• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 B23P
管理番号 1054614
審判番号 不服2000-5978  
総通号数 28 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2000-02-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2000-04-26 
確定日 2002-03-13 
事件の表示 平成10年特許願第251848号「プレカット加工材の検査装置」〔平成12年 2月29日出願公開、特開2000- 61741、請求項の数(4)〕拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 1.手続の経緯と本願各請求項の発明
本願は、平成10年8月21日の出願であって、その発明は、平成12年4月26日付で手続補正された明細書における特許請求の範囲の請求項1乃至4に記載された事項によってそれぞれ特定される次のとおりのものであると認める。
「【請求項1】 長尺のプレカット加工材を搬送する搬送コンベアと、該搬送コンベアの搬送終端に装着されたストッパと、前記搬送コンベアの側部に前記プレカット加工材の上面及び側面の加工位置とほぼ同じ位置の近傍に設置された複数の枠材と、該枠材の上部の腕部材にそれぞれ前記プレカット加工材の加工位置の中心を照射するように装着された複数の上部レーザー発生装置とからなり、前記搬送コンベアで搬送されたプレカット加工材を前記ストッパに当接するまで搬送し、前記複数の上部レーザー発生装置からのレーザー光線を一度に前記プレカット加工材の上面及び側面に照射して、前記プレカット加工材の上面及び側面に加工された加工部分の位置が適正かどうかを一度に検査することを特徴とするプレカット加工材の検査装置。
【請求項2】 前記複数の上部レーザー発生装置を前記腕部材の範囲内で移動可能に装着することを特徴とするプレカット加工材の検査装置。
【請求項3】 前記複数の上部レーザー発生装置に対応する位置に前記プレカット加工材の下面及び後面を照射する複数の下部レーザー発射装置を設置することを特徴とする請求項1記載のプレカット加工材の検査装置。
【請求項4】 前記プレカット加工材の後面及び下面を前記プレカット加工材の前面で見えるように、前記下部レーザー発射装置の上部及び前記上部レーザー発生装置の前記プレカット加工材の下方に反射鏡を装着することを特徴とする請求項3記載のプレカット加工材の検査装置。」

2.原査定の理由についての検討
これに対する原査定の理由の概要は、本願各請求項の発明は、本願出願前に頒布された刊行物である特開平9-246793号公報(以下、「第1引用例」という。)、特開平9-246799号公報(以下、「第2引用例」という。)および特開平8-255999号公報(以下、「第3引用例」という。)に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたというものである。
そこで、本願請求項1の発明(以下「本願発明」という)について上記第1引用例乃至第3引用例の記載事項を対比する。
本願発明の「枠材の上部の腕部材にそれぞれプレカット部材の加工位置の中心を照射するように照射するように装着された複数の上部レーザー発生手段」および「複数の上部レーザー発生装置からのレーザー光線を一度に前記プレカット加工材の上面及び側面に照射して、前記プレカット加工材の上面及び側面に加工された加工部分の位置が適正かどうかを一度に検査する」という構成は、上記第1引用例乃至第3引用例のいずれの文献にも記載されておらず、かつ自明な事項とも認められない。
そして、本願発明は、上記構成により、「複数の上部レーザー発生装置からレーザー光線を一度に発射して、複数のレーザー光線がプレカット加工材のそれぞれの加工位置の中心を横切るかどうかを目視することにより、プレカット加工材のそれぞれの加工が正確に施されていることを一度に検査することができる。」という独自の作用効果を奏するものである。
したがって、本願発明は、上記第1引用例乃至第3引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。
請求項2乃至4に係る発明は、本願発明を引用する発明であるので、本願発明と同様に上記第1引用例乃至第3引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。

3.むすび
以上のとおり、本願については、原査定の拒絶理由を検討しても、その理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2002-02-19 
出願番号 特願平10-251848
審決分類 P 1 8・ 121- WY (B23P)
最終処分 成立  
前審関与審査官 千葉 成就中島 成  
特許庁審判長 蓑輪 安夫
特許庁審判官 ぬで島 慎二
藤井 昇
発明の名称 プレカット加工材の検査装置  
代理人 鈴木 和夫  
  • この表をプリントする

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ