• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 特36条4項詳細な説明の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) B09B
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) B09B
管理番号 1095586
審判番号 不服2002-2040  
総通号数 54 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1998-01-06 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-02-07 
確定日 2004-04-12 
事件の表示 平成 8年特許願第157126号「生ゴミ処理機」拒絶査定に対する審判事件[平成10年 1月 6日出願公開、特開平10- 450]について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成8年6月18日の出願である。

2.平成14年3月8日付手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成14年3月8日付手続補正を却下する。
[理由]
平成14年3月8日付手続補正書で補正された請求項2は、「撹拌手段」を所定時間の正回転と所定時間の逆回転と所定時間の休止を繰り返すように駆動制御されるように構成することに特定するものであるが、前記補正前の請求項には「撹拌手段」の制御に関する記載がなく、前記補正は請求項に記載した発明を特定するために必要な事項を限定するものとは認められない。
したがって、平成14年3月8日付手続補正は、特許法第17条の2第4項各号の規定に該当せず、特許法第159条第1項で準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3.当審の拒絶理由
当審において平成15年9月30日付けで通知した拒絶の理由の概要は、明細書及び図面の記載が、導入された外気がどのように系外へ排出されるのか不明であり、水蒸気の凝縮が何処で行われるのか不明であるという点で、特許法第36条第4項及び第5項に規定する要件を満たしていないと云うものである。

4.当審の判断
以上のとおり、平成14年3月8日付手続補正は却下されるべきものであるから、本願明細書及び図面は、平成13年4月25日付けで補正された明細書及び図面であるが、上記した明細書及び図面の記載不備は、当該明細書及び図面にも当てはまるから、本願は、明細書及び図面の記載が特許法第36条第4項及び第5項に規定する要件を満たしておらず、特許を受けることができない。

5.むすび
したがって、本願は、当審で通知した上記拒絶の理由によって拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2003-12-17 
結審通知日 2004-01-20 
審決日 2004-02-02 
出願番号 特願平8-157126
審決分類 P 1 8・ 537- WZ (B09B)
P 1 8・ 536- WZ (B09B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 種村 慈樹大黒 浩之宮坂 初男冨士 良宏  
特許庁審判長 石井 良夫
特許庁審判官 岡田 和加子
金 公彦
発明の名称 生ゴミ処理機  
代理人 大浜 博  
代理人 大浜 博  

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ