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審決分類 審判 査定不服 1項3号刊行物記載 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) C07K
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) C07K
管理番号 1342917
審判番号 不服2017-5646  
総通号数 225 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-09-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2017-04-20 
確定日 2018-08-09 
事件の表示 特願2015-119153「尿酸輸送方法及び尿酸輸送動態検査方法」拒絶査定不服審判事件〔平成27年12月24日出願公開、特開2015-231993〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯、本願発明
本願は平成27年6月12日の出願であって、特願2011-519596号(国内優先権2009年6月22日を主張する国際出願)の一部を特許法第44条第1項の規定に基づき分割して新たな出願としたものであり、平成29年1月27日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年4月20日に拒絶査定不服審判の請求がなされるとともに同日付け手続補正書が提出され、平成30年2月23日付けで当審より拒絶理由が通知され、同年5月1日に意見書及び同日付の手続補正書が提出されたものである。
本願の請求項1?4に係る発明は、平成30年5月1日付け手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1?4に記載の事項により特定されるものであり、そのうち、請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、以下のとおりのものと認める。

「【請求項1】
尿酸の輸送方法であって、
配列表の配列番号62に記載のアミノ酸配列から成るペプチドを用いて、
親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う
ことを特徴とする尿酸輸送方法。」


第2 平成30年2月23日付け当審拒絶理由通知
当審拒絶理由通知は、この出願の請求項に係る発明は、引用例1に記載された発明であるか、引用例1、2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第1項第3号に該当するか、同条第2項の規定により特許を受けることができない、という理由を含むものである。


第3 当審の判断
1.引用例、引用発明
(1)引用例1
当審拒絶理由で引用例1として引用したProc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. vol.106, no.25, p.10338-10342(この文献は、PubMed抄録の「Epub 2009 Jun 8」の記載より、2009年6月8日に公知となったものと認められる。この文献を以下、「引用例1」という。)には、以下の事項が記載されている。なお、英語から日本語への翻訳および下線は当審による。
(1-1) 「痛風を引き起こす共通の機能的多型を有する尿酸輸送体ABCG2の同定」(タイトル)
(1-2)「要約
ゲノムワイド関連研究(GWAS)は、多種多様な複雑な疾患に関連する共通の一塩基多型(SNP)を首尾よく同定したが、遺伝子機能に取り組まず、疾患関連SNPの因果関係を確立していない。我々は最近、第4染色体上のゲノム領域のSNPを同定するためにGWASを使用し、尿酸値の上昇の結果として血清尿酸値および痛風と関連づけた。ここでは、この領域に含まれるABCG2遺伝子によってコードされるヒトATP結合カセット、サブファミリーG、2(ABCG2)がこれまでに知られていない尿酸排出輸送体であるという機能アッセイの使用を示す。本発明者らはさらに、天然ABCG2が、腎尿細管分泌を媒介する腎近位細管細胞の刷子縁膜に位置することを示す。部位特異的突然変異誘発による共通SNP rs2231142によりコードされる突然変異Q141Kの導入は、野生型ABCG2と比較して尿酸輸送率を53%低下させた(P <0.001)。14,783人の集団ベースの研究からのデータは、この地域における因果的変異体としてrs2231142を支持し、尿酸値との有意な関連を示す[白色度:P = 10-30、マイナーアレル頻度(MAF)0.11;黒人P = 10-4、MAF 0.03]および痛風(リスクアレルごとに調整されたオッズ比1.68、両方のレース)。我々のデータは、白人のすべての痛風症例の少なくとも10%がこの原因変異に起因していることを示している。しばしば不十分に痛風に苦しんでいる約300万人の米国人で、ABCG2は魅力的な薬物標的である。我々の研究は、関連から因果関係への一連の証拠を完成させ、痛風の病因における共通の疾患共通変異仮説を支持する。」(第1頁要約の項)
(1-3)「結果と考察
ABCG2は尿酸トランスポーターである。ABCG2がこれまで知られていない尿酸輸送体であるかどうかを調べるために、我々はアフリカツメガエル卵母細胞中にヒトABCG2を発現させた。卵母細胞における放射性標識尿酸の蓄積および卵母細胞からの尿酸の流出速度を測定した。尿中の蓄積は、水注入対照卵母細胞と比較してABCG2を発現する卵母細胞において75.5%有意に減少した(図1A)。さらに、ABCG2発現卵母細胞は、既知の尿酸排出輸送体MRP4(7)を発現する卵母細胞より低い尿酸濃度を示した。 ABCG2発現卵母細胞の尿酸塩蓄積の減少は、フミトレモーリンC(FTC)、特異的ABCG2阻害剤の存在下、または化学療法剤の輸送を妨害することが知られているABCG2(187T)における変異の導入後には存在しなかった(5,6 )(図1B)。 ABCG2発現卵母細胞は、対照細胞または機能喪失変異ABCG2 187T(図1C)を発現する細胞と比較して、広範囲の細胞外濃度にわたって有意に低い尿酸蓄積を示した。尿中の蓄積の減少は、ABCG2媒介性の尿酸の細胞外への排出によるものであり、放射性標識尿酸を予め負荷した卵母細胞における経時的な細胞内尿酸塩濃度の減少をモニターする実験に示されている(図1D)。さらに、ABCG2媒介尿酸排出は、細胞内尿酸濃度に依存し、ABCG2発現卵母細胞は対照卵母細胞より有意に高かった(図1E)。総合すると、これらのデータは、ABCG2が尿酸排出輸送体であることを示している。」(第1頁左欄下から4行?右欄22行)

(2)引用例2
当審拒絶理由で引用例2として引用した特開2004-16042号公報(以下、「引用例2」というには、以下の事項が記載されている。
(2-1)「【0014】
ABCG2タンパク質は、ABCファミリー輸送体の一種であり、そのアミノ酸配列は配列番号2に示されている。ABCファミリー輸送体は、一般に、ATP加水分解のエネルギーを用いて、様々な物質を、細胞膜の外側から内側へ、または内側から外側へ能動輸送する。」
(2-2)
配列表の配列番号2の項には、655アミノ酸からなるABCG2タンパク質のアミノ酸配列が記載されている。ただし、配列表自体の摘記は省略する。 (第21?25頁)

(3)引用発明
引用例1に記載される「ABCG2遺伝子によってコードされるヒトATP結合カセット、サブファミリーG、2(ABCG2)」は、野生型ABCG2であって、引用例2に記載される、配列番号2のアミノ酸配列を有する「ABCG2タンパク質」と同じものであると認められる。
また、引用例1に記載される「ABCG2」は尿酸排出輸送体であるから、これを用いて尿酸を輸送できるのは明らかである。
したがって、上記(1)の(1-1)?(1-3)、(2)の(2-1)、(2-2)より、引用例1には次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

「引用例2に配列番号2として示されるアミノ酸配列を有する、ABCG2タンパク質からなる、尿酸トランスポーターを用いて尿酸を輸送する方法。」

2.対比
本願発明と引用発明とを対比する。
引用例2の配列番号2は本願の配列番号62と同じ配列であるから、引用発明の「引用例2に配列番号2として示されるアミノ酸配列を有する、ABCG2タンパク質からなる、尿酸トランスポーター」は、本願発明の「配列表の配列番号62に記載のアミノ酸配列から成るペプチド」に相当すると認められる。
したがって、両者は、
「尿酸の輸送方法であって、
配列表の配列番号62に記載のアミノ酸配列から成るペプチドを用いる、
尿酸輸送方法。」である点で一致し、以下の点で相違すると認められる。
(相違点)
本願発明では、「親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う」と特定されているのに対して、引用発明では特定されていない点。

3.判断
まず、本願発明の「親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う」の記載は、いかなる事項を特定するか明らかでないから、この記載の意味するところについて検討する。
本願明細書の段落【0039】?【0040】には、以下の事項が記載されている。
「【0039】
尿酸がABCG2の基質であるか否か実証するため、同位体[^(14)C]で標識した尿酸を用いて、輸送アッセイを実施した。
図3(a)は、時間に対する[^(14)C]尿酸輸送を示すグラフであり、図3(b)は、尿酸濃度に対する[^(14)C]尿酸輸送を示すグラフである。
図3(a)に示す通り、ABCG2発現小胞ではATP依存性尿酸輸送が確認されたが、対照小胞では確認されなかった。これは、ABCG2による直接的な高容量性尿酸輸送の初めての実証である。ES輸送に対する阻害作用が軽度なため、尿酸は大容量型のABCG2基質であると考えられた。実際に、図3(b)に示す通り、1mM以下の濃度では、ABCG2を介した尿酸輸送はほとんど飽和には達しなかった。
【0040】
典型的なABCG2基質、例えばES、4-硫酸メチルウンベリフェロン、及びE3040硫酸等の硫酸抱合体は、小容量型(Km値約20μM)のABCG2によって輸送される。動態解析によると、ABCG2は尿酸の飽和性輸送をKm 8.24±1.44mM及びVmax6.96±0.89 nmol/分/mg(蛋白質)で媒介しているので、ABCG2を介した大容量型輸送が高尿酸状態下で依然として機能していると言える。
これらの知見は、新たに同定されたABCG2の大容量型尿酸エクスポーターという生理学的役割を合理的に説明するものである。」
また、図3(b)は以下のとおりのものである。



上記図3(b)には、●ABCG2+ATP と ○ABCG2+AMP について、尿酸濃度に対する[^(14)C]尿酸輸送を示すグラフが示されており、段落【0039】に記載される「1mM以下の濃度では、ABCG2を介した尿酸輸送はほとんど飽和には達しなかった」とは、図3(b)の ●ABCG2+ATP のグラフを指していると認められる。
そして、上記の段落【0039】には、ATP依存性尿酸輸送においてABCG2は1mM以下の尿酸濃度では飽和しなかったことが示されていることから、本願明細書には、ABCG2は1mM以上の尿酸濃度においてATP依存性尿酸輸送を行うという機能を有することが記載されていると認められる。また、このABCG2とは「配列表の配列番号62に記載のアミノ酸配列から成るペプチド」であり、本願の出願当初の請求項4などの記載からみて、これは野生型ABCG2であると認められる。
さらに、段落【0009】には「本発明の尿酸トランスポーターは、ABCG2を有するタンパク質から成り、尿酸をATP依存的に排出する能力を備えることを特徴とする。」と記載されており、「親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う」とは、ABCG2の備える能力(機能)であると認められる。
そうすると、本願発明の「親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う」の記載は、『ATP依存性条件で尿酸の輸送を行った場合に、ABCG2の親和性がKm1mM以上である』ことを意味し、野生型ABCG2である“配列表の配列番号62に記載のアミノ酸配列から成るペプチド”が備えている機能を説明するものと認められる。

上記2.のとおり、引用発明の「引用例2に配列番号2として示されるアミノ酸配列を有する、ABCG2タンパク質からなる、尿酸トランスポーター」は、本願発明の「配列表の配列番号62に記載のアミノ酸配列から成るペプチド」と同じアミノ酸配列を有する同じポリペプチドである。すなわち、本願発明と引用発明とは、尿酸を輸送するために用いるポリペプチドが同じ物質(公知の野生型ABCG2)である。
そして、通常、同じ物質であれば、該物質が備える機能は同じであるから、引用発明におけるポリペプチドも、本願発明におけるポリペプチドが備える機能を同じく備えていると考えることが技術常識である。
そうすると、上記相違点に係る「親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う」の点、すなわち、『ATP依存性条件で尿酸の輸送を行った場合に、ABCG2の親和性がKm1mM以上である』という機能は、引用発明のABCG2タンパク質、すなわち公知の野生型ABCG2も備えていると認められる。
したがって、同じポリペプチドを用いる「尿酸の輸送方法」において、「親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う」という特定の有無は、実質的な相違点ではない。
よって、本願発明は引用例1に記載された発明と同一である。

なお、本願発明は「尿酸の輸送方法」を特定するものであるが、仮に、「ATP依存性尿酸輸送を行う」の記載から、本願発明が実質的に「ATP依存性の尿酸の輸送方法」を特定するものであって、「ATP依存性」の点が相違点であったとしても、引用例2には上記(2-1)のとおり「ABCG2タンパク質は、ABCファミリー輸送体の一種であり、・・ABCファミリー輸送体は、一般に、ATP加水分解のエネルギーを用いて、様々な物質を、細胞膜の外側から内側へ、または内側から外側へ能動輸送する。」と、引用発明の尿酸トランスポーターのようなABCファミリー輸送体がATP依存的であることが示されている。
したがって、引用発明において、尿酸の輸送がATP依存性であることを特定することに格別の困難性はない。
よって、本願発明は引用例1、2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

4.審判請求人の主張について
審判請求人は平成30年5月1日の意見書において、概ね以下の主張をしている。
(A)「親和性Km1mM以上」に関しては、いずれの引用文献にも言及や示唆はない。明細書の段落【0039】?【0040】に記載のように、本出願発明において初めて、Km値1mM以上である尿酸輸送能が確認されたという特徴がある。
(B)本出願発明における細胞膜小胞を用いた実験系では、尿酸がABCG2と一時的に結合する細胞内側が外側を向いた配向性の小胞で実験をすることができ、ABCG2と一時的に結合する尿酸濃度(バッファー中の尿酸濃度)となるので、自由に尿酸濃度設定を行うことが可能であり、種々の尿酸濃度下でのABCG2による尿酸輸送活性を実測し、Km値を求めることができた。
(C)段落【0039】、【0043】、【0068】に記載のように、ABCG2の変異に関してATP依存性尿酸輸送を検討し、輸送機能についての知見を得た特徴がある。

そこで、上記の審判請求人の主張について検討する。
(A)について
上記3.で述べたとおり、「親和性Km1mM以上でATP依存性尿酸輸送を行う」という機能は、本願発明のポリペプチドと同じポリペプチドを用いる引用発明も、同様に備えていると認められる。
また、本願明細書の段落【0043】には、
「 図6は、突然変異を起こしたABCG2の尿酸輸送解析の結果を示すグラフである。
ABCG2の機能に対する尿酸輸送活性の作用を明らかにするため、野生型及び変異体ABCG2蛋白質を発現している膜小胞を用いて、5種類の変異体の尿酸輸送活性について調べた。
ATP依存性尿酸輸送は、Q141Kでほぼ半減(46.7%)し、Q126X、G268R、S441N、F506SfsX4ではほとんど消失した。ウエスタンブロット解析によると、Q141K変異体におけるABCG2蛋白質発現は半減(45.2%)し、Q126Xでは膜小胞上に蛋白質は発現しなかった。また、F208S、E334X、L447V、S486N、R575X、C608X変異により、ABCG2のATP依存性尿酸輸送は顕著に減少し、そのうちF208S、E334X、L447V、S486N、R575Xではほとんど消失していた。」と記載されており、この記載及び図6の記載からみて、本願明細書には、野生型ABCG2がABCG2変異体と比較してATP依存性尿酸輸送に優れていることが示されていると認められ、「親和性Km1mM以上」とは、その優れていることについて数値をもって記載したと認められる。
したがって、「親和性Km1mM以上」の点は実質的な相違点ではない。

(B)(C)について
本願明細書には、ABCG2を発現する細胞膜小胞と同位体[^(14)C]で標識した尿酸とを用いる実験系で尿酸の輸送活性を測定したことについて記載され、段落【0039】にはABCG2が1mM以下の濃度の尿酸では飽和に達しなかったことが示され、段落【0040】にはABCG2が尿酸の飽和性輸送をKm 8.24±1.44mMの濃度で媒介することが示されている。さらに、本願明細書の段落【0043】、【0068】などには、ABCG2変異体におけるアミノ酸変異とABCG2の機能低下との関係などについても記載されている。
仮に、本願発明が、上記のような実験系を発明特定事項として特定する、ABCG2によるATP依存性尿酸輸送における親和性(Km値)の測定方法などに関する発明であれば、そのような測定方法は、野生型ABCG2やABCG2変異体について、それぞれの親和性(Km値)を測定できる方法として技術的意義を有するかもしれない。
しかし、本願発明は「尿酸の輸送方法」という発明に関するものであって、本願発明と引用発明との間に実質的な相違点は存在しない。例えば、ABCG2を発現する細胞膜小胞と同位体[^(14)C]で標識した尿酸とを用いる実験系を発明特定事項を含むような、測定方法などに関する発明ではないのである。
したがって、審判請求人の主張は、本願発明の発明特定事項に基づくものとはいえない。

5.小括
本願発明は、引用例1に記載された発明であるか、引用例1、2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。


第4 むすび
以上のとおり、この出願の請求項1に係る発明は、特許法第29条第1項第3号に該当し、または同条第2項の規定により、特許を受けることができないから、他の請求項に係る発明について言及するまでもなく、この出願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2018-06-05 
結審通知日 2018-06-12 
審決日 2018-06-25 
出願番号 特願2015-119153(P2015-119153)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (C07K)
P 1 8・ 113- WZ (C07K)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 池上 文緒  
特許庁審判長 大宅 郁治
特許庁審判官 松浦 安紀子
中島 庸子
発明の名称 尿酸輸送方法及び尿酸輸送動態検査方法  
代理人 新保 斉  
代理人 新保 斉  
代理人 新保 斉  
代理人 新保 斉  
代理人 新保 斉  

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