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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A61G |
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管理番号 | 1109330 |
審判番号 | 不服2001-23609 |
総通号数 | 62 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1997-02-25 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2001-12-28 |
確定日 | 2005-01-04 |
事件の表示 | 平成8年特許願第145495号「医薬品類の搬送方法及び装置」拒絶査定不服審判事件〔平成9年2月25日出願公開、特開平9-51922〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯 (1)特許出願:平成8年6月7日(優先権主張:平成7年6月7日) (2)拒絶理由の通知:平成13年8月31日(発送日:平成13年9月1 1日) (3)意見書、手続補正書の提出:平成13年11月6日 (4)拒絶査定:平成13年11月22日(発送日:平成13年12月4日) (5)審判請求書の提出:平成13年12月28日(方式補正:平成14年 1月28日) 2.拒絶査定の理由の概要 拒絶査定の理由の概要は、上記1.(2)の拒絶理由通知書、同(4)の拒絶査定書の記載からみて、次のようなものである。 「この出願の請求項1〜4に係る発明は、その出願前日本国内において頒布された刊行物である特開平7-81737号公報に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。」 3.本願発明 この出願の請求項1〜4に係る発明は、上記1.(3)の手続補正書により補正された明細書及び願書に添付された図面の記載からみて、特許請求の範囲の請求項1〜4に記載された事項により特定されるとおりのものであると認められるところ、請求項1の記載は次のとおりである。 「患者名、患者コード記号、処方箋に基づく調剤、医薬部外品や医薬関連物品を含む必要データに基づいて各患者に必要な処理のための制御信号を直線状又はループ状の搬送ラインに沿って配置される複数箇所の医薬品処理ユニット、医薬部外品の処理ユニット、及び医薬関連物品の処理ユニットのいずれか又はいくつかに対して指令し、患者に必要な各ユニットでの調剤作業や払出準備が完了し、かつ搬送ラインの送出位置での搬器の送出し準備、搬送ラインの端末付近の分配位置での搬器受入態勢が完了し、それぞれの完了信号を受信するとその完了信号を受信した患者用の搬器をスタートさせ、搬送ラインに沿って患者に必要な医薬品、医薬部外品及び医薬関連物品を搬器に収集して分配位置へ送るように搬送することから成る医薬品類の搬送方法。」 4.引用発明 原査定の拒絶の理由に引用された特開平7-81737号公報(以下、「引用文献」という。)には、次のように記載されている。 (1)「【0009】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段としてこの発明は、患者名又はその患者を表わすコード記号及び処方箋に基づく調剤データを論理制御回路へ送り、直線状又はループ状の搬送ラインに沿って配置される複数ヶ所の調剤ステーションのいずれか又はいくつかに対し、予めその患者に必要な調剤処理信号を上記調剤データに基づいて制御回路から指令し、必要な調剤作業が各ステーションで全て完了するとその完了信号により搬器をスタートさせその搬器に必要な薬品を集合するように搬送制御することから成る医薬品類の搬送制御方法としたのである。」(第2頁第2欄27〜38行) (2)「【0020】上記搬送ラインに沿って薬袋プリンタ10や各種医薬品の調剤ステーションとして、例えば散薬処理ユニット11、錠剤処理ユニット12、各種薬剤処理ユニット13が設けられ、さらにラインの最終位置には監査ユニット14が設けられている。この他にも水薬、外用薬などの処理ユニットを設けるようにしてもよい。 【0021】そして、これら各種ユニットを駆動するための制御回路が付設されており、この制御回路は患者名又は患者を表わすコード記号等を入力する手段であるキーボード16a、ホストコンピュータ16、シーケンサ17、及び各種ユニットに設けられているパーソナルコンピュータ10a〜14aを備えている。18はシーケンサ17によって制御され、搬送ランイのローラを駆動するためのモータである。さらに、監査ユニット14の直前には処方箋ユニット20及びその制御用のパーソナルコンピュータ20aが設けられている。」(第3頁第4欄3〜18行) (3)「【0026】なお、結束機116は分包された分包袋を巻き取って所定長さ毎の分包袋を束ねてバンドを掛けるように構成されているが、この結束機116を設ける場合はその内部に複数の患者の分包袋を貯留する貯留部を備えてある。入力データがホストコンピュータから送られる順序ではなく、他の処理ユニットとの関連で全ての調剤処理が最も早く完了した患者の分包袋をコンベア上のバケットに投下するためである。完了信号は自動的に送信される。」(第3頁第4欄41〜49行) (4)「【0048】以上のようにして各処理作業が全て完了すると、全ての作業の完了信号によりバケット3の搬送が開始される(全作業の完了信号がない限りバケット3はコンベア1の始端で待機している)。これはホストコンピュータ16からシーケンサ17への信号によりモータ18を駆動してコンベア1を搬送状態とすることにより行なわれる。【0049】バケット3が移動を開始し、散薬処理ユニット11に近づくと、バケット3の側部のIDXカードから光送受信器4がそのバケット3の番号、患者名等のデータを受信し、どの患者のバケットであるかの信号をシーケンサ17を介してホストコンピュータ16へ送り、そのバケット3が対応する処理作業の完了したものであれば、シーケンサ17からの信号によりモータ18を停止させてバケット3を散薬処理ユニット11の所定の位置に停止させるとその患者の散薬がバケット3に投下される。 【0050】同様にして錠剤処理ユニット12、各種薬剤処理ユニット13の位置で準備された薬品とバケット3の照合が行なわれ、患者名が一致するとその薬品がそれぞれの処理ユニットから投下される。」(第5頁第7欄42〜同第8欄12行) (5)「【0053】バケット3が監査ユニット14の位置に来ると、バケット3は監査ユニット14の監査台141に引き込まれ、パーソナルコンピュータ14aに表示されているその患者に関するデータが処方箋と照合され、かつバケット3内に集められた薬品が一致しているかの監査が行なわれる。監査の結果薬品が全て正しいものであればバケット3内に置かれている薬袋Xに薬品を入れ、患者に手渡される。以上のようにして各患者毎の必要な薬品が自動的に集められるが、上記処理において複数の患者についてそれぞれのデータを入力した場合は次のように処理される。 【0054】例えば患者3人のデータを入力した場合についてその処理方法を図9に示す。図示のように3人の患者1、2、3のデータがその順序通りにエントリされたものとする。各処理ユニット11、12、13への作業指令はそのエントリの順序で行なわれるが、作業が完了するタイミングは必らずしもエントリの順序通りとはならないことがある。図中●印は準備完了、○印は準備未完了の状態を示す。 【0055】 図示のように、患者3については準備完了、患者1、2については準備未完了であるとすると、バケットは患者3の薬Dを取りにエントリの順序とは異なり先にスタートする。患者3のバケットの搬送が終了した後患者1、2のうちいずれかが準備完了すると、その準備完了した患者用のバケットが次にスタートする(1つのバケットが搬送ライン上にある間は次のバケットはスタートしない)。 【0056】以上のように各患者に必要な薬品の準備が完了した順にバケットをスタートさせ、各バケットによる搬送が監査ユニット14へ引き込まれるまでは次のバケットはスタートしないようにすれば、薬局内での薬品の搬送処理が極めてスムースにかつ効率よく行なわれる。」(第5頁第8欄24〜第6頁第9欄6行) (6)「【0073】まず、この実施例では第一実施例と異なりバケット3の側方に取り付けられる表示器3bに患者コード番号、バケット番号並びにその患者の処方データが表示される(第一実施例ではIDXカードに記憶されているだけであり、表示はされていない)。このため、この実施例では処方箋又は薬剤指示書はバケット3内には入れていない(第一実施例ではバケット3内に処方箋又は薬剤指示書がプリントされて予め投入されていることが前提である)。従って、バケット3は単なるバケットを多数用意しておき、それにID表示器3bを取り付けて使用される。 【0074】ID発給ユニット15により搬送のスタート位置でバケット3にID表示器3bを図13に示す要領で取り付け、データ送信部4xから特定の患者の患者コードや処方データが送信されると、そのバケットがその特定患者のバケットとなり、ホストコンピュータ16からの完了信号を受けて上述したそのバケット3の搬送準備が終るとバケット3の搬送がスタートする。 【0075】各処理ユニットのうちその患者に必要な薬品を処方する処理ユニットにバケット3が至ると、前述のように光送受信器4によりそのバケットのID表示器3bのデータを読み取って、あるいはホストコンピュータ16の指示により調剤された薬品がバケット3に投入される。」(第7頁第11欄11〜34行) 上記(3)の記載によれば、調剤処理の完了信号は、調剤作業のみならず最も早く完了した患者の分包袋をコンベア上のバケットに投下するための払出準備が完了したとき、完了信号が自動的に送信されるものといえる。 したがって、上記各記載及び図面の記載を総合すると、引用文献には、次のような発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているものと認められる。 「患者名またはその患者を表すコード記号、処方箋に基づく散薬、錠剤、各種薬剤、水薬、外用薬などを含む調剤データに基づいて各患者に必要な処理のための調剤処理信号を直線状又はループ状の搬送ラインに沿って配置される複数箇所の散薬処理ユニット、錠剤処理ユニット、各種薬剤処理ユニット、水薬、外用薬などの処理ユニットのいずれか又はいくつかに対して指令し、患者に必要な各ユニットでの調剤作業、払出準備が完了した完了信号を受信し、かつ先の搬器が搬送ラインの最終位置にある監査ユニットへ引き込まれた後に、完了信号を受信した患者用の搬器をスタートさせ、搬送ラインに沿って患者に必要な散薬、錠剤、各種薬剤、水薬、外用薬などを搬器に収集して監査ユニットへ送るように搬送することから成る医薬品類の搬送方法。」 5.対比 本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)と引用発明とを対比すると、その技術的意義に照らして、後者の「散薬処理ユニット」及び「錠剤処理ユニット」は、前者の「複数箇所の医薬品処理ユニット」に相当する。 そして、前者における「患者名、患者コード記号、処方箋に基づく調剤、医薬部外品や医薬関連物品を含む必要データ」と後者の「患者名またはその患者を表すコード記号、処方箋に基づく散薬、錠剤、各種薬剤、水薬、外用薬などを含む調剤データ」は、「患者名、患者コード記号、処方箋に基づく調剤を含む必要データ」の限りで一致し、後者の「調剤処理信号」は、前者の「制御信号」に相当する。 さらに、引用発明の(搬送ラインの最終位置にある)「監査ユニット」には、必要な薬品の収集が終了した搬器が搬送ラインから引き込まれ、監査を経て薬品が患者に手渡されるのであるから、引用発明の「監査ユニット」は、「搬送ラインの端末」である限りにおいて、本願発明の「分配位置」に一致し、引用発明における「監査ユニットへ引き込まれた後」とは、搬送ラインにおける監査ユニットへ引き込み箇所、すなわち搬送ラインの端末付近が空きの状態になり、次の搬器の監査ユニットへの受入態勢が完了した後ということができる。 してみると、引用発明において、次の患者用の搬器をスタートさせる時点は、その患者に必要な各ユニットでの調剤作業、払出準備が完了した完了信号を受信するとともに、上記の受入態勢が完了した後といえる。 したがって、本願発明と引用発明とは、 「患者名、患者コード記号、処方箋に基づく調剤を含む必要データに基づいて各患者に必要な処理のための制御信号を直線状又はループ状の搬送ラインに沿って配置される複数箇所の医薬品処理ユニットに対して指令し、患者に必要な各ユニットでの調剤作業や払出準備が完了した完了信号を受信し、かつ搬送ラインの端末付近の位置での搬器の受入態勢が完了すると、その完了信号を受信した患者用の搬器をスタートさせ、搬送ラインに沿って患者に必要な医薬品を搬器に収集して搬送ラインの端末へ送るように搬送することから成る医薬品類の搬送方法。」で一致し、次の4点で相違する。 〈相違点1〉 本願発明においては、処方箋に基づく調剤を含む必要データとして「調剤、医薬部外品や医薬関連物品を含む」ものとし、「複数箇所の医薬品処理ユニット、医薬部外品の処理ユニット、及び医薬関連物品の処理ユニット」を配置しているのに対して、引用発明においては、処方箋に基づく調剤を含む必要データとして「散薬、錠剤、各種薬剤、水薬、外用薬などを含む」ものとし、「複数箇所の散薬処理ユニット、錠剤処理ユニット、各種薬剤処理ユニット、水薬、外用薬などの処理ユニット」を配置している点。 〈相違点2〉 患者用の搬器をスタートさせるにあたり、本願発明においては、「搬送ラインの送出位置での搬器の送出し準備」の完了信号を受信しているのに対して、引用発明においては、「搬送ラインの送出位置での搬器の送出し準備の完了信号」を受信しているのか否か明確ではない点。 〈相違点3〉 患者用の搬器をスタートさせるにあたり、本願発明においては、「搬送ラインの端末付近の分配位置での搬器受入態勢」の完了信号を受信しているのに対して、引用発明においては、「先の搬器が搬送ラインの最終位置にある監査ユニットへ引き込まれた後」としている点。 〈相違点4〉 搬送ラインの端末が、本願発明においては「分配位置」であるのに対して、引用発明においては「監査ユニット」である点。 6.相違点についての検討及び判断 そこで、前記各相違点1〜4について検討する。 (1)相違点1について 引用発明においては、処方箋に基づく調剤を含む必要データとして散薬、錠剤、各種薬剤、水薬、外用薬などを含むものとし、これらを個別に処理するために、複数箇所の散薬処理ユニット、錠剤処理ユニット、各種薬剤処理ユニット、水薬、外用薬などの処理ユニットを設けている。 患者に必要される医薬品類として、上記のような散薬、錠剤、各種薬剤、水薬、外用薬などといったものに限らず、医薬部外品、医薬関連物品が含まれることは、当業者にとって自明ともいうべき事項であり、引用発明を、こうした医薬品類の収集、搬送についても適用させるべく、それぞれを個別に処理する処理ユニットを設け、本願発明の相違点1に係る発明特定事項とすることは、当業者が容易に想到し得ることである。 (2)相違点2について 引用文献には、「【0048】以上のようにして各処理作業が全て完了すると、全ての作業の完了信号によりバケット3の搬送が開始される(全作業の完了信号がない限りバケット3はコンベア1の始端で待機している)。これはホストコンピュータ16からシーケンサ17への信号によりモータ18を駆動してコンベア1を搬送状態とすることにより行なわれる。」(上記4、(4)の記載事項参照)と記載されている。 この記載によれば、引用発明においては、バケットすなわち搬器をスタートさせる際には、搬器がコンベア始端で待機していることを前提としており、このような準備態勢が完了していなければ、シーケンサ17への信号によりモータ18を駆動しても、搬器が搬送が開始されないことは明らかである。 しかも上記4の(4)、(6)の記載事項などによれば、搬器に取り付けられるID表示器に基づき、特定の患者の患者コードや処方データが送信されると、その搬器が特定の患者の搬器となり、その後の散薬処理ユニット、錠剤処理ユニットなどでの受け渡しにおいて、各搬器に挿入されたIDカードに書き込まれたデータを照合して、医薬品類を搬器に投入することが示されているのであるから、ホストコンピュータは、各ユニットでの医薬品類の搬器への投入にあたり、必要な箇所でその患者の搬器の存在を確認しているものといえる。 したがって、搬送ラインの送出位置での搬器の送出し準備の完了信号の受信を患者用の搬器スタートの条件とすることにより、本願発明の相違点2に係る発明特定事項とすることは、当業者が容易に想到し得ることである。 (3)相違点3について 引用発明においては、搬器が「監査ユニット」に引き込まれた後、監査を行い、薬品がすべて正しいものであれば、搬器内に置かれている薬袋Xに薬品を入れ、患者に手渡されるのであるから、「監査ユニット」で患者毎に薬品類が分配されるものといえる。 そして、搬送される物品を、その配送先等に応じて分配するために、搬送ラインの端末付近を分配位置とすることは、周知の技術と解されるところ、搬送ライン(コンベア)の末端に物品を分配(仕分け)する集積装置を設け、この集積装置に空き領域があること、すなわち分配位置での受入態勢が完了したときに、搬器(バイアル)をスタートさせることは、例えば特開平6-127635号公報(特に、第5頁第7欄14〜19行、第8頁第13欄8〜26行、同第14欄30〜36行、【図10】、【図12】などの記載参照)にみられるように周知の技術である。 したがって、引用発明において、搬送ラインの端末付近を分配位置とするとともに、「搬送ラインの端末付近の分配位置での搬器受入態勢」の完了信号の受信を患者用の搬器スタートの条件とすることにより、本願発明の相違点3に係る発明特定事項とすることは、当業者が容易に想到し得ることである。 (4)相違点4について 上記(3)の「相違点3について」で述べたように、搬送ラインの端末付近を分配位置とすることは周知の技術であり、引用発明において、「監査ユニット」に引き込まれた後に監査を行い薬品類を分配することに代え、搬送ラインの端末付近を分配位置とすることにより、本願発明の相違点4に係る発明特定事項とすることは、当業者が容易に想到し得ることである。 (5)相違点についての検討及び判断のむすび 本願発明を全体構成でみても、その作用効果は、引用発明、上記した周知の技術から当業者が予測し得る程度のものにすぎない。 したがって、本願発明は、当業者が引用発明及び上記した周知の技術に基づいて容易に発明をすることができたものである。 7.むすび 以上のとおり、本願発明は、当業者が引用発明及び上記した周知の技術に基づいて容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2004-09-24 |
結審通知日 | 2004-09-28 |
審決日 | 2004-11-08 |
出願番号 | 特願平8-145495 |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(A61G)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 鳥居 稔 |
特許庁審判長 |
石原 正博 |
特許庁審判官 |
長谷川 一郎 飯塚 直樹 |
発明の名称 | 医薬品類の搬送方法及び装置 |
代理人 | 鎌田 文二 |
代理人 | 鳥居 和久 |
代理人 | 東尾 正博 |