内壁面の少なくとも一部に存在することを特徴とする管洗浄用ピグ。
【請求項2】
塗工膜を設ける前のピグ本体と、塗工膜を設けた後のピグとの40%圧縮硬さが同一であることを特徴とする請求項1に記載の管洗浄用ピグ。
【請求項3】
洗浄する管径の最大値をαとしたときに、ピグ本体の直径がα×1.05?1.20であることを特徴とする請求項1または2に記載の管洗浄用ピグ。
【請求項4】
塗工膜の目付が、ピグ本体の外周面の1m^(2)あたり500?600gとなるように形成されてなることを特徴とする請求項1?3のいずれか一項に記載の管洗浄用ピグ。
【請求項5】
ピグ本体が、球体であることを特徴とする請求項1?4のいずれか一項に記載の管洗浄用ピグ。
【図面】




 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2018-03-16 
結審通知日 2018-03-20 
審決日 2018-04-02 
出願番号 特願2012-210736(P2012-210736)
審決分類 P 1 113・ 536- YAA (B08B)
P 1 113・ 537- YAA (B08B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 伊藤 秀行  
特許庁審判長 山崎 勝司
特許庁審判官 紀本 孝
莊司 英史
登録日 2015-12-04 
登録番号 特許第5847047号(P5847047)
発明の名称 管洗浄用ピグ  
代理人 伴 知篤  
代理人 伴 知篤  
代理人 加藤 勉  
代理人 福島 三雄  
代理人 特許業務法人はなぶさ特許商標事務所  
代理人 特許業務法人はなぶさ特許商標事務所  
代理人 塩田 哲也  
代理人 加藤 勉  
代理人 特許業務法人はなぶさ特許商標事務所  
代理人 伴 知篤  
代理人 加藤 勉  
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