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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 A47B |
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管理番号 | 1080653 |
審判番号 | 不服2002-1306 |
総通号数 | 45 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1999-05-18 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2002-01-24 |
確定日 | 2003-08-04 |
事件の表示 | 平成9年特許願第301548号「テーブル」拒絶査定に対する審判事件〔平成11年5月18日出願公開、特開平11-127965、請求項の数(5)〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
理由 |
本願は、平成9年11月4日の出願であって、その各請求項に係る発明は平成15年6月27日付の手続補正書により補正された明細書、及び、図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1〜5に記載された事項により特定される次のとおりのものと認める。 「【請求項1】天板と、この天板を支持する複数の脚と、隣接する脚の対向する面にそれぞれ形成したフック孔と、これら両脚のフック孔にそれぞれ掛止させた対をなすブラケットと、これらブラケットに取着したオプション部品とを具備してなり、前記オプション部品をブラケットに止着して取り付け、両ブラケット同士の接近動作を禁止することによって、前記各ブラケットがフック孔から外れ得なくなるように構成し、前記ブラケットを、隣接する脚の対向する面に掛止させた基端板と、この基端板から外方に向けて延出する延出板とを備えたものとし、延出板同士が略平行をなす両ブラケットにオプション部品を取着していることを特徴とするテーブル。 【請求項2】各脚にフック孔を、上下方向に所定のピッチで複数段に設けている請求項1記載のテーブル。 【請求項3】オプション部品が、天板と面一に配置される補助天板である請求項1又は2記載のテーブル。 【請求項4】オプション部品が、天板と異なった高さ位置に配置される補助天板である請求項1又は2記載のテーブル。 【請求項5】オプション部品が、天板の側方に立設されるサイドスクリーンである請求項1又は2記載のテーブル。」 一方、原審における拒絶理由通知で提示された各刊行物には、本願各発明を特定する要件の一部である「ブラケットを、隣接する脚の対向する面に掛止させた基端板と、この基端板から外方に向けて延出する延出板とを備えたものとし、延出板同士が略平行をなす両ブラケットにオプション部品を取着している」点について何等記載されていないし、示唆もない。 そして、本願各発明は、上記要件と他の要件とが相俟って、明細書記載の作用効果を奏するものである。 したがって、本願各発明は、上記各刊行物記載の発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2003-07-10 |
出願番号 | 特願平9-301548 |
審決分類 |
P
1
8・
121-
WY
(A47B)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 長島 和子、伊藤 陽 |
特許庁審判長 |
山田 忠夫 |
特許庁審判官 |
鈴木 憲子 新井夕起子 |
発明の名称 | テーブル |
代理人 | 井上 敬子 |
代理人 | 赤澤 一博 |