• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G06F
管理番号 1120236
審判番号 不服2000-15263  
総通号数 69 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1998-11-13 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2000-09-25 
確定日 2005-07-20 
事件の表示 平成10年特許願第97774号「共用資源に対するアクセスを制御する方法およびシステム」拒絶査定不服審判事件〔平成10年11月13日出願公開、特開平10-301908〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明の要旨
本願は、平成10年4月9日(パリ条約による優先権主張1997年4月14日、アメリカ合衆国)の出願であって、その請求項12に係る発明は、特許請求の範囲の請求項12に記載された事項により特定される次のとおりのものと認める(以下、「本願発明」という)。
「資源と、
前記資源を共用し、それぞれ前記資源に対するアクセスの要求を生成する手段を含む複数のリクエスターと、
前記複数のリクエスターのそれぞれ1つに、関連したリクエスターに最も高い現行優先順位が割り当てられる可能性を示す複数の優先順位の重みのそれぞれを関連付ける手段と、
複数の現行優先順位のそれぞれを前記複数のリクエスターのそれぞれ1つに割り当てるように、前記複数の現行優先順位のうちの少なくとも最も高い優先順位を、前記複数のリクエスターの前の優先順位に対して実質上ランダムに割り当てる手段と、
前記複数のリクエスターからの前記共用資源に対するアクセスの1つまたは複数の要求の受取りに応答して、前記複数のリクエスターの前記現行優先順位に応じて前記共用資源に対するアクセスの前記1つまたは複数の要求のうちの選択した要求を認可する手段と、
を含むシステム」

2.引用例
1)原査定の拒絶の理由に引用された、特開昭62-154057号公報(以下、「引用例1」という)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
1-1)「本発明は、複数の処理装置が共有資源を共有する場合の複数処理装置から共有資源へのアクセス調停を高速,高効率を行うことにより、特にマルチ・プロセツサ・システム等の複数処理装置システムにおける共有資源へのアクセス調停処理に好的な信号制御回路に関する。」(第2頁右下欄7〜12行目)
1-2)「また優先順位処理に関しては、優先順位の付け方が一通りである場合には、低位優先順位の処理装置が長期にわたつてアクセスできないロツク状態が生じたり、ほぼ平等な優先順位処理を行つている場合には、優先順位処理が複雑化してさらに大きな調停オーバーヘツドを生じてしまい、トータルでのプロセツサの待ち時間が長くなる等の問題があつた。」(第3頁左上欄8〜15行目)
1-3)「また、アクセス優先順位決定部は、共有資源を共有している処理装置0〜nに対し、0から順にnへ高位の優先順位を付ける優先順位決定回路と、それとは逆にnから順に0へ高位の優先順位を付ける優先順位回路とを設け、アクセス要求信号ゲート部のゲート開くタイミングで2つの優先順位決定回路を切り換えて、すべての処理装置に対し全体としてほぼ平等の優先順位を持たせ共有資源へのアクセス確率をほぼ平等化している。・・・(中略)・・・ラツチゲート機能により特定の処理装置が長期間アクセスできないロツク状態を回避し、またアクセス優先順位決定部は、ごく簡単な手法によりハードウエアのアービテーシヨン速度を損うことなく処理装置それぞれにほぼ平等な共有資源へのアクセス環境を提供する。」(第3頁右下欄18行目〜第4頁左上欄16行目)
1-4)「第1図は本発明の信号制御回路の一実施例のブロツク図を第2図はそのロジツクの詳細をそれぞれ示している。これらの図において、1は複数の処理装置からの共有資源へのアクセス要求信号群(HIアクテイブ)、・・・(中略)・・・4はアクセス要求信号ゲート部を通過したアクテイブなアクセス要求信号群に対して優先順位を付けるアクセス優先順位決定部である。6は同期化用クロツクを生成するアクセス要求信号同期化クロツク発生部である。・・・(中略)・・・8は各プロセツサ内で使用可能なアクセス許可信号である。」(第4頁左上欄20行目〜同頁右上欄19行目)
1-5)「ラツチされてゲート内に取り込まれたアクテイブなアクセス要求信号のグループに対しては、アクセス優先順位決定部4でアクセスを許可される順番が決定される。アクセス優先順位決定部4では、アクセス要求信号ゲート部3にラツチされているアクテイブなアクセス要求信号に対し、プライオリテイエンコーダ4a〜4dとデコーダ4e〜4hにより4Aの部分ではアクセス要求信号P0REQ〜P15REQの順に高位の優先順位を付け、4Bの部分ではアクセス要求信号P15REQ〜P0REQの順に高位の優先順位を付けるロジツクとなつている。それら2つの優先順位決定部の処理結果を、アクセス要求信号ゲート部3のゲートが開くタイミングで分周回路4Dを駆動することによつてマルチ・プレクサ4i〜4lを切り換えて交互に選択する手法により、平均してほぼ平等の優先順位を各処理装置に与えるように工夫している。アクセス優先順位決定部4では、アクテイブなアクセス要求信号群から最終的に1つが選択され、それに対してアクセス許可信号7Aが出力される。」(第4頁右下欄14行目〜第5頁左上欄13行目)
1-6)「本発明によれば、アクセス要求信号同期化部とアクセス要求信号ゲート部及びアクセス優先順位決定部を設けてシステムクロツク同期型ハードウエアロジツクを構成し、処理装置からのアクセス要求信号と、それに対する調停結果である処理装置へのアクセス許可信号との2種の信号を各処理装置との間でやりとりすることにより最適な信号制御ループを形成して、特定の処理装置が長時間共有資源にアクセスすることができないロツク状態を生じずに、高速,高効率なアクセス調停処理を行つてアクセス要求を出している各処理装置を矛盾なく共有資源へ接続していくことができる。またアクセス優先順位決定部は、処理0〜nを0から順にnへ高位な優先順位を付ける優先順位決定回路と、それとは逆にnから順に0へ高位な優先順位を付ける優先順位決定回路とを設け組み合わせて、適切なタイミングで交互に切り換えることによつて、各処理装置とも平均してほぼ平等な優先順位が得られるよう工夫し、全体として各処理装置の共有資源へのアクセス確率をほぼ平等化している。」(第6頁右下欄13行目〜第7頁左上欄13行目)
したがってこれら記載事項によると、引用例1には、
「複数の処理装置が共有する共有資源と、
前記複数の処理装置それぞれからの前記共有資源へのアクセス要求信号群と、
複数の現行優先順位のそれぞれを前記複数の処理装置のそれぞれ1つに割り当てる際に、前記複数の現行優先順位を、前記複数の処理装置に対して平均してほぼ平等な優先順位が与えられるように割り当てる手段と、
前記複数の処理装置からの前記共有資源に対するアクセスの1つまたは複数の要求の受取りに応答して、前記複数の処理装置の前記現行優先順位に応じて前記共有資源に対するアクセスの前記1つまたは複数の要求のうちの選択した要求を認可する手段と、
を含むシステム」
の発明(以下「引用例1に記載の発明」という)が記載されている。

2)また、拒絶査定の備考欄において、当該技術分野において極めて周知の技術知識の例として掲げた、特開平7-134689号公報(以下、「周知引用例2」という)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
2-1)「【0002】
【従来の技術】バスは計算機システムにおいて、CPUや入力装置や主記憶装置等を接続し、相互にデータ交換、あるいは、通信を行うために用いられる。接続された複数の機器同士が1つの通信路を共有するため、その使用に当っては使用に係わる以外の機器からの妨害を避けるために、バスの使用権を獲得した上でバスを使用することにより、共有の通信路を排他的に使用している。このバスの使用権の獲得をアービトレーションと呼んでいるが、同時に2つ以上の機器よりバス使用要求があった時は、バスアービターと呼ばれる調停装置により、いずれかの要求を選択する方式が一般的である。選択のための方式として、必ずあらかじめそれぞれの機器に対して設定された優先順位に従うフィックストプライオリティ方式や、機器を順番に選択するラウンドロビン方式などが知られている。」(第2頁左欄24〜39行目)
2-2)「【0004】
【発明が解決しようとする課題】マルチプロセッサ計算機システムにおいて、アプリケーションプログラムの即時応答性が課題となる場合に、従来のバスアービトレーション方式では、ソフトウェアによって優先順位を設定することができないため、例えば、マスタースレーブ方式と呼ばれる方式によってフィックストプライオリティ方式で、高い優先度の設定されたCPUに即時応答性の要求されるアプリケーションプログラムを割り当てる等の方法が取られている。この方法によると、マルチプロセッサシステム内のCPU数が増えるほど優先度が高く設定されているCPUに負担がかかり、即時応答性の面から逆に不利になることが多かった。また、特にCPUを限定せずに実行すると、バスアービトレーションはラウンドロビン等に準ずる方法によるしかなく、バスアービトレーションにおける即時応答性を保証することができなかった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためなされたもので、ソフトウェアによってバスアービトレーションの優先順位を設定する手段を与えることにより、マルチプロセッサ計算機システム特に、全てのCPUをソフトウェアで対等に扱う対称型マルチプロセッサ計算機システムにおいて、即時応答性の改善を測ることを目的とする。」(第2頁右欄14〜37行目)
2-3)「【0028】実施例3.本実施例は、前記実施例と同様の構成であり、アクセスするアドレスをプライオリティ情報としている。しかし、本実施例はバスアービターの内部に図9に示す上記プライオリティ情報と優先順位の対応表を持っている点が違っている。」(第5頁左欄8〜12行目)
2-4)「【0031】実施例4.本実施例は図1に示すとおり、バスアービター103は共有バス102に接続されており、自身のレジスタ共有バス空間にマップしている。従って、このレジスタにプロセッサユニットはアクセスすることができる。このレジスタは、プロセッサユニットから見てライトオンリーとなっている。主記憶上には、図10のように、図9のような対応表をあらかじめn種類用意しておく。例えば、対応表2を新たな対応表として使いたい場合、プロセッサユニットは、バスアービター103のレジスタに対応表2の物理アドレス200を書込む。これにより、バスアービターはプロセッサユニットが指定したアドレスにある対応表2を読み込み、更新する。以降、更新された対応表に従って実施例2,3と同様に動作する。
【0032】このようにプロセッサユニットに書き込みを行わせることによって、対応表をソフトウェアにより更新することができるので、アプリケーションプログラムに対する優先順位付けをより柔軟に行うことができる。
【0033】以上のように本実施例では、各々のユニットから送出されるプライオリティ情報とその優先順位の対応表をプロセッサユニットからの指示によりロードする手段を有することを特徴とするバスアービトレーション装置について述べた。」(第5頁左欄30行目〜右欄3行目)
したがってこれら記載事項から、周知引用例2には、「バス調停を行うバスアービトレーション装置において、あらかじめ複数種類用意したプライオリティ情報と優先順位の対応表をソフトウェアにより更新することにより、優先順位付けをより柔軟に行う」技術が記載されている。

3.対比
そこで、本願発明(以下、「前者」という)と引用例1に記載された発明(以下、「後者」という)とを対比すると、
1)後者の「処理装置」が、前者の「リクエスター」に相当する。
2)前者の「資源」を「複数のリクエスター」が「共用」することから、前者の「資源」が後者の「共有資源」と同等であることは明らかである。
3)後者の「複数の処理装置それぞれからの前記共有資源へのアクセス要求信号群」が、該「複数の処理装置それぞれ」によって生成されることは明白であるから、後者の「複数の処理装置」が、前者の「それぞれ前記資源に対するアクセスの要求を生成する手段を含む」ことは明らかである。
4)後者の「複数の現行優先順位のそれぞれを前記複数の処理装置のそれぞれ1つに割り当てる際に、前記複数の現行優先順位を、前記複数の処理装置に対して平均してほぼ平等な優先順位が与えられるように割り当てる手段」も、前者の「複数の現行優先順位のそれぞれを前記複数のリクエスターのそれぞれ1つに割り当てるように、前記複数の現行優先順位のうちの少なくとも最も高い優先順位を、前記複数のリクエスターの前の優先順位に対して実質上ランダムに割り当てる手段」も、本願明細書【0004】に記載の「高い優先順位の装置と低い優先順位の装置が両方とも共用資源に十分にアクセスできるように」する点において、課題解決とするところが共通する手段である。
したがって、両者は、
「資源と、
前記資源を共用し、それぞれ前記資源に対するアクセスの要求を生成する手段を含む複数のリクエスターと、
複数の現行優先順位のそれぞれを前記複数のリクエスターのそれぞれ1つに割り当てる際に、前記複数の現行優先順位を、高い優先順位のリクエスターと低い優先順位のリクエスターが両方とも前記資源に十分にアクセスできるように割り当てる手段と、
前記複数のリクエスターからの前記共用資源に対するアクセスの1つまたは複数の要求の受取りに応答して、前記複数のリクエスターの前記現行優先順位に応じて前記共用資源に対するアクセスの前記1つまたは複数の要求のうちの選択した要求を認可する手段と、
を含むシステム」
である点において一致し、次の点で相違する。
i)前者は、「複数のリクエスターのそれぞれ1つに、関連したリクエスターに最も高い現行優先順位が割り当てられる可能性を示す複数の優先順位の重みのそれぞれを関連付ける手段」(以下、「関連付け手段」という)を備えているのに対し、後者は、そのような「関連付け手段」を備えていない点。
ii)「複数の現行優先順位のそれぞれを前記複数のリクエスターのそれぞれ1つに割り当てる際に、前記複数の現行優先順位を、高い優先順位のリクエスターと低い優先順位のリクエスターが両方とも前記資源に十分にアクセスできるように割り当てる手段」について、前者では、「複数の現行優先順位のうちの少なくとも最も高い優先順位を、前記複数のリクエスターの前の優先順位に対して実質上ランダムに割り当てる手段」であるのに対し、後者では、「複数のリクエスターに対して平均してほぼ平等な優先順位が与えられるように割り当てる手段」であって、実質上ランダムに割り当てるものか不明である点。

4.相違点に対する判断
これら相違点について、相違点ii)、相違点i)の順に、以下に検討する。
(イ)相違点ii)について
上記2.2)で示した通り、周知引用例2では、従来技術である「フィックストプライオリティ(固定優先度)方式」や「ラウンドロビン方式」に替えて、バス調停を行うバスアービトレーション装置の優先順位付けをより柔軟に行う方式として、あらかじめ複数種類用意したプライオリティ情報と優先順位の対応表をソフトウェアにより更新するものである。換言すれば、優先順位付けをソフトウェアにより任意かつ動的に割り当てるものであるから、該ソフトウェアのアルゴリズムにより実質上ランダムに割り当てるものが含まれることは、当業者ならば極めて容易に首肯し得るところである。また、より明確に、当該優先順位付けを実質上ランダムに割り当てることが周知であることを裏付ける他の周知例として、例えば、特開平8-235108号公報(以下、「周知例A」という)、特開平6-309276号公報(以下、「周知例B」という)、特開平6-309274号公報(以下、「周知例C」という)、特開平4-247547号公報(以下、「周知例D」という)、特公平3-59634号公報(以下、「周知例E」という)、を掲げることができる。それぞれ共に、複数の処理装置(リクエスター)から共有(共用)資源へのアクセス要求を調停するシステムにおいて、
a)周知例Aでは、均等に使用権獲得の機会を与えるように、疑似乱数発生回路を用いて、優先順位をランダムに変化させている。
b)周知例Bでは、バス要求を出す毎に、次回値が前回値とはランダムに変化する値となる可変のIDコード値(優先順位に対応)により、バス獲得権の均等性を得られるようにしている。
c)周知例Cでは、ランダムコード発生器から出力されるコードでランダムにバスの使用許可が決定され、優先度の低い方がいつでも待たされるという事態を回避している。
d)周知例Dでは、システムのバス使用権の優先順位をランダム優先制御回路により任意に変更している。
e)周知例Eでは、各プロセッサが発生させる乱数コード化された信号の値(優先順位に対応)が閾値を越えた場合に、そのプロセッサから交換機へのアクセスを許可している。
してみれば、「複数の現行優先順位を、高い優先順位のリクエスターと低い優先順位のリクエスターが両方とも前記資源に十分にアクセスできるように割り当てる」ために、引用例1に記載の「複数のリクエスターに対して平均してほぼ平等な優先順位が与えられるように割り当てる手段」として、当該周知技術を適用して、本願発明のように「前記複数の現行優先順位のうちの少なくとも最も高い優先順位を、前記複数のリクエスターの前の優先順位に対して実質上ランダムに割り当てる手段」とすることは、当業者が容易に想到し得るものであり、当該相違点は格別のものとは認められない。

(ロ)相違点i)について
上記(イ)においても触れたように、複数の処理装置(リクエスター)から共有(共用)資源へのアクセス調停を、「フィックストプライオリティ(固定優先度)方式」により、優先順位の重みをそれぞれの処理装置(リクエスター)に関連付けることは、引用例を示す迄もなく当該技術分野においては周知慣用の技術に過ぎない。したがって、当該相違点の「関連付け手段」自体には、何らの新規性を認めることはできない。
また、固定優先度を関連付ける手段と動的に優先度を割り当てる手段とを併せ持つことも、例えば上記(イ)で掲げた、周知例C(「プライオリティエンコーダ」と「ランダムコード発生器」)、周知例B(「固有IDコード」と、次回値が前回値とはランダムに変化する「可変IDコード」(優先順位に対応))、及び、周知例E(各プロセッサへの優先順位の重み付けと、アクセス許可のための発生させる「乱数コード化された信号」(優先順位に対応))、それぞれに記載のように、これまた当該技術分野においては周知の技術である。
してみれば、引用例1に記載の発明に、ここで述べた周知技術を適用して、当該相違点の「関連付け手段」を設けることは、当業者が容易に想到し得るものであり、当該相違点もまた格別なものとは認められない。

そして、本願発明の作用効果も、引用例1、及び、上述した各周知の技術から、当業者が予測できる範囲のものである。

5.むすび
したがって、本願発明は、引用例1に記載された発明、及び、上述した各周知の技術に基づいて、当業者が容易に発明することができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2005-02-15 
結審通知日 2005-02-22 
審決日 2005-03-07 
出願番号 特願平10-97774
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G06F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 石井 茂和  
特許庁審判長 岩崎 伸二
特許庁審判官 篠原 功一
竹中 辰利
発明の名称 共用資源に対するアクセスを制御する方法およびシステム  
代理人 渡部 弘道  
代理人 坂口 博  
代理人 市位 嘉宏  

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ