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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 F16J |
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管理番号 | 1355757 |
審判番号 | 不服2018-17306 |
総通号数 | 239 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2019-11-29 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2018-12-26 |
確定日 | 2019-10-29 |
事件の表示 | 特願2017-115097号「シールリング」拒絶査定不服審判事件〔平成29年8月31日出願公開、特開2017-150674号、請求項の数(1)〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本願は、2014年(平成26年)5月26日(優先権主張平成25年6月3日、平成25年8月23日)を国際出願日とする特願2015-521398号の一部を平成29年6月12日に新たな特許出願としたものであって、平成30年4月17日付けで拒絶の理由が通知され、同年5月28日に意見書、手続補正書が提出されたが、同年10月16日付けで拒絶査定(以下、「原査定」という。)がされた。これに対して、平成30年12月26日に拒絶査定不服審判が請求されたものである。 第2 本願発明 本願の請求項1に係る発明は、平成30年5月28日にされた手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される次のとおりのものである(以下、「本願発明」という。)。 [本願発明] 「軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する用途に用いられる樹脂製のシールリングであって、 前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動するシールリングにおいて、 周方向の1箇所には合口部が設けられており、 前記軸孔の内周面に対して摺動する部分は、高圧側と低圧側に交互に位置が変化しながら周方向に向かって伸びるように形成された凸部により構成されていることによって、シールリング外周面における高圧側には、第1凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成され、かつシールリング外周面における低圧側にも、第2凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成されると共に、 シールリングに対して作用する流体圧力のうち相殺される流体圧力を除く流体圧力が作用する部位の受圧面積を有効受圧面積とした場合、前記流体圧力により前記軸孔の内周面に対して押し付けられる力に寄与する内周面側からの有効受圧面積の方が、前記流体圧力により前記環状溝における低圧側の側壁面に対して押し付けられる力に寄与する側面側からの有効受圧面積よりも狭くなるように構成されていることを特徴とするシールリング。」 第3 原査定の概要 原査定の概要は次のとおりである。 本願の請求項1に係る発明は、以下の引用文献1に記載された発明、引用文献2に記載された事項及び引用文献3に記載された周知技術に基いて、その発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 引用文献1:特開平10-169782号公報 引用文献2:特開2004-301236号公報 引用文献3:実願平3-56692号(実開平5-1071号)のCD-ROM 第4 当審の判断 1 引用文献に記載の事項等 (1)引用文献1 ア 原査定で引用された、本願優先日前に頒布された引用文献1(特開平10-169782号公報)には、図面とともに次の記載がある(下線は、当審で付した。)。 (1a)「【請求項1】 ハウジング内に隙間を開けて同軸に収納された軸に形成した断面矩形の環状周溝に装着され、非押圧側面と内周面とに流体正圧が加わって押圧側面と外周面とで上記周溝内壁とハウジング内周面を押圧しつつ摺動接触して軸とハウジングとの隙間をシールする断面矩形の回転シールリングにおいて、 摺動接触面となる上記押圧側面と外周面のうち、上記ハウジングと軸のより軟質材側に接触するシールリング矩形断面の縦横いずれかの寸法を、矩形断面のもう一方の寸法よりも長い寸法に設定したことを特徴とする回転シールリング。」 (1b)「【請求項7】 回転シールリング側面における外周側及び内周側の少なくとも一方に段差部或いは面取り部を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6の何れかに記載の回転シールリング及び流体シール装置。」 (1c)「【請求項8】 有端を有する回転シールリングであって、回転シールリング端部の相対する合口からなる合い口部を複合ステップ形状としたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7の何れかに記載の回転シールリング及び流体シール装置。」 (1d)「【請求項10】 回転シールリングは合成樹脂の射出成形によって形成されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9の何れかに記載の回転シールリング及び流体シール装置。」 (1e)「【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の自動変速機(AT、CVT)等、また、必要ならば動力舵取り装置等に装着されて軸とハウジングとの隙間をシールする回転シールリング及び流体シール装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】流体シール装置は、例えばAT車やCVT車等の自動変速機のトルクコンバータ、オイルポンプ、油圧式クラッチ、オイルディストリビュータ等における固定部品と回転部品の相対回転部に回転シールリングを装着して形成され、作動油の漏れを制御するもので、その一例を図15及び図16を参照して次に示す。図において(1)はハウジング、(2)は回転軸、(3)は回転シールリングである。上記ハウジング(1)は物品を収納する固定部品で、側面に穿設した貫通孔(1a)に油圧導入管(4)が配設されている。回転軸(2)は側周面及び内部にそれぞれ断面矩形の環状周溝(2a)及び油圧経路(2b)が形成された回転部品で、ハウジング(2a)内に隙間(S)(例えば約0.1?1mm程度)を開けて同軸に収納される。又、近年、ATの軽量化の要求に伴ってハウジング(1)又は回転軸(2)の何れか一方にADC(ダイカスト用アルミニウム合金)等の軟質材が多用される。 【0003】回転シールリング(3)は、図17に示すように、例えば合い口部(切り口)(3p)を有する有端で拡張可能の断面矩形リングで、回転軸(2)及びハウジング(1)間で周溝(2a)内に回転可能に装着され、且つ、摺接する。従って、回転シールリング(3)は摺接する回転軸(2)及びハウジング(1)を傷付けないこと、十分なシール性を持つこと、燃費向上のため、摺動回転トルクを小さくすること等が要求される。これら諸要件及びADC等軟質材の相手材に適応するものとしてPEEK系合成樹脂製回転シールリングが採用されている(特開平2-175793号公報参照)。 【0004】上記構成において周溝(2a)に回転シールリング(3)を装着し、回転シールリング(3)又はハウジング(1)を同軸に相対回転させる。そこで、油圧導入管(4)から隙間(S)に作動油を導入すると、図16に示すように、隙間(S)の高圧側に加わる流体正圧(P)が回転シールリング(3)の非押圧側面(3a)及び内周面(3b)に加わり、回転シールリング(3)の合い口部が拡張して押圧側面(3c)と外周面(3d)とで周溝内壁(2b)とハウジング内周面(1a)を押圧して回転軸(2)とハウジング(1)との隙間(S)を回転シールする。」 (1f)「【0019】又、図9(a)(b)に示す回転シールリング(11)はリング両側面の外周側に全周に亘って段差部(11g)…を形成したもので、それによりハウジング(1)が硬質材で回転軸(2)が軟質材の場合、外周面(11d)を狭くしつつ幅を確保する。又、図10に示す回転シールリング(12)はリング両側面の内周側及び外周側に段差部(12f)…(12g)…を形成したものである。」 イ これらの記載より、引用文献1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているといえる。 [引用発明] 「ハウジング内に隙間を開けて同軸に収納された軸に形成した断面矩形の環状周溝に装着され、非押圧側面と内周面とに流体正圧が加わって押圧側面と外周面とで上記周溝内壁とハウジング内周面を押圧しつつ摺動接触して軸とハウジングとの隙間をシールする合成樹脂の射出成形によって形成される断面矩形の回転シールリングにおいて、 摺動接触面となる上記押圧側面と外周面のうち、上記ハウジングと軸のより軟質材側に接触するシールリング矩形断面の縦横いずれかの寸法を、矩形断面のもう一方の寸法よりも長い寸法に設定し、 回転シールリング側面における外周側及び内周側の少なくとも一方に段差部或いは面取り部を設け、 回転シールリング端部の相対する合口からなる合い口部を複合ステップ形状としている 回転シールリング。」 (2)引用文献2及び3 ア 原査定で引用された、本願優先日前に頒布された引用文献2(特開2004-301236号公報)には、図面とともに次の記載がある。 「【請求項1】 環状で一方の周側で摺動する密封装置であって、 摺動する一方の周面に、周回りに蛇行形状をしつつ根本から先端に向けて細くなるリップ部を設け、該リップ部の周方向断面形状は蛇行形状に応じて変化しており、 前記リップ部の周方向断面での根本から先端に向かう角度は、前記リップ部の先端位置が根本の立ち上がり部分に近づくにつれて大きくなり、先端位置が根本の立ち上がり部分から離れるにつれて小さくなることを特徴とする密封装置。」 「【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、油圧ショベル等の建設機械やマシニングセンタ等のスイベルジョイント等に用いられ、回転・揺動用の密封装置に関するものである。」 イ 同じく、原査定で引用された、本願優先日前に頒布された引用文献3(実願平3-56692号(実開平5-1071号)のCD-ROMには、図面とともに次の記載がある。 「【0001】 【産業上の利用分野】 この考案は、部材間に配設されることによって両部材間をシールするパッキンに関し、特に、耐摩耗性およびシール性を向上させたパッキンに関する。」 「【0018】 【実施例】 以下図面に示す実施例について説明する。 図1は、この考案の一実施例を示す図である。すなわち、このパッキン4は、全体として環状をなし、その内周面にリップ6を有するリップ部5が形成されるとともに、このリップ6は、周方向に蛇行形状をなすように形成されている。そして、このパッキン4は、部材間、例えば軸部材とハウジングとの間に介在するように配設されて、両者間をシールするようにしている。」 ウ 上記摘示の引用文献2及び3の記載より、引用文献2及び3には、次の技術的事項(以下、「周知の技術的事項」という。)が記載されているといえる。 「環状で一方の周側で摺動する密封装置であって、摺動する一方の周面に、周回りに蛇行形状のリップ部を設ける技術」 2 対比・判断 (1)対比 本願発明と引用発明とを対比する。 引用発明の「軸」及び「ハウジング」は、本願発明の「軸」及び「ハウジング」に相当する。 引用発明の「ハウジング内に隙間を開けて同軸に収納された軸に形成した断面矩形の環状周溝」は、本願発明の「軸の外周に設けられた環状溝」に相当する。 引用発明の「回転シールリング」は、固定部品と回転部品の相対回転部に装着して、作動油の漏れを制御するものであるから(上記摘示(1b)の段落【0002】を参照。)、 相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状空間を封止するものであるといえ、本願発明の「シールリング」に相当する。 また、引用発明の「回転シールリング」は、当該回転シールリングによって画定された隙間(シール対象領域)の高圧側に加わる流体によって、「非押圧側面と内周面とに流体正圧が加わって押圧側面と外周面とで上記周溝内壁とハウジング内周面を押圧しつつ摺動接触して軸とハウジングとの隙間をシール」し、流体圧力を保持するものである(上記摘示(1b)の段落【0004】及び【図18】を参照。)。さらに、引用発明の「回転シールリング」は、「合成樹脂の射出成形によって形成される」ものであり、樹脂製であるといえる。 したがって、引用発明の「ハウジング内に隙間を開けて同軸に収納された軸に形成した断面矩形の環状周溝に装着され、非押圧側面と内周面とに流体正圧が加わって押圧側面と外周面とで上記周溝内壁とハウジング内周面を押圧しつつ摺動接触して軸とハウジングとの隙間をシールする合成樹脂の射出成形によって形成される断面矩形の回転シールリング」は、本願発明の「軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する用途に用いられる樹脂製のシールリングであって、前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動するシールリング」に相当する。 引用発明の「回転シールリング端部の相対する合口からなる合い口部を複合ステップ形状と」することは、本願発明の「シールリングにおいて」、「周方向の1箇所には合口部が設けられて」いることに相当する。 引用発明は、「回転シールリング側面における外周側及び内周側の少なくとも一方に段差部或いは面取り部を設け」ることにより、回転シールリングのハウジング内周面に対して摺動接触している部分に周方向に向かって伸びるように凸部が形成されているといえる(周方向に、という点については、引用文献の【図5】?【図11】も参照。)。したがって、引用発明の「回転シールリング側面における外周側及び内周側の少なくとも一方に段差部或いは面取り部を設け」ることは、本願発明の「前記軸孔の内周面に対して摺動する部分は、高圧側と低圧側に交互に位置が変化しながら周方向に向かって伸びるように形成された凸部により構成されていることによって、シールリング外周面における高圧側には、第1凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成され、かつシールリング外周面における低圧側にも、第2凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成される」こととの対比において、「前記軸孔の内周面に対して摺動する部分は、周方向に向かって伸びるように形成された凸部により構成されている」との限度で一致する。 以上のとおりであるから、本願発明と引用発明との一致点及び相違点は次のとおりとなる。 [一致点] 「軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する用途に用いられる樹脂製のシールリングであって、 前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動するシールリングにおいて、 周方向の1箇所には合口部が設けられており、 前記軸孔の内周面に対して摺動する部分は周方向に向かって伸びるように形成された凸部により構成されている シールリング。」 [相違点1] 軸孔の内周面に対して摺動する部分に周方向に向かって伸びるように形成された凸部に関し、本願発明は、「高圧側と低圧側に交互に位置が変化しながら周方向に向かって伸びるように形成された」ものであり、これによって、「シールリング外周面における高圧側には、第1凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成され、かつシールリング外周面における低圧側にも、第2凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成される」ものであるのに対し、引用発明は、かかる構成とされていない点。 [相違点2] 本願発明は、「シールリングに対して作用する流体圧力のうち相殺される流体圧力を除く流体圧力が作用する部位の受圧面積を有効受圧面積とした場合、前記流体圧力により前記軸孔の内周面に対して押し付けられる力に寄与する内周面側からの有効受圧面積の方が、前記流体圧力により前記環状溝における低圧側の側壁面に対して押し付けられる力に寄与する側面側からの有効受圧面積よりも狭くなるように構成されている」ものであるのに対し、引用発明は、「摺動接触面となる上記押圧側面と外周面のうち、上記ハウジングと軸のより軟質材側に接触するシールリング矩形断面の縦横いずれかの寸法を、矩形断面のもう一方の寸法よりも長い寸法に設定し」ているものである点。 (2)判断 相違点1について検討する。 ア 引用文献2及び3には、上記1(2)ウに摘示の、周知の技術的事項、すなわち、「環状で一方の周側で摺動する密封装置であって、摺動する一方の周面に、周回りに蛇行形状のリップ部を設ける技術」が記載されているといえる。 ここで、引用発明の回転シールリングは、流体圧力を受けることにより、当該回転シールリングが拡張しつつ回転軸に設けられた環状周溝の内壁とハウジング内周面に押圧され摺動接触してシール作用を発揮し、軸とハウジングとの隙間をシールするものである。 一方、上記周知の技術的事項は、当業者における技術常識を踏まえれば、密封装置の内周面及び外周面が、流体圧力を受けない状態でも、その締め付け代によって、軸及びハウジングに密着し、シール作用を発揮するものである。 このように、引用発明の回転シールリングと上記周知の技術的事項とでは、シール作用を発揮するための技術的前提が異なるといえ、直ちに上記周知の技術的事項を引用発明の回転シールリングに適用することはできない。また、他に上記周知の技術的事項を引用発明に適用する理由も見当たらない。 したがって、上記周知の技術的事項を引用発明に適用することは、当業者であっても容易になし得るものではない。 イ さらに、上記周知の技術的事項のリップ部は、環状密封装置の周回りに蛇行する蛇行形状ではあるものの、その蛇行幅は密封装置の軸方向幅の全体にわたるものではない(引用文献2の【図1】及び【図3】?【図5】、引用文献3の【図1】を参照。)。すなわち、リップ部の蛇行により形成される凹部は、密封装置において、周方向に連通しているといえ、周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成されるものとはいえない。 してみれば、仮に、上記周知の技術的事項を引用発明に適用しても、「シールリング外周面における高圧側には、第1凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成され、かつシールリング外周面における低圧側にも、第2凹部が周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成される」という本願発明の構成に至らない。 ウ したがって、引用発明において、相違点1に係る本件発明の構成となすことは、引用文献2及び3に記載の周知の技術的事項に基いて当業者が容易に想到し得たものではない。 エ よって、相違点2について検討するまでもなく、本願発明は、引用発明並びに引用文献2及び3に記載の周知の技術的事項に基いて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。 第5 むすび 以上のとおりであるから、本願発明は、引用発明並びに引用文献2及び3に記載の周知の技術的事項に基いて当業者が容易に発明をすることができたものではない。 したがって、原査定の理由によっては本願を拒絶することはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2019-10-15 |
出願番号 | 特願2017-115097(P2017-115097) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
WY
(F16J)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 谷口 耕之助 |
特許庁審判長 |
大町 真義 |
特許庁審判官 |
藤田 和英 尾崎 和寛 |
発明の名称 | シールリング |
代理人 | 特許業務法人秀和特許事務所 |