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審決分類 審判 査定不服 発明同一 取り消して特許、登録 A47B
管理番号 1065055
審判番号 不服2002-4940  
総通号数 35 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1993-08-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-03-22 
確定日 2002-10-08 
事件の表示 平成 4年特許願第 61184号「デスク」拒絶査定に対する審判事件〔平成 5年 8月31日出願公開、特開平 5-220016、請求項の数(4)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 本願は、平成4年2月16日の出願であって、その請求項1及び2に係る発明は、平成14年9月3日付けの手続補正書で補正された明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1及び2に記載された次のとおりのものである。
【請求項1】天板の側縁部の後側部分を支えるパネル状後側支持体と、この後側支持体の前端面上部より前方に突設されて天板の側縁部の前側部分を支える腕部と、後側支持体の前端面下部より前方に突設される前脚部と、後側支持体および前脚部の底部にそれぞれ取着される高さ調整用アジャスタ-とを有し、後側支持体、腕部および前脚部がそれぞれ金属の一体成形により形成されると共に、腕部および前脚部に夫々形成された凹部と、後側支持体の前端面上部と下部に形成された各凸部とを嵌め合わせて腕部および前脚部が後側支持体に対し位置決めされ、かつ、凸部と凹部を互いに締め付けるねじによって固定される脚体を具備することを特徴とするデスク。
【請求項2】後側支持体、腕部および前脚部がそれぞれアルミニウムのダイキャストにより形成されている請求項1記載のデスク。
一方、原審における拒絶理由通知で提示された本件出願前の出願であって、本件出願後に出願公開された特願平3-325007号(特開平5-130916号)の願書に最初に添付した明細書又は図面(以下、「先願明細書」という。)には、請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)の構成である「腕部および前脚部に夫々形成された凹部と、後側支持体の前端面上部と下部に形成された各凸部とを嵌め合わせる」点が何等記載されていない。
そして、本願発明は、前記構成と他の構成とが相俟って、明細書記載の「構造および組立てが簡単で剛性が高い」という作用効果を奏するものである。
したがって、本願発明は、前記先願明細書に記載された発明と同一であるとはいえない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2002-09-27 
出願番号 特願平4-61184
審決分類 P 1 8・ 161- WY (A47B)
最終処分 成立  
前審関与審査官 鈴木 公明渋谷 知子  
特許庁審判長 山田 忠夫
特許庁審判官 斎藤 利久
蔵野 いづみ
発明の名称 デスク  
代理人 越智 俊郎  

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