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審決分類 審判 査定不服 1項3号刊行物記載 取り消して特許、登録 G01R
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G01R
管理番号 1345764
審判番号 不服2018-2974  
総通号数 228 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-12-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2018-03-01 
確定日 2018-11-29 
事件の表示 特願2014- 99472「電圧検出装置」拒絶査定不服審判事件〔平成27年12月 3日出願公開、特開2015-215287、請求項の数(5)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成26年5月13日の出願であって、平成29年4月10日付けで拒絶理由が通知され、平成29年6月12日付けで手続補正がなされたが、平成29年11月24日付けで拒絶査定(以下、「原査定」という)がなされ(謄本送達日 平成29年12月5日)、これに対し、平成30年3月1日に拒絶査定不服審判が請求され、同時に手続補正がなされたものである。

第2 原査定の概要
原査定の概要は次の通りである。

1.(新規性)この出願の下記の請求項に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

2.(進歩性)この出願の下記の請求項に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

●理由1(特許法第29条第1項第3号)、理由2(特許法第29条第2項)について

・請求項 1-3
・引用文献等 1

●理由2(特許法第29条第2項)について

・請求項 4-5
・引用文献等 1-2

<引用文献等一覧>
1.特開2005-315853号公報
2.特開2012-95388号公報
3.特開2011-10512号公報(周知技術を示す文献)
4.特開2013-243871号公報(周知技術を示す文献)
5.両角 朗 AKIRA MOROZUMI,パワーモジュールパッケージ技術,富士時報 第71巻 第2号 FUJI ELECTRIC JOURNAL,富士電機株式会社,1998年,第71巻(周知技術を示す文献)

第3 本願発明
本願の請求項1-5に係る発明(以下、「本願発明1」-「本願発明5」という。)は、平成30年3月1日付けの手続補正で補正された特許請求の範囲の請求項1-5に記載された事項により特定される発明であり、本願発明1は以下のとおりのものである。

「【請求項1】
第1グランドを基準として動作する第1電子装置の電圧を分圧して出力する直列された抵抗からなる分圧回路(210、310、410)と、
前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を処理して、前記第1グランドと絶縁された第2グランドを基準として動作する第2電子装置に出力する処理回路(211、311、411)と、
を備え、前記第1電子装置の電圧に関する情報を前記第2電子装置に絶縁して伝える電圧検出装置において、
前記処理回路は、
前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を、その電圧に応じたデジタル値に変換して出力する変換回路(211a、311a、411a)と、
前記変換回路に接続され、前記変換回路から入力されるデジタル値を前記第2電子装置に絶縁して出力する第1絶縁回路(211b、311b、411b)と、
前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧に基づいて異常の有無を判定し、自らの判定結果が異常を示すものである場合には、一定のデジタル値を出力する異常判定回路(211c、311a)と、
前記異常判定回路に接続され、前記異常判定回路から入力される判定結果を前記第2電子装置に絶縁して出力する第2絶縁回路(211d、311b)と、
を有することを特徴とする電圧検出装置。」

本願発明2-5は、本願発明1を減縮した発明である。

第4 引用文献、引用発明等
1 引用文献1について
原査定の拒絶の理由で引用された引用文献1(特開2005-315853号公報)には、図面とともに、次の事項が記載されている(下線は、当審で付与したものである。以下同様。)。
「【0006】
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも速やかに故障箇所を特定できる電源装置を提供することにある。」

「【0025】
バッテリ1の中点33に対するプラス側の出力端子電圧とマイナス側の出力端子電圧を2組の電圧検出回路3a及び3bで検出している。より具体的には、バッテリ1の中点33に加わる電圧を基準とした正側出力端子1aの電圧(又は出力端子10aの電圧)を、電圧検出回路3aで検出し、バッテリ1の中点33に加わる電圧を基準とした負側出力端子1bの電圧(又は出力端子10bの電圧)を、電圧検出回路3bで検出している。バッテリ1の中点33は、第1のアースライン14に接続され、所定の基準電位に保たれる。
【0026】
まず、2つのある電圧検出回路3a及び3bのうち、一方の電圧検出回路3aについて説明する。
【0027】
電圧電圧検出回路3aは、中点33の電圧に対する正側出力端子1aの電圧をパルス幅変調により矩形波に変換する差動増幅器4と、バッテリ電圧が入力されない状態でも差動増幅器4に矩形波を出力させるべく、差動増幅器4の入力側にオフセット電圧を供給するオフセット回路5aと、差動増幅器4からの矩形波を絶縁状態で伝送する絶縁カップラ6と、絶縁カップラ6から出力されるパルス幅変調された矩形波のパルス幅の変化を平滑化された電圧の変化に変換する、即ちパルス幅変調された矩形波を積分する積分回路7と、積分回路7で平滑化されたアナログの電圧信号をデジタルの電圧信号に変換するA/Dコンバータ8と、を含んで構成される。電圧検出回路3aは、更に、三角波を生成する三角波発生回路9と、コネクタ13と、緩衝増幅器17と、抵抗31aと、抵抗32aと、を有している。
【0028】
バッテリ1の正側出力端子1aは、スイッチ30aを介して抵抗31aの一端に接続され、抵抗31aの他端は、抵抗32aを介して中点33に接続されていると共に、緩衝増幅器17の入力端子及びオフセット回路5aの出力側に共通接続されている。
【0029】
差動増幅器4において、非反転入力端子(+)には緩衝増幅器17の出力信号が与えられ、反転入力端子(-)には三角波発生回路9の出力する三角波が与えられている。緩衝増幅器17は、入力インピーダンスが大きく、且つ出力インピーダンスの小さい増幅率を1とするアンプである。緩衝増幅器17を設けることにより、中点33に対する正側出力端子1aの電圧を正確に差動増幅器4に伝達することができる。尚、電圧検出回路3aに、必ずしも緩衝増幅器17を設ける必要はない。緩衝増幅器17を設けない場合は、抵抗31aと抵抗32aとの接続点を、差動増幅器4の非反転入力端子(+)に直接接続すればよい。
【0030】
オフセット回路5aは、第1のアースライン14を基準として所定の正の直流電圧を出力する直流基準電源12aと、直流基準電源12aと直列接続された直列抵抗11aと、から構成されている。直列抵抗11aの一端は、直流基準電源12aの正の出力電圧が表れる端子側に接続され、他端は、抵抗31aと抵抗32aと緩衝増幅器17の入力端子との接続点に接続されている。
【0031】
絶縁カップラ6の入力側は、差動増幅器4の出力する矩形波を、第1のアースライン14を基準として受け、絶縁カップラ6の出力側は、差動増幅器4の出力する矩形波を、第2のアースライン15を基準として出力する。第1のアースライン14と第2のアースライン15は絶縁されている。絶縁カップラ6の出力側から出力される信号はコネクタ13を介して積分回路7に供給される。
【0032】
電圧検出回路3bは、電圧検出回路3aと類似している。電圧検出回路3bは、電圧検出回路3aに含まれるものと同様の差動増幅器4、絶縁カップラ6、積分回路7、A/Dコンバータ8、三角波発生回路9及びコネクタ13を有している。マイコン(マイクロコンピュータ)16は、電圧検出回路3aに含まれるA/Dコンバータ8と、電圧検出回路3bに含まれるA/Dコンバータ8を有して構成される。図1において、同一の符号を付したものは、同一の部品である。電圧検出回路3bに含まれる差動増幅器4、絶縁カップラ6、積分回路7、A/Dコンバータ8、三角波発生回路9及びコネクタ13の機能及び接続関係は、電圧検出回路3aにおけるそれらと同様であるため、再度の説明を省略し、電圧検出回路3bが電圧検出回路3aと異なる部分だけを、以下に説明する。」

「【0039】
電圧検出回路3aの差動増幅器4は、中点33の電圧に対する正側出力端子1aの電圧の絶対値が大きくなるにしたがって、パルス幅が広くなるような矩形波を出力し、電圧検出回路3bの差動増幅器4は、中点33の電圧に対する負側出力端子1bの電圧の絶対値が大きくなるにしたがって、パルス幅が広くなるような矩形波を出力する。即ち、各差動増幅器4は、バッテリ1の電圧にパルス幅変調を施し、バッテリ1の電圧に応じてパルス幅が変調された矩形波を出力する。」

「【0043】
仮にオフセット回路5a及び5bが存在しない場合、各差動増幅器4にバッテリ1からの電圧が供給されなくなると、各差動増幅器4は矩形波を出力しなくなり、各積分回路7の出力電圧は0Vとなる。こうなると、バッテリ1と各差動増幅器4との間の接続が切れたのか、あるいは、各差動増幅器4より後段の回路(例えば、各積分回路7)が故障して信号を出力しなくなったのかを識別できなくなる。車両用の電源装置において、種々の部分に発生する故障を皆無とすることは困難であるが、故障箇所を明確に識別できると保守管理が簡単である。」

「【0052】
バッテリ1の出力側と各差動増幅器4の入力側とが接続されなくなって、各差動増幅器4の非反転入力端子(+)にバッテリ電圧が入力されない状態となっても(以下、このような状態を「入力側故障」という)、各差動増幅器4の非反転入力端子(+)にはオフセット電圧が入力される。このため、そのような状態になっても各差動増幅器4は、図3に示すように、最小幅の矩形波(高電位のデューティ比が最小の矩形波)を出力する。図3は、図1の電源装置の各部の電圧波形を示す図である。図3の上段の電圧波形は、入力側故障時における各差動増幅器4への入力電圧の様子、各差動増幅器4からの出力電圧(矩形波)の様子、及び各積分回路7の出力電圧の様子を表している。
【0053】
差動増幅器4より後段の回路の動作は電圧検出回路3aと3bで同様であるため、電圧検出回路3aにつき、入力側故障時における差動増幅器4より後段の回路の動作を説明する(勿論、電圧検出回路3bの動作も同様である)。電圧検出回路3aにおいて、上記の最小幅の矩形波は、絶縁カップラ6と積分回路7を介してA/Dコンバータ8に入力され、A/Dコンバータ8からデジタルの電圧信号として出力される。この状態で積分回路7又はA/Dコンバータ8から出力される電圧信号は、差動増幅器4に供給されるオフセット電圧を示す信号である。したがって、積分回路7又はA/Dコンバータ8からオフセット電圧を示す電圧信号が出力されると、バッテリ1と差動増幅器4の入力側とが断線や接触不良によって、バッテリ電圧が正常に差動増幅器4に入力されなくなっていることが明確になる。
【0054】
また、図3の下段で示すように、例えば電圧検出回路3aにおいて、積分回路7又はA/Dコンバータ8がオフセット電圧を示す電圧信号を出力せず、且つバッテリ電圧が0Vであることを示すデジタル信号を出力する場合は、差動増幅器4の出力側から積分回路7又はA/Dコンバータ8の入力側の間で信号が伝送されない故障(以下、この故障を「出力側故障」という)が発生していると判断できる。マイコン16は、各積分回路7又は各A/Dコンバータ8からの出力に基づいて、入力側故障又は出力側故障の発生を検出する。尚、図3の下段の電圧波形は、出力側故障時における各差動増幅器4への入力電圧の様子、各差動増幅器4からの出力電圧(矩形波)の様子、及び各積分回路7の出力電圧の様子を表している。」

「【0057】
絶縁カップラ6は、入力側と出力側のアースラインを電気的に絶縁した状態で信号を伝送するカップラで、光で信号を伝送するフォトカップラが適している。ただし、トランスで信号を伝送する絶縁カップラも使用できる。絶縁カップラ6は、バッテリ1に接続している差動増幅器4側と、積分回路7及びA/Dコンバータ8を備えて電圧を検出する検出回路側とのアースを切り離している。車両用の電源装置は、バッテリ電圧が比較的高電圧となるので、差動増幅器4側のアースライン(即ち、第1のアースライン14)はシャーシアース(車両のシャーシ)に接続されない。
【0058】
一方、電圧を検出するための積分回路7やA/Dコンバータ8を内蔵する検出回路側は、雑音等の影響を少なくするために、電子回路のアースライン(即ち、第2のアースライン15)を車両のシャーシに接続している。絶縁カップラ6は、このように車両のシャーシに接続されない高圧側と、シャーシに接続される低圧側を切り離して信号を伝送する。絶縁カップラ6の出力側は、図1に示すように、コネクタ13を介して積分回路7に接続される。」


図1


図2

したがって、上記記載より、引用文献1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている(括弧内は、認定に用いた引用文献1の記載箇所を示す。以下同様。)。
「バッテリ1の中点33に加わる電圧を基準とした正側出力端子1aの電圧を検出する電圧検出回路3aであって、
バッテリ1の中点33は、第1のアースライン14に接続され(【0025】)、
電圧検出回路3aは、中点33の電圧に対する正側出力端子1aの電圧をパルス幅変調により矩形波に変換する差動増幅器4と、バッテリ電圧が入力されない状態でも差動増幅器4に矩形波を出力させるべく、差動増幅器4の入力側にオフセット電圧を供給するオフセット回路5aと、差動増幅器4からの矩形波を絶縁状態で伝送する絶縁カップラ6と、絶縁カップラ6から出力されるパルス幅変調された矩形波を積分する積分回路7と、積分回路7で平滑化されたアナログの電圧信号をデジタルの電圧信号に変換するA/Dコンバータ8と、三角波を生成する三角波発生回路9と、抵抗31aと、抵抗32aと、を有し(【0027】)、
バッテリ1の正側出力端子1aは抵抗31aの一端に接続され、抵抗31aの他端は、抵抗32aを介して中点33に接続されていると共に、オフセット回路5aの出力側に共通接続されており(【0028】)、
差動増幅器4において、非反転入力端子(+)には抵抗31aと抵抗32aとの接続点が接続され、反転入力端子(-)には三角波発生回路9の出力する三角波が与えられ(【0029】)、
絶縁カップラ6の入力側は、差動増幅器4の出力する矩形波を、第1のアースライン14を基準として受け、絶縁カップラ6の出力側は、差動増幅器4の出力する矩形波を、第2のアースライン15を基準として出力し、第1のアースライン14と第2のアースライン15は絶縁されており、
絶縁カップラ6の出力側から出力される信号は積分回路7に供給され(【0031】)、
マイコン16は、A/Dコンバータ8を有して構成され(【0032】)、
絶縁カップラ6は、バッテリ1に接続している差動増幅器4側と、積分回路7及びA/Dコンバータ8を備えて電圧を検出する検出回路側とのアースを切り離し、差動増幅器4側の第1のアースライン14は車両のシャーシに接続されず(【0057】)、積分回路7やA/Dコンバータ8を内蔵する検出回路側は、第2のアースライン15を車両のシャーシに接続し(【0058】)、
差動増幅器4は、中点33の電圧に対する正側出力端子1aの電圧の絶対値が大きくなるにしたがって、パルス幅が広くなるような矩形波を出力し(【0039】)、
バッテリ1の出力側と差動増幅器4の入力側とが接続されなくなって、差動増幅器4の非反転入力端子(+)にバッテリ電圧が入力されない状態となっても(以下、このような状態を「入力側故障」という)、差動増幅器4の非反転入力端子(+)にはオフセット電圧が入力されるため、そのような状態になっても差動増幅器4は、最小幅の矩形波を出力し(【0052】)、
最小幅の矩形波は、絶縁カップラ6と積分回路7を介してA/Dコンバータ8に入力され、A/Dコンバータ8からデジタルの電圧信号として出力され、
A/Dコンバータ8からオフセット電圧を示す電圧信号が出力されると(【0053】)、マイコン16は、積分回路7又はA/Dコンバータ8からの出力に基づいて、入力側故障の発生を検出する(【0054】)、
電圧検出回路3a。」

2 引用文献2について
原査定の拒絶の理由で引用された引用文献2(特開2012-95388号公報)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
「【0023】
比較回路3は、各電池セル10のセル電圧(電池セル10毎の電圧)と閾値との大小関係を比較して、その比較結果を出力する比較手段である。このような比較回路3は、第1分圧抵抗31、第2分圧抵抗32、基準電圧源33、コンパレータ34を電池セル10毎に備えている。」

「【0028】
本実施形態の比較回路3では、例えば、電池セル10のセル電圧が閾値よりも大きい場合(過充電の場合)には、コンパレータ34は電池セル10の異常状態を示すロー信号を出力する。一方、電池セル10のセル電圧が閾値よりも小さい場合にはコンパレータ34は電池セル10の正常状態を示すハイ信号を出力する。
【0029】
以下、本実施形態では、比較回路3は、各コンパレータ34にて過充電を検出する構成として説明する。すなわち、比較回路3は、電池セル10毎に過充電であるか否かを判定し、その判定結果(比較結果)を電池セル10毎に後述する論理回路4に出力する。
【0030】
本実施形態の論理回路4は、AND回路(論理積回路)で構成されている。論理回路4は、各コンパレータ34の出力端子が接続されており、各コンパレータ34のうち、少なくとも1つから過充電を示す異常信号(ロー信号)が出力された際に、異常信号を出力する。」

「【0036】
差動増幅回路52は、セル選択スイッチ51で選択された電池セル10の電圧を増幅する回路であり、分圧抵抗52a?52d、およびオペアンプ52eを備えて構成されている。
【0037】
分圧抵抗52aがセル選択スイッチ51の正極側スイッチ51aに接続され、分圧抵抗52bが、分圧抵抗52aとグランドとの間に接続されている。各分圧抵抗52a、52bの間の接続点がオペアンプ52eの非反転入力端子(+)に接続されている。
【0038】
また、分圧抵抗52cが、セル選択スイッチ51の負極側スイッチ51bに接続され、分圧抵抗52dが、分圧抵抗52cとオペアンプ52eの出力端子との間に接続されている。各分圧抵抗52c、52dの間の接続点がオペアンプ52eの反転入力端子(-)に接続されている。そして、オペアンプ52eの出力端子は、ADコンバータ53に接続されている。
【0039】
ADコンバータ53は、差動増幅回路52にて増幅された電池セル10の電圧情報を測定する回路であり、電池セル10の電圧情報(アナログ信号)をデジタル信号に変換して、マイコン6に出力する。
【0040】
ここで、ADコンバータ53は、絶縁素子72を介してマイコン6に接続されており、絶縁素子72を介してADコンバータ53からマイコン6へ電池セル10の電圧情報が出力される。なお、絶縁素子72は、絶縁素子71と同様に、高電圧系と低電圧系とを絶縁するための素子である。」


図1

(1)上記記載より、引用文献2には、電圧検出に関して次の技術が記載されている。
「差動増幅回路52が、電池セル10の電圧を増幅し(【0036】)、ADコンバータ53が、差動増幅回路52にて増幅された電池セル10の電圧情報(アナログ信号)をデジタル信号に変換し(【0039】)、絶縁素子72を介してADコンバータ53からマイコン6へ電池セル10の電圧情報を出力する技術(【0040】)。」

(2)上記記載より、引用文献2には、異常検出に関して次の技術が記載されている。
「第1分圧抵抗31、第2分圧抵抗32、基準電圧源33、コンパレータ34を電池セル10毎に備えている比較回路3において(【0023】)、電池セル10のセル電圧が閾値よりも大きい場合(過充電の場合)には、コンパレータ34が電池セル10の異常状態を示すロー信号を出力し(【0028】)、論理回路4が、各コンパレータ34のうち、少なくとも1つから過充電を示す異常信号(ロー信号)が出力された際に、異常信号を出力する技術(【0030】)。」

3 引用文献3について
原査定において周知技術を示す文献として引用された引用文献3(特開2011-10512号公報)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
「【0002】
図1に示すように、従来の昇降圧コンバータ10は、例えばハイブリッド車両に搭載され、直流電源1と、モータジェネレータMGが接続されたインバータ2との間に接続されており、直流電源1から供給された直流電力を昇圧してインバータ2へ出力し、この逆方向に、モータジェネレータMGが発電機となる際にインバータ2から出力される直流電力を降圧して直流電源へ回生する。但し、直流電源1は、当該直流電源1からの直流電力が供給される高圧電源線12PL及び高圧接地線12Nで昇降圧コンバータ10に接続され、インバータ2は、昇圧後の直流電力が供給される高圧電源線12PH及び高圧接地線12Nで昇降圧コンバータ10に接続されている。
【0003】
また、昇降圧コンバータ10は、図2に示すように、コンデンサC1と、リアクトルL1と、高圧電源側の半導体素子である上アーム用スイッチング素子(電力変換用スイッチング素子)T1と、高圧接地側の半導体素子である下アーム用スイッチング素子T2と、ダイオードD1,D2と、コンデンサC2とを備えて構成されている。但し、各スイッチング素子T1,T2は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であり、各ダイオードD1,D2は、フリーホイールダイオードである。」

4 引用文献4について
原査定において周知技術を示す文献として引用された引用文献4(特開2013-243871号公報)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
「【0008】
インバータ回路に使用されるMOS-FETなどの半導体のスイッチ素子は、スイッチ素子をオフ状態に制御した際、完全な開放状態とならず、スイッチ素子の両端間の抵抗値は数MΩ?数10MΩ程度の高抵抗状態である。スイッチ素子の故障モードの1つとして、スイッチ素子へのサージ電圧などの電気的ストレスやスイッチ素子の経年劣化などにより、スイッチ素子をオフ状態に制御した際のスイッチ素子の両端間の抵抗値が徐々に低下する故障モードが知られている。」

5 引用文献5について
原査定において周知技術を示す文献として引用された引用文献5(両角 朗 AKIRA MOROZUMI,パワーモジュールパッケージ技術,富士時報 第71巻 第2号 FUJI ELECTRIC JOURNAL,富士電機株式会社,1998年,第71巻)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
「2.2 パワーモジュ-ルの信頼性とパッケージ技術
パワーモジュールの信頼性において,パッケージには各種接合部信頼性や絶縁信頼性などが必要である。
図2はパッケージにおける信頼性項目と故障モードとの関係を示したものである。
2.2.l はんだ接合部信頼性
はんだ接合部では,いずれも構造部品材料間の熱膨張係数差に起因して発生する熱応力によリ,はんだにひずみが生じる。はんだに許容値を超えて過大なひずみが加わるとはんだ部に亀裂が発生し,熱応力の繰返しにより亀裂は進展する。この亀裂の進展は,シリコンチップ下および絶縁基板下はんだでは,熱抵抗の増大を招き放熱効果の低下を生じ,シリコンチップの破壊に至らしめる。また,端子接合部はんだにおいては,端子取れ(端子オープン)に至ることになる。
図3は,熱疲労寿命試験においてシリコンチップと絶縁基板間のはんだ部に亀裂が発生し,熱抵抗増大(劣化)に至った例であり,また図4は,温度サイクル試験において端子はんだ接合部に亀裂が発生した例である。図4では亀裂周辺のはんだ組織において,金属組織が応力方向に粗大化しているのが分かる。」(第41頁右欄第15行-第42頁左欄第11行)

第5 対比・判断
1 本願発明1について
(1)対比
本願発明1と引用発明を対比すると、次のことがいえる。
ア 引用発明の「バッテリ1の中点33は、第1のアースライン14に接続され」ているので、引用発明の「バッテリ1」と、本願発明1の「第1グランドを基準として動作する第1電子装置」とは、「第1グランドを基準として動作する第1装置」である点で共通する。

イ 引用発明は「バッテリ1の正側出力端子1aは抵抗31aの一端に接続され、抵抗31aの他端は、抵抗32aを介して中点33に接続され」「差動増幅器4において、非反転入力端子(+)には抵抗31aと抵抗32aとの接続点が接続され」ているので、「抵抗31aと抵抗32a」と、本願発明1の「第1電子装置の電圧を分圧して出力する直列された抵抗からなる分圧回路(210、310、410)」とは、「第1装置の電圧を分圧して出力する直列された抵抗からなる分圧回路」である点で共通する。

ウ 引用発明は「第1のアースライン14と第2のアースライン15は絶縁されており、」「絶縁カップラ6は、バッテリ1に接続している差動増幅器4側と、積分回路7及びA/Dコンバータ8を備えて電圧を検出する検出回路側とのアースを切り離し、差動増幅器4側の第1のアースライン14は車両のシャーシに接続されず、積分回路7やA/Dコンバータ8を内蔵する検出回路側は、第2のアースライン15を車両のシャーシに接続し、」「マイコン16は、A/Dコンバータ8を有して構成され」ているので、引用発明の「積分回路7」、「A/Dコンバータ8」及び「マイコン16」は、本願発明1の「前記第1グランドと絶縁された第2グランドを基準として動作する第2電子装置」に相当する。

エ 引用発明は、「差動増幅器4において、非反転入力端子(+)には抵抗31aと抵抗32aとの接続点が接続され、」「差動増幅器4」は、「正側出力端子1aの電圧をパルス幅変調により矩形波に変換」し、「絶縁カップラ6の入力側は、差動増幅器4の出力する矩形波を、」「受け、」「絶縁カップラ6の出力側から出力される信号は積分回路7に供給され」るので、引用発明の「差動増幅器4」及び「絶縁カップラ6」は、本願発明1の「前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を処理して、」「第2電子装置に出力する処理回路」に相当する。

オ 上記ア-エを踏まえると、引用発明の「抵抗31aと、抵抗32aと、」「差動増幅器4と、」及び「絶縁カップラ6と、」を有する「電圧検出回路3a」の一部と、本願発明1の「分圧回路(210、310、410)と、」「処理回路(211、311、411)と、を備え、前記第1電子装置の電圧に関する情報を前記第2電子装置に絶縁して伝える電圧検出装置」とは、「分圧回路と、」「処理回路と、を備え、前記第1装置の電圧に関する情報を前記第2電子装置に絶縁して伝える電圧検出装置」である点で共通する。

カ 引用発明の「非反転入力端子(+)には抵抗31aと抵抗32aとの接続点が接続され、反転入力端子(-)には三角波発生回路9の出力する三角波が与えられ、」「中点33の電圧に対する正側出力端子1aの電圧の絶対値が大きくなるにしたがって、パルス幅が広くなるような矩形波を出力」する「差動増幅器4」と、本願発明1の「前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を、その電圧に応じたデジタル値に変換して出力する変換回路(211a、311a、411a)」とは、「前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を、その電圧に応じた信号情報に変換して出力する変換回路」である点で共通する。

キ 引用発明の「入力側は、差動増幅器4の出力する矩形波を、」「受け、」「出力側から出力される信号」を「積分回路7に」「絶縁状態で伝送する絶縁カップラ6」と、本願発明1の「前記変換回路に接続され、前記変換回路から入力されるデジタル値を前記第2電子装置に絶縁して出力する第1絶縁回路(211b、311b、411b)」とは、「前記変換回路に接続され、前記変換回路から入力される信号情報を前記第2電子装置に絶縁して出力する第1絶縁回路」である点で共通する。

ク 引用発明の「抵抗31aと、抵抗32aと、」「差動増幅器4と、」及び「絶縁カップラ6と、」を有する「電圧検出回路3a」の一部は、本願発明1の「電圧検出装置」に相当する。

すると、本願発明1と引用発明とは、次の一致点及び相違点を有する。
(一致点)
「第1グランドを基準として動作する第1装置の電圧を分圧して出力する直列された抵抗からなる分圧回路と、
前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を処理して、前記第1グランドと絶縁された第2グランドを基準として動作する第2電子装置に出力する処理回路と、
を備え、前記第1装置の電圧に関する情報を前記第2電子装置に絶縁して伝える電圧検出装置において、
前記処理回路は、
前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を、その電圧に応じた信号情報に変換して出力する変換回路と、
前記変換回路に接続され、前記変換回路から入力される信号情報を前記第2電子装置に絶縁して出力する第1絶縁回路と、
を有することを特徴とする電圧検出装置。」

(相違点1)
第1装置が、本願発明1は、「第1電子装置」であるのに対して、引用発明は、「バッテリ1」である点。
(相違点2)
変換回路及び第1絶縁回路が、本願発明1は、「電圧に応じたデジタル値に変換して出力する変換回路」及び「デジタル値を前記第2電子装置に絶縁して出力する第1絶縁回路」であるのに対して、引用発明は、「電圧の絶対値が大きくなるにしたがって、パルス幅が広くなるような矩形波を出力」する「差動増幅器4」及び「矩形波を絶縁状態で伝送する絶縁カップラ6」である点。
(相違点3)
本願発明1が、「前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧に基づいて異常の有無を判定し、自らの判定結果が異常を示すものである場合には、一定のデジタル値を出力する異常判定回路」を有するのに対して、引用発明の「差動増幅器4」は、「電圧の絶対値が大きくなるにしたがって、パルス幅が広くなるような矩形波を出力」するものであって、「バッテリ1の出力側と差動増幅器4の入力側とが接続されなくなって、差動増幅器4の非反転入力端子(+)にバッテリ電圧が入力されない状態となっても(以下、このような状態を「入力側故障」という)、差動増幅器4の非反転入力端子(+)にはオフセット電圧が入力されるため、そのような状態になっても差動増幅器4は、最小幅の矩形波を出力し」、「最小幅の矩形波」は、「A/Dコンバータ8に入力され、A/Dコンバータ8からデジタルの電圧信号として出力され」、「オフセット電圧を示す電圧信号が出力されると」、「マイコン16」は、「入力側故障の発生を検出する」点。
(相違点4)
本願発明1が、「前記異常判定回路に接続され、前記異常判定回路から入力される判定結果を前記第2電子装置に絶縁して出力する第2絶縁回路」を有するのに対して、引用発明は、そのような特定がない点。

(2)判断
ア 相違点2について
事案に鑑み、先ず上記相違点2について検討する。
引用発明では、「各差動増幅器4にバッテリ1からの電圧が供給されなくなると、各差動増幅器4は矩形波を出力しなくなり、各積分回路7の出力電圧は0Vとなる。こうなると、バッテリ1と各差動増幅器4との間の接続が切れたのか、あるいは、各差動増幅器4より後段の回路(例えば、各積分回路7)が故障して信号を出力しなくなったのかを識別できなくなる。」(引用文献1の段落【0043】)ことを「簡単かつ容易に、しかも速やかに故障箇所を特定できる」(引用文献1の段落【0006】)ようにするため、各差動増幅器4の反転入力端子に「オフセット回路5a」を設けたのである。
これに対し、引用文献2に記載された技術では、差動増幅器52が、電池セル10の電圧を増幅し、A/Dコンバータ53が、差動増幅器52にて増幅された電池セル10の電圧情報(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、絶縁素子72を介してADコンバータ53からマイコン6へ電池セル10の電圧情報を出力することで、電池セル10の電圧を検出するものである(上記「第4 2(1)」)。
そうすると、引用文献2に記載された技術における電圧検出の基本的構成は、引用発明における電圧検出の基本的構成とは大幅に異なるものである。

したがって、引用発明において引用文献2に記載された技術を適用するには、引用発明における電圧検出の基本的構成を大幅に変更する必要があることは明らかであって、このような変更は、「簡単かつ容易に、しかも速やかに故障箇所を特定できる」(引用文献1の段落【0006】)ようにするという引用発明の目的に相容れないから、引用発明において引用文献2に記載された技術を適用することは、当業者であっても、動機付けられないことである。

よって、引用発明、引用文献2に記載された技術に基づいて、上記相違点2に係る本願発明1の構成を得ることは、当業者が容易に想到し得たことであるとはいえない。

イ 相違点3について
次に、上記相違点3について検討する。
上記相違点3で述べたように、引用発明は、本願発明1の第2電子装置に相当する「マイコン16」が、入力側故障の発生を検出するものであり、引用発明の「マイコン16」は、「抵抗31aと抵抗32a」(本願発明1の分圧回路に相当する)に接続されておらず、したがって、「抵抗31aと抵抗32a」から入力される電圧に基づいて異常の有無を判定し、自らの判定結果が異常を示すものである場合には、一定のデジタル値を出力するものではない。
また、引用文献2には、第1分圧抵抗31、第2分圧抵抗32、基準電圧源33、コンパレータ34を電池セル10毎に備えている比較回路3において、電池セル10のセル電圧が閾値よりも大きい場合(過充電の場合)には、コンパレータ34が電池セル10の異常状態を示すロー信号を出力し、論理回路4が、各コンパレータ34のうち、少なくとも1つから過充電を示す異常信号(ロー信号)が出力された際に、異常信号を出力する技術が記載されているが(上記「第4 2(2)」)、これらの回路は、「差動増幅回路52」の「分圧抵抗52a、52b」(段落【0036】、【0037】)(本願発明1の分圧回路に相当する)に接続されておらず、したがって、「差動増幅回路52」の「分圧抵抗52a、52b」から入力される電圧に基づいて異常の有無を判定し、自らの判定結果が異常を示すものである場合には、一定のデジタル値を出力するものではない。

したがって、引用発明、引用文献2に記載された技術に基づいて、上記相違点3に係る本願発明1の構成を得ることは、当業者が容易に想到し得たことであるとはいえない。

ウ また、拒絶査定において、周知技術を示す文献として引用された引用文献3-5にも、上記相違点2、3に係る本願発明1の構成は記載されていない。

エ 上記相違点2、3について検討した通りであるから、本願発明1は、上記相違点1、4について検討するまでもなく、引用発明、引用文献2-5に記載された技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたとはいえない。

2 本願発明2-5について
本願発明1を直接又は間接的に引用する本願発明2-5は、本願発明1をさらに限定した発明であるから、本願発明1と同じ理由により、引用発明、引用文献2-5に記載された技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたとはいえない。

第6 原査定について
1 理由1(特許法第29条第1項第3号)
審判請求時の補正により、請求項1-3は「前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を、その電圧に応じたデジタル値に変換して出力する変換回路(211a、311a、411a)と、前記変換回路に接続され、前記変換回路から入力されるデジタル値を前記第2電子装置に絶縁して出力する第1絶縁回路(211b、311b、411b)と、前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧に基づいて異常の有無を判定し、自らの判定結果が異常を示すものである場合には、一定のデジタル値を出力する異常判定回路(211c、311a)と」いう構成を備えるものとなっており、拒絶査定において引用された引用文献1に記載された発明であるとはいえない。
したがって、原査定の理由1を維持することはできない。

2 理由2(特許法第29条第2項)
審判請求時の補正により、請求項1-5は「前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧を、その電圧に応じたデジタル値に変換して出力する変換回路(211a、311a、411a)と、前記変換回路に接続され、前記変換回路から入力されるデジタル値を前記第2電子装置に絶縁して出力する第1絶縁回路(211b、311b、411b)と、前記分圧回路に接続され、前記分圧回路から入力される電圧に基づいて異常の有無を判定し、自らの判定結果が異常を示すものである場合には、一定のデジタル値を出力する異常判定回路(211c、311a)と」いう構成を備えるものとなっており、拒絶査定において引用された引用文献1-5に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたとはいえない。
したがって、原査定の理由2を維持することはできない。

第7 むすび
以上のとおり、原査定の拒絶の理由によっては、本願を拒絶することはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2018-11-19 
出願番号 特願2014-99472(P2014-99472)
審決分類 P 1 8・ 113- WY (G01R)
P 1 8・ 121- WY (G01R)
最終処分 成立  
前審関与審査官 永井 皓喜  
特許庁審判長 清水 稔
特許庁審判官 中村 説志
須原 宏光
発明の名称 電圧検出装置  
代理人 特許業務法人 共立  
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