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審決分類 審判 訂正 ただし書き2号誤記又は誤訳の訂正 訂正する H04L
管理番号 1362596
審判番号 訂正2020-390018  
総通号数 247 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2020-07-31 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2020-02-26 
確定日 2020-05-08 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第6632771号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第6632771号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項29について訂正することを認める。 
理由 第1 手続の経緯
特許第6632771号(以下、「本件特許」という。)に係る出願は、2017年(平成29年)12月 7日(パリ条約による優先権主張 外国庁受理 2016年12月 8日 米国(US)、2017年 9月18日 米国(US))を国際出願日とする出願であって、その請求項1?29に係る発明について、令和 1年12月20日に特許権の設定登録がされたものである。
そして、本件特許に関する本件訂正審判は、令和 2年 2月26日に請求されたものである。

第2 請求の趣旨及び訂正の内容
本件訂正審判の請求の趣旨は、「特許第6632771号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項29について訂正することを認める、との審決を求める。」というものであり、その訂正の内容は、以下のとおりである。
訂正事項1
特許請求の範囲の請求項29に「請求項27に記載の通信システム」と記載されているのを、「請求項28に記載の通信システム」に訂正する。

第3 当審の判断
訂正事項1について
(1)訂正の目的について
訂正前の請求項29に係る発明は、「請求項25に記載の無線デバイスをさらに含み、前記無線デバイスは前記ネットワークノードと通信するように設定される、請求項27に記載の通信システム。」である。
ここで、訂正前の請求項29が引用する、請求項27に係る発明は、「ユーザ機器(UE)」に係る発明であって、「通信システム」に係る発明ではなく、かつ、訂正前の特許請求の範囲において、「通信システム」に係る発明は、請求項28及び29に係る発明のみである。
また、願書に添付した明細書の段落【0135】における「通信システム2800は既に言及したUE2830をさらに含む。」との記載、段落【0138】における「UE2830と基地局2820との間の無線接続2870は、本開示全体を通して説明される実施形態の教示によるものである。」との記載、及び段落【0056】における「 無線デバイス:本明細書で使用される「無線デバイス」は、セルラー通信ネットワークへの(またはこれによってサーブされる)アクセスするためにセルラー通信ネットワークにおいて別の無線デバイスに対してまたはネットワークノードに対して、信号を無線で送信するおよび/または受信することが可能な任意のタイプのデバイスである。無線デバイスのいくつかの例には、3GPPネットワークにおけるユーザ機器(UE)、マシン型通信(MTC)デバイス、NB-IoTデバイス、FeMTCデバイスなどが挙げられるが、これらに限定されない。」との記載より、願書に添付した明細書において、通信システムは、UE2830、すなわち、本開示全体を通して説明される実施形態で教示される、無線デバイスをさらに含み、当該無線デバイスが、ネットワークノードに対して、信号を送受信している。
そうすると、「請求項25に記載の無線デバイスをさらに含み、前記無線デバイスは前記ネットワークノードと通信するように設定される」との特定事項は、「通信システム」を特定したものと解するべきであり、訂正前の請求項29の「請求項27に記載の通信システム」との記載が、「請求項28に記載の通信システム」の誤記であることは、明らかである。
よって、訂正事項1は、特許法第126条第1項ただし書第2号に規定する誤記の訂正を目的とするものである。

(2)実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更する訂正ではないことについて
訂正事項1に係る訂正は、上記(1)のとおり、訂正前の請求項29の誤記を訂正するものであり、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものには該当しない。
よって、訂正事項1は、特許法第126条第6項の規定に適合するものである。

(3)願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であることについて
訂正事項1に係る訂正は、上記(1)のとおり、訂正前の請求項29の誤記を訂正するものであり、訂正事項1に係る訂正により何ら技術的内容が変更されるものではないから,願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(外国語書面出願に係る特許にあつては、外国語書面)に記載した事項の範囲内の訂正である。
よって、訂正事項1は、特許法第126条第5項の規定に適合するものである。

(4)独立特許要件について
訂正事項1に係る訂正は、上記(1)のとおり、訂正前の請求項29の誤記を訂正するものであり、何ら特許請求の範囲の内容が変更されるものではないことから、新規性進歩性の要件について、見直すべき新たな事情は存在しない。
また、当該訂正による、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記載に関する新たな不備も認められず、ほかに、当該発明が独立特許要件を充足しないとする理由も見当たらない。
よって、訂正事項1は、特許法第126条第7項の規定に適合するものである。

第4 むすび
以上のとおりであるから、本件訂正は、特許法第126条第1項ただし書き第2号に掲げる事項を目的とするものであり、かつ、同条第5項ないし第7項に規定に適合する。

よって、結論のとおり審決する。

 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信ネットワーク(100)のネットワークノード(110)において、前記無線通信ネットワーク(100)における参照信号リソースを設定する方法であって、
参照信号リソースに使用される複数のコンポーネントであって、スロットの1つまたは複数の物理リソースブロックに含有される、1つまたは複数のコンポーネントの組合せを取得すること(S2205)と、
前記参照信号リソースに使用される前記1つまたは複数の物理リソースブロックにおける前記複数のコンポーネントの組合せを1つまたは複数の無線デバイス(105)に指示すること(S2210)と
を含み、
前記物理リソースブロックは複数のサブキャリアにわたり、前記1つまたは複数のコンポーネントの組合せを指示することは1つまたは複数のサブキャリアインデックスを指示することを含み、
前記1つまたは複数のサブキャリアインデックスの前記指示は、ビットマップを含み、
前記ビットマップにおけるそれぞれのビットは、サブキャリアインデックスに一意に対応し、前記ビットマップにおけるセットビットが、前記セットビットに対応するサブキャリアインデックスに位置するコンポーネントが前記参照信号リソースに使用される1つまたは複数のコンポーネントの前記組合せの一部であることを指示する、
方法。
【請求項2】
参照信号リソースに使用される前記複数のコンポーネントの前記組合せを取得すること(S2205)は、前記参照信号リソースを形成するために2つ以上の物理リソースブロックにわたって前記複数のコンポーネントをアグリゲートすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
参照信号リソースに使用される前記複数のコンポーネントの前記組合せを取得すること(S2205)は、前記参照信号リソースを形成するために前記スロットの前記1つまたは複数の物理リソースブロックの物理リソースブロックごとに1ポート当たり1つのリソースエレメント(RE)をアグリゲートすることを含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記1つまたは複数のビットマップのそれぞれにおけるビット数は、コンポーネントにおけるサブキャリア数に依存する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記1つまたは複数のビットマップのそれぞれにおける前記ビット数は、前記物理リソースブロックにおける前記サブキャリア数の半分である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記参照信号リソースはCSI-RSリソースである、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記コンポーネントのそれぞれは2つ以上のサブキャリアに対応し、それぞれのコンポーネントの前記2つ以上のサブキャリアは周波数で隣接している、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
それぞれのコンポーネントは2つ以上の隣接シンボルに対応している、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記CSI-RSリソースは、CSI測定を行うために前記1つまたは複数の無線デバイス(105)によって使用される、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記参照信号リソースを使用して、前記1つまたは複数の無線デバイス(105)に対するリンク適応、および前記1つまたは複数の無線デバイス(105)に対するビーム管理のうちの少なくとも1つを行う、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記ビーム管理はビーム選択を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記ビーム選択は、ネットワークノード(110)によって送信される送信ビーム、および/または無線デバイス(105)によって受信される受信ビームの選択を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
無線通信ネットワーク(100)の無線デバイス(105)において、前記無線通信ネットワーク(100)における参照信号リソースの指示を取得する方法であって、
スロットの1つまたは複数の物理リソースブロックに含有される複数のコンポーネントの組合せの指示をネットワークノード(110)から受信すること(S2405)と、
参照信号リソースに対して1つまたは複数のコンポーネントの前記指示された組合せを使用すること(S2410)と、を含み、
前記物理リソースブロックは複数のサブキャリアにわたり、前記1つまたは複数のコンポーネントの組合せを指示することは1つまたは複数のサブキャリアインデックスを指示することを含み、
前記1つまたは複数のサブキャリアインデックスの前記指示は、ビットマップを含み、
前記ビットマップにおけるそれぞれのビットは、サブキャリアインデックスに一意に対応し、前記ビットマップにおけるセットビットが、前記セットビットに対応するサブキャリアインデックスに位置するコンポーネントが前記参照信号リソースに使用される1つまたは複数のコンポーネントの前記組合せの一部であることを指示する、
方法。
【請求項14】
前記指示された組合せは、前記スロットの前記1つまたは複数の物理リソースブロックの物理リソースブロックごとに、1ポート当たり1つのリソースエレメント(RE)から成る、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記1つまたは複数のビットマップのそれぞれにおけるビット数は、コンポーネントにおけるサブキャリア数に依存する、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記1つまたは複数のビットマップのそれぞれにおける前記ビット数は、前記物理リソースブロックにおけるサブキャリア数の半分である、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記コンポーネントのそれぞれは2つ以上のサブキャリアに対応する、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
それぞれのコンポーネントの前記2つ以上のサブキャリアは周波数で隣接している、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
それぞれのコンポーネントは2つ以上の隣接シンボルに対応している、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記参照信号リソースはCSI-RSリソースである、請求項13から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記CSI-RSリソースは、CSI測定を行うために前記無線デバイス(105)によって使用される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記参照信号リソースを使用して、前記無線デバイス(105)に対するリンク適応、および前記無線デバイス(105)に対するビーム管理のうちの少なくとも1つを行う、請求項13から21のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
前記ビーム管理はビーム選択を含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記ビーム選択は、ネットワークノード(110)によって送信される送信ビーム、および/または前記無線デバイス(105)によって受信される受信ビームの選択を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
無線通信ネットワーク(100)において参照信号リソースの指示を取得することによって前記無線通信ネットワーク(100)における通信を容易にするための無線デバイス(105、200)であって、
請求項13から23のいずれか一項に記載のステップを行うように設定される処理回路構成を含む、無線デバイス。
【請求項26】
前記無線通信ネットワーク(100)において参照信号リソースを設定するためのネットワークノード(110、300)であって、
請求項1から12のいずれか一項に記載のステップを行うように設定される処理回路構成を含む、ネットワークノード。
【請求項27】
無線通信ネットワーク(100)において参照信号リソースの指示を取得することによって前記無線通信ネットワーク(100)における通信を容易にするためのユーザ機器(UE)(200)であって、
無線信号を送るおよび受信するように設定されるアンテナ(220)と、
前記アンテナおよび処理回路構成(205)に接続され、かつ前記アンテナと前記処理回路構成との間で通信される信号を調整するように設定されるトランシーバ(215)と、
請求項13から24のいずれか一項に記載のステップを行うように設定される前記処理回路構成と、を含む、ユーザ機器(UE)。
【請求項28】
ホストコンピュータ(2810)を含む通信システム(2800)であって、
ユーザデータを提供するように設定される処理回路構成(2818)と、
無線デバイス(2830)への送信のために前記ユーザデータをセルラーネットワークに転送するように設定される通信インターフェース(2816)と、を含み、
前記セルラーネットワークは、
前記ユーザデータを受信するように設定される通信インターフェース(2826)、
前記ユーザデータを前記無線デバイス(2830)に転送するために無線デバイス(2830)とインターフェースするように設定される無線インターフェース(2827)、および
請求項1から12のいずれか一項に記載のステップを行うように設定される処理回路構成(2828)、を有するネットワークノード(2820)を含む、
通信システム。
【請求項29】
請求項25に記載の無線デバイスをさらに含み、前記無線デバイスは前記ネットワークノードと通信するように設定される、請求項28に記載の通信システム。
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2020-03-26 
結審通知日 2020-04-09 
審決日 2020-04-24 
出願番号 特願2019-530691(P2019-530691)
審決分類 P 1 41・ 852- Y (H04L)
最終処分 成立  
前審関与審査官 太田 龍一  
特許庁審判長 北岡 浩
特許庁審判官 衣鳩 文彦
中野 浩昌
登録日 2019-12-20 
登録番号 特許第6632771号(P6632771)
発明の名称 CSI-RSに使用されるコンポーネント組合せの取得および指示  
代理人 藤井 亮  
代理人 園田 吉隆  
代理人 藤井 亮  
代理人 園田 吉隆  
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