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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G06Q
管理番号 1374569
審判番号 不服2020-7025  
総通号数 259 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2021-07-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2020-05-22 
確定日 2021-06-22 
事件の表示 特願2016- 69748「情報漏洩防止システム、情報漏洩防止方法、携帯端末」拒絶査定不服審判事件〔平成29年10月 5日出願公開、特開2017-182513、請求項の数(12)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯

本願は,平成28年3月30日の出願であって,令和元年7月22日付けで拒絶理由通知がされ,同年9月19日付けで手続補正がされ,令和2年2月20日付けで拒絶査定(以下,「原査定」という。)がされ,これに対し,同年5月22日に拒絶査定不服審判の請求と共に手続補正(以下,「本件補正」という。)がされたものである。


第2 原査定の概要

原査定の概要は次のとおりである。
この出願の請求項1?12に係る発明は,その出願前に日本国内又は外国において,頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて,その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから,特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

<引用文献等一覧>
1.特開2010-231660号公報
2.特開2013-61828号公報(周知技術を示す文献)
3.特開2015-69561号公報(周知技術を示す文献)
4.特開2014-186660号公報
5.特開2009-258130号公報(周知技術を示す文献)
6.特開2004-126754号公報
7.特開2000-276247号公報
8.特開2014-191715号公報
9.特開2012-133773号公報(周知技術を示す文献)
10.特開2013-37714号公報(周知技術を示す文献)


第3 本願発明

本願請求項1?12に係る発明(以下,それぞれ「本願発明1」?「本願発明12」という。)は,本件補正で補正された特許請求の範囲の請求項1?12に記載された事項により特定される発明であり,本願発明12は以下のとおりの発明である。

「【請求項12】
エリア内で作業者が所持する携帯端末であって,
情報漏洩防止の対象となる対象情報を記憶する記憶部と,
管理装置から位置情報を受信する位置情報受信部と,
前記位置情報と予め設定された前記エリアを示すエリア情報とを比較し,前記携帯端末の位置が前記エリアに含まれない場合に,前記記憶部に記憶中の前記対象情報を消去する記憶消去処理を実行する記憶消去処理部と,
加速度センサおよび方位センサと画像センサとの少なくとも一方を用いて前記携帯端末が移動した距離および方向を測定する測定部と,
前記位置情報を受信した後に前記携帯端末が移動した距離および方向を,受信した前記位置情報に加えて,この位置情報を修正する位置修正部と,
修正された前記位置情報に基づいて,前記携帯端末の位置を特定する位置特定部と,
を備えることを特徴とする携帯端末。」


第3 引用文献に記載されている事項

1 引用文献1について
(1)引用文献1に記載されている事項
引用文献1には,次の事項が記載されている。

「【0002】
従来,ビルや工場,デパート,病院,マンション等の集合住宅等の警備対象施設に火災又は不法侵入等の異常を検知するセンサ(侵入検知センサ)や非常灯等の警備用機器,及び上記警備用機器を管理する警備装置等を設置し,警備対象施設の異常を検知した場合に通信ネットワークを介して接続される監視サーバ等に送信し,監視サーバにて異常があった施設の遠隔監視を行ったり,警備員を急行させるといった警備システムが存在している。
【0003】
ここで,警備用機器の動作試験等の定期点検や新規設置,撤去等の作業を行う場合には,警備員等の作業者は,施設の見取り図が描かれた紙面を用いたり,CAD(Computer Aided Design)データとして作成された警備用機器の位置に関する情報等を作業員のモバイル端末(携帯型の警備点検装置)等に記録し,それを参照して機器の点検,新規設置,撤去等を行う。
【0004】
しかしながら,実際の警備用機器の新規設置や撤去等の作業状態と連動して,その内容を速やかに紙面やCADデータ上に反映する手段がないため,例えば追加した機器の記載漏れや撤去機器の削除漏れが発生する。また,ヒューマンエラーにより,警備用機器の点検漏れが発生する可能性がある。」

「【0026】
<本発明について>
本発明は,警備用機器(対象機器)の点検状況をリアルタイムに保持・記録し,応援要請等の理由により一度業務を離れ,その後の点検再着手時に,退出前の点検状況を直ぐに把握できるようにすると共に,対象施設に対する点検作業が途中である場合に,例えば応援のための退出であるのか,点検漏れのままの退出であるのか,点検終了手続きを忘れた状態の退出であるのか等を容易に判定することができ,効率的に正確な対象機器の点検を実現する。
【0027】
なお,警備点検作業にて使用される施設の図面データやそこに表示される警備用機器の位置に関する情報等は,警備点検における機密情報ということができ,その内容を記録したモバイル端末(警備点検装置)を紛失したり,盗難にあった場合には,その機密情報が漏洩する可能性がある。そこで,本発明では,警備員等の作業員がモバイル端末を持ち出す際は,例えば事前にモバイル端末に電子鍵をその警備会社やその支店等の所定の場所で受信させ,その後,契約先等の場所において電子鍵の照合により暗号化通信にて図面データ等の機密情報をモバイル端末にダウンロードする。更に,対象施設からモバイル端末を持ち出した場合には,その機密情報を消去する仕組みを構築することで,機密情報の安全性を向上させる。」

「【0029】
<点検状況管理システムの概略構成例>
図1は,本実施形態における点検状況管理システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す点検状況管理システム10は,監視センタ11と,対象施設12と,警備点検装置としてのモバイル端末13とを有するよう構成されており,監視センタ11と対象施設12とは,電話回線や専用回線,インターネット回線等の通信ネットワーク14によりデータ等が送受信可能な状態で接続されている。
【0030】
図1に示すように,監視センタ11には,警備監視装置である監視サーバ21を有している。監視サーバ21は,警備対象である1又は複数の契約先等の対象施設に対してモバイル端末13における点検状況の管理や対象施設の異常発生の有無等を監視する。また,監視サーバ21には,機密情報を蓄積する蓄積手段としての機密情報データベース22が設けられており,機密情報データベース22には,機密情報の一例として点検対象施設の図面データ23が格納されている。」

「【0033】
モバイル端末13は,警備員等が常時所持している警備点検装置である。例えば,警備員は,モバイル端末13を所持して対象施設12に移動すると,上述した暗号化通信により施設内端末24から図面データ23がモバイル端末13に送信される。警備員は,そのモバイル端末13の表示画面によって表示される図面データ23を参照しながら,対象施設12に設置された各センサ25-1?25-nの点検が行われる。」

「【0037】
なお,モバイル端末13を所持した警備員が目的とする対象施設12に到達すると,図面データ23が施設内端末24からモバイル端末13に送られることになるが,実際には,送信前に監視センタ11から施設内端末24及びモバイル端末13に対して電子鍵が送られ,施設内端末24及びモバイル端末13の間で鍵照合を行い,その結果,正当なモバイル端末であれば,図面データ23が施設内端末24から送付される。なお,電子鍵をモバイル端末13に送信する際には,より秘匿性を向上させるために監視センタ11内又は警備会社やその支店等にモバイル端末13を移動させ,そこで取得するようにする。
【0038】
更に,モバイル端末13は,点検の終了後,ビル等の対象施設12から退館した場合には,そのモバイル端末13内に蓄積された図面データ23を消去する。これにより,データの漏洩を未然に防止することができる。つまり,後述する本実施形態では,応援要請を受けた時,モバイル端末13を所持した警備員が外に出るため,モバイル端末13内に記録されている図面データ23を消去する。これにより,モバイル端末13を紛失した場合でも,図面データ23等の機密情報の漏洩を防止することができる。」

「【0043】
<監視サーバ(警備監視装置)21:機能構成例>
図2は,本実施形態における監視サーバの機能構成例を示す図である。図2に示す監視サーバ21は,入力手段31と,出力手段32と,蓄積手段33と,暗号化通信手段34と,鍵生成手段35と,施設内端末管理手段36と,モバイル端末管理手段37と,点検状況把握手段38と,画面生成手段39と,通知手段40と,送受信手段41と,制御手段42とを有するよう構成されている。」

「【0051】
また,モバイル端末管理手段37は,どの作業員がどこにいるかを,それぞれの作業員が所持するモバイル端末13を介して取得する。具体的には,例えば,モバイル端末管理手段37は,GPS(Global Positioning System)機能等の位置測位手段等を持たせたモバイル端末13と定期的に通信することで3次元位置情報(例えば,(x,y,z)に対応する(緯度,経度,高度)等)に基づいて,蓄積手段33等に予め蓄積された3次元地図情報(例えば,契約先の対象施設12の図面データ等の機密情報も含む。)等と比較して作業員の位置情報を取得する。したがって,契約先の対象施設が複数回に及ぶ場合にも正確な3次元位置を取得することができ,どの作業員がどの階で警備点検しているかを正確に把握することができる。
【0052】
点検状況把握手段38は,モバイル端末管理手段37により得られる位置情報から各契約先の対象施設12及びモバイル端末13における警備用機器の点検状況を把握する。具体的には,点検状況把握手段38は,その作業員が所持するモバイル端末13から定期的に得られる位置情報と,予め指示した作業内容とから,その作業員が指示通り作業しているか否かをリアルタイムで管理することができる。」

「【0077】
<モバイル端末(警備点検装置)24:機能構成例>
図4は,本実施形態におけるモバイル端末の機能構成例を示す図である。図4に示すモバイル端末13は,入力手段71と,出力手段72と,蓄積手段73と,暗号化通信手段74と,位置測位手段75と,画面表示手段76と,機密情報消去手段77と,機密情報再取得手段78と,通知手段79と,送受信手段80と,制御手段81とを有するよう構成されている。
【0078】【0079】(省略)
【0080】
蓄積手段73は,監視センタ11から得られる鍵情報や,施設内端末24から送られる問題発生時における対応方法,警備員情報,警備情報の把握情報,画面生成結果等が蓄積されており,必要に応じて読み出しや書き込みが行われる。なお,蓄積手段73は,上述した各種データを通信ネットワーク14等に接続された外部装置等から取得することもできる。
【0081】(省略)
【0082】
位置測位手段75は,GPS機能等により3次元の位置情報(x,y,z)を取得する。また,位置測位手段75は,取得した3次元位置情報を施設内端末24に出力する。これにより,位置測位手段75により得られる3次元情報を図面データ23に対応させることで,警備員の位置やセンサ25の位置を明確に把握することができる。
【0083】【0084】(省略)
【0085】
機密情報消去手段77は,モバイル端末13が一時でも対象施設12から退出した場合や,施設内端末24と通信ができない場合には,モバイル端末13に記録している図面データ23をその理由に関係なく強制的に消去する。
【0086】
機密情報再取得手段78は,例えば,応援要請等により警備や点検を一度中断して,その対象施設12から離れて別の応援場所に応援しに赴き,応援対応後,その対象施設12に戻ってきた場合に機密情報の再取得を行う。具体的には,機密情報再取得手段78は,予め登録されているモバイル端末13の端末識別情報やユーザ識別情報を施設内端末24に送信し,その識別情報に対応する図面データ23を取得する。なお,取得した図面データ23は,蓄積手段73に蓄積される。
【0087】【0088】(省略)
【0089】
制御手段81は,点検状況管理システム10における各機能構成全体の制御を行う。具体的には,制御手段81は,入力された警備員等のユーザからの入力情報に基づいて暗号化通信を行ったり,位置測位を行ったり,画面生成したり,機密情報を消去したり,機密情報を再取得したり,通信制御したり,送受信制御により他の端末との送受信を行う等の各種制御を行う。」

「【0115】
<図面データの紛失防止について>
ここで,本実施形態において使用される機密情報としての図面データの紛失を防止するために消去等の処理を行い,図面データの紛失を防止するための手法について図を用いて説明する。図11は,図面データの紛失防止方法を説明するための一例を示す図である。
【0116】
ここで,本実施形態では,本発明における機密情報として図面データ23を扱っており,その図面データ23は,施設内端末24と監視センタ11が保管している。モバイル端末13には,位置情報をリアルタイムに測位できる機能を有している。
【0117】
そして,図11に示すように,応援要請を受けた後に,その現地に向かうためにモバイル端末13の現在位置が,契約先施設の建物から離れたときには,モバイル端末13内に格納されている図面データ23を自動的に消去する。具体的には,モバイル端末13に図面データ23が保持された状態で,モバイル端末13の位置測位手段で測位された位置情報により,モバイル端末13が契約先(警備対象施設)の建物内等の所定エリアから持ち出されたこと検知すると,モバイル端末13は図面データ23を消去する。また,施設内端末24からの消去指示により,モバイル端末13内の図面データを削除することもできる。また,削除以外の他の手法としては,例えば無意味な図面や記号を複数回書き込むことで,センサ等の警備用機器の正確な位置が分からないようにしてもよい。」

(2)引用文献1に記載された発明
上記(1)から,引用文献1には,次の発明(以下,「引用発明」という。)が記載されている。

モバイル端末13であって,
モバイル端末13は,警備員等が常時所持している警備点検装置であって,警備員が,モバイル端末13を所持して対象施設12に移動すると,施設内端末24から図面データ23がモバイル端末13に送信され(【0033】【0037】),
モバイル端末13は,蓄積手段73と,位置測位手段75と,機密情報消去手段77と,制御手段81とを有するよう構成されており(【0077】),
蓄積手段73は,機密情報である図面データ23を蓄積し(【0030】【0086】),
位置測位手段75は,GPS機能等により3次元の位置情報(x,y,z)を取得し(【0082】),
機密情報消去手段77は,モバイル端末13が対象施設12から退出した場合,モバイル端末13に記録している図面データ23を強制的に消去し(【0085】),
制御手段81は,位置測位を行ったり,機密情報を消去したり等の各種制御を行い(【0089】),
モバイル端末13に図面データ23が保持された状態で,モバイル端末13の位置測位手段で測位された位置情報により,モバイル端末13が契約先(警備対象施設)の建物内等の所定エリアから持ち出されたこと検知すると,モバイル端末13は図面データ23を消去する【0117】,
モバイル端末13。

2 引用文献2について
(1)引用文献2に記載されている事項
引用文献2には,次の事項が記載されている。

「【0029】
なお,図1において,GPS衛星5(1),5(2),…は,地球周回軌道上に配備され,現在位置測位のためのいわゆるGPS信号を送信する約30基の人工衛星の一部を示したものである。また,図1において,基地局3(1),3(2),…のそれぞれは,屋外に設置された携帯電話網の基地局である。また,屋外の基地局からの電波の届き難い屋内においても携帯電話端末の利用を可能にするため,例えば店舗などの種々の施設の屋内にも,図1において,基地局3IN(1)が示すように,携帯電話網に接続された小規模な基地局が設置されている場合もある。
【0030】
また,位置管理サーバ6は,電話会社側に設けられ,各基地局の番号,各基地局の設置位置の緯度および経度などを管理すると共に,基地局から送られてくる携帯電話端末の端末識別情報や当該携帯電話端末からの電波の受信電界強度の情報から,携帯電話端末の位置を三角測量の手法を用いて算出して管理する機能を備える。また,位置管理サーバ6は,算出した携帯電話端末の位置情報を当該携帯電話端末に送るなどの機能をも備える。
【0031】
これにより,携帯通信端末4(1),4(2),…のそれぞれは,GPS機能による現在位置の測位ができない場合であっても,位置管理サーバ6の機能により,自機の現在位置を把握することもできる。また,サーバ装置1が,位置管理サーバ6からの情報の提供を受けることによって,携帯通信端末4(1),4(2),…のそれぞれの現在位置を特定することもできる。」

(2)引用文献2に記載された発明
引用文献2には,次の技術的事項(以下,「技術的事項1」という。)が記載されている。

電話会社側に設けられた位置管理サーバ6が,算出した携帯電話端末の位置情報を当該携帯電話端末に送ること。

3 引用文献3について
(1)引用文献3に記載されている事項
引用文献3には,次の事項が記載されている。

「【0094】
(2)詳細空調サブシステム100aは,第1実施形態と同様であるので説明を省略する。ここでは,サービス提供サブシステム200bについてのみ説明する。
【0095】
(2-1)サービス提供サブシステム サービス提供サブシステム200bは,屋内位置検知サービス,および/又は,屋内位置検知結果を用いたサービスを提供する。サービス提供サブシステム200bは,図5のように,空調室内ユニット210の一部を構成する無線LANのアクセスポイント71と,管理装置280とを主に有する。管理装置280は,空調兼サービス提供システム200の設置された建物内に配置されてもよいし,別の場所に設置されてもよい。
【0096】
アクセスポイント71は,情報送信機能および情報受信機能を有するサービス提供用部品の一例である。アクセスポイント71は,空調サブシステム100aの室内機30と室外機20とを接続する空調用通信線51に接続されている。空調用通信線51に接続されたアクセスポイント71は,更にゲートウェイ81および通信線82を介して管理装置280と接続されている。また,アクセスポイント71は,そのアクセスポイント71が属する空調室内ユニット210の室内機30に電力を供給する空調用電源線52に接続され,空調用電源線52から電力の供給を受ける。
【0097】
アクセスポイント71は,管理装置280に対し,空調用通信線51および通信線82を介して,来場者の所有する携帯無線LAN端末から受信した信号に関する情報を送信する。
【0098】
管理装置280は,空調用通信線51に接続されたアクセスポイント71から受け付けた情報(各アクセスポイント71が,来場者の所有する携帯無線LAN端末から受信した信号に関する情報)を基に,携帯無線LAN端末を有する来場者の位置を特定する。
【0099】
管理装置280は,制御部としてのCPU,記憶部としてのROM,RAM,およびハードディスク,入力部としてのキーボードやマウス,出力部としてのディスプレイ等を有するコンピュータである。また,管理装置280は,アクセスポイント71と情報のやり取りを行う通信部を有し,アクセスポイント71から,アクセスポイント71が携帯無線LAN端末から受信した信号に関する情報を受け付ける。管理装置280は,空調室内ユニット210の設置位置に関する情報を記憶部に具備している。そのため,管理装置280は,送信されてきた情報が,どの位置に設置されたアクセスポイント71からの情報であるかを認識可能である。管理装置280は,記憶部に記憶されたプログラムを実行することで,アクセスポイント71が携帯無線LAN端末から受信した信号に関する情報を用いて,屋内位置検知を行う。
【0100】
管理装置280は,具体的には,無線LANによる屋内位置検知技術として一般に知られている,電波強度方式又は電波到達時間差方式を用いて屋内位置検知を行う。
【0101】
例えば,管理装置280が電波強度方式を用いて位置検知をする場合には,管理装置280は,アクセスポイント71から,アクセスポイント71が携帯無線LAN端末から受信した信号の強度(電波強度)に関する情報を受け付ける。管理装置280は,この情報を利用し,例えば三点測量を用いて,携帯無線LAN端末の位置を検知する。
【0102】
また,例えば,管理装置280が電波到達時間差方式を用いて位置検知をする場合には,管理装置280は,アクセスポイント71から,アクセスポイント71が携帯無線LAN端末から信号を受信した時刻を情報として受け付ける。管理装置280は,この情報を利用して,例えば,各アクセスポイント71への信号の到達時間差に基づいて三点測量を行って,携帯無線LAN端末の位置を検知する。
【0103】
管理装置280は,検知した携帯無線LAN端末の屋内位置情報を用いて,空調兼サービス提供システム200の提供するサービスとして,例えば以下のようなサービスを提供する。
【0104】
例えば,管理装置280は,検知した携帯無線LAN端末の屋内位置情報を,記憶部に記憶された地図情報と共に携帯無線LAN端末に送信することで,来場者に現在地を知らせるサービスを提供する。」

(2)引用文献3に記載された発明
引用文献3には,次の技術的事項(以下,「技術的事項2」という。)が記載されている。

無線LANのアクセスポイント71と,管理装置280とを有する空調兼サービス提供システム200において,管理装置280が,検知した携帯無線LAN端末の屋内位置情報を,記憶部に記憶された地図情報と共に携帯無線LAN端末に送信すること。

4 引用文献4について
(1)引用文献4に記載されている事項
引用文献4には,次の事項が記載されている。

「【0009】
以下,添付図面を参照して,本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は,第1の実施形態に係る携帯情報端末100の構成を示すブロック図である。
入力部101は,タッチパネル,ボタン等で構成され,携帯情報端末100の使用者からの各種操作の入力を受け付ける。
表示部102は,液晶ディスプレイ等の表示装置であり,患者情報等を表示する。
通信部103は,携帯情報端末100と外部機器との通信機能を担い,例えば病院のサーバーから患者情報をダウンロードするための通信を行う。
【0010】
端末位置特定部104は,携帯情報端末100の位置を特定する。具体的には,人工衛星による現在地の測位技術であるGPSシステムを利用し,携帯情報端末100の位置を特定する。
設定部105は,個人情報である患者情報毎(すなわち患者毎)に,患者情報を閲覧可能な位置情報(以下,閲覧可能位置情報という場合がある)を設定する。往診する患者に対してその患者情報を閲覧可能な位置を限定するために,閲覧可能位置情報を該患者の患者IDに関連付けて設定する。患者情報を閲覧可能な位置としては,その患者宅,病院内,医師自宅等が考えられる。設定部105で設定する閲覧可能位置情報は,設定部105が保持する後述する位置情報テーブルで保持される。
比較部106は,端末位置特定部104からの携帯情報端末100の位置情報(以下,端末位置情報という場合がある)と位置情報テーブルで保持する閲覧可能位置情報とを比較し,両者の位置情報の差異を示す位置差異情報を出力する。
【0011】
データダウンロード制御部107は,携帯情報端末100への患者情報のダウンロードを制御する。比較部106からの位置差異情報に応じて,患者情報をダウンロードできるか否かを判定し,ダウンロード可能な場合は,通信部103を介して患者情報をダウンロードし,データ保存部109に保存する。
データ消去制御部108は,データ保存部109に保存されている患者情報の消去を制御する。比較部106からの位置差異情報に応じて,患者情報を消去するか否かを判定し,消去が必要な場合は,データ保存部109に保存されている患者情報を消去する。
データ保存部109は,患者情報を保存する。通信部103を介してダウンロードした患者情報を保存し,データ消去制御部108からの指示により,保存した患者情報を消去する。データ保存部109に保存されている患者情報は,必要に応じて表示部102で表示される。また,入力部101からの指示により,患者情報の内容が変更可能であり,変更された患者情報が保存される。」

「【0018】
図5は,携帯情報端末100が患者情報を消去する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS501で,端末位置特定部104は,GPSシステム機能を用いて,現在の端末位置情報を取得する。
【0019】
ステップS502で,比較部106は,ステップS501において取得した端末位置情報と,位置情報テーブルの中で,データ保存部109に患者情報が保存された患者IDに関連付けられている閲覧可能位置情報とを比較する。その結果,位置情報が一致する場合,ステップS501に戻る。位置情報が一致しない場合,ステップS503に進む。ここで,「位置情報が一致する」とは,位置の差異が特定の範囲内という条件でも良い。
【0020】
ステップS503で,データ消去制御部108は,ステップS502において位置情報が一致しなかった患者IDの患者情報をデータ保存部109から消去する。
ステップS504で,データ消去制御部108は,データ保存部109に取得済みの患者情報があるか否かを判定し,患者情報がある場合,ステップS501に戻り,取得済みの患者情報がない場合,本処理を終了する。」

(2)引用文献4に記載された発明
引用文献4には,次の技術的事項(以下,「技術的事項3」という。)が記載されている。

端末位置特定部104,端末位置特定部104からの端末位置情報と位置情報テーブルで保持する閲覧可能位置情報とを比較する比較部106,データ保存部109に保存されている患者情報の消去を制御するデータ消去制御部108,及び,患者情報を保存するデータ保存部109を有する携帯情報端末100は,端末位置特定部104が,GPSシステム機能を用いて,現在の端末位置情報を取得し,比較部106が,取得した端末位置情報と,位置情報テーブルの中で,データ保存部109に患者情報が保存された患者IDに関連付けられている閲覧可能位置情報とを比較し,位置情報が一致しなかった患者IDの患者情報をデータ保存部109から消去すること。

5 引用文献5について
(1)引用文献5に記載されている事項
引用文献5には,次の事項が記載されている。

「【0028】
(携帯電話のコントローラKCに接続された信号入力要素)
前記携帯電話1のコントローラKCは,前記入力キー12やGPS装置,3次元地磁気センサ(地磁気センサ)SN1,傾斜センサSN2,加速度センサSN3,その他の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記入力キー12は,ユーザによりそれらが入力されたことを検出して,その検出信号をコントローラKCに入力する。
前記GPS装置は,側位開始の入力信号に応じて,衛星から発射された時刻信号の電波の到達時間等から地球上の携帯電話1の位置を側位し,側位結果をコントローラKCに入力する。
【0029】
前記3次元地磁気センサSN1は,磁方位を検出する。実施例1の3次元地磁気センサSN1は,高感度,高精度の地磁気センサを直交する3軸(X,Y,Z軸)方向に配置したセンサである。このような地磁気センサは従来公知なので(例えば,特開2002-090432号公報等参照),詳細な説明は省略する。なお,前記特許文献3記載の3次元地磁気センサを使用することも可能である。
前記傾斜センサSN2は,携帯電話1の水平面に対する傾斜量を検出する。実施例1の傾斜センサSN2は,従来公知の傾斜センサ(例えば,特許文献3等参照)を使用しているので,詳細な説明は省略する。
【0030】
前記加速度センサSN3は,携帯電話1の移動時の加速度を検出する。実施例1の加速度センサSN3は,直交する3軸(X,Y,Z軸)方向の加速度を検出可能な従来公知の加速度センサ(例えば,特許文献1等参照)を使用しているので,詳細な説明は省略する。また,実施例1の前記加速度センサSN3から出力される加速度データAx,Ay,Azは,8bitのデジタル出力に変換されており,加速度が-1G(=-9.8m/s2)の場合を0,加速度が0の場合を128,加速度が+1Gの場合を255としたデジタルデータが出力される。即ち,実施例1の加速度センサSN3は,-1G?+1Gの加速度を0?255の範囲内のデジタルデータに調整して,加速度データAx,Ay,Azとして出力する。前記出力データの調整方法等は,設計に応じて適宜変更可能である。」

「【0032】
(携帯電話のコントローラKCの機能)
携帯電話1のコントローラKCは,経路案内用プログラム(ナビゲーションソフトウェア)P1,通話制御プログラムP2や,その他のプログラム等を有しており,前記各信号出力要素からの出力信号に応じた処理を実行して,前記各制御要素に制御信号を出力する機能(制御手段)を有している。前記コントローラKCの経路案内用プログラムP1の機能(制御手段)を次に説明する。なお,前記通話制御プログラムP2は,携帯電話1の通話を制御する従来公知のプログラムであり,従来公知の種々の技術を採用可能であるため,詳細な説明は省略する。
【0033】?【0062】(省略)
【0061】
KC21:現在位置検出手段
現在位置検出手段KC21は,GPS受信不可判別手段KC21Aと,現在位置記憶手段KC21Bとを有し,携帯電話1の現在位置を検出する。実施例1の現在位置検出手段KC21は,GPS衛星からの電波を受信可能な状態では,GPSに基づいて現在位置を検出する。そして,GPS衛星からの電波が受信不可な状態では,前記現在位置記憶手段KC21Bに記憶された直前の現在位置と,前記移動距離検出手段KC19で検出された移動方向及び移動距離とに基づいて最新の現在位置の検出,更新を行う。
【0062】
KC21A:GPS受信不可判別手段
GPS受信不可判別手段KC21Aは,GPS衛星からの電波が受信できなくなったか否かを判別する。即ち,地下街やトンネル,建築物内に移動したか否かを判別する。実施例1のGPS受信不可判別手段KC21Aは,GPS装置から所定の間隔で出力されるGPS衛星からの電波データが連続して所定のGPS受信不可判別時間tg(例えば,10秒間)受信できなかった場合に,GPS衛星からの電波が受信できなくなったと判別し,加速度データの検出や移動距離及び移動方向の検出を開始する。」

(2)引用文献5に記載された発明
引用文献5には,次の技術的事項(以下,「技術的事項4」という。)が記載されている。

GPS装置,3次元地磁気センサSN1,傾斜センサSN2,加速度センサSN3,その他の信号入力要素からの信号が入力されている携帯電話1は,GPS衛星からの電波を受信可能な状態では,GPSに基づいて現在位置を検出し,GPS装置から所定の間隔で出力されるGPS衛星からの電波データが連続して所定のGPS受信不可判別時間tg(例えば,10秒間)受信できなかった場合に,GPS衛星からの電波が受信できなくなったと判別し,加速度データの検出や移動距離及び移動方向の検出を開始すること。


第4 当審の判断

1 本願発明12について
(1)対比
ア 引用発明の「モバイル端末13」は,後述する相違点は別にして,本願発明12の「携帯端末」に相当する。

イ 引用発明の「対象施設12」,「警備員等」及び「警備員等が常時所持している」「モバイル端末13」は,それぞれ,本願発明12の「エリア」,「作業者」及び「作業者が所持する携帯端末」に相当し,引用発明において,警備員等が常時所持している警備点検装置であって,警備員が,モバイル端末13を所持して対象施設12に移動すると,施設内端末24から図面データ23がモバイル端末13に送信されることは,警備員が対象施設12において点検作業のためにモバイル端末13を所持する点で,本願発明12の「エリア内で作業者が所持する」ことに相当する。

ウ 引用発明の「機密情報である地図データ23」は,本願発明12の「情報漏洩防止の対象となる対象情報」に相当し,引用発明の当該地図データ23を蓄積する「蓄積手段73」は,本願発明12の「情報漏洩防止の対象となる対象情報を記憶する記憶部」に相当する。

エ 引用発明の「位置測位手段75」は,管理装置から位置情報を取得する構成でない点で相違するものの,GPS機能等により3次元の位置情報(x,y,z)を取得する点で,本願発明12の「管理装置から位置情報を受信する位置情報受信部」と,「位置に関する情報を受信する位置情報受信部」とで共通する。

オ 引用発明において,地図データ23を消去するために,モバイル端末13に図面データ23が保持された状態で,モバイル端末13の位置測位手段で測位された位置情報により,モバイル端末13が契約先(警備対象施設)の建物内等の所定エリアから持ち出されたことを検知することは,モバイル端末13の位置と警備対象施設の位置とを比較して行われることが明らかであるから,本願発明12の「前記位置情報と予め設定された前記エリアを示すエリア情報とを比較し,前記携帯端末の位置が前記エリアに含まれない場合に,」と,「前記位置に関する情報と予め設定された前記エリアを示すエリア情報とを比較し,前記携帯端末の位置が前記エリアに含まれない場合に,」とで共通する。そして,引用発明のモバイル端末13が対象施設12から退出した場合,モバイル端末13に記録している図面データ23を強制的に消去する機密情報消去手段77は,本願発明12の「前記位置情報と予め設定された前記エリアを示すエリア情報とを比較し,前記携帯端末の位置が前記エリアに含まれない場合に,前記記憶部に記憶中の前記対象情報を消去する記憶消去処理を実行する記憶消去処理部」と,「前記位置に関する情報と予め設定された前記エリアを示すエリア情報とを比較し,前記携帯端末の位置が前記エリアに含まれない場合に,前記記憶部に記憶中の前記対象情報を消去する記憶消去処理を実行する記憶消去処理部」とで共通する。

カ 以上より,本願発明12と引用発明とは,次の点で,一致及び相違する。

<一致点>
エリア内で作業者が所持する携帯端末であって,
情報漏洩防止の対象となる対象情報を記憶する記憶部と,
位置に関する情報を受信する位置情報受信部と,
前記位置に関する情報と予め設定された前記エリアを示すエリア情報とを比較し,前記携帯端末の位置が前記エリアに含まれない場合に,前記記憶部に記憶中の前記対象情報を消去する記憶消去処理を実行する記憶消去処理部と,
を備える携帯端末。

<相違点>
(相違点1)
位置に関する情報が,本願発明12は,「管理装置」から受信される「位置情報」であるのに対し,引用発明は,GPS機能等により取得された3次元の位置情報(x,y,z)である点。

(相違点2)
本願発明12は,「加速度センサおよび方位センサと画像センサとの少なくとも一方を用いて前記携帯端末が移動した距離および方向を測定する測定部」,「前記位置情報を受信した後に前記携帯端末が移動した距離および方向を,受信した前記位置情報に加えて,この位置情報を修正する位置修正部」及び「修正された前記位置情報に基づいて,前記携帯端末の位置を特定する位置特定部」を有し,「修正された前記位置情報」も「予め設定された前記エリアを示すエリア情報」との「比較」の対象となり得るのに対し,引用発明は,加速度センサおよび方位センサと画像センサとの少なくとも一方を用いて前記携帯端末が移動した距離および方向を測定する測定部を有しているか定かではなく,位置修正部及び位置特定部を備えておらず,そのため,GPS機能等により取得された3次元の位置情報(x,y,z)を修正していない点。

(2)相違点の判断(相違点1について)
引用発明では,モバイル端末13の位置測位手段75により位置情報を得る構成となっており,携帯電話端末が位置管理サーバから位置情報を受信する技術的事項1,及び,携帯無線LAN端末が管理装置280から位置情報を受信する技術的事項2を適用し,外部から位置情報を受信しようとする動機はない。また,引用文献1には,上記【0043】【0051】のとおり,監視サーバ21が,GPS(Global Positioning System)機能等の位置測位手段等を持たせたモバイル端末13と定期的に通信することで3次元位置情報に基づいて,作業員の位置情報を取得することが記載されている,すなわち,モバイル端末13の位置情報をモバイル端末13が監視サーバ21に送信するものであり,監視サーバ21は,業務管理のため,モバイル端末13の位置情報を把握する必要はあるものの,自ら位置情報を算出可能なモバイル端末13に対して,監視サーバ21が,位置情報を知らせようとする動機はなく,モバイル端末13が位置測位手段75を備えることで,モバイル端末13を所持する警備員が,監視サーバ21による検出結果を待つことなく,対象施設12へ移動したことを容易に検出できるものであることを考慮すると,技術的事項1又は技術的事項2を適用し,モバイル端末13が監視サーバ21から位置情報を受信する構成とすることには阻害要因がある。さらに,技術的事項3は,携帯情報端末100がGPS機能を有しているものの,位置情報を受信するものではなく,技術的事項4も同様に,携帯電話1がGPS衛星から電波を受信し,また,加速度データの検出や移動距離及び移動方向の検出を行う機能を有しているものの,位置情報を受信するものではない。念のため,引用文献6?10を参照しても,モバイル端末装置が管理装置から位置情報を受信する構成は,記載も示唆もされていない。
そして,相違点1の構成とすることで,位置情報またはその受信状態に基づいて,携帯端末が作業エリア内にあることを特定できないときに,記憶部に記憶中の対象情報を消去する記憶消去処理を実行できるという特有の効果を奏するものである。

(3)小括
したがって,上記相違点2について判断するまでもなく,本願発明12は,当業者であっても,引用発明及び引用文献2?5に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものとはいえない。

2 本願発明1について
本願発明1は,本願発明12の「携帯端末」と同一の構成を全て含む「情報漏洩防止システム」の発明であるから本願発明12と同じ理由により,当業者であっても,引用発明及び引用文献2?5に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものとはいえない。

3 本願発明2?10について
本願発明2?10も,本願発明1の「情報漏洩防止システム」と同一の構成を備えるものであるから,本願発明1と同じ理由により,当業者であっても,引用発明及び引用文献2?5に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものとはいえない。

4 本願発明11について
本願発明11は,本願発明1に対応する方法の発明であり,本願発明1の「情報漏洩防止システム」に対応する構成を備えるものであるから,本願発明1と同様の理由により,当業者であっても,引用発明及び引用文献2?5に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものとはいえない。


第4 むすび

以上のとおり,本願発明1?12は,当業者が引用発明及び引用文献2?5に記載された技術的事項に基づいて容易に発明をすることができたものではない。
したがって,原査定の理由によっては,本願を拒絶することはできない。
また,他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって,結論のとおり審決する。
 
審決日 2021-05-27 
出願番号 特願2016-69748(P2016-69748)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (G06Q)
最終処分 成立  
前審関与審査官 小山 和俊  
特許庁審判長 佐藤 聡史
特許庁審判官 畑中 高行
松田 直也
発明の名称 情報漏洩防止システム、情報漏洩防止方法、携帯端末  
代理人 特許業務法人東京国際特許事務所  
代理人 特許業務法人東京国際特許事務所  
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