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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G02B
管理番号 1050722
審判番号 不服2000-14646  
総通号数 26 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1993-06-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2000-09-14 
確定日 2001-12-19 
事件の表示 平成 3年特許願第319277号「導波路回折格子」拒絶査定に対する審判事件〔平成 5年 6月25日出願公開、特開平 5-157920、請求項の数(4)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 本願は、平成3年12月3日の出願であって、その請求項1〜4に係る発明は、平成12年10月16日付けで補正された明細書の特許請求の範囲に記載された次のとおりのものである。
「【請求項1】基板上に作製され、複屈折率を有する複数のチャンネル導波路からなるアレー導波路回折格子上に、前記チャンネル導波路の複屈折値を変化させる応力付与部が少なくとも1つ装荷されてなる導波路格子であって、
前記応力付与部のそれぞれが、前記複数のチャネル導波路の全てを部分的に覆うことを特徴とする導波路回折格子。
【請求項2】請求項1に記載の導波路回折格子において、
前記複数のチャンネル導波路の複屈折値をB、光路長をLi(i=1,2,3・・・)とし、前記複数のチャンネル導波路のうち応力付与部で覆われた部分の複屈折値をB’、長さをli(i=1,2,3・・・)としたとき、【数1】の関係が満足されることを特徴とする導波路回折格子。
【数1】 B(Li+1-Li)=(B-B’)(li+1-li)
【請求項3】応力付与部がトリミング可能な膜であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の導波路回折格子。
【請求項4】前記複数のチャンネル導波路が石英系導波路であり、前記応力付与部がアモルファスシリコンであることを特徴とする請求項1〜3に記載の導波路回折格子。」
一方、原査定の拒絶の理由に引用された特開昭64?77002号公報(以下、「引用例」という。)には、マッハツェンダ型光干渉計を構成する2本のアーム導波路の一方に薄膜ヒータ位相器6、他方に応力付与膜31を配置した構成が記載されている。(第1図)
そして、このようなマッハツェンダ型光干渉計は全体として光周波数多重合分波器として機能する旨記載されている。(第3頁左上欄1〜16行、第9頁左下欄1〜3行)
また、上記応力付与膜により、偏波依存性の解消ができる旨記載されている。(第7頁右上欄12〜左下欄4行、第8頁右上欄2〜左下欄4行)
しかしながら、上記引用例には、応力付与膜を1つのアーム導波路に設けることが記載されているだけであって、上記応力付与膜をアレー導波路回折格子のチャンネル導波路に適用し、応力付与膜をアレー導波路回折格子の複数のチャネル導波路の全てを部分的に覆うように設ける点については、何らの記載も示唆もない。
以上のとおりであるから、本願発明を当業者が上記引用例に基いて容易に発明できたとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2001-11-28 
出願番号 特願平3-319277
審決分類 P 1 8・ 121- WY (G02B)
最終処分 成立  
前審関与審査官 福島 浩司岡田 吉美  
特許庁審判長 森 正幸
特許庁審判官 稲積 義登
町田 光信
発明の名称 導波路回折格子  
代理人 澤井 敬史  
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