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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 D03D
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 D03D
管理番号 1101934
審判番号 不服2002-10355  
総通号数 58 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1997-03-04 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-06-10 
確定日 2004-08-11 
事件の表示 平成 7年特許願第225897号「織段防止方法」拒絶査定不服審判事件〔平成 9年 3月 4日出願公開、特開平 9- 59849〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 理由
I.手続の経緯
本願は、平成7年8月10日の出願であって、平成14年5月7日付けで拒絶査定がなされ、これに対して平成14年6月10日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、平成14年7月2日に手続補正がなされたものである。

II.平成14年7月2日の手続補正(以下、「本件補正」という。)についての却下の決定
[補正却下の結論]
本件補正を却下する。

[理由]
1.補正後の本願発明
本件補正により、特許請求の範囲の請求項1は、
「複数の各開口枠を独立したモータにより駆動する電動開口装置であって、各開口枠を所定の開口パターンに基づいて織機の主軸に同期した状態で制御する開口制御装置において、織機運転中の開口パターンとは無関係に設定される開口量であって予め織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量を設定しておき、織機の停止信号に基づいて各モータを主軸に対する同期状態の位置制御から切り離すとともに、織機停止後の待機中に各モータを上記設定された開口量になるのに必要な回転量だけ回転させて、開口枠を駆動することを特徴とする織段防止方法。」と補正された。

上記補正は、請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である、「織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量」について「織機運転中の開口パターンとは無関係に設定される開口量であって」との限定を付加するものであって、特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定に適合するか)について以下に検討する。

2.引用例の記載事項
原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願前の平成7年2月28日に頒布された特開平7-54244号公報(以下「引用例1」という。)には、次の事項が記載されている。
記載1-1(3頁3欄28ないし34行目)
「前記開口装置15は、例えばパターンカードを利用して4枚の綜絖枠5A〜5Dの運動を支配し、4リピートの織物組織に適合した開口運動を行わせ、現在の開口サイクルnを示す開口指令データを制御装置14に送る。前記エンコーダ18はモータ19の回転角を検出し、この回転角検出信号を制御装置14に送る。」

記載1-2(3頁3欄42ないし45行目)
「前記特定の開口サイクルNは、主軸20の4回転中の各開口サイクル(1)〜(4)のうち、最も停止段が発生しにくい開口サイクルを経験的にまたは計算上で選出しあらかじめ設定される。」(なお、○付き数字は、()付き数字で置き換えた。以下、同様。)

記載1-3(3頁4欄4ないし23行目)
「図4に示すように、製織開始と同時に織機停止装置1の制御装置14は、本発明の織機停止方法のプログラムをスタートさせ、製織中、停止原因が発生したかどうかを判別している。停止原因が発生した場合、現在の開口サイクルn((1)(2)(3)(4))が特定の開口サイクルN((3))であるかどうかを判別する。この判別は現在の開口サイクルnが特定の開口サイクルNになるまで主軸20の回転とともに続行する。図3のように、現在の開口サイクルnが特定の開口サイクルN((3))になると、特定の開口サイクルN((3))において制動タイミング到来時に制動をかけ、次の開口サイクル(4)で織機2を停止させる。
【0016】次いで、この停止位置から自動逆転を開始し、主軸20が特定の開口サイクルN((3))の経糸閉口角度に戻ったとき、自動逆転を停止し、待機状態になる。これにより織機停止装置1の動作が終了する。その後、織り工は、待機中の織機2の停止原因を確認し、必要に応じて口合わせ動作をしてから、緯入れ不良や、経糸切れなどの補修をし、織機2を再起動角度から起動させ、製織を再開させる。」

すなわち、記載1-3には、停止原因が発生すると、制御装置14が、特定の開口サイクルの経糸閉口角度で織機を停止させることが記載されている。

記載1-4(4頁6欄3ないし15行目)
「すなわち本発明は、・・・織機の停止後、上下経糸経路長がほぼ等しくなるように設定された経糸閉口状態で織機を停止待機させる織機停止方法において、1リピートの各開口サイクルの中で、最も停止段の発生しにくい開口サイクルを特定の開口サイクルとして予め設定しておき、停止原因が発生した後、特定の開口サイクルの経糸閉口状態で織機を停止待機させる織機停止方法とした。・・・したがって、織機の停止に際し、停止段の発生を未然に防止することができる。」

同じく引用された、実願平2-75544号(実開平4-33676号)のマイクロフィルム(以下「引用例2」という。平成4年3月19日公開)には、次の事項が記載されている。
記載2-1(4頁19行目ないし6頁6行目)
「上記の構成において、織機の緯入れ運動と開口運動と筬打ち運動とで製織運転が進行している最中において、例えば作業者が経糸切れを察知して織機を停止する。そして経糸を繋ぐ作業がやり易いように織機をインチング運転してリードを筬打ち位置に停止すると、例えば、全経糸のうちの何割りかが閉口位相で残りの経糸が開口位相となる。この停止状態において、作業者は経糸の切れた部分を繋いで、経糸切れの補修を行う。そして、上記停台中に懸かる張力が弱いヘルド即ち、上述した閉口位相にある経糸に対応するヘルドを選択し、この選択したヘルドを上方或いは下方、若しくは上方と下方の両方に開閉口運動させる。従って、閉口位相にあった経糸に張力が付与され、該経糸も開口位相にある経糸と同様に伸ばされ、全経糸が略同じ伸び状態となる。或いは、開口位相にあった経糸に懸かる張力を下げるよう閉口位相にして、他の閉口位相にあるヘルドは略同じ伸び状態となる。かかる構成によると、織機が停止してから再始動するまでの間に、開口位相になっている経糸が伸びてしまっても、これに合わせて閉口位相にある経糸を伸ばして、全経糸の伸びを揃えるようにしたり、或いは開口位相の経糸に懸かる張力をさげるよう、閉口位相にして全経糸の伸びを揃えるようにしたから、再始動した場合に、再始動直後の筬打ちで、開口位相にあった経糸群が飛び出して、織り段が発生することがなくなる。」

すなわち、記載2-1には、織機停止による織り段発生を防止するために、織機停止期間中にヘルドを駆動して、各ヘルドの開口量を揃え、全経糸の伸びを揃えるようにすることが記載されている。

記載2-2(9頁19行目ないし11頁1行目)
「又、織機の通常運転時の開口コントローラCによる制御と停止時の開口運動制御とを切り換える切換手段Kが設けられており、制御装置2はこの切換手段Kから出力される切換信号に基づいて、開口コントローラCによる通常運転時の各ヘルド13の開口運動を個別に行う手段9の駆動制御と停止時の該手段9の駆動制御とを選択的に実行させる。次に、上記各ヘルド13を個別に駆動して開閉口運動を行う駆動手段9としてのアクチュエータとして、サーボモータ及び油圧シリンダを具体的に適用した開口装置の構成を説明する。第2図はサーボモータを使用した開口装置の構造を示すものである。即ち、・・・サーボモータ40の回転によりピニオン41が回転することで、連結部材38を介してヘルドフレーム37が上下動するようになっている。」

すなわち、記載2-2には、織機の停止中に、制御装置2を、開口コントローラCによる通常運転時の開口運動の制御から切り換えて、停止時の開口運動の制御を行うようにすることが記載されている。また、記載2-2には、サーボモータ40を回転させて、ヘルドフレーム37(開口枠に相当)を上下動させることが記載されている。

記載2-3(11頁8ないし16行目)
「即ち、図において、開口コントローラCは、織機主軸角度に対応して予め記憶したモータ速度線図に基づき、織機アングルセンサ23により検出された織機主軸角度に対応するモータ速度・加減速レート指令をモータ速度・加減速度設定器44に出力する。又、開口コントローラCは、織機主軸角度に対応するモータ位置指令値を演算し、これをモータ位置指令値レジスタ45にセットする。」

すなわち、記載2-3には、開口コントローラCが、検出された織機主軸角度に対応してモータの速度と位置を指令することが記載されており、開口コントローラCにより、モータに、主軸に対して同期状態の位置制御が行われていることが記載されている。

記載2-4(15頁5行目ないし16頁6行目)
「例えば開口装置が第5図の時期t1で停止したと仮定すると、同図から明らかなように、経糸群Y1,Y2が閉口位相で経糸群Y3が下開口位相となる。この停止状態において、・・・切り換え手段Kにより、制御装置2を停止時用の開口運動制御に切り換え、レディススイッチ1bを操作する。すると、制御装置2は、上記停台中に懸かる張力が弱いヘルド即ち、上述した閉口位相にある経糸群Y1,Y2に対応するヘルド群を制御装置2にプログラムされた開口パターンテーブル及び緯入れの停止ピック数ポインタより選択し、この選択したヘルド群を駆動するサーボモータ40・・・を作動して、該ヘルド群を上方或いは下方、若しくは上方と下方の両方に開口運動させる。従って、閉口位相にある経糸群Y1,Y2に張力が付与され、該経糸群Y1,Y2も開口位相にある経糸群Y3と同様に伸ばされ、全経糸が略同じ伸び状態となる。」

すなわち、記載2-4には、織機の停止後、制御装置2を、主軸に同期した通常の開口運動制御から停止時用の開口運動制御に切り換え、サーボモータ40を作動して、設定した開口量になるようにヘルド群を運動させることが記載されている。

3.対比
引用例1記載の開口装置15は、「例えばパターンカードを利用して4枚の綜絖枠5A〜5Dの運動を支配し、4リピートの織物組織に適合した開口運動を行わせ」るものであるから(記載1-1参照)、本願補正発明の複数の開口枠に相当する綜絖枠を駆動するものであり、また、その駆動は、所定の開口パターンに基づいて行われる。
なお、開口運動が主軸の回転に同期して行われることは、引用例1には格別記載がないが、この点は当該技術分野における技術常識であると認められる。
そこで、引用例1には、本願補正発明の用語を用いて表現すると、「複数の各開口枠を駆動する開口装置であって、各開口枠を所定の開口パターンに基づいて織機の主軸に同期した状態で制御する開口制御装置」に相当するものが記載されている。
また、引用例1には、特定の開口サイクルNとして、最も停止段が発生しにくい開口サイクルをあらかじめ設定することが記載されており(記載1-2参照)、停止原因が発生すると、制御装置14が、特定の開口サイクルの経糸閉口角度で織機を停止させ(記載1-3参照)、停止中の織段の発生を防止することが記載されている(記載1-4参照)。
そこで、引用例1には、本願補正発明の用語を用いて表現すると、「予め織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量を設定しておき、織機の停止信号に基づいて、織機停止時に上記設定された開口量になるように開口枠を駆動する織段防止方法」が記載されている。

したがって、本願補正発明の用語を用いて対比すると、両者は次の一致点で一致し、次の相違点1〜3で相違する(対応する引用例1記載の用語を()内に示す)。
(一致点)
「複数の各開口枠を駆動する開口装置であって、各開口枠を所定の開口パターンに基づいて織機の主軸に同期した状態で制御する開口制御装置において、予め織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量を設定しておき、織機の停止信号に基づいて、織機停止期間に上記設定された開口量になるように開口枠を駆動する織段防止方法。」

(相違点1)
本願補正発明の開口制御装置は、「複数の各開口枠を独立したモータにより駆動する電動開口装置」であるのに対し、引用例1に記載された開口装置は、複数の各開口枠(綜絖枠)を駆動するものであるが、その駆動手段が特定されていない点。

(相違点2)
本願補正発明では、織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量として、「織機運転中の開口パターンとは無関係に設定される開口量」を、予め設定しておくのに対し、引用例1に記載されたものは、織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量として、織機運転中の開口サイクルのうち、特定の開口サイクルの経糸閉口角度での開口量を予め設定しておく点。

(相違点3)
本願補正発明では、「織機の停止信号に基づいて各モータを主軸に対する同期状態の位置制御から切り離すとともに、織機停止後の待機中に各モータを上記設定された開口量になるのに必要な回転量だけ回転させて、開口枠を駆動する」のに対し、引用例1に記載されたものは、織機の停止信号に基づいて、織機停止時に上記設定された開口量になるように開口枠を駆動する点。

4.相違点の判断
上記相違点について検討する。
(相違点1について)
引用例2には、開口枠に相当する各ヘルドフレーム37を、個別に駆動して開閉口運動を行う駆動手段9として、サーボモータを適用することが記載されている。(記載2-2参照)
そこで、引用例1記載のものにおいて、開口装置の駆動手段として、引用例2記載のサーボモータを適用し、相違点1に係る本願補正発明の構成とすることは、当業者が容易に想到し得たことである。

(相違点2について)
引用例2には、織機停止による織り段発生を防止するために、織機停止期間中にヘルドを駆動して、各ヘルドの開口量を揃え、全経糸の伸びを揃えるようにすることが記載されている(記載2-1参照)。
そして、かかる開口状態は、通常運転時の開口パターンに従って開閉口運動し、織機の停止とともにそのパターンに従った開閉口状態で停止しているヘルドのうち、「閉口位相にある経糸に対応するヘルドを選択し、この選択したヘルドを上方或いは下方、若しくは上方と下方の両方に開閉口運動させ」て、「全経糸が略同じ伸び状態となる」(記載2-1参照)ように形成するものであるから、通常運転時の開口パターンには存在しない開口状態であり、結果的に織機運転中の開口パターンとは無関係に設定されるものであるといえる。
そこで、引用例1記載のものにおいて、織機停止による織り段の発生を防止するために有効な開口枠(綜絖枠)の開口量を設定するにあたり、織機運転中の特定の開口サイクルでの開口量を選択利用することに代え、引用例2に記載されたものに倣って、織機運転中の開口パターンとは無関係に設定される開口量を採用し、相違点2に係る本願補正発明の構成のようにすることに、格別の困難性があるとは認められない。

(相違点3について)
引用例2には、織機の通常運転中、サーボモータ40(モータに相当)に、主軸に対して同期状態の位置制御を行うことが記載されているとともに(記載2-3参照)、織機の停止後、サーボモータ40の制御を、主軸に同期した通常の開口運動制御から停止時用の開口運動制御に切り換え、サーボモータ40を回転させてヘルドフレームを上下動し、設定した開口量になるようにヘルド群を運動させることが記載されている(記載2-2,2-4参照)。
そこで、引用例1記載のものにおいて、織機停止時に、特定の開口サイクルで織機を停止させることに代え、引用例2に記載されたものに倣って、織機運転中の開口パターンとは無関係な、織り段発生防止に有効な開口状態とすることを採用し、そのために、織機の停止にあたり、停止信号により、綜絖枠(開口枠に相当)を駆動するサーボモータの制御を、主軸に同期した位置制御から切り離し、かかる開口状態とするための制御に切り換えるようにして、相違点3に係る本願補正発明の構成のようにすることは、当業者が容易に想到し得たことである。

したがって、本願補正発明は、引用例1及び引用例2に記載されたものに基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであると認められるので、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができない。

5.むすび
以上のとおり、本件補正は、特許法第17条の2第5項で準用する同法第126条第4項の規定に違反するものであり、特許法第159条第1項で準用する特許法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

III.本願発明
平成14年7月2日付けの手続補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、同項記載の発明を、「本願発明」という)は、平成14年6月10日付けの手続補正書により補正された明細書の、特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される、以下のとおりのものである。

「複数各開口枠を独立したモータにより駆動する電動開口装置であって、各開口枠を所定の開口パターンに基づいて織機の主軸に同期した状態で制御する開口制御装置において、予め織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量を設定しておき、織機の停止信号に基づいて各モータを主軸に対する同期状態の位置制御から切り離すとともに、織機停止後の待機中に各モータを上記設定された開口量になるのに必要な回転量だけ回転させて、開口枠を駆動することを特徴とする織段防止方法。」

IV.引用例の記載事項
原査定の拒絶の理由に引用された引用例、及び、その記載事項は、前記II.2に記載したとおりである。

V.対比・判断
本願発明は、前記II.1で検討した本願補正発明から、該発明を特定するために必要な事項である織機停止中の織段防止に有効な各開口枠に対する開口量について「織機運転中の開口パターンとは無関係に設定される開口量であって」との構成を省いたものである。
そうすると、本願発明の発明特定事項をすべて含み、さらに、他の発明特定事項を付加したものに相当する本願補正発明が、前記II.4に記載したとおり、引用例1及び引用例2に記載されたものに基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様に、引用例1及び引用例2に記載されたものに基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

VI.むすび
以上のとおり、本願発明は、引用例1及び引用例2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2004-06-14 
結審通知日 2004-06-15 
審決日 2004-06-28 
出願番号 特願平7-225897
審決分類 P 1 8・ 575- Z (D03D)
P 1 8・ 121- Z (D03D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 西藤 直人水谷 万司中村 則夫  
特許庁審判長 鈴木 公子
特許庁審判官 山崎 豊
奥 直也
発明の名称 織段防止方法  
代理人 中川 國男  

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