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審決分類 審判 訂正 ただし書き2号誤記又は誤訳の訂正 訂正する C12N
管理番号 1008735
審判番号 審判1999-39022  
総通号数
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1992-09-10 
種別 訂正の審決 
審判請求日 1999-03-05 
確定日 1999-11-29 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第2701976号発明「ヒトラクトフェリンcDNA配列」に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第2701976号発明の図面を本件審判請求書に添付された訂正図面のとおり訂正することを認める。 
理由 I.本件審判請求の要旨は、特許第2701976号の図面を本件審判請求書に添付した訂正図面のとおりに訂正することを求めるものである。
その訂正の内容は、次のとおりである。
「図2第2頁下から14行目の296位のアミノ酸「gln」を「glu」と訂正する。」II.そこで、この訂正事項について検討するに、本件明細書には、
「第2図は、分泌シグナルペプチドおよび成熟ヒトラクトフェリン蛋白の推定アミノ酸配列を伴ったcDNA配列である。」(特許掲載公報3頁5欄45〜47行)との記載があり、この記載によると、第2図における「推定アミノ酸配列」は、その名の如く、解明されたDNAの塩基配列を根拠としてアミノ酸配列を推定したものと解される。
しかるに、塩基コドン「GAA」がコードするアミノ酸は、「glu」であって、これ以外のミノ酸でないことは、当技術分野では明らかであるから、「GAA」に対応するアミノ酸を「gln」から「glu」に訂正することは、誤記の訂正を目的としたものといえる。
そして、塩基コドン「GAA」からアミノ酸「glu」は、直接的かつ一義的に導かれるから、この訂正は新規事項に該当せず、また、実質上特許請求の範囲を拡張し、または変更するものではなく、しかも、訂正後の特許請求の範囲の各請求項に係る発明が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものである。
III.したがって、本件審判請求は、特許法126条1項2号に掲げる事項を目的とし、かつ同条2項から4項の規定に適合する。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 【図面】




 
訂正の要旨 特許第2701976号発明の図面において、特許法第126条第1項ただし書第2号の訂正をする。
(1)図2第2頁下から14行目(特許第2701976号公報第7頁下から14行目)の296位のアミノ酸「gln」を「glu」と訂正する。
審決日 1999-10-15 
出願番号 特願平2-507801
審決分類 P 1 41・ 852- Y (C12N)
最終処分 成立  
前審関与審査官 深草 亜子  
特許庁審判長 徳▲廣▼ 正道
特許庁審判官 郡山 順
佐伯 裕子
登録日 1997-10-03 
登録番号 特許第2701976号(P2701976)
発明の名称 ヒトラクトフェリンcDNA配列  
代理人 田村 恭生  
代理人 田村 恭生  
代理人 青山 葆  
代理人 青山 葆  

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