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審決分類 審判 全部申し立て 2項進歩性  C02F
審判 全部申し立て 4項(5項) 請求の範囲の記載不備  C02F
審判 全部申し立て 特36 条4項詳細な説明の記載不備  C02F
管理番号 1024497
異議申立番号 異議2000-70434  
総通号数 15 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1998-09-08 
種別 異議の決定 
異議申立日 2000-02-02 
確定日 2000-09-04 
異議申立件数
事件の表示 特許第2928772号「トイレ排水管のスケール固着防止方法」の特許請求の範囲第1項及び第2項の特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 
結論 特許第2928772号の特許請求の範囲第1項及び第2項に係る特許を維持する。 
理由 1.手続の経緯
特許第2928772号に係る発明についての出願は、特願昭61-95648号(昭和61年4月24日出願)の分割出願である特願平7-237643号(平成7年8月23日分割出願)の一部が平成10年1月19日に
分割出願されたものである。
この出願の分割出願後の経緯は、次のとおりである。
分割出願 平成10年1月19日
特許権設定登録 平成11年5月14日
特許異議の申立て 平成12年2月2日
(特許異議申立人 日産化学工業株式会社)
取消理由通知 平成12年4月20日
特許異議意見書の提出 平成12年7月7日
2.本件発明
特許第2928772号の特許請求の範囲第1項及び第2項に係る発明(以下、「本件発明1、2」という。)は、特許明細書の記載からみて、その特許請求の範囲第1項及び第2項に記載された事項によって特定される次のとおりのものである。
「1.トイレ排水管に固着したスケールを除去することなく、トイレ排水管へのスケールの固着のみを防止するトイレ排水管のスケール防止方法であって、カルシウムイオンと反応してpH5〜8.5の範囲の水に対する溶解度が0.001g/100g(水)以下の塩を生成しない固体酸を有効成分とし、20℃の水に対する溶解度が0.001〜20g/100gである固体酸及び/又は非昇華性基材を20重量%以上含有する成形体を使用し、尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHを5〜8.5に保持することを特徴とするトイレ排水管のスケール固着防止方法。
2.トイレ排水管に固着したスケールを除去することなく、トイレ排水管へのスケールの固着のみを防止するトイレ排水管のスケール防止方法であって、カルシウムイオンと反応してpH5〜8.5の範囲の水に対する溶解度が0.001g/100g(水)以下の塩を生成しない固体酸を有効成分とし、昇華性基材を20重量%以上含有する成形体を使用し、尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHを5〜8.5に保持することを特徴とするトイレ排水管のスケール固着防止方法。」
3.申立ての理由の概要
特許異議申立人 日産化学工業株式会社(以下、「申立人」という。)は、証拠として甲第1号証(「日本臨牀」第42巻、第5号、第201〜208頁(1984年5月発行))、甲第2号証(米国特許第4578207号明細書(1986年3月25日発行))、甲第3号証(特開昭61-21200号公報)、甲第4号証(特開昭55-88766号公報)を提出し、
a.本件発明1は甲第1、2号証に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、
b.本件発明2は甲第1、3号証又は甲第1、4号証に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、
c.本件明細書の記載には不備があるから、本件発明1、2に係る特許は、特許法第36条第3項又は第4項に規定する要件を満たしていない特許出願に対してなされたものである、
ことを理由として、本件発明1、2に係る特許は、特許法第113条第1項第2号に該当し、取り消されるべきものであると主張している。
4.甲各号証の記載事項
申立人が提出した甲第1〜4号証には、次の事項が記載されている。
(1)甲第1号証
ア.「尿中のCa、P、Mg、尿酸などの排泄量の測定は、尿路結石症の臨床・研究のみならず、広い分野でのCa・P代謝異常や尿酸代謝異常の検索に必要不可欠の検査となっており…(中略)…しかし、Ca、P、Mg、尿酸などは、いずれも尿路結石の重要な構成成分であり、従って尿中で容易に結晶化し沈殿を形成する傾向を有しており、それゆえに尿化学測定に供する検体の取扱いが問題になるという点については、いまだあまり注意が喚起されていないように見受けられる。すなわち、尿はしばしばCa塩や尿酸(塩)に関し過飽和溶解状態にあり、24時間蓄尿中に(あるいは検体採取から測定に至るわずかの間にも)沈殿形成を示すものがあり、かかる検体では多様な沈殿塩の溶解手段が講じられない限りは正確な測定は得られないと危惧される。」(第201頁左欄第2行〜右欄第1行)
イ.「以下の実験における尿中のCa、P、尿酸、Mg、Crの測定はすべてmultichannel autoanalyzer…(中略)…測定した。また、室温下保存中の尿感染の影響を避けるため、材料は非感染尿とし、0.02%アジ化ナトリウム添加の後、滅菌蓋付試験管内に保存した。」(第201頁右欄下から第8〜1行)
ウ.「健常成人男子4名の午前尿を採取し、最小容量のNaOHまたはHClにてpH4〜9に調整した後、室温下に約24時間保存後測定に供した。図1に結果を示したが、Ca濃度はpH7を、Mg濃度はpH8を境にアルカリ側で顕著な低下を認め、PもまたpH7以上のアルカリ側で緩やかながら濃度低下を認めた。これは、アルカリ尿で難溶のCaやMgのリン酸塩結晶沈殿による測定上値のみかけ上の低下であると考えられた。」(第202頁左欄第3〜11行)
エ.「健常成人男子7名、非感染尿路結石症患者5名の午前尿を材料とし、これに種々多様な処理を加え室温下約24時間保存後、同条件で保存した原尿とともに測定比較し、…(中略)…1%クエン酸水溶液を炭酸リチウムでpH6に調整した溶液で尿を2倍稀釈する方法を採用した。」(第202頁右欄第12〜21行)
オ.「一般に、尿はしばしばCa塩や尿酸に関して準安定過飽和と称される過飽和溶解状態を保っているが、排尿後の時間経過や温度の変化などにより、本来の過飽和度の程度や過飽和安定性に応じて、過飽和状態の崩壊が生じ沈殿を形成する。」(第206頁左欄第9〜13行)
カ.「多くの検体で既存結晶を容易に可溶化し、また24時間保存中の新たな沈殿形成を非常に効果的に防止しえた。本処理方法は試行錯誤を繰返し得られたものであるが、その理論的背景を列挙する。基礎実験で明らかにしたように、尿pHに関してはpH6付近がこれらすべての塩の妥協点として理想であり、検体尿の中性(pH6)化が要求される。…(中略)…本処理法は、クエン酸のカルシウム可溶化作用、大きくは期待できないもののリチウムの尿酸可溶化作用、強くはないが尿の中性化作用、および稀釈による過飽和度の低下作用を骨子としている。」(第206頁右欄第2〜24行)
キ.「新鮮尿および24時間蓄尿中に生じる結石形成塩(Ca、P、Mg、尿酸)沈殿を効果的に溶解する実験的尿処理法を検討した。」(第208頁左欄第19〜21行)
(2)甲第2号証
ア.「トイレットの水洗タンクに使用するのに適した、洗浄・消毒用錠剤を提供することが本発明の目的である。」(第1欄第47〜48行)
イ.「この発明の錠剤は各成分が類似した成分を含有していて互いにしっかりと接着するので、より小さい部分に分解することはない、二成分のケーキである。アルキルベンゼンスルホン酸と特定の崩壊(溶解)速度調整剤の使用は、この結果を得るのに欠かせないものである。使用される錠剤は小便器または水洗タンクの壁面もしくは底部に付着して、洗い流されることはあり得ない。」(第2欄第21〜28行)
ウ.「この発明の用途の他の分野は、石灰質、サビ、または尿からの堆積物を防ぐための多量の酸または錯化剤を加えて、敏感な色素を含む活性物質や香料を組み合わせることにある。」(第2欄第64〜68行)
エ.「小便器やトイレットの水洗用タンクを洗浄・消毒する本発明の新規な方法は、小便器やトイレットの水洗用タンクに本発明の錠剤を加えることからなる。」(第3欄第12〜15行)
オ.アミドスルホン酸とクエン酸のうちのいずれか一方と20重量%以上のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとを含有する洗浄・消毒用錠剤。(第4〜5欄実施例2)
(3)甲第3号証
ア.「(1)スケール防止有効成分をパラジクロルベンゼンを基材として成形してなるスケール防止剤」(第1頁特許請求の範囲第1項)
イ.「本発明のスケール防止剤は、トイレの排水管やトラップ内に生成するスケールの防止剤として使用し得る」(第2頁左上欄第3〜5行)
ウ.「本発明において、スケール防止有効成分は、水中に存在するスケール生成成分の水への溶解度を上昇させ、配管系へのスケールの析出固着を防止し得る物質もしくは、配管壁の表面状態を変え、スケールの析出固着を防止し得る物質であり…(中略)…たとえばスルファミン酸、硫酸水素ナトリウム、硫酸水素アンモニウム、硫酸水素カリウム等を使用することができる。」(第2頁左下欄第19〜右下欄第15行)
エ.「本発明において、スケール防止剤中のパラジクロルベンゼンの含有量は、10〜90重量%、好ましくは、30〜70重量%であり、スケール防止有効成分の含有量は、その種類によっても異るが90〜10重量%、好ましくは70〜30重量%である。」(第3頁左下欄第2〜6行)
(4)甲第4号証
ア.「パラジクロルベンゼンと、DL-2-ピロリドン-5-カルボン酸又はアジピン酸を含有し、固形状に圧縮成型してなることを特徴とするトイレットの防臭清浄剤。」(第1頁特許請求の範囲)
イ.「本発明の防臭清浄剤は、トイレの便器にただ置くだけでよくその上を水が通ると前記した作用効果により、汚れ物質の沈殿付着を防止する。…(中略)…本発明の防臭清浄剤を構成するDL-2-ピロリドン-5-カルボン酸又はアジピン酸は1〜10重量%、好ましくは5〜10重量%の量で満足な効果が得られるが、圧縮成型が可能な限り広範囲にその量は変えられる。」(第2頁左下欄第1〜11行)
5.対比・判断
(1)申立て理由aについて
「4.(2)ア、ウ、エ、オ」で摘記した事項よりみて、甲第2号証には、「アミドスルホン酸またはクエン酸、及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを20重量%以上含む洗浄・消毒用錠剤を使用する、トイレットの水洗タンク、小便器への石灰質、サビ、または尿からの堆積物の固着防止方法。」(以下、「甲第2号証発明」という。)が記載されているといえる。
本件発明1と甲第2号証発明とを対比すると、甲第2号証発明の「アミドスルホン酸またはクエン酸」は本件特許明細書の段落【0012】の固体酸の例示の記載を参照すると、本件発明1の「カルシウムイオンと反応してpH5〜8.5の範囲の水に対する溶解度が0.001g/100g(水)以下の塩を生成しない固体酸」に相当する。
また、甲第2号証発明の「ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを20重量%以上含む」は、申立人が提出した参考資料2に記載された同化合物の物性データを参照すると、本件発明1の「20℃の水に対する溶解度が0.001〜20g/100gである非昇華性基材を20重量%以上含有する」に相当する。
さらに、甲第2号証発明の「錠剤」、「石灰質…尿からの堆積物」はそれぞれ、本件発明1の「成形体」、「スケール」に相当することも明らかであるから、本件発明1と甲第2号証発明とは、「カルシウムイオンと反応してpH5〜8.5の範囲の水に対する溶解度が0.001g/100g(水)以下の塩を生成しない固体酸を有効成分とし、20℃の水に対する溶解度が0.001〜20g/100gである固体酸及び/又は非昇華性基材を20重量%以上含有する成形体を使用するトイレのスケール固着防止方法。」の点で一致し、次の点で相違する。
相違点1.本件発明1は、尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHを5〜8.5に保持するものであるのに対して、甲第2号証発明は、尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHについて言及しないものである点。
相違点2.本件発明1は、トイレ排水管に既に固着したスケールを除去するものではなく、トイレ排水管へスケールが固着することのみを防止するものであるのに対して、甲第2号証発明はその点について言及しないものである点。
そこで、まず、上記相違点1について検討する。
甲第1号証には、尿のpHを6付近として、尿中の既存結晶の溶解及び新たな沈殿形成の防止を図り、尿中の結石形成塩の排泄量を正確に測定することが記載されている (「4.(1)ア、カ」参照。)が、この証拠で扱っている尿中の既存結晶及び新たな沈殿は、尿中に過飽和溶解状態で存在するCa塩や尿酸が過飽和状態の崩壊によって沈殿したものであって(「4.(1)オ」参照。)、細菌や酵素の作用で生成した水不溶性のタンパク質等の有効物を構成成分として含むものではないから、スケール(本件特許明細書第9欄第12〜16行参照。)とは別異の物質といえる。 また、甲第1号証は、実験室内で試験管中に滅菌状態で保持された検体としての尿に係るものであり(「4.(1)イ」参照。)、細菌等の存在に晒されたトイレ排水管内の尿とは全く異なる条件下の尿に関するものである。
してみれば、甲第1号証は、本件発明1で扱うような「スケール」に関するものではないうえに、取り扱っている尿もトイレ排水管中の尿とは全く異なるものであるから、その環境や条件が全く異なるトイレ排水管のスケール固着防止のために尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHを5〜8.5に保持することについての動機付けとはならないものというべきである。
そして、本件発明1は「尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHを8.5以下、好ましくは7.5以下に調整保持することにより、トイレ排水管へのスケールの固着を防止することができる。」(本件特許明細書第21欄第22〜25行参照。)という顕著な効果を奏するものである。
したがって、本件発明1は、少なくとも上記相違点1に係る構成の点により、甲第1、2号証に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。
(2)申立て理由bについて
本件発明2は、本件発明1の構成のうち「20℃の水に対する溶解度が0.001〜20g/100gである固体酸及び/又は非昇華性基材」の構成を「昇華性基材」と変更しただけのものであるから、甲第1号証は、「5.(1)」で述べたとおりの理由で、本件発明2に対しても動機付けとはならないものといえる。
また、甲第3号証は、スルファミン酸等のスケール防止有効成分をパラジクロルベンゼンを基材として成形してなるスケール防止剤に関するものであり、甲第4号証も、パラジクロルベンゼンとDL-2-ピロリドン-5-カルボン酸又はアジピン酸を含有し、固形状に圧縮成型してなるトイレットの防臭清浄剤に関するものであって、これらの証拠にも、以上の薬剤を使用する際に尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHを5〜8.5に保持することについて何ら記載も示唆もされていない。
したがって、本件発明2は本件発明1と同様に、少なくとも「尿又は尿と洗浄水との混合排水のpHを5〜8.5に保持」する構成の点により、甲第1、3及び4号証に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。
(3)申立て理由cについて
申立人が主張する特許法第36条第3、4項に係る申立て理由の概要は、次のとおりである。
ア.本件発明1の「有効成分である固体酸」は、本件明細書の段落【0019】〜【0022】の記載よりみて、「20℃の水に対する溶解度が0.001〜20g/100gである固体酸」とは別種の固体酸、即ち「易溶性固体酸」であるべきところ、本件特許請求の範囲第1項にはその点が記載されていない。
イ.本件特許請求の範囲第1、2項ではpH条件が5〜8.5と限定されているが、甲第1号証のデータを参照するとpH条件の上限が8.5であれば沈殿が生成するから、本件特許請求の範囲第1、2項の「5〜8.5」というpH条件では、本件発明1、2の目的・効果が達成されない。
ウ.本件明細書の実施例1におけるサンプル1〜4(第2表)、実施例2におけるサンプル1〜4(第3表)のトラップ液のpHは8.5を超えたものであるから、本件発明1、2の実施例ではない。
そこで、これらの理由ア〜ウについて検討する。
(i)理由アについて
本件発明1の「有効成分である固体酸」については、その固体酸の反応により生成される「塩」の溶解度が限定されているだけであり、本件明細書の段落【0019】〜【0022】のほか、明細書全体の記載をみても、この固体酸が「易溶性」である必然性はないから、この固体酸を易溶性固体酸のみに限定すべきという申立人の主張は採用できない。
(ii)理由イについて
「5.(1)、(2)」で述べたとおり、甲第1号証は、本件発明1、2で扱うような「スケール」に関するものではないうえに、取り扱っている尿もトイレ排水管中の尿とは全く異なるものであるから、そこに記載のpHデータをもって、本件発明1、2の結果の是非を論ずることはできない。
したがって、申立人の上記主張は採用できない。
(iii)理由ウについて
平成12年7月7日付け特許異議意見書の内容も考慮すると、本件明細書の第2表のサンプル1〜4、第3表のサンプル1〜4のトラップ液pHは、実際のトイレの使用形態を正確に反映した実験結果であり、使用状況によりごく一時的にpH8.5を超えることはあっても、これらが実質的に効果を発揮するのは、第1表からも明らかな如く、専らpH5〜8.5の範囲内であるといえるから、これらのサンプルのトラップ液pHの結果は、本件発明1、2の効果を把握するうえで何ら不都合なものではない。
したがって、本件明細書の第2表のサンプル1〜4、第3表のサンプル1〜4のトラップ液pHに関する記載は、明細書の記載不備という程のものではない。
6.むすび
以上のとおりであるから、特許異議申立ての理由及び証拠方法によっては、本件発明1、2に係る特許を取り消すことはできない。
また、他に本件発明1、2に係る特許を取り消すべき理由も発見しない。
したがって、本件発明1、2についての特許は拒絶の査定をしなければならない特許出願に対してされたものとは認められない。
よって、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第14条の規定に基づく、特許法等の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置を定める政令(平成7年政令第205号)第4条第2項の規定により、上記のとおり決定する。
 
異議決定日 2000-08-10 
出願番号 特願平10-20164
審決分類 P 1 651・ 531- Y (C02F)
P 1 651・ 121- Y (C02F)
P 1 651・ 532- Y (C02F)
最終処分 維持  
前審関与審査官 石井 良夫松井 佳章石井 淑久中村 敬子  
特許庁審判長 沼沢 幸雄
特許庁審判官 新居田 知生
能美 知康
登録日 1999-05-14 
登録番号 特許第2928772号(P2928772)
権利者 日本曹達株式会社
発明の名称 トイレ排水管のスケール固着防止方法  
代理人 廣田 雅紀  
代理人 中村 壽夫  
代理人 宮崎 嘉夫  
代理人 萼 経夫  
代理人 加藤 勉  

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