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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 H04L
管理番号 1065237
審判番号 不服2000-11700  
総通号数 35 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1998-03-24 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2000-07-27 
確定日 2002-10-07 
事件の表示 平成8年特許願第233409号「トラヒックシェイピング装置」拒絶査定に対する審判事件〔平成10年3月24日出願公開、特開平10-79741、請求項の数(1)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 本願は、平成8年9月3日の出願であって、その請求項1に係る発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。

これに対して、原審の拒絶理由で引用された下記のいずれの引用文献にも本願発明の構成要件である下記の事項が開示または示唆されていない。
<引用文献>
1.電子情報通信学会技術研究報告 SSE91-13 (1991年5月30日)
(CS-NG-1998-00857-008)
record, SUPERCOMM/ICC '92, Discovering a New World of
Communications., IEEE International Conference, vol.1, pp.521-527
<構成要件>
「バースト区間に含まれる到着セル数Xを計数する手段と、
このバースト到着開始時刻から次のバースト到着開始時刻までの経過時間Tを測定する手段と、
セルの遅延条件レートを規定する時間Dを記憶する手段と、
を備え、
前記読出す手段は、T>D(X-1)のとき、セル読出レートを1/Dに設定し、それ以外のときは、前記到着セル数Xに対するこの経過時間の比(X/T)をセル読出レートとして到着するバーストセル毎に設定する手段を含む
ことを特徴とするするトラヒックシェイピング装置。」

そして、本願発明は、上記構成要件を備えることにより明細書記載の作用効果を奏するものと認められるから、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。

また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2002-08-14 
出願番号 特願平8-233409
審決分類 P 1 8・ 121- WY (H04L)
最終処分 成立  
前審関与審査官 江嶋 清仁中木 努間野 裕一  
特許庁審判長 武井 袈裟彦
特許庁審判官 浜野 友茂
山本 春樹
発明の名称 トラヒックシェイピング装置  
代理人 澤井 敬史  

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