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審決分類 |
審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:11 G09G |
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管理番号 | 1010413 |
審判番号 | 審判1997-20660 |
総通号数 | 9 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 1995-03-20 |
種別 | 補正却下の決定 |
確定日 | 1999-10-19 |
事件の表示 | 平成5年特許願第315596号「画像処理システム」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 |
結論 | 平成11年3月1日付けの手続補正を却下する。 |
理由 |
平成11年3月1日付けの手続補正による補正は特許請求の範囲を補正するものであり、その特許請求の範囲の請求項1を「前記ポイントプロセッサは直交軸X及びYに沿ってアクセス可能な内部メモリを含み前記レジスタに記憶されたソースアドレス及び行先アドレスに基づいて前記表示メモリの一つのゾーンの内容を前記内部メモリを介して前記表示メモリの別のゾーンヘコピーし、そのコピーされた内容を前記デイスプレイプロセッサが外部の表示装置へ出力する」と補正しているが、かかる事項は願書に最初に添付した明細書又は図面(以下、「出願当初の明細書又は図面」という。)には何等記載されていない。 即ち、出願当初の明細書には、 「【0031】 ポイントプロセッサ11の概略原理を図3から図5に示す。本システムでは、このプロセッサはBGモードで作動し像を構成しディスプレイプロセッサ12によりスクリーン上に表示する。」 の記載が認められるだけで、 「そのコピーされた内容を前記デイスプレイプロセッサが外部の表示装置へ出力する」 なる記載は認められない。 また、出願当初の明細書又は図面の記載からみて自明のこととも認められない。 してみれば、当該手続補正はこの点で明細書の要旨を変更するものと認める。 したがって、当該手続補正は、特許法第159条第1項の規定により準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものと認められる。 |
決定日 | 1999-06-09 |
出願番号 | 特願平5-315596 |
審決分類 |
P
1
93・
11-
(G09G)
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前審関与審査官 | 大野 弘、山崎 達也、張谷 雅人 |
特許庁審判長 |
小川 謙 |
特許庁審判官 |
松野 高尚 高倉 成男 |
発明の名称 | 画像処理システム |
代理人 | 村田 司朗 |
代理人 | 浅村 皓 |
代理人 | 浅村 肇 |