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審決分類 |
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 B41J 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B41J |
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管理番号 | 1109032 |
審判番号 | 不服2002-1181 |
総通号数 | 62 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1997-11-25 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2002-01-23 |
確定日 | 2004-12-22 |
事件の表示 | 平成 8年特許願第114654号「インクジェット記録ヘッド」拒絶査定不服審判事件〔平成 9年11月25日出願公開、特開平 9-300608〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯 本願は、平成8年5月9日の出願であって、平成13年12月14日(起案日)付けで拒絶査定がなされ、これを不服として平成14年1月23日付けで特許法第121条第1項の規定に基づく審判請求がなされると共に、同日付けで明細書についての手続補正(平成14年改正前特許法第17条の2第1項第3号の規定に基づく手続補正であり、以下「本件補正」ともいう)がなされたものである。 2.平成14年1月23日付けの手続補正についての補正却下の決定 [補正却下の決定の結論] 平成14年1月23日付けの手続補正を却下する。 [理由] (1)本件補正後の発明 本件補正により特許請求の範囲の請求項1は次のとおり補正された。 「【請求項1】インクを収容するインクキャビティに隔壁を介してアクチュエータを対向配置し、アクチュエータの振動に基づいて上記インクを加圧して飛翔させるインクジェット記録ヘッドにおいて、 上記隔壁は初期引張力が加えてあり、 上記アクチュエータは該アクチュエータに電圧が印加されることによって上記隔壁に更なる引張力が加わる方向に変形し、 上記隔壁に加えられた初期引張力は、上記アクチュエータの振動に伴って上記隔壁が該隔壁の弾性変形領域内で変形するように、数1で表される隔壁の伸び率E(%)が0.15〜3%に設定されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。 【数1】 E=ΔL/L×100(%) ただし、ΔLは引張方向の隔壁の伸び、Lは引張力をかける前の引張方向の隔壁の長さを表す。」 上記補正は、請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である隔壁に加えられる初期引張力の設定について、上記【数1】で表される隔壁の伸び率E(%)が0.15〜3%であるとの限定を付加するものであって、特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。 そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本件補正発明」という)が特許出願の際独立して特許を受けるものであるか(特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定に適合するか)について以下に検討する。 (2)引用例 原査定の拒絶の理由に引用された特開平6-297700号公報(以下、「引用例」という)には、次の記載が図示と共にある(「・・・」は中略を示す)。 a.「【産業上の利用分野】本発明は、圧電振動子により圧力室を形成している振動板を変位させ、この変位により圧力室を圧縮してノズル開口からインク滴を噴射させるインクジェット式印字ヘッドを用いた記録装置に関する。」(2頁1欄24〜27行) b.「図1は本発明のインクジェト式印字ヘッドの実施例の構成を説明する分解斜視図であり、図2は位置決め部材と振動板との接合部の詳細を示す断面図であり、図3は位置決め部材と振動版との接合部の詳細を示す分解斜視図である。図面において、1はノズルプレートであり、ノズル開口2を有している。3は流路形成部材であり、振動板4とノズルプレート1によって圧力室5が形成されている。流路形成部材3には共通インク流路6と圧力室5を連通するインク供給流路7が形成されている。18はフレームであり、インク口8が形成されており、供給パイプ19によって図示していないインクタンクと共通インク流路6とを連通している。9は圧電振動子であり、前端が振動板4の圧力室5に対応した位置に形成されている厚肉部10に結合している。・・・厚肉部10は例えば厚さ0.03mmのステンレス鋼によって形成されている。振動板4の厚肉部10の周囲に薄肉部11が形成されている。薄肉部11は例えば厚さ0.005mmのポリイミドフィルムによって形成されている。」(3頁3欄5〜26行) c.「図示していない回路からの信号によって圧電振動子9に信号が電圧として印加されると、圧電振動子9は棒の軸方向に沿って収縮する。それによって、振動板4はノズルプレート1から遠ざかるように変形し、圧力室5の容積が膨張する。その後ある予め決められた時間経過後、圧電振動子9に蓄えられた電荷を急速に放電すると、圧電振動子9は棒の軸方向に伸長し、振動板4はノズルプレート1に近ずくように変形し結果的に圧力室5の容積が急速に収縮する。その結果、圧力室5内のインクの圧力が高められ、ノズル開口2からインクが勢いよく噴射する。」(3頁3欄38〜48行) d.「圧電振動子9の配列方向の両端には位置決め部材としてのダミー圧電振動子14が配置されている。・・・ダミー圧電振動子14は・・・前端は振動板4に形成されている厚肉部15に固定され・・・厚肉部15の周囲も厚肉部10の周囲と同様薄肉部11となっている。・・・流路形成部材3の厚肉部15に対応する位置には凹部16が形成されている。・・・凹部16は金属シリコンのハーフエッチングにより例えば深さ0.005mm彫られ・・・エッチング深さは、条件を一定に保持することで精密に管理することができる。」(3頁3欄49行〜4欄16行) e.「ダミー圧電振動子14は、振動板4を介して流路形成部材3の凹部16の底部17に押し付けられるように固定されている。その結果、圧電振動子9が固定されている部分の振動板4は圧力室5の内側、すなわちノズルプレート1に接近する方向に変形されて構成される。」(3頁4欄32〜48行) f.「ダミー圧電振動子14のような位置決め部材がない場合には、圧電振動子と振動板との結合に圧力を加えることは可能であるが・・・過大な力が振動板やその接合部あるいは圧電振動子に加わってしまう可能性が高く、振動板やその接合部に亀裂等の破壊や圧電振動子へのクラックが発生してしまう危険が高い。・・・振動板が圧電振動子9と圧接しながら、高精度の深さで彫られた凹部16の底面部17に振動板4を介してダミー圧電振動子14が当接するまで押し込まれるため、圧力室5内部への振動板4の変形量は、ばらつきなく精密に管理させることが容易に可能となる。例えば、凹部16の深さを0.005mmに形成しておけば、圧力室5内への振動板4の変形量はほぼ凹部16深さと一致した0.005mmとすることができる。凹部16の深さは、振動板4の剛性、特に薄肉部11の剛性や、ノズル開口2の配列ピッチ、インク吐出量等により適正な値を選択する。・・・このような構成にすることで、振動板4に適度な張力を与えながら形成することができる。振動板4へ張力が働いていない場合には、振動板がたるんで形成されてしまう可能性が高く、その結果圧力室5内に発生したインク圧力がたるんだ振動板に吸収されてしまい、ノズル開口2からのインク吐出が所望の特性が得られない危険が高いが、このような問題を解決することができる。また振動板の振動周期が張力により変化してしまい、インク吐出状態がばらついてしまうという問題も解決することができる。」(3頁4欄48行〜4頁5欄28行) g.「位置決め部材は、ダミー圧電振動子や振動子固定部材によってばかりでなく、例えば圧電振動子の配列した両端に金属やセラミックス等からなる別部材を振動子固定部材に固定して形成しても、本発明は有効であることは明かであろう。」(5頁7欄3〜7行) h.「本発明によれば、圧電振動子は振動板に固定されていなくても良好にインクを吐出させることも可能である。図7の実線に示すように、印字信号が入っていない間、振動板404は圧電振動子409によって圧力室405に押し込まれるように張力を与えられながら保持されている。そして印字信号が電圧として圧電振動子409に加わった時、図7の2点鎖線に示すように圧電振動子409は軸方向に収縮するが、それに伴って張力が解放されることによって振動板404も圧電振動子409の収縮とほぼ同期して圧力室405を拡大する方向に変形する。圧電振動子409が最も収縮した時点においても、振動板404にはなお張力が働いているような凹部の深さに形成されている。一定時間経過後、圧電振動子409に蓄えられた電荷を急速に放電することで圧電振動子409は再び実線に示すように軸方向に伸長する。そのため振動板404は圧電振動子409に押され、圧力室405を収縮する方向に変形し、圧力室405の圧力が高まり、ノズル開口402からインクを吐出する。このように圧電振動子と振動板とを固定しない場合には、特に振動板に働く張力を精密に管理する必要があるが、本発明によれば容易に一定に管理することができる。」(5頁7欄8〜29行) また、上記「張力」が「引張力」であることは明らかであるし、図面の記載から、振動板の薄肉部は複数の厚肉部に亘り連続していることが看取できる。 これらの記載を含む全記載及び図示によれば、引用例には、対比のためにまとめると、次の発明(以下、「引用発明」という)が記載されているものと認められる。 「インクを収容する圧力室に振動板を介して圧電振動子を対向配置し、圧電振動子の振動に基づいて上記インクを加圧して飛翔させるインクジェット式印字ヘッドにおいて、 上記振動板は引張力が加えてあり、 上記圧電振動子は該圧電振動子に電圧が印加されることによって上記振動板に加えられている引張力が減ずる方向に収縮し、上記圧力室の容積が膨張し、圧電振動子が最も収縮した時点においても振動板にはなお引張力が働いており、一定時間経過後、圧電振動子は蓄えられた電荷が放電されることによって振動板に働いている引張力が増加する方向に伸長し、圧力室の容積が急速に収縮することでインクが吐出するインクジェット式印字ヘッド。」 (3)対比 本件補正発明(前者)と引用発明(後者)とを対比するに、後者の「圧力室」、「振動板」、及び「圧電振動子」は、その機能に照らして、それぞれ前者の「インクキャビティ」、「隔壁」及び「アクチュエータ」に対応する。 また、後者の「インクジェット式印字ヘッド」は「インクジェット記録ヘッド」ということができる。 したがって、両者は、「インクを収容するインクキャビティに隔壁を介してアクチュエータを対向配置し、アクチュエータの振動に基づいて上記インクを加圧して飛翔させるインクジェット記録ヘッド。」である点で一致し、次の点で相違する。 <相違点> 前者が、「上記隔壁は初期引張力が加えてあり、上記アクチュエータは該アクチュエータに電圧が印加されることによって上記隔壁に更なる引張力が加わる方向に変形し、上記隔壁に加えられた初期引張力は、上記アクチュエータの振動に伴って上記隔壁が該隔壁の弾性変形領域内で変形するように、数1(E=ΔL/L×100(%) ただし、ΔLは引張方向の隔壁の伸び、Lは引張力をかける前の引張方向の隔壁の長さを表す。)で表される隔壁の伸び率E(%)が0.15〜3%に設定されている」のに対して、後者は、「上記隔壁は引張力が加えてあり、上記アクチュエータは該アクチュエータに電圧が印加されることによって上記隔壁に加えられている引張力が減ずる方向に収縮し、上記インクキャビティの容積が膨張し、アクチュエータが最も収縮した時点においても隔壁にはなお引張力が働いており、一定時間経過後、アクチュエータは蓄えられた電荷が放電されることによって隔壁に働いている引張力が増加する方向に伸長し、インクキャビティの容積が急速に収縮することでインクが吐出する」ものである点。 (4)判断 本件補正発明が、アクチュエータを電圧の印加により隔壁に更なる引張力が加わる方向に変形させているのは、アクチュエータを初期状態から伸長させてインクキャビティの容積を収縮することによりインクを吐出させ、その後、放電により初期状態へと復帰即ち収縮させてインクキャビティの容積を初期状態へと復帰即ち膨張させることによりインクキャビティにインクを供給する、所謂「押し打ち方式」のものだからであり、一方、引用発明が、アクチュエータを電圧の印加により隔壁に加えられている引張力が減ずる方向に収縮させているのは、アクチュエータを初期状態から一旦収縮させてインクキャビティにインクを供給し、その後、放電により初期状態へと復帰即ち伸長させてインクキャビティの容積を初期状態へと復帰即ち収縮させることによりインクを吐出する、所謂「引き打ち方式」のものだからである。 上述した所謂「押し打ち方式」及び「引き打ち方式」は共に周知の駆動方式であり(例えば、特開平5-57886号公報や特開平5-138881号公報等参照)、いずれの駆動方式を採用するかは当業者であれば必要に応じて適宜選択し得ることであると共に、引用発明の駆動方式を該「押し打ち方式」とすることに阻害要因があるともいえない。 そして、引用発明の駆動方式を「押し打ち方式」とした際には、引用発明の上記「アクチュエータが最も収縮した時点」の状態を初期状態とすることは容易に想起できることであり、そのときの隔壁に引張力がなお働いていることからみて初期引張力の設定を想起することも容易といえるため、本件補正発明において「上記隔壁は初期引張力が加えてあり、上記アクチュエータは該アクチュエータに電圧が印加されることによって上記隔壁に更なる引張力が加わる方向に変形し」としたことは当業者が容易になし得た設計の変更といえる。 引用例には、隔壁に加える引張力をどの程度に設定するのかについて具体的な記載はないが、隔壁は一定のインク吐出のために一定の変形動作を長時間繰り返し行うものであるから、引用発明の駆動方式を「押し打ち方式」とした際の隔壁に加えられる上記初期引張力は、アクチュエータの振動に伴って隔壁がその弾性変形領域内で変形するように設定されなければならないことは当然である。 また、本件補正発明には隔壁の材料や構造及び引張力を加える手段等について規定がないため、隔壁に加えられた初期引張力を上記数1で表される隔壁の伸び率E(%)が0.15〜3%になるように設定したことに何ほどの意味があるのか疑念はあるが、さらに検討を進める。 引用例には、隔壁(振動板)に薄肉部とは材質の異なる厚肉部を形成したものが記載されているが、厚肉部のない隔壁は周知であり(例えば、拒絶査定時に示された特開平3-288647号公報等参照)、また、引用例には、引張力をダミー圧電振動子により加えているものが記載されているが、制御は難しいもののダミー圧電振動子によらずとも加えることが可能であるとの記載もある(記載事項f)ことから、引用発明、ひいては引用発明の駆動方式を「押し打ち方式」としたものにおいては、隔壁の材料や構造及び引張力を加える手段等は必要に応じて種々採用できるものである。 そして、引用例にも「凹部16の深さは、振動板4の剛性、特に薄肉部11の剛性や、ノズル開口2の配列ピッチ、インク吐出量等により適正な値を選択する。・・・このような構成にすることで、振動板4に適度な張力を与えながら形成することができる。」(記載事項f)とあるように、上記初期引張力は採用した隔壁の材料や構造及び引張力を加える手段等々の種々の条件に応じて実験等により適切な値を適宜決定できるものである。 請求人は、審判請求書(その補正書も含む)において、上記伸び率E(%)の範囲の規定には、長時間の使用で隔壁にクリープ変形が生じないという意義があるというが、既に述べたように、隔壁は一定のインク吐出のために一定の変形動作を長時間繰り返し行うものであることからすれば、初期引張力の適切な値を決定するための上記実験等において、上記一定の変形動作に影響を与えることが明らかな上記クリープ変形に係る事項を考慮することは当業者であれば容易に想起できることであり、さらには、本件補正発明も引用発明も共に隔壁に用いる材料の具体的一例としてポリイミド樹脂を挙げている(本願明細書段落【0016】及び引用例記載事項b)ことも勘案すれば、なおのこと、上記伸び率E(%)を0.15〜3%としたことに格別のものがあるとはいえない。 これらのことから、上記相違点は当業者が容易に想到し得たものといえる。 そして、本件補正発明の作用効果も、引用例及び周知の事項から当業者が予測できる範囲のものである。 したがって、本件補正発明は、引用例に記載された発明及び周知の事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。 (5)むすび 以上のとおり、本件補正は、平成15年改正前特許法第17条の2第5項で準用する同法第126条第4項に違反するものであり、平成14年改正前特許法第159条第1項で読み替えて準用する特許法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。 3.本願発明について 平成14年1月23日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下「本願発明」という)は、平成13年10月5日付け手続補正書により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される次のとおりのものである。 「【請求項1】インクを収容するインクキャビティに隔壁を介してアクチュエータを対向配置し、アクチュエータの振動に基づいて上記インクを加圧して飛翔させるインクジェット記録ヘッドにおいて、 上記隔壁は初期引張力が加えてあり、 上記アクチュエータは該アクチュエータに電圧が印加されることによって上記隔壁に更なる引張力が加わる方向に変形し、 上記隔壁に加えられた初期引張力は、上記アクチュエータの振動に伴って上記隔壁が該隔壁の弾性変形領域内で変形するように設定されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。」 (1)引用例 原査定の拒絶の理由において引用された引用例及びその記載事項は、前記「2.(2)」に記載したとおりである。 (2)対比・判断 本願発明は、前記「2.」で検討した本件補正発明から、「初期引張力」の限定事項である「数1で表される隔壁の伸び率E(%)が0.15〜3%に設定」及び「【数1】 E=ΔL/L×100(%) ただし、ΔLは引張方向の隔壁の伸び、Lは引張力をかける前の引張方向の隔壁の長さを表す。」との特定事項を省いたものである。 そうすると、本願発明の特定事項を全て含み、さらに他の特定事項を付加したものに相当する本件補正発明が、前記「2.(4)」に記載したとおり、引用例に記載された発明及び周知の事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、引用例に記載された発明及び周知の事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。 (3)むすび 以上のとおり、本願発明は、引用例に記載された発明及び周知の事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができず、その余の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶を免れない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2004-10-13 |
結審通知日 | 2004-10-19 |
審決日 | 2004-11-01 |
出願番号 | 特願平8-114654 |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(B41J)
P 1 8・ 575- Z (B41J) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 大元 修二 |
特許庁審判長 |
小沢 和英 |
特許庁審判官 |
番場 得造 清水 康司 |
発明の名称 | インクジェット記録ヘッド |