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審決分類 審判 一部申し立て 2項進歩性  H01J
管理番号 1098121
異議申立番号 異議2003-72382  
総通号数 55 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1994-02-25 
種別 異議の決定 
異議申立日 2003-09-24 
確定日 2004-06-07 
異議申立件数
事件の表示 特許第3390047号「高圧水銀放電ランプ」の請求項1に係る特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 
結論 特許第3390047号の請求項1に係る特許を維持する。 
理由 第1.手続の経緯
本件特許第3390047の請求項1ないし3に係る発明についての出願は、平成5年6月21日(パリ条約による優先権主張 1992年6月23日)に出願され、平成15年1月17日にその発明について特許の設定登録がなされた。
本件特許公報は平成15年3月24日に発行され、平成15年9月24日付で福田充宏より請求項1に係る特許について特許異議の申立がなされた。

第2.本件発明
本件の請求項1に係る発明(以下、「本件発明」という。)は、明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載された以下のとおりのものである。
「放電スペースを取り囲む領域を有する石英ガラスのランプ容器と、このランプ容器内に配された、放電路を形成し且つ該ランプ容器より外部に延在する導線に接続された離間したタングステン電極と、放電スペース内に、少なくとも0.2mgHg/mm3 、Cl、Br、Iより選ばれた10-6〜10-4μmolHal/mm3及び稀ガスの封入物とを有する高圧水銀放電ランプにおいて、放電スペースは楕円体の形で、放電路の方向に
【数1】S(mm)=e×Di
の寸法を有し、
この場合eは1.0〜1.8 の範囲内にある値、
Di は放電路を横切る最大直径で、このDi は、
fを0.9〜1.1の範囲内の値、
Pを70〜150 Wの範囲内にある公称動作時の消費電力とした場合
【数2】
Di (mm)=f×[3.2+0.011(mm/W)×P(W)]
であり、
またランプ容器は、放電スペースを取り囲む領域内に凸状外面を有し、この凸状外面は、前記のDi が存する面内においてDo(mm)≧3.2 +0.055 (mm/W)×P(W)である直径Doを有し、放電路の長さDp は1.0〜2.0 mmの範囲内で、選択されたハロゲンは臭素であることを特徴とする高圧水銀放電ランプ。」

第3.特許異議申立ての理由の概要
特許異議申立人は、
甲第1号証:特開平2-148561号公報
甲第2号証:特開昭54-12171号公報
甲第3号証:特開昭54-63567号公報
甲第4号証:特開平2-7347号公報
甲第5号証:特開平2-172102号公報
を提出して、
本件の請求項1に係る発明は、甲第1号証ないし甲第5号証に記載された発明ならびに周知技術に基づいて、その発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が、容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであり、取り消されるべきものである旨主張している。

第4.甲号各証に記載された発明
甲第1号証:特開平2-148561号公報
「高圧水銀蒸気放電ランプ」に関し、図面とともに、
(1a)「タングステン電極と、実質的に水銀、希ガスおよび動作状態における遊離ハロゲンより成る封入物とを有する高温に耐えることができる材料より成る容器を有し、水銀の量は0.2mg/mm3より多く、水銀蒸気圧は200バールよりも高く、管壁負荷は1W/mm2よりも大きく、またハロゲンCl,BrまたはIの少なくとも1つが10-6と10-4mol/mm3の間で存することを特徴とする高圧水銀蒸気放電ランプ。」(特許請求の範囲の範囲請求項1)
(1b)実施例の例1には、「1.8mmの壁厚を有する第1図の長円形ランプ容器において、・・・長さ 7mm、直径 2.5mm、容器容積 23mm3、電極ギャップ 1.2mm、封入水銀 0.261mg/mm3、ハロゲン Br/mm3 10-5μmol)、・・・電力50W」のランプ、
(1c)同じく例2には、「1.7mmの壁厚を有する第1図の長方形ランプ容器において、・・・長さ 5mm、直径 2.5mm、容器容積 16.5mm3、電極ギャップ 1.0mm、封入水銀 0.243mg/mm3,ハロゲン CH2Br25×10-6μmol/mm3、・・・電力40W」のランプ、
(1d)同じく例3には、「1.3mmの壁厚を有する第2図の円筒状ランプ容器、・・・長さ 4mm、直径 1.5mm、容器容積 7mm3、電極ギャップ 1.0mm、封入水銀 0.357mg/mm3、ハロゲン CH2Br 5×10-6μmol/mm3、・・・電力30W」のランプ、
が記載されている。

甲第2号証:特開昭54-12171号公報
「アーク放電ランプ」に関し、図面とともに、
(2a)従来技術について、「本発明は、ある種の写真用投射に使用されるような、短アークの高輝度ガス放電ランプの分野に係る。・・・典型的な短アークの高輝度放電ランプは結晶性の包体からなり、この包体は厚い壁のバルブ状のアーク室を有し、そして一対の長手になる電極がステム内にシールされ、・・・電極の内端間のアーク長さは、約2あるいは3ミリメータで、バルブの外径は、約8から10ミリメータであり、(ステムを含む)全長は、約5センチメータである。これらの寸法は、300ワットのハロゲン化金属ガスのランプの場合である。」(第2頁左上欄第9行〜右上欄第6行)
(2b)実施例について、「光源すなわちアーク管3は、結晶性の包体からなり、この包体は、球形の中央部分すなわちバルブ10を有し、・・・。電極13,14は、長手のタングステン線からなり、・・・。ランプは、イオン化可能な充てん体を含み、この充てん体は、アルゴンのような不活性ガス、ならびにハロゲンあるいはヨウ化インジウムのようなハロゲン化金属を含む。例示すると、アーク管の結晶体の全長は、5センチメータで、バルブ部分の外径は、9ミリメータであって、放電空間の内径は約2.5ミリメータであり、電極の内端間のアーク長さは、ほぼ2.5ミリメータである。」(第3頁左上欄第3行〜右上欄第9行)
と記載されている。

甲第3号証:特開昭54-63567号公報
「高圧金属蒸気のアーク放電ランプ」に関し、図面とともに、
(3a)「一般の照明目的用で、電力入力が250ワット以下に定められる高圧金属蒸気のアーク放電ランプにおいて、・・・このアーク室の形はだ円形あるいは球形あるいはこれらに近い形であって、上記アーク室が、光透過物質からなると共に、1.5ミリメートルを越えない壁厚を有する包体(1)内にあり、水銀ならびに金属ハロゲンの充てん物が、上記室内に含まれて、・・・上記アーク室は長さ対直径比(X/D)が約0.9から2.5の範囲内にあり、一対の電極(14,15)は、・・・定められたワット数でランプが作動されるとき、アーク負荷が約60から150ワット/cmの範囲内にあるような値の距離(L)によって、互いに離間された相対する先端を有し、・・・高圧金属蒸気のアーク放電ランプ。」(特許請求の範囲第1項)
(3b)「金属ハロゲンランプの構造を、一般に250ワット以下の、中形ならびに小形サイズの場合に、次の特色によって、効力および寿命の最適なものにする。」(第4頁右下欄下から第10〜7行)と記載され、特色として「壁負荷」、「アーク長さとアーク負荷」、「アーク室の形」、「小さい導入線シール」、「端部室ならびに美麗化」、及び「電極挿入」が揚げられており、実施例では、
(3c) 「我々の発明を採用する70ワットサイズの金属ハロゲンランプは、第4図の61に示される。・・・ダ円形のアーク室をもつ70と30ワットランプの物理的詳細ならびにパラメータは下の表2に与えられる。」(第10頁右上欄下から第2行〜左下欄末行)、
(3d)表2(小形だ円形ランプパラメータ)には、70ワットランプについて、「アーク負荷 78W/cm、アーク長さ(L) 0.9cm、アーク室長さ(X)1.3cm、直径(D) 0.7cm、L/D 1.3、X/D 1.9、・・・Hg密度 35.2mg/cm3」(第10頁右下欄)
と記載されている。

甲第4号証:特開平2-7347号公報
「キセノン・メタルハライドランプ」に関し、
(4a)「互いに所定の距離だけ離れて配置された一対の電極を有するエンべローブからなる光源であって、該エンベローブが、約2mgから約15mgの範囲の量の水銀、・・・からなる充填物を含有していることを特徴とする光源。」(特許請求の範囲第1項)
(4b)「前記内部エンベローブが、
(A)ガラスおよび石英より成る群の中から選択された物質、ならびに
(B)全長が約15mm〜約40mmの範囲の細長い本体
からなっており、
前記本体が、約2mm〜約5mmの範囲の直径をもつ対向首部、ならびに、約6mm〜約15mmの範囲の外径の中心部をもち約4mm〜12mmの範囲の内径をもつ球根状の中央部を有しており、請求項1記載の光源。」(特許請求の範囲第2項)
と記載され、実施例として、
(4c)「第1図と第2図に描かれている内部エンベローブ16は両頭型で一対の電極30、32を有しており、これらの電極は、・・・約2〜約4mmの範囲のあらかじめ決められた距離だけ互いに離れている。・・・一対の電極は、好ましくはタングステン、・・である。・・・内部エンベローブ16は全長が約15〜約40mmの範囲の細長い本体からなり、その首部は直径が約2〜約5mmで、球根状の中央部は直径が約6〜約15mmの範囲の中心部を有している。・・・キセノン-メタルハライドランプ16の中に収容されている充填物はキセノン、水銀およびメタルハライドからなる。・・・キセノン-メタルハライドランプに収容されている水銀は約2mg〜約10mgの範囲の量である。・・・キセノンと水銀の両方が存在する結果作動圧力は約3〜約100気圧の範囲である。」(第4頁左上欄第10行〜第5頁左上欄第2行)
(4d)「キセノン-メタルハライドランプを冷たい(常温)状態で作動させるために、12Vの電圧で5アンペアの電流をこのランプに供給して約60ワットで作動するようにする。ランプ内の水銀とメタルハライドがイオン化し蒸発すると、ランプを横切る電圧は次第に約40ボルトまで上昇するので、このランプがおよそ40ワットで作動するように電流を約1アンペアに調節する。」(第5頁左下欄第6〜13行)
と記載されている。

甲第5号証:特開平2-172102号公報
「高輝度光を用いた集中照明システム」に関し、図面とともに、
(5a)「(a)内部にに発光手段を有する光透過性材料製のエンベローブと、
(b)エンベローブの外面に合体した光透過性材料製の少なくとも1つの光ガイドと、
を備える光源。」(特許請求の範囲第1項)
(5b)「上記エンベローブが球形または楕円形である請求項1に記載の光源。」(同第6項)
(5c)「上記発光手段が上記エンベローブの両端に配置された1対の電極を有する請求項1に記載の光源。」(同第7項)
(5d)「上記エンベローブが、(a)容積約0.1〜30cm3、(b)全長約5〜100mm、(c)中心部の外径約4〜25mmである請求項1に記載の光源。」(同第14項)
(5e)「上記電極が互いに約150mmの距離離れている請求項7に記載の光源。」(同第17項)
と記載され、実施例には、
(5f)電極間距離について、「電極29Aおよび29B間の距離は、3W(ワット)のような低い値から数kWまでの範囲に及ぶランプのワット数に応じて、約1mm〜約50mmの範囲とする。」(第4頁右上欄第10〜13行)
(5g)封入物について、「1実施例では、加圧封入ガスとしてキセノンガスを・・・別の実施例では、光源の封入物を金属ハロゲン化物とし、・・・さらに別の実施例では、・・真空にしたもの、或いは・・・不活性ガスと、・・・ハロゲンガスとからなる加圧封入ガスを含有するものでもよい。」(第4頁右上欄下から第4行〜左下欄第13行)
(5h)光源の形状について、「これらの実施例のすべてについて、光源20は、形状が球、楕円または管状であり、全長が約5〜100mm、中心部の外径が約4〜25mm、中心部の容積が約0.1〜30cm3 であるのが好ましい。」(第4頁左下欄下から第7〜4行)
と記載されている。

第5.対比・判断
本件発明と甲第1号証に記載された発明とを対比すると、両者は、
「放電スペースを取り囲む領域を有する石英ガラスのランプ容器と、このランプ容器内に配された、放電路を形成し且つ該ランプ容器より外部に延在する導線に接続された離間したタングステン電極と、放電スペース内に、少なくとも0.2mgHg/mm3 、Cl、Br、Iより選ばれた10-6〜10-4μmolHal/mm3及び稀ガスの封入物とを有する高圧水銀放電ランプにおいて、放電路の長さDp は1.0〜2.0 mmの範囲内で、選択されたハロゲンは臭素である高圧水銀放電ランプ。」
である点で一致し、以下の点で相違している。
相違点:
本件発明では、「放電スペースは楕円体の形で、放電路の方向に
【数1】S(mm)=e×Di
の寸法を有し、
この場合eは1.0〜1.8 の範囲内にある値、
Di は放電路を横切る最大直径で、このDi は、
fを0.9〜1.1の範囲内の値、
Pを70〜150 Wの範囲内にある公称動作時の消費電力とした場合
【数2】
Di (mm)=f×[3.2+0.011(mm/W)×P(W)]
であり、
またランプ容器は、放電スペースを取り囲む領域内に凸状外面を有し、この凸状外面は、前記のDi が存する面内においてDo(mm)≧3.2 +0.055 (mm/W)×P(W)である直径Doを有し、」としているのに対し、甲第1号証に記載された発明には、このような具体的な設計寸法などについての記載はない点。

第6.相違点についての判断
1.本件明細書段落【0003】ないし【0006】の記載から明らかなように、本件発明は、従来技術における「前記のEP特許出願公開明細書より公知のランプは、細長い、狭い円筒状若しくは楕円状のランプ容器を有し、50W以下の少ない電力を消費する。例えば画像投写のような多くの目的に対してこの公知のランプの光束は小さ過ぎる。けれどもランプは1W/mm2 によって既に高く負荷されている。高い動作電圧を得るためには、ランプ容器内側のすべての点で少なくとも1160Kの温度になるのが必要なことが調査によってわかった。けれども、他方において、放電スペースの壁のどの点も約1390°K以上の温度を有することは許されない。高い温度は石英ガラスの結晶化を引き起こし、ランプ容器の破壊につながるであろう。必要な最低温度と許容され得る最高温度との間の温度範囲は非常に狭い。この狭い範囲のために、公知のランプは、より大きな電力のものにするために更に高く負荷をかけることができない。更に、通常のスケールアップ法によってランプ容器の寸法を大きくすることにより、長寿命を保ちながら大きな電力のものにすることは不可能に思われる。そのようにすると、放電スペース内の対流電流が増加するであろう。このことは、放電上方の壁部分の熱負荷は増加するが放電下方の壁部分は低すぎるレベルに負荷されるという結果をきたす。それにも拘わらず、非常に大きな明るさ、比較的安定した比較的高い発光効率、比較的安定した色点と長寿命、及び、例えばLCD投写TVのランプよりも大きな光束を有する冒頭記載の種類のランプに対する要求が強い。」という課題を解決することを目的とするものである。
そして、本件発明は、「少なくとも0.2mgHg/mm3 、Cl、Br、Iより選ばれた10-6〜10-4μmolHal/mm3及び稀ガスの封入物とを有する高圧水銀放電ランプ」において、上記相違点に係る構成を採用することにより、「非常に大きな明るさ、比較的安定した比較的高い発光効率、比較的安定した色点と長寿命及び比較的大きな光束を有するランプ」を得ることを可能にしたものである。

2.これに対し、甲第1号証は、本件明細書において先行技術として記載されているEP特許出願公開明細書に対応する特許公開公報であるが、該号証には、動作時の諸費電力が30Wないし50Wのランプについてしか記載がなく、70ないし150Wという、より大きな消費電力が可能な高圧水銀ランプを得るという本件発明の課題自体について何ら示唆する記載もないから、甲第1号証記載の発明からでは、上記相違点に係る構成を導くことは出来ない。
また、甲第2号証ないし甲第5号証には、「高圧水銀ランプ」については何ら記載がないから、高圧水銀ランプに係る発明である甲第1号証に記載された発明に、甲第2号証ないし甲第5号証記載の発明を適用する動機がないばかりでなく、これらの甲号証には、上記相違点に係る構成についても記載されていない。
すなわち、甲第2号証には、300Wのハロゲン化金属ガスのランプ(すなわち、メタルハライドランプ)について、「バルブ部分の外径は、9ミリメータであって、放電空間の内径は約2.5ミリメータであり、電極の内端間のアーク長さは、ほぼ2.5ミリメータである。」と記載されており、該記載から明らかなように、上記相違点に係る構成の一部である消費電力が70〜150Wという条件を満たさないものである。
また、甲第3号証には、250W以下の金属ハロゲンランプ(すなわち、メタルハライドランプ)の構造に関し、表2(小形だ円形ランプパラメータ)には、70ワットランプについて、「アーク負荷 78W/cm、アーク長さ(L) 0.9cm、アーク室長さ(X)1.3cm、直径(D) 0.7cm、L/D 1.3、X/D 1.9、・・・Hg密度 35.2mg/cm3」が記載されているが、放電管の外径については記載がない。
また、甲第4号証には、「キセノン・メタルハライドランプ」に関し、約6mm〜約15mmの範囲の外径の中心部、約4mm〜12mmの範囲の内径をもつ球根状の中央部を有することが記載されているが、摘記事項(4d)から明らかなように、消費電力は40Wであって、上記相違点に係る構成の一部である消費電力が70〜150Wという条件を満たさないものである。
さらに、甲第5号証には、「電極29Aおよび29B間の距離は、3W(ワット)のような低い値から数kWまでの範囲に及ぶランプのワット数に応じて、約1mm〜約50mmの範囲とする。」(摘記事項(5f)参照)及び「光源20は、形状が球、楕円または管状であり、全長が約5〜100mm、中心部の外径が約4〜25mm、中心部の容積が約0.1〜30cm3 であるのが好ましい。」(摘記事項(5h)参照)との記載があるが、摘記事項(5g)から明らかなように、高圧水銀ランプに関するものではなく、また、光源の中心部の内径についても記載がない。
したがって、本件発明1が、甲第1号証ないし甲第5号証に記載され発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるとすることはできない。

第6.むすび
以上のとおりであるから、特許異議の申立ての理由及び証拠によっては本件の請求項1に係る特許を取り消すことはできない。
また、他に本件の請求項1に係る特許を取り消すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり決定する。
 
異議決定日 2004-05-18 
出願番号 特願平5-149028
審決分類 P 1 652・ 121- Y (H01J)
最終処分 維持  
前審関与審査官 小川 亮小島 寛史  
特許庁審判長 江藤 保子
特許庁審判官 樋口 信宏
福田 裕司
登録日 2003-01-17 
登録番号 特許第3390047号(P3390047)
権利者 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ
発明の名称 高圧水銀放電ランプ  
代理人 佐藤 安徳  
代理人 仁平 孝  
代理人 杉村 興作  
代理人 梅本 政夫  
代理人 冨田 典  

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