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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 C12N |
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管理番号 | 1124000 |
審判番号 | 不服2002-19122 |
総通号数 | 71 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1997-10-28 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2002-10-02 |
確定日 | 2005-09-28 |
事件の表示 | 平成8年特許願第118224号「バイオ消臭剤」拒絶査定不服審判事件〔平成9年10月28日出願公開、特開平9-275975〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯 本件出願は、平成8年4月17日の特許出願であって、平成14年8月12日付で拒絶をすべき旨の査定がされ、これに対して同年10月2日付で本件審判の請求がされるとともに、手続補正がなされたものである。 2.平成14年10月2日付の手続補正(以下、「本件補正という」)について [補正却下の決定の結論]平成14年10月2日付の手続補正を却下する。 [理由] 本件補正は、特許請求の範囲を下記のように補正するとともに、発明の詳細な説明中の所要箇所を特許請求の範囲の記載と整合させるように適宜補正するものである。 「【 請求項1】下記1の菌学的性質を有するバチラス・ズブチリス・クボタを水又は糊料含有液に含有させてなる消臭剤を下記2の繊維性製品の少なくともひとつに適用してなる消臭繊維性製品。 1.菌学的性質 (a)形態 1 細胞の形及び大きさ 短小桿菌、1.2〜1.4×3.6〜3.8μm 2 細胞の多形性 特別にない。細胞膜にとりかこまれ、核を持つ。また、芽胞を持ち、特徴的なものであり、Septumを観察できる。 3 運動性の有無 運動性あり。鞭毛は10本位である。 4 胞子の有無 胞子あり。 5 グラム染色性 グラム陽性。フェイバーGセット(日水)により青に染色。 6 抗酸性 チール、ネルゼン染色により赤に染まる。抗酸性の菌である。 (b)各培地における生育状態 生理食塩水に浮遊させた状態で肉汁寒天平板に接種し、37℃で24時間培養し、よく生育する。 集落周辺部が円形とならないR型を示す。色は不透明、淡黄色である。 羊血液寒天培養、ハートインヒュージョン寒天培養、トリプトソーヤ寒天培養でR型、不透明、淡黄色を示し、いずれも発育良好である。各培地における生育状態は次の通りである。 普通寒天培地 (+) 羊血寒天培地 (+) ハートインヒュージョン (+) トリプトソーヤ (+) サブロー (-) 食塩卵寒天培地 (-) ドリガルスキー (-) ブレインハート インヒュージョン液体培地 (+) (c)生理学的性質 (1)硝酸塩の還元 (+) (2)VPテスト (+) (3)インドールの生成 (-) (4)硫化水素の生成 (-) (5)デンプンの加水分解 (+) (6)クエン酸の利用 (+) (7)色素の生成 水溶性 (8)ウレアーゼ (-) (9)オキシダーゼ (+) (10)カタラーゼ (+) (11)生育 酸性 悪い 中性 良い 温度 37℃ 良 30℃ 良 25℃ 良 (15)酸素に対する感度 好気性 (16)O-Fテスト F (17)糖類から酸及びガスの発生 酸 ガス Lアラビノース (-) (-) Dキシロース (-) (-) Dグルコース (+) (-) Dフラクトース (+) (-) 麦芽糖 (+) (-) ショ糖 (-) (-) 乳糖 (-) (-) トレハロース (±) (-) Dソルビット (-) (-) Dマンニット (-) (-) イノシット (-) (-) デンプン (-) (-) (d)その他の性質 エスクリンの分解 (+) セルロースの分解 (+) マロン酸の利用 (+) アルギニンの分解 (-) リジンの脱炭酸反応 (+) オルニチンの脱炭酸反応 (-) フェニルアラニンの脱アミノ反応 (-) 溶血性 β型溶血 栄養要求性 (+) βガラクトシダーゼ (-) 2.繊維性製品 オムツ、シーツ。」 上記補正は、補正前の請求項1に記載された発明を特定するために必要な事項である「繊維性製品 オムツ、トイレットペーパー、生理用品、ティッシュペーパー、ヌレティッシュ、オシボリ、キッチンペーパー、ペーパータオル、フキン;タオル、バスタオル、スポーツタオル、ハンカチ、シーツ、カーペット、じゅうたん、ふとんカバー、枕カバー;シャツ、パンツ、アンダーウェア、パジャマ、ユカタ、ユニホーム、ジャージ、柔道衣、剣道衣、スポーツウェア;障子紙、フスマ紙。」について、「オムツ、シーツ。」に限定するものであって、特許法第17条の2第4項第2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。 そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、本件「補正発明1」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであって、特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定に適合するかについて以下に検討する。 1) 引用例記載の発明 原査定の拒絶の理由に引用された、本件の出願日前に頒布された特開平1-144971号公報(以下、「引用刊行物1」という。)には、次の事項が記載されている。 (1-1)「(1)下記の菌学的性質を有するバチラス・ズブチリス・クボタ。 (a)形態 1 細胞の形及び大きさ 短小桿菌、1.2〜1.4×3.6〜3.8μm 2 細胞の多形性 特別にない。細胞膜にとりかこまれ、核を持つ。また、芽胞を持ち、特徴的なものであり、Septumを観察できる。 3 運動性の有無 運動性あり。鞭毛は10本位である。 4 胞子の有無 胞子あり。 5 グラム染色性 グラム陽性。フェイバーGセット(日水)により青に染色。 6 抗酸性 チール、ネルゼン染色により赤に染まる。抗酸性の菌である。 (b)各培地における生育状態 生理食塩水に浮遊させた状態で肉汁寒天平板に接種し、37℃で24時間培養し、よく生育する。 集落周辺部が円形とならないR型を示す。色は不透明、淡黄色である。 羊血液寒天培養、ハートインヒュージョン寒天培養、トリプトソーヤ寒天培養でR型、不透明、淡黄色を示し、いずれも発育良好である。各培地における生育状態は次の通りである。 普通寒天培地 (+) 羊血寒天培地 (+) ハートインヒュージョン (+) トリプトソーヤ (+) サブロー (-) 食塩卵寒天培地 (-) ドリガルスキー (-) ブレインハート インヒュージョン液体培地 (+) (c)生理学的性質 (1)硝酸塩の還元 (+) (2)VPテスト (+) (3)インドールの生成 (-) (4)硫化水素の生成 (-) (5)デンプンの加水分解 (+) (6)クエン酸の利用 (+) (7)色素の生成 水溶性 (8)ウレアーゼ (-) (9)オキシダーゼ (+) (10)カタラーゼ (+) (11)生育 酸性 悪い 中性 良い 温度 37℃ 良 30℃ 良 25℃ 良 (15)酸素に対する感度 好気性 (16)O-Fテスト F (17)糖類から酸及びガスの発生 酸 ガス Lアラビノース (-) (-) Dキシロース (-) (-) Dグルコース (+) (-) Dフラクトース (+) (-) 麦芽糖 (+) (-) ショ糖 (-) (-) 乳糖 (-) (-) トレハロース (-) (-) Dソルビット (-) (-) Dマンニット (-) (-) イノシット (-) (-) デンプン (-) (-) (d) エスクリンの分解 (+) セルロースの分解 (+) マロン酸の利用 (+) アルギニンの分解 (-) リジンの脱炭酸反応 (+) オルニチンの脱炭酸反応 (-) フェニルアラニンの脱アミノ反応 (-) 溶血性 β型溶血 栄養要求性 (+) βガラクトシダーゼ (-)」(特許請求の範囲) (1-2)「更に詳細には、本発明は、特に下水処理や脱臭処理菌として有用な新分離株バチラス・ズブチリス・クボタに関するものである。」(公報第2頁左下欄第10〜12行) (1-3)「また、鶏舎、牛舎等臭気の発生するところにはバチラス・ズブチリス・クボタの分散液を直接散布すれば、臭気の発生を防止することができる。また、ゴミ焼却場、古い家、冷蔵庫、車の中など臭気の発生するところには、バチラス・ズブチリス・クボタの微生物製剤を散布したり、容器につめて置いておくだけで脱臭することができる。」(公報第4頁右上欄第3〜9行) 2) 対比・判断 本件補正発明1は、バチラス・ズブチリス・クボタを水又は糊料含有液に含有させてなる消臭剤をオムツ、シーツに適用した消臭繊維性製品であって、付着した汚物等に由来する悪臭を直接的に消臭するだけでなく、空間中に存在する悪臭も吸収、消臭するものである。 これに対して、上記引用刊行物1の記載事項によれば、脱臭処理菌として有用な新分離株バチラス・ズブチリス・クボタを含有する分散液を臭気の発生するところに直接散布して、臭気の発生を防止していることから、引用刊行物1には、バチラス・ズブチリス・クボタを含有する分散液からなる消臭剤により、臭気の発生を防止することが記載されているといえる。 本件補正発明1と引用刊行物1に記載された発明とを対比すると、両者は「バチラス・ズブチリス・クボタを含有する分散液からなる消臭剤」の点で一致し、前者では水を分散媒体として消臭剤をオムツ、シーツに適用しているのに対し、後者にはその旨記載がない点で相違している。 そこで上記相違点につき検討する。 本件出願時、便器用マット、壁紙、靴中敷といった繊維性製品に対して、微生物を水に分散せしめて消臭することは周知の技術(必要であれば、原審における平成13年9月13日付拒絶理由通知書に挙げられた、特開平02-102625号公報、特開平03-059199号公報及び特開昭61-090603号公報を参照。)であり、 消臭剤をオムツやペット用敷物に適用することも周知の技術(必要であれば、特開平02-126854号公報及び特開平05-200066号公報を参照。)であったから、引用刊行物1に記載された発明において、水を分散媒体として消臭剤をオムツやシーツに適用することに格別の困難性は認められず、それを妨げる特段の理由も見出せない。 そして、本件補正発明1に係る、明細書に記載された、「オムツ等に付着した汚物等に由来する悪臭を直接的に消臭するだけでなく、空間中に存在する悪臭も吸収、消臭する」という効果は、上記記載事項(1-3)等から予期し得るものであって、格別な効果とは認められない。 なお、審判請求人は審判請求書において、本件補正発明1に関する効果に関して、実験成績証明書及び日刊工業新聞(平成8年5月24日付)を提出して、「BSK菌を使用したオムツは、おむつかぶれを防止し、同じくシーツは褥瘡(床擦れ)を防止するという脱臭効果とは全く異質の効果を奏する」旨主張しているので検討する 本件明細書の記載内容を検討すると、本件明細書には、「そして、バチラス・ズブチリス・クボタ(以下、本菌株あるいはBSK菌ということもある)の懸濁液中に布製のオムツを浸漬した後、これを陰干し、得られたオムツを使用したところ、排泄物の付着にもかかわらず悪臭が認められないという、きわめて有用な新知見を得た。」(段落【0006】)と、「また、本発明は、BSK菌を直接適用して消臭する直接消臭効果のほか、BSK菌を含浸させた壁紙を壁に貼布しておくことにより住居、病院、学校、乗物等各種室内の悪臭が除去されるという、いわば間接的な消臭効果という全く新規な消臭性をBSK菌が併有することを見出し、更に検討の結果、完成されたものである。」(段落【0007】)と、「【実施例3】実施例2で使用した消臭剤水性液(ただし糊料は使用せず)にシーツを浸漬した後、遠心脱水し、陰干しして、消臭シーツを製造した。この消臭シーツを10人の寝たきり老人に1週間使用した。その結果、汚れはしたものの、シーツから悪臭は全く認められず、それどころか、病室全体において悪臭が気にならないほど軽減された。」段落【0031】)と、また、 「【発明の効果】BSK菌を使用した各種繊維製品は強力な消臭性を有しており、それらに付着した汚物等に由来する悪臭を直接的に消臭するだけでなく、空間中に存在する悪臭も吸収、消臭して、いわば間接的に消臭することもでき、非常にすぐれている。しかも本発明に係る消臭メカニズムは、その詳細は今後の研究にまたねばならないが、従来行われている香料等化学物質によるマスキングないし強力な香りの付与とは全く異なり、それ自体香りを発するものではないし、安全性にも問題がないので、本発明は広範に且つ安全に使用することができ、公害防止技術ないし医療衛生技術ないし介護技術の分野等において非常に貢献するものである。」(段落【0033】〜【0034】)と記載されているだけで、「BSK菌を使用したオムツは、おむつかぶれを防止し、同じくシーツは褥瘡(床擦れ)を防止する」ことについては、明細書の記載からは具体的に確認できず、また、明細書の記載から係る効果を推論することもできない。 そして、明細書に記載されてなく、かつ、明細書又は図面の記載から当業者が推論できない、意見書等で主張・立証された効果は参酌すべきではないから(平9(行ケ)198参照)、本件補正発明1が、上記引用刊行物1に記載された発明と比較して、「おむつかぶれを防止し、同じくシーツは褥瘡(床擦れ)を防止する」という有利な効果を有するものとは認められない。 よって、本件補正発明1は、上記引用刊行物1に記載された発明および周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである したがって、本件補正発明1は、その出願前日本国内において頒布された上記引用刊行物1に記載された発明および周知技術に基づいて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。 3)むすび 以上のとおり、本件補正は、特許法第17条の2第5項において準用する特許法第126条第4項の規定に違反するものであり、特許法第159条第1項で準用する特許法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 3 本件発明について 1)本件発明 平成14年10月2日付の補正は、上記のとおり却下されたので、本件出願の請求項1に係る発明(以下「本件発明1」という。)は、平成13年12月6日付手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される、以下のとおりのものである。 「【 請求項1】下記1の菌学的性質を有するバチラス・ズブチリス・クボタを水又は糊料含有液に含有させてなる消臭剤を下記2の繊維性製品の少なくともひとつに適用してなる消臭繊維性製品。 1.菌学的性質 (a)形態 1 細胞の形及び大きさ 短小桿菌、1.2〜1.4×3.6〜3.8μm 2 細胞の多形性 特別にない。細胞膜にとりかこまれ、核を持つ。また、芽胞を持ち、特徴的なものであり、Septumを観察できる。 3 運動性の有無 運動性あり。鞭毛は10本位である。 4 胞子の有無 胞子あり。 5 グラム染色性 グラム陽性。フェイバーGセット(日水)により青に染色。 6 抗酸性 チール、ネルゼン染色により赤に染まる。抗酸性の菌である。 (b)各培地における生育状態 生理食塩水に浮遊させた状態で肉汁寒天平板に接種し、37℃で24時間培養し、よく生育する。 集落周辺部が円形とならないR型を示す。色は不透明、淡黄色である。 羊血液寒天培養、ハートインヒュージョン寒天培養、トリプトソーヤ寒天培養でR型、不透明、淡黄色を示し、いずれも発育良好である。各培地における生育状態は次の通りである。 普通寒天培地 (+) 羊血寒天培地 (+) ハートインヒュージョン (+) トリプトソーヤ (+) サブロー (-) 食塩卵寒天培地 (-) ドリガルスキー (-) ブレインハート インヒュージョン液体培地 (+) (c)生理学的性質 (1)硝酸塩の還元 (+) (2)VPテスト (+) (3)インドールの生成 (-) (4)硫化水素の生成 (-) (5)デンプンの加水分解 (+) (6)クエン酸の利用 (+) (7)色素の生成 水溶性 (8)ウレアーゼ (-) (9)オキシダーゼ (+) (10)カタラーゼ (+) (11)生育 酸性 悪い 中性 良い 温度 37℃ 良 30℃ 良 25℃ 良 (15)酸素に対する感度 好気性 (16)O-Fテスト F (17)糖類から酸及びガスの発生 酸 ガス Lアラビノース (-) (-) Dキシロース (-) (-) Dグルコース (+) (-) Dフラクトース (+) (-) 麦芽糖 (+) (-) ショ糖 (-) (-) 乳糖 (-) (-) トレハロース (-) (-) Dソルビット (-) (-) Dマンニット (-) (-) イノシット (-) (-) デンプン (-) (-) (d)その他の性質 エスクリンの分解 (+) セルロースの分解 (+) マロン酸の利用 (+) アルギニンの分解 (-) リジンの脱炭酸反応 (+) オルニチンの脱炭酸反応 (-) フェニルアラニンの脱アミノ反応 (-) 溶血性 β型溶血 栄養要求性 (+) βガラクトシダーゼ (-) 2.繊維性製品 オムツ、トイレットペーパー、生理用品、ティッシュペーパー、ヌレティッシュ、オシボリ、キッチンペーパー、ペーパータオル、フキン;タオル、バスタオル、スポーツタオル、ハンカチ、シーツ、カーペット、じゅうたん、ふとんカバー、枕カバー;シャツ、パンツ、アンダーウェア、パジャマ、ユカタ、ユニホーム、ジャージ、柔道衣、剣道衣、スポーツウェア;障子紙、フスマ紙。」 2)引用刊行物に記載された発明 これに対して、原査定の拒絶の理由に引用された引用刊行物1及びその記載事項は、前記2の1)に示したとおりである。 3)対比・判断 本件発明1は、繊維製品として前記2で検討した補正発明1の「オムツ、シーツ」を含むものである。 そうすると、繊維製品が「オムツ、シーツ」である補正発明1が、2の2)に示したとおり引用刊行物1に記載された発明および周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本件発明1も同様の理由により引用刊行物1に記載された発明および周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。 4) むすび 以上のとおり、本件発明1は、その出願前日本国内において頒布された上記の引用刊行物1に記載された発明および周知技術に基づいて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2005-06-15 |
結審通知日 | 2005-07-05 |
審決日 | 2005-07-19 |
出願番号 | 特願平8-118224 |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(C12N)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 三原 健治、鈴木 恵理子、本間 夏子 |
特許庁審判長 |
河野 直樹 |
特許庁審判官 |
鵜飼 健 長井 啓子 |
発明の名称 | バイオ消臭剤 |
代理人 | 戸田 親男 |