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審決分類 |
審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:2 B21B 審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:11 B21B |
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管理番号 | 1018119 |
審判番号 | 審判1998-3588 |
総通号数 | 13 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 1994-07-12 |
種別 | 補正却下の決定 |
確定日 | 1999-11-05 |
事件の表示 | 平成4年特許願第346806号「熱延鋼板のデスケーリング方法」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 |
結論 | 平成10年4月1日付けの手続補正を却下する。 |
理由 |
平成10年4月1日付けの手続補正書による補正は、▲1▼:特許請求の範囲の請求項2として、「SiとPの含有量が、〔Si〕>25×〔P〕-0.15の関係を満足する請求項1に記載の熱延鋼板のデスケーリング方法。」、及び請求項3として、「SiとPの含有量が、〔Si〕>908×〔P〕1.93の関係を満足する請求項1に記載の熱延鋼板のデスケーリング方法」を追加するとともに、▲2▼:発明の詳細な説明において、「さらに、本発明は、SiとPの含有量が、〔Si〕>25×〔P〕-0.15の関係を満足するような衝突圧が高い場合、特に、SiとPの含有量の関係が〔Si〕>908×〔P〕1.93を満足するような衝突圧が400kPa(40g/mm2に相当)を越えるような高い場合に、より効果的である。」(段落【0012】)のとおり、前記の請求項2及び請求項3についての技術的説明を追加することを含むものである。 しかし、本願の願書に最初に添付した明細書又は図面(以下「出願当初の明細書」という。)には、上記請求項2及び3に係る事項は記載されておらず、また当該出願当初の明細書の記載からみて、自明の事項とも認められない。 したがって、この補正は、出願当初の明細書に記載した事項の範囲内のものとはいえず、明細書の要旨を変更するものであるので、特許法第159条第1項の規定により準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 よって結論のとおり決定する |
決定日 | 1999-08-26 |
出願番号 | 特願平4-346806 |
審決分類 |
P
1
93・
11-
(B21B)
P 1 93・ 2- (B21B) |
前審関与審査官 | 日比野 隆治、國方 康伸 |
特許庁審判長 |
中嶋 清 |
特許庁審判官 |
伊藤 明 池田 正人 |
発明の名称 | 熱延鋼板のデスケーリング方法 |