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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G10L
管理番号 1085999
審判番号 不服2000-4730  
総通号数 48 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1995-01-17 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2000-04-05 
確定日 2003-10-28 
事件の表示 平成 6年特許願第104157号「音声への空間情報提供方法及びシステム」拒絶査定に対する審判事件[平成 7年 1月17日出願公開、特開平 7- 13581]について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1 本願発明
本願は、平成6年5月18日の出願(パリ条約による優先権主張 1993年6月4日 (US)米国)であって、その請求項8に係る発明(以下「本願発明」という)は、平成9年3月31日付け手続補正書により補正された明細書および図面の記載からみて、特許請求の範囲の請求項8に記載された次のとおりのものと認める。
「【請求項8】
音声合成に見掛けの空間位置を提供するシステムであって、
テキスト及び位置データを含む音声ファイルをコンピュータ・メモリに記憶する手段と、
音声ファイル内のテキスト・データから音声波形(この音声波形は、テキスト・データに含まれる語を朗誦する合成された人間の音声から成る)を合成する手段と、
音声波形を左右のチャネルに対応するアナログ信号に変換する手段と、
アナログ信号がスピーカ・システムに送信される時に、合成音声が見掛けの空間位置から発生するように感じられるように、アナログ信号を音声ファイル内の位置データに従い変更する手段と、
を含むシステム。」

2 刊行物発明
(1)これに対して、原審拒絶理由で引用された、本願の出願日前である昭和55年12月19日に頒布された「特開昭55-163598」(以下「刊行物1」という。)は、「音声発生装置」に関するものであって、その公報には次の事項が記載されている。
ア 「本発明は、音声に立体感をもたせて、音声発生の方向が認識できるように構成された音声発生装置に関するものである。・・・(中略)・・・本発明は、そのうちの音声合成に関するもので、従来の音声情報に加えて音声発生方向の情報を提供しようとするものである。」(2頁左上欄4行ないし13行)
イ 「本発明は、第1図の装置に更に改良を加えて、前述の音声が方向性をもって聞こえるように工夫したもので、・・・(中略)・・・第3図において、・・・(中略)・・・1は飛行機の右上方に飛行物体があることを検知する検知装置で、検知されれば出力信号を出すように設計されている。2は飛行機の内部気圧が異常であることを検知する検知装置である。検知装置1,2の出力は番地指定装置3に入力される。番地指定装置3は、検知装置1または検知装置2からの出力信号が加われば、その検知装置に対応する音声情報を音声発生するために必要な情報が記憶されている記憶装置4’の番地を記憶装置制御回路5’に出力する。ここでは、検知装置1からの出力信号が番地指定装置3に入力されれば0番地を、検知装置2からの出力信号が番地指定装置3に入力されれば1番地を、番地指定装置3は記憶装置制御回路5’に出力するものとする。また、番地指定装置3に検知装置1,検知装置2のいずれの出力も入力されないときは、番地指定装置3は「番地指定なし」の信号を記憶装置制御回路5’へ出力する。4’は2値ディジタル半導体記憶装置で、その内部には第4図に示すような情報が格納されている。a1番地からa2番地までは「右上方に飛行物体あり」という音声情報が格納されており、b1番地からb2番地までは「機内気圧異常」という音声情報が格納されている。0番地と1番地には、前記音声情報の始めと終わりの番地a1,a2とb1,b2が、またステレオ情報sa、sbがそれぞれ格納されている。5’は記憶装置制御回路で、記憶装置4’のアドレス指定、記憶装置4’との情報交換、および他の装置との信号のやりとりをするものである。いま、検知装置1または検知装置2から、出力信号が番地指定装置3に入力されたとする。記憶装置制御回路5’は番地指定装置3の出力にしたがって記憶装置4’のアドレスを指定し、そこに格納されている音声情報のステレオ情報を読み出し、ステレオ情報一時記憶装置15に出力する。ステレオ情報一時記憶装置15は、ただちに入力されたステレオ情報をステレオ情報解読装置16にそのままの形で加えるが、音声発生が終了するまで出力を保持する機能を持っている。ステレオ情報解読装置16は入力されたステレオ情報を解読し、出力配分装置10を制御する出力配分制御信号に変換して、出力配分装置10に出力する。出力配分装置10は出力配分制御信号にしたがって、増幅器8の出力を4個のスピーカ11,12,13,14に出力配分されるように設定されている。つぎに、記憶装置制御回路5’は番地指定装置3の出力にしたがって、記憶装置4’から音声情報の始めと終わりの番地を読み出し、その番地にしたがい、音声情報を音声復調装置6に出力する。この音声復調装置6はディジタルの音声情報をアナログ音声信号に変換し、低域フィルタ7に出力する。低域フィルタ7の出力は増幅器8によって増幅され、出力配分装置10に加えられる。出力配分装置10は、あらかじめステレオ情報によりスピーカ11,12,13,14への出力配分が設定されているので、増幅器8より加えられた音声信号は、ステレオ情報にしたがってスピーカ11,12,13,14から音声発生される。・・・(中略)・・・操縦者21より見てスピーカ11は左上に、スピーカ12は右上に、スピーカ13は左下に、スピーカ14は右下に配置されている。・・・(中略)・・・第3図に示す音声発生装置は、飛行機の右上方に飛行物体が検知装置1により検知されたときは操縦者の右上方から「右上方に飛行物体あり」と音声出力され、また、飛行機の機内気圧が異常になったことが検知装置2により検知されたときは気圧計がある左方向より「機内気圧異常」と音声出力される。以上の説明から明らかなように、本発明によって立体感のある音声を発生する音声発生装置を得ることが可能となり・・・(中略)・・・本発明はそのような用途のみに限られるものではなく、あらゆる音声発生装置に応用可能である。また、本実施例では発生される音声の種類は2,スピーカの数は4としたが、もちろんこの数に限られるものではない。」(2頁右下欄14行ないし4頁左上欄8行、第3〜5図)
ウ これらの記載事項からして、刊行物1には、「音声に立体感をもたせて、音声発生の方向が認識できるように構成された音声発生装置であり、
音声合成に関するもので、音声情報に加えて音声発生方向の情報があり、
飛行機の右上方に飛行物体があることを検知する検知装置1と、飛行機の内部気圧が異常であることを検知する検知装置2とを有し、検知装置1,2の出力は番地指定装置3に入力され、番地指定装置3は、検知装置1または検知装置2からの出力信号が加われば、その検知装置に対応する音声情報を音声発生するために必要な情報が記憶されている記憶装置4’の番地を記憶装置制御回路5’に出力し、検知装置1からの出力信号が番地指定装置3に入力されれば0番地を、検知装置2からの出力信号が番地指定装置3に入力されれば1番地を、番地指定装置3は記憶装置制御回路5’に出力するものであり、番地指定装置3に検知装置1,検知装置2のいずれの出力も入力されないときは、番地指定装置3は「番地指定なし」の信号を記憶装置制御回路5’へ出力し、2値ディジタル半導体記憶装置4’の内部には、a1番地からa2番地までは「右上方に飛行物体あり」という音声情報が格納されており、b1番地からb2番地までは「機内気圧異常」という音声情報が格納されており、0番地と1番地には、前記音声情報の始めと終わりの番地a1,a2とb1,b2が、またステレオ情報sa、sbがそれぞれ格納されており、
記憶装置制御回路5’は、記憶装置4’のアドレス指定、記憶装置4’との情報交換、および他の装置との信号のやりとりをするものであり、
検知装置1または検知装置2から、出力信号が番地指定装置3に入力されると、記憶装置制御回路5’は番地指定装置3の出力にしたがって記憶装置4’のアドレスを指定し、そこに格納されている音声情報のステレオ情報を読み出し、ステレオ情報一時記憶装置15に出力し、ステレオ情報一時記憶装置15は、ただちに入力されたステレオ情報をステレオ情報解読装置16にそのままの形で加え、音声発生が終了するまで出力を保持する機能を持っており、ステレオ情報解読装置16は入力されたステレオ情報を解読し、出力配分装置10を制御する出力配分制御信号に変換して、出力配分装置10に出力し、出力配分装置10は出力配分制御信号にしたがって、増幅器8の出力を4個のスピーカ11,12,13,14に出力配分されるように設定されており、記憶装置制御回路5’は番地指定装置3の出力にしたがって、記憶装置4’から音声情報の始めと終わりの番地を読み出し、その番地にしたがい、音声情報を音声復調装置6に出力し、この音声復調装置6はディジタルの音声情報をアナログ音声信号に変換し、低域フィルタ7に出力し、低域フィルタ7の出力は増幅器8によって増幅され、出力配分装置10に加えられ、出力配分装置10は、あらかじめステレオ情報によりスピーカ11,12,13,14への出力配分が設定されているので、増幅器8より加えられた音声信号は、ステレオ情報にしたがってスピーカ11,12,13,14から音声発生され、
操縦者21より見てスピーカ11は左上に、スピーカ12は右上に、スピーカ13は左下に、スピーカ14は右下に配置され、
飛行機の右上方に飛行物体が検知装置1により検知されたときは操縦者の右上方から「右上方に飛行物体あり」と音声出力され、また、飛行機の機内気圧が異常になったことが検知装置2により検知されたときは気圧計がある左方向より「機内気圧異常」と音声出力され、
立体感のある音声を発生する音声発生装置を得ることが可能となり、あらゆる音声発生装置に応用可能であり、発生される音声の種類,スピーカの数が限られるものではない音声発生装置。」(以下「刊行物発明」という)が記載されていると認められる。

3 本願発明と刊行物発明との対比
本願発明と刊行物発明を対比すると、
(1)聴く者からみて音の空間位置の認識は、聴く者からの音の空間方向の認識が主要な要素の一つと考えられるところ、刊行物発明の「音声に立体感をもたせて、音声発生の方向が認識できるように構成された音声発生装置」は、空間位置の認識のうちの(空間)方向が認識できるものであり、音声発生装置も検知装置、記憶装置、スピーカー他の機器を組み合わせたシステムといえるので、刊行物発明は、本願発明とは「音声合成に見掛けの空間方向を提供するシステム」という点で一致している。
(2)刊行物発明は、「2値ディジタル半導体記憶装置4’の内部には、a1番地からa2番地までは「右上方に飛行物体あり」という音声情報が格納されており、b1番地からb2番地までは「機内気圧異常」という音声情報が格納されており、0番地と1番地には、前記音声情報の始めと終わりの番地a1,a2とb1,b2が、またステレオ情報sa、sbがそれぞれ格納されて」いるものである。
また、刊行物発明は、「記憶装置4’から音声情報の始めと終わりの番地を読み出し、その番地にしたがい、音声情報を音声復調装置6に出力し、この音声復調装置6はディジタルの音声情報をアナログ音声信号に変換し、低域フィルタ7に出力し、低域フィルタ7の出力は増幅器8によって増幅され、出力配分装置10に加えられ、出力配分装置10は、あらかじめステレオ情報によりスピーカ11,12,13,14への出力配分が設定されているので、増幅器8より加えられた音声信号は、ステレオ情報にしたがってスピーカ11,12,13,14から音声発生され、飛行機の右上方に飛行物体が検知装置1により検知されたときは操縦者の右上方から「右上方に飛行物体あり」と音声出力され、また、飛行機の機内気圧が異常になったことが検知装置2により検知されたときは気圧計がある左方向より「機内気圧異常」と音声出力され」るものである。
してみると、ステレオ情報は方向についてのデータといえるから、音声についてのデータである音声情報と方向についてのデータ(ステレオ情報)が本願発明の音声ファイルに相当する2値ディジタル半導体記憶装置に記憶されているものであり、本願発明のテキスト・データも音声にする語のデータであり音声についてのデータといえるので、上記(1)での考察を考慮すると、刊行物発明は、テキスト・データおよび位置データとはいえないものの、本願発明とは「音声についてのデータ及び方向についてのデータを含む音声ファイルをコンピュータ・メモリに記憶する手段」を有する点で一致している。
そして、刊行物発明は、記憶された音声についての情報(音声情報)を音声復調回路によりアナログ音声信号に変換してスピーカにて発音する音声合成装置であり、音声情報が記憶されている番地(a1番地からa2番地、およびb1番地からb2番地)には、(「右上方に飛行物体あり」と「機内気圧異常」)という音声についてのデータが格納されてるから、テキスト・データではないものの、本願発明とは「音声ファイル内の音声についてのデータから音声波形(この音声波形は、音声についてのデータに含まれる語を朗誦する合成された人間の音声から成る)を合成する手段」を有する点で一致している。
そして、刊行物発明は、「スピーカ11は左上に、スピーカ12は右上に、スピーカ13は左下に、スピーカ14は右下に配置され」ている各スピーカにアナログ音声信号が配分されるものであるから、左右のチャネルかは明確でないが、「音声波形をチャネルに対応するアナログ信号に変換する手段」を有している点で、本願発明と一致する。
また、刊行物発明は、「飛行機の右上方に飛行物体が検知装置1により検知されたときは操縦者の右上方から「右上方に飛行物体あり」と音声出力され、また、飛行機の機内気圧が異常になったことが検知装置2により検知されたときは気圧計がある左方向より「機内気圧異常」と音声出力されるものであり、その方向は、記憶装置内のステレオ情報により変更するものである。してみると、刊行物発明は、位置データではないものの、本願発明とは「アナログ信号がスピーカ・システムに送信される時に、合成音声が見掛けの空間方向から発生するように感じられるように、アナログ信号を音声ファイル内の方向についてのデータに従い変更する手段」を有する点で一致している。
(3)したがって、両者は「音声合成に見掛けの空間方向を提供するシステムであって、音声についてのデータ及び方向についてのデータを含む音声ファイルをコンピュータ・メモリに記憶する手段と、音声ファイル内の音声についてのデータから音声波形(この音声波形は、音声についてのデータに含まれる語を朗誦する合成された人間の音声から成る)を合成する手段と、音声波形をチャネルに対応するアナログ信号に変換する手段と、アナログ信号がスピーカ・システムに送信される時に、合成音声が見掛けの空間方向から発生するように感じられるように、アナログ信号を音声ファイル内の方向についてのデータに従い変更する手段と、を含むシステム。」である点で一致し、次の点で相違しているものと認められる。
ア 本願発明は、「位置データ」により合成音声が「見掛けの空間位置から発生するように感じられる」ものであるのに対し、刊行物発明は、方向についてのデータ(ステレオ情報)により見掛けの空間方向から発生するように感じられるものである点
イ 本願発明は、「テキスト」を記憶し「テキスト・データから音声波形」を合成するものであるのに対し、刊行物発明は、「音声情報」を記憶し「音声情報」を復調してアナログ音声信号に変換するものである点
ウ 音声波形をアナログ(音声)信号に変換する点においてアナログ(音声)信号が、本願発明は、「左右」のチャネルに対応するものであるのに対し、刊行物発明は、「スピーカ11,12,13,14」に配分するものである点

4 相違点についての検討
(1)相違点アについて
位置データにより音が見掛けの空間位置から発生するように感じられるようにするものは周知(必要ならば、特開平3-252258号公報、特開平4-150652号公報、特開平4-10742号公報参照)であり、聴く者からみて音の空間位置の認識は、聴く者からの音の空間方向の認識が主要な要素の一つと考えられるところ、音の(空間)方向の認識については刊行物発明においても達成されているものであるから、上記周知技術を採用して位置を認識して音が見掛けの空間位置から発生するように感じられるようにすることは、当業者にとって容易に推考できたものである。
(2)相違点イについて
テキストデータから音声合成する点は周知(必要ならば、特開昭63-91735号公報、特開昭58-16330号公報、特開平3-236099号公報参照)であり、また、テキストデータは記憶容量が少なくて済むことも周知あるいは技術常識であるから、その採用は、当業者が容易に推考し得たものである。
(3)相違点ウについて
刊行物発明は、「スピーカの数は4としたが、もちろんこの数に限られるものではない」ものであるから、例えば2つあるいは2組の左右スピーカに配分して発音することも当業者が適宜なし得ることである。
(4)そして、これらを総合的に考慮しても、上記相違点は、当業者が容易に推考できたものであり、また、上記相違点に基づく本願発明の効果に格別顕著なものがあるともいえない。

5 出願人の主張
審判請求書においては、以下の点が主張されている。
(1)本願発明の目的は、音声合成において合成音声に空間情報を導入するものである。すなわち、合成音声が見かけの空間位置から発生するように感じられるように、アナログ信号を音声ファイル内の位置データに従い、変更する技術である。
(2)英数字情報の記憶が従来のステレオ技術のオーディオ波形に比べて大幅に少なくて済む。
(3)音響範囲技術によって、ユーザが部屋内のどこに居ようとユーザに適合するようにされる。
しかしながら、(1)については、3(1)に言及したように、刊行物発明も音声合成に空間情報が付加されているといえる。そして、刊行物発明は、空間方向についての情報(ステレオ情報)が付加されているものであるところ、空間方向の認識は空間位置の認識の主要な要素と考える。そして、空間位置情報を付加する点も4(1)に言及したように周知技術にすぎないものである。また、刊行物発明は、その空間方向についての情報が、発声される音声により変更されるものでもある。してみると、この点は、刊行物発明に周知技術を勘案すれば格別のものではない。
また、(2)については、4の(2)で言及したように、テキスト・データから音声合成する技術は周知技術であり、またテキスト・データが記憶容量が少なくて済むことは周知あるいは技術常識といえるから、この点も格別のものとはいえない。
さらに、(3)については、本願発明は、上記作用効果を達成する構成要件を備えていない。
よって、出願人の主張を採用することができない。

6 むすび
したがって、本願発明は、刊行物に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるので、請求項1ないし7,9ないし14の発明につき検討するまでもなく、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2003-06-03 
結審通知日 2003-06-04 
審決日 2003-06-18 
出願番号 特願平6-104157
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G10L)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 片岡 栄一南 義明  
特許庁審判長 原 光明
特許庁審判官 酒井 朋広
小松 正
発明の名称 音声への空間情報提供方法及びシステム  
代理人 坂口 博  
代理人 市位 嘉宏  

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