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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 A47B
管理番号 1082809
審判番号 不服2002-9408  
総通号数 46 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2001-11-13 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-05-24 
確定日 2003-09-22 
事件の表示 特願2001-129575「棚板装置付テーブル」拒絶査定に対する審判事件〔平成13年11月13日出願公開、特開2001-314241、請求項の数(2)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 本願は、平成11年8月30日に出願した特願平11-243559号の一部を、平成13年4月26日に分割して出願したものであって、その各請求項に係る発明は、平成14年6月24日付の手続補正書により補正された明細書、及び、図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1,2に記載された事項により特定される次のとおりのものと認める。
「【請求項1】テーブルの天板の周縁から離れた内側の略中央部に配線用の略長方形をなす開口部を設け、該開口部に対応した天板の下面に箱状をなすダクトを配備したテーブルにおいて、前記開口部の上方に、携帯電話の充電器などが載置でき、かつ、前記開口部全体を覆うことができる大きさの棚板を、該開口部の長手方向の両端部に立設した一定高さの脚に支持させて設けると共に、前記棚板に配線を通すことができる孔又は切欠きを設けたことを特徴とする棚板装置付テーブル。
【請求項2】配線を通すことができる孔又は切欠きは、少なくともパソコン,携帯電話等の充電器やアダプタ等が通過可能に形成した請求項1に記載の棚板装置付テーブル。」

一方、原審における拒絶理由通知で提示された各刊行物には、本願各発明を特定する要件の一部である「(テーブルの略中央部の)開口部全体を覆うことができる大きさの棚板を設けた」点について何等記載されていないし、示唆もない。
そして、本願各発明は、上記要件と他の要件とが相俟って、明細書記載の作用効果を奏するものである。

したがって、本願各発明は、上記各刊行物記載の発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものとはいえない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2003-08-28 
出願番号 特願2001-129575(P2001-129575)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (A47B)
最終処分 成立  
前審関与審査官 伊藤 陽渋谷 知子  
特許庁審判長 山田 忠夫
特許庁審判官 藤原 伸二
鈴木 憲子
発明の名称 棚板装置付テーブル  
代理人 樋口 盛之助  
代理人 樋口 盛之助  
代理人 小泉 良邦  
代理人 小泉 良邦  

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