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審決分類 審判 全部無効 4項(5項) 請求の範囲の記載不備 無効とする。(申立て全部成立) B31D
管理番号 1013846
審判番号 審判1996-7359  
総通号数 11 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1979-02-09 
種別 無効の審決 
審判請求日 1996-05-13 
確定日 2000-02-25 
事件の表示 上記当事者間の特許第1082328号発明「ペーパーコアによる芯材の製造方法」の特許無効審判事件についてされた平成9年2月7日付け審決に対し、東京高等裁判所において審決取消の判決(平成9年(行ケ)第40号、平成10年12月15日判決言渡)があったので、さらに審理のうえ、次のとおり審決する。 
結論 特許第1082328号発明の特許請求の範囲第1項ないし第2項に記載された発明についての特許を無効とする。審判費用は、被請求人の負担とする。 
理由 1、手続の経緯
本件審判請求に係る特許1082328号発明(以下「本件発明」という。)は、昭和52年7月9日に出願され、昭和56年5月16日に出願公告(特公昭56一20981号)され、昭和57年1月29日に設定の登録がなされたものである。
2、本件特許請求の範囲の記載
「(1)クラフト紙等の丈夫な紙を一定寸法の方形状に切断してペーパーコア用シートを多数枚形成せしめる第一工程と、
該ペーパーコア用シートに一定間隔の平行なミシン目を刻設せしめる第二工程と、
第1枚目のペーパーコア用シートの多数本のミシン目のうち一本置きのミシン目の一側に糊代部を形成すると共に該糊代部に接着剤を塗布し、第2枚目のペーパーコア用シートの多数本のミシン目のうち一本置きのミシン目を第1枚目のペーパーコア用シートの糊代部側のミシン目に対して糊代部の幅の分だけ一側かつ平行に位置をずらして第2枚目のペーパーコア用シートの裏面を第1枚目のベーパーコア用シートの糊代部に接着し、以下同様に第3枚目以上の各ペーパーコア用シートを下方のペーパーコア用シートの糊代部に接着して多層のペーパーコア用シートを形成せしめる第3工程と、
該ペーパーコア用シートを上方より押圧して接着力の安定を図る第4工程
より成ることを特徴とするペーパーコアによる心材の製造方法。
(2)特許請求の範囲第1項において、多数枚のペーパーコア用シートを接着させた後、一定の幅によりペーパーコア用シートのミシン目と直角方向に切断せしめる様にしたことを特徴とするペーパーコアによる芯材の製造方法。」
3、無効審判請求の理由
請求人は、本件発明の特許は、その明細書及び図面が特許法第36条第4項及び第5項に規定する要件を満たしていない出願に対してなされたものであるから、同法第123条第1項第3号により無効とすべきであると主張している。
3-1、無効審判請求の理由の要点
第三工程で、第1枚目のペーパーコア用シートの表面に第2枚目のペーパーコア用シートの裏面を接着する際に、第2枚目のペーパーコア用シートの多数本の折目のうち1本置きの折目を第1枚目のペーパーコア用シートの糊代部側の折目に対して糊代部の幅の分だけ一側かつ平行に位置をずらす、とある(実際にずらした状態が第2図に図示されている)が、ペーパーコア用シートは第1枚目も第2枚目も糊代部が同じ位置にあるので、整合させて積み重ねると、第2図に示す通り第2枚目の糊代部は第1枚目の対応する糊代部上に直線的に重なり、糊代部が一直線上に重なれば、芯材は伸張(展開)しない、として、本件発明の特許は、その明細書が次のとおり特許法第36条第5項に規定する要件を満たしていない出願に対してなされたものであることを主な理由としている。
特許請求の範囲の第三工程には「第2枚目のペーパーコア用シートの多数本のミシン目のうち一本置きのミシン目を第1枚目のペーパーコア用シートの糊代部側のミシン目に対して糊代部の幅の分だけ一側かつ平行に位置をずらして第2枚目のペーパーコア用シートの裏面を第1枚目のペーパーコア用シートの糊代部に接着し、以下同様に第3枚目以上の各ペーパーコア用シートを下方のペーパーコア用シートの糊代部に接着して多層のペーパーコア用シートを形成せしめる」とあるが、以下同様にしても、第3枚目のペーパーコア用シートの多数本のミシン目のうち一本置きのミシン目が第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部側のミシン目に対して糊代部の幅の分だけ一側かつ平行にずれることはない。既に述べたように、複数枚のペーパーコア用シートは構成が全て同一なので、各ペーパーコア用シートの裏面をその下側のペーパーコア用シートに接着すると、上側のペーパーコア用シートの多数本のミシン目は、ずれないで、整合する。よって、この記載は発明の構成に欠くことができない事項を記載しているとは到底いえない。
3-2、被請求人の答弁
発明の詳細な説明には,「次にこれらのペーパーコア用シート1の多数枚のうち第2図に示すようにその第1枚目のペーパーコア用シートlaの糊代部3に接着剤を塗布し、第2枚目のペーパーコア用シートlbの多数本の折目2のうち1本置きの折目2を第1枚目のペーパーコア用シートlaの糊代部3側の折目2に対して糊代部3の幅の分だけ一側(図面上右側)にかつ平行に位置をずらして第2枚目のペーパーコア用シートlbの裏面を第1枚目のペーパーコア用シート1aの糊代部3に接着する。以下上記の工程を反復して第3枚目以下のペーパーコア用シートを順次積重ね接着させる。その要領は第1枚目のペーパーコア用シートlaに接着させた第2枚目のペーパーコア用シートlbの表面における糊代部3に接着剤を塗布し、ついで第4枚目のペーパーコア用シートIdを上記の第2枚目のペーパーコア用シートlbを第1枚目のペーパーコア用シートlaに接着させた場合と同様に多数本の折目2のうち1本置きの折目2を第3枚目のペーパーコア用シートlcの糊代部3側の折目2に対して糊代部3の幅の分だけ一側かつ平行に位置をずらして第4枚目のペーパーコア用シートldの裏面を第3枚目のペーパーコア用シート1cの糊代部3に接着する。」と記載されている(公報第1頁第2欄第25行〜第2頁第3欄第12行)。
この記載内容は、第1枚目のペーパーコア用シートlaに対する第2枚目のペーパーコア用シートlbの接着の仕方を説明し、これを繰り返して第3枚目のペーパーコア用シートlcと第4枚目のベーパーコア用シートldを順次接着して多数枚のペーパーコア用シート1の積層体である芯材を作ること、さらに、第1枚目のペーパーコア用シートlaと第2枚目のペーパーコア用シートlbを接着した積層体と、第3枚目のペーパーコア用シートlcと第4枚目のペーパーコア用シートldを接着した積層体から、多数枚のペーパーコア用シート1の積層体である芯材の作り方を説明するものと解することができる。
そして、この2体の積層体における配列された方形のコアを、明細書の第4図に示す如く、配列させるように2体の積層体を重ね合わせて接着させると、2体の積層体における第2枚目のペーパーコア用シートlbと、第3枚目のペーパーコア用シートlcとのオーバーラップ個所A(糊代部3に相当)が接着個所となり、かつ伸張可能である多数のペーパーコア用シート1から構成される芯材が形成されるのである。
上述のとおり、本件特許発明のペーパーコアによる芯材の製造方法は、伸張可能な芯材が製造できることは明白であり、かかる発明の詳細な説明に記載した発明の構成に関する事項によって、本件特許発明の構成要件は技術的に支持されており、これを妨げる理由はない。
4、当審の判断
請求人主張の無効理由について検討する。
本件明細書及び添付の図面には、本件発明の目的、構成、効果として、次の記載があることが認められる。
[目的]
「本発明はペーパコアによる芯材の製造方法に律する。」(2欄6行、7行)、
「本発明の目的は方形のコアを連続的に成形することにより、伸張させた際応力を与えない限り復元しない芯材を得ることにある。本発明の第2の目的は取扱いが簡単でかつ抗圧性に秀れ、軽量な芯材を得ることにある。」(2欄8行ないし12行)
[構成]
「ペーパーコア用シート1として、クラフト紙等の丈夫な方形の紙を多数枚用意する。・・これらのシート1には一定の間隔により平行な折目2を多数本設ける。この折目2には折目2が確実にかつ成形し易くするためミシン穴を多数設けることがよい。そして多数本の折目2のうち1本置きの折目の一側にその折目2に沿って一定の幅による糊代部3を形成してなるペーパーコア用シート1の多数枚を設ける。」(2欄15行ないし25行)、
「次にこれらのペーパーコア用シート1の多数枚のうち第2図に示すようにその第1枚目のペーパーコア用シートlaの糊代部3に接着剤を塗布し、第2枚目のペーパーコア用シートlbの多数本の折目2のうち1本置きの折目2を第1枚目のペーパーコア用シートlaの糊代部3側の折目2に対して糊代部3の幅の分だけ一側(図面上右側)にかつ平行に位置をずらして第2枚目のペーパーコア用シートlbの裏面を第1枚目のペーパーコア用シートlaの糊代部3に接着する」(2欄25行ないし35行)、
「以下上記の工程を反復して第3枚目以下のペーパーコア用シート1を順次積重さね接着させる。その要領は第1枚目のペーパーコア用シート1aに接着させた第2枚目のペーパーコア用シートlbの表面における糊代部3に接着剤を塗布し、ついで第4枚目のペーパーコア用シートldを上記の第2枚目のペーパーコア用シートlbを第1枚目のペーパーコア用シートlaに接着させた場合と同様に多数本の折目3のうち一本置きの折目2を第3枚目のペーパーコア用シートlcの糊代部3側の折目2に対して糊代部3の幅の分だけ一側かつ平行に位置をずらして第4枚目のペーパーコア用シートldの裏面を第3枚目のペーパーコア用シートlcの糊代部3に接着する。」(2欄35行ないし3欄12行)、
「上記の工程においてシート1の折目2と折目2を糊代部3の幅だけずらして接着するには、第1枚目のペーパーコア用シートlaに対して第2枚目のペーパーコア用シートlbを裏返して引揃えた上接着しさえずればよい。」(3欄25行ないし29行)
第4図には、「本発明による芯材を伸張させた状態を示す平面図」(4欄27行、28行)が示されている。
[効果]
「従来の六角形のハニカム構造紙は伸縮自在ではあるが、使用時に伸長させたとき両端を支持させ引張っていない限り縮小し六角形のコアは復元し板状になるため例えば建築用パネルの芯材として使用するとき甚だ厄介であって」(3欄29行ないし4欄4行)、
「本発明は上記の通り応力を与えない限り自然的に復元しないため使用上の利点は甚だ大きい。その上製造方法は折目と糊代部を設けたシートに他のシートを接着させるだけでよいから楽に実施でき、また従来品に比較して抗圧力、重量について夫々何らの見劣りもない。」(4欄16行ないし21行)。
上記説示の本件明細書中の記載によれば、本件明細書の発明の詳細な説明の項及び添付の図面には、次のとおりの内容の発明が一応開示されているものと認められる。
▲1▼1枚目のシートについては、1本置きのミシン目(別紙では、1-a、1-c、1-e)の一側(例えば、別紙では右側。1枚目のシートでミシン目の左側に糊代部を形成した場合には、以後、左右が逆になるだけである。)に糊代部を形成するとともに該糊代部に接着剤を塗布する。2枚目のシートを糊代部の幅(別紙ではAの幅)だけ1枚目のシートで糊代部を形成した方向(別紙では右側)に平行にずらして、1枚目のシートに重ねて貼る。
▲2▼2枚目のシート糊代部は、1枚目で糊代部を形成しなかったミシン目に対応するミシン目(別紙では、2-b、2-d)の1枚目のシートで糊代部を形成した側と反対側(別紙では、左側)に形成するとともに該糊代部に接着剤を塗布する。3枚目のシートを、糊代部の幅(別紙ではAの幅)だけ2枚目のシートで糊代部を形成した方向(別紙では左側)に平行にずらして、2枚目のシートに重ねて貼る。
▲3▼3枚目のシート糊代部は、2枚目で糊代部を形成しなかったミシン目に対応するミシン目(別紙では、3-a、3-c、3-e)の2枚目のシートで糊代部を形成した側と反対側(別紙では、右側)に形成する(3枚目のシートの糊代部形成位置は、1枚目のシートの糊代部形成位置と同じとなる。)とともに該糊代部に接着剤を塗布する。4枚目のシートを,糊代部の幅(別紙ではAの幅)だけ3枚目のシートで糊代部を形成した方向(別紙では右側)に平行にずらして、3枚目のシートに重ねて貼る。
▲4▼4枚目のシート糊代部は、3枚目で糊代部を形成しなかったミシン目に対応するミシン目(別紙では、4-b、4-d)の3枚目のシートで糊代部を形成した側と反対側(別紙では、左側)に形成する(4枚目のシートの糊代部形成位置は、2枚目のシートの糊代部形成位置と同じとなる。)。
以下、上記と同様に、5枚目のシートを重ねて貼っていく。
他方、本件特許請求の範囲には、前記説示のとおり、第3工程について、「第1枚目のペーパーコア用シートの多数本のミシン目のうち一本置きのミシン目の一側に糊代部を形成すると共に該糊代部に接着剤を塗布し、第2枚目のペーパーコア用シートの多数本のミシン目のうち一本置きのミシン目を第1枚目のペーパーコア用シートの糊代部側のミシン目に対して糊代部の幅の分だけ一側かつ平行に位置をずらして第2枚目のペーパーコア用シートの裏面を第1枚目のベーハーコア用シートの糊代部に接着し、以下同様に第3枚目以上の各ペーパーコア用シートを下方のペーパーコア用シートの糊代部に接着して多層のペーパーコア用シートを形成せしめる第3工程」と記載されているものである。
この記載によれば、本件特許請求の範囲には、第1枚目のペーパーコア用シートの一本置きのミシン目の一側に糊代部を形成し、第2枚目のペーパーコア用シートのミシン目を第1枚目のペーパーコア用シートの糊代部側のミシン目に対して糊代部の幅の分だけ一側かつ平行に位置をずらして第2枚目のペーパーコア用シートの裏面を第1枚目のペーパーコア用シートの糊代部に接着することまでは明確に規定されているが、第3枚目以降のペーパーコア用シートの接着方法については、「以下同様に第3枚目以上のペーパーコア用シートを下方のペーパーコア用シートの糊代部に接着して」と記載されるのみで、第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部をどのミシン目に沿って形成するのか、その糊代部をミシン目のどちら側に形成するのか、及び、第3枚目のペーパーコア用シートを第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部に接着するときにどちら側にずらすのかについては記載されていないものである。
そして、上記記載部分を他の第3工程に関する本件特許請求の範囲の記載と併せてみると、次のように理解することができる。すなわち、第2枚目のペーパーコア用シートと第3枚目のペーパーコア用シートとの接着方法は、第1枚目と第2枚目の接着方法と「同様に」するものとされているのであるから、第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部は、多数本のミシン目のうち一本置きのミシン目(もっとも、第1枚目で糊代部を形成したミシン目との対応関係は必ずしも明かでない。)の一側に第1枚目のそれと同じ方向に形成して接着剤を塗布し、第3枚目のペーパーコア用シートのミシン目を、第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部を形成したミシン目に対して糊代部の幅の分だけ一側(第2枚目の場合と同じ方向)かつ平行に位置をずらして、第3枚目のペーパーコア用シートの裏面を第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部に接着するものと解するのが自然である。
しかし、このように第2枚目のペーパーコア用シートの一本置きのミシン目の一側で、前(第1枚目)のペーパーコア用シートと同じ側に糊代部を形成し、第3枚目のペーパーコア用シートのミシン目を同じ一側に糊代部の幅の分だけ平行にずらして接着するという仕方で、順次ペーパーコア用シートを積層するという方法は、本件明細書の発明な詳細な説明及び図面に何ら記載されておらず、また逆に、上記記載部分から、これと異なる上記▲1▼ないし▲4▼及び別紙記載の方法が規定されているとみることも困難である。
すなわち、本件明細書の詳細な説明の記載及び添付の図面を参酌しても、本件特許請求の範囲の「以下同様に第3枚目以上の」との記載が、第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部は、第1枚目で糊代部を形成しなかったミシン目に対応するミシン目の第1枚目で糊代部を形成した反対側に形成することや、第3枚目のペーパーコア用シートを第2枚目のペーパーコア用シートとは逆の方向にずらすこと等を当然に規定していると解することはできない。
したがって、第3工程に関する「以下同様に第3枚目以上のペーパーコア用シートを下方のペーパーコア用シートの糊代部に接着して」という本件特許請求の範囲の記載では、第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部の形成位置及び第3枚目のペーパーコア用シートを第2枚目のペーパーコア用シートの糊代部に接着するときのシートのずらし方が不明であり、結局、本件特許請求の範囲には、「発明の詳細な説明に記載した発明の構成に欠くことのできない事項」が記載されているとはいえない。
5、むすび
以上のとおりであるから、請求人主張の他の無効理由について検討するまでもなく、本件発明の特許は、特許法第36条第5項の規定に違反してなされたものであり、特許法第123条第1項第3号の規定により、無効にすべきものである。
 
別掲 別記

 
審決日 1999-11-08 
出願番号 特願昭52-82353
審決分類 P 1 112・ 532- Z (B31D)
最終処分 成立  
前審関与審査官 向後 晋一秋月 均田中 久高  
特許庁審判長 佐藤 久容
特許庁審判官 祖山 忠彦
佐藤 雪枝
森林 克郎
市野 要助
登録日 1982-01-29 
登録番号 特許第1082328号(P1082328)
発明の名称 ペーパーコアによる芯材の製造方法  
代理人 藤本 昇  
代理人 森脇 和弘  
代理人 栗田 忠彦  
代理人 伊藤 茂  
代理人 阪口 春男  
代理人 西山 聞一  
代理人 今井 庄亮  
代理人 増井 忠弐  
代理人 社本 一夫  
代理人 伊藤 茂  
代理人 岩井 泉  
代理人 小林 泰  
代理人 大内 信雄  
代理人 小林 泰  
代理人 増井 忠弐  
代理人 栗田 忠彦  
代理人 今井 庄亮  
代理人 社本 一夫  

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