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| 審決分類 |
審判 全部無効 審理一般(別表) 審決却下 E04G |
|---|---|
| 管理番号 | 1097345 |
| 審判番号 | 無効2001-35479 |
| 総通号数 | 55 |
| 発行国 | 日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 | 特許審決公報 |
| 発行日 | 1996-12-24 |
| 種別 | 無効の審決 |
| 審判請求日 | 2001-10-26 |
| 確定日 | 2004-05-21 |
| 事件の表示 | 上記当事者間の特許第2838511号発明「コンクリート埋設物」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 |
| 結論 | 本件審判の請求を却下する。 審判費用は、請求人の負担とする。 |
| 理由 |
本件特許第2838511号「コンクリート埋設物」は、昭和59年1月17日に出願された特願昭59-6833号の特許出願の一部を平成1年11月24日に特願平1-306218号として分割し、該分割出願の一部を平成5年10月29日に特願平5-271610号として分割し、該分割出願の一部を平成7年7月10日に特願平7-173552号として分割し、該分割出願の一部を平成8年4月8日に特願平8-85107号として分割した特許出願に係り、平成10年10月16日に発明の数2として設定登録され、平成13年10月26日に本件無効審判が請求された。 一方、本件特許に対しては別途、平成14年6月11日に無効審判が請求され、無効2002-35245号事件として審理され、平成15年1月22日付けで請求項1及び2に係る発明の特許を無効とする旨の審決がなされ、この審決に対する訴えが東京高等裁判所において平成15年(行ケ)第66号事件として審理され、平成15年9月3日に請求を棄却する旨の判決が言い渡され、この判決に対する上告及び上告受理の申立て(平成15年(行ツ)第308号、平成15年(行ヒ)第325号)は、最高裁判所において平成16年2月26日付けで「本件上告を棄却する。本件を上告審として受理しない」旨の決定がなされ、上記審決は確定した。 上記により、本件特許第2838511号の請求項1及び2係る発明の特許権は、特許法第125条の規定により、初めから存在しなかったものとみなされる。 したがって、本件審判の請求は、結果としてその対象を欠き、補正することができない不適法なものとなるから、特許法第135条の規定により却下すべきものである。 また、審判に関する費用については、特許法第169条第2項において準用される民事訴訟法第61条の規定により、請求人が負担すべきものとする。 よって、結論のとおり審決する。 |
| 審理終結日 | 2004-03-24 |
| 結審通知日 | 2004-03-29 |
| 審決日 | 2004-04-09 |
| 出願番号 | 特願平8-85107 |
| 審決分類 |
P
1
112・
0-
X
(E04G)
|
| 最終処分 | 審決却下 |
| 前審関与審査官 | 鈴木 伸夫、渋谷 知子 |
| 特許庁審判長 |
田中 弘満 |
| 特許庁審判官 |
木原 裕 山田 忠夫 |
| 登録日 | 1998-10-16 |
| 登録番号 | 特許第2838511号(P2838511) |
| 発明の名称 | コンクリート埋設物 |
| 代理人 | 樋口 武尚 |
| 代理人 | 鈴江 孝一 |
| 代理人 | 鈴江 正二 |