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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G06F
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G06F
管理番号 1125728
審判番号 不服2003-8088  
総通号数 72 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1998-07-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-05-08 
確定日 2005-11-04 
事件の表示 平成 9年特許願第 4061号「医薬品処理システム」拒絶査定不服審判事件〔平成10年 7月31日出願公開、特開平10-198736〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成9年1月13日の出願であって、平成15年4月2日付けで拒絶査定がなされ、これに対して同年5月8日に拒絶査定に対する審判の請求がなされるとともに、同年6月6日付けで手続補正がなされたものである。

2.平成15年6月6日付けの手続補正についての却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成15年6月6日付けの手続補正を却下する。
[理由]
(1)補正後の特許請求の範囲
本補正により、特許請求の範囲の請求項1は、
「【請求項1】処方箋による医薬品種類、数量、患者名又はコード記号などの患者データを入力されるとその指示に従って医薬品を調剤又は準備する複数の医薬品処理ユニットを搬器を一時的に滞留させるための搬器滞留場を中心として配置し、各患者に必要な医薬品が上記処理ユニットから搬器に集められ監査位置で監査されて投薬窓口へ移るまでの各処理ユニットや監査位置における処理時刻、処理時間のデータを記憶、集計、演算する演算制御部を上記処理ユニットに組合わせて備え、上記演算制御部が一定の時間帯ごとに処理作業種類ごと及び全作業種類での処理時間を集計し、各薬種別作業時間の分布形状を標準パターンと比較し得るように表示し、処理作業が集中しピークとなっている処理作業種類を識別できるようにして成る医薬品処理システム。」
と補正された。
上記補正は、補正前の請求項1に記載された発明の発明特定事項にさらに限定事項を加えて補正後の請求項1としたものであり、特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。

そこで、本補正後の前記請求項1に記載されている発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際に独立して特許を受けることができ、本補正が平成15年改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定を満たすものであるかについて以下検討する。

(2)引用例
(2-1)原査定の拒絶の理由に引用された特開平8-131519号公報(以下、「刊行物1」という。)には、図面とともに次の事項が記載されている。(摘記箇所は段落番号により特定する。)
ア 「【0002】
【従来の技術】病院等における調剤作業は、処方箋あるいはこの処方箋に基づく調剤指示書に従って散薬、錠剤、外用薬、水薬などから患者に必要なものを調剤し、選択し、薬袋に入れて窓口まで送り出す一連の作業を全て自動化したものから、ある特定作業のみを機械によって処理する、あるいは全て人手によって処理するというように種々の段階があり、病院の規模、設備によってその処理の仕方は様々である。
【0003】完全自動化あるいはそれに近い設備を有する場合は別として、それ以外の設備の薬局では、患者毎に調剤台で調剤され、選択された薬品は、それぞれの調剤作業位置から特定位置に置かれた棚まで運ばれて集められる。棚には各患者毎の調剤が例えば散薬、錠剤、水薬など毎に処理されたかどうかを表示するランプを備えたものがあり、全てのランプが消えた、あるいは点灯されたことによって調剤処理がその患者に対して終了したことを知らせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した棚に表示ランプを備えた方式のものでは、棚が特定位置に設けられるため、それぞれの患者について必要な薬品を集めるためには異なる種類の薬品毎にそれぞれの調剤場所へ行って調剤し、それを棚へ収納しなければならず、作業が煩わしいという問題がある。
【0005】又、患者数がある程度重なることを予想して棚の収納区画もある程度の数は必要であり、そのため棚全体が必然的に大きくなり薬局内で相当なスペースを占めることとなり、スペース効率が悪くなる。」
イ 「【0021】表示ユニット2の他の側部に外部から患者名又はコード記号等を入力するための入力部として設けられている信号送受信部5aにはIDXが設けられている。このIDXは非接触型ICカードであり、書込み、読出しが自在なICメモリを有し、薬局内の適当な位置に固定して設けられた光送受信器から送られる光信号を受けて必要なデータを書き込んだり、読み出したりできるものである。信号送受信部5aは、IDX以外にも電波や超音波信号を用いたものとしてもよい。
【0022】なお、上記入力部の代わりに、あるいはそれと併設してテンキー5cを設けるようにしてもよい。外部のコンピュータに入力された患者及びその患者に必要な薬種のデータを入力する場合に、何らかの都合でコンピュータからデータを送り込むよりは直接トレイの側部のテンキーからデータの入力をする方が都合がよいとき、あるいはコンピュータの故障時などでもトレイを使用できるようにするためである。
【0023】薬種スイッチ5S は、薬種の調剤処理確認用のスイッチである。錠剤、散薬などの調剤が終ると確認のためそれぞれのスイッチを投入する。」
ウ 「【0026】医者の処方箋によって指示される各患者に必要な薬品はそれぞれ多種多様である。これらは大きく分けると、錠剤、散薬、水薬、外用薬などに分けられるから、例えば錠剤が具体的にどのような内容のものであれ、調剤が揃ったらスイッチ5S の対応するスイッチを投入することによってその患者に対して調剤が終了したかどうかの信号を入力することができる。
【0027】調剤作業そのものも多種多様である。例えば、散薬を調合する場合、その調合作業から分包、薬袋挿入までを全て自動化した設備を備えているところや、あるいは全て人手で分包、薬袋挿入などを行なう場合もある。
【0028】いずれにしても、それぞれの調剤作業場所で作業が患者毎に終了した際に調剤された薬品は集められる。このとき、この実施例の調剤トレイはそれぞれの調剤作業位置へ人手で運ばれ、必要な薬種が収納されると、それによって例えば錠剤が全て揃うと錠剤に関するスイッチが投入される。こうして全てのスイッチが投入されるとトレイ中にその患者に必要な薬種が揃えられ、最終的な監査作業へと移動される。
【0029】図3〜図7に第二実施例の調剤トレイを示す。図3に示す調剤トレイの基本的な機能は第一実施例と同じであるが細部の機能が異なっている。ここでは異なる部材を中心に説明し、同じ機能部材には同じ符号を付し説明は省略する。
【0030】表示ユニット2がトレイ1に対して着脱自在に設けられる点は同一実施例と同じであるが、この実施例では図3の(b)に示すように、トレイ1の側壁に設けた受枠1bによって着脱自在に取付けられるようにしている。又、この実施例の調剤トレイは手で持運びできることは勿論、図3の(b)に示すように自動搬送するラインでの搬器としても用いることができる。
【0031】表示部6は、液晶表示器6aと調剤処理確認用の6つのLED表示器6bとを有する。液晶表示器6aは、処方せん(調剤指示書)に一般に表される薬剤名や患者名などを表わす文字、数字、記号を十分表現し得るだけの大きさ、機能を有するものが用いられている。LED表示器6bはスイッチ操作回数の数字を表示する。」
エ 「【0034】入力部5の信号送受信部5aに外部のコンピュータ(図示省略)から患者名や処方された薬種名等のデータ信号が転送され受信されると、ステップS1 でこれら処方データは記憶メモリ3aに書込まれ、かつS2 でデータ内容が液晶表示器6aに表示される。」
オ 「【0039】以上のようにしてトレイ1内に必要な薬剤が調剤され揃えて投入されると、調剤用トレイは薬剤を患者に渡すため手で持運ばれて又は搬送装置により一ヶ所に集められ、監査作業終了後袋に入れた状態で薬局窓口から患者に渡される。この実施例では、上記の調剤作業が完了した時点で、所定位置でホストコンピュータ(図示省略)の光送受信装置へ上記調剤作業を完了したデータを調剤処理の初めから終了するまでの時間データと共に送り返して記録する。このような記録データは調剤処理をどのように進めるかについての参考データとなるからである。」

これらの記載事項によれば、刊行物1には、
「外部のコンピュータに入力された患者及びその患者に必要な薬種のデータに従って調剤される調剤作業位置で必要な薬種が搬器に揃えられ、最終的な監査作業へと移動される。監査作業終了後袋に入れた状態で薬局窓口から患者に渡される。ホストコンピュータへ調剤処理のはじめから終了するまでの時間データを送り返して記録する。以上のような機能を有するシステム」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。

(2-2)同じく、原査定の拒絶の理由に引用された特開昭60-147870号公報(以下、「刊行物2」という。)には、図面とともに次の事項が記載されている。
ア 「〔発明の利用分野〕
本発明は生産工場における現場の工程管理システムに係り、特にファクトリーオートメーション(FA)化に伴なう生産進行管理業務の自動化に好適な生産進行ペース測定装置に関する。」(1頁右欄2〜6行)
イ 「第5図(a)、(b)、(c)は第2、4図の生産進行ペースデータ測定装置2のCRT261等に表示されたそれぞれ作業待ち状況、作業消化状況、作業完成状況の生産進行ペースデータの測定結果と正常か異常かの判定結果の表示画面例図である。第5図(a)には、作業待ちジョブJiのロット番号(1〜4)、製品番号、部品番号、作業分数、納期等が中央部左右に表示され、作業待ち時間Q(分)の目盛と目標レンジ(破線)と実績(*印)が上方に表示され、かつ正常の判定が右上方に表示されている。第5図(b)には、作業時刻(時)を横軸にして累積作業量(消化作業量)U(分)の目標レンジ(破線)と実績(*印実線)が縦軸に表示され、かつ異常の判定が右上方に表示されている。」(4頁左上欄8行〜同右上欄2行)
ウ 第5図(b)には、「実績」が「時刻」を横軸とする折れ線グラフで表され、重ねて「目標レンジ」が点線で表されている。

(3)対比
本願補正発明と引用発明とを対比する。
調剤作業は一般に処方箋に基づいて行われる((2-1)ア参照)から、引用発明の外部のコンピュータに入力されたデータも「処方箋による」ことは明らかであり、また引用発明の「患者に必要な薬種」は一般に処方箋に必要な情報である「医薬品種類、数量」を含むことも明らかである。引用発明の「患者のデータ」は「患者名又はコード記号」を含む((2-1)イの段落0021参照)。
引用発明の「調剤作業位置」は本願補正発明の「医薬品処理ユニット」に相当する。
引用発明において、監査作業へと「移動」とあるから、監査作業をする場所が存在することは明らかでこれは本願補正発明の「監査位置」に相当し、引用発明の「薬局窓口」及び「ホストコンピュータ」は、それぞれ本願補正発明の「投薬窓口」及び「演算制御部」に相当する。

してみると、本願補正発明と引用発明は、
「処方箋による医薬品種類、数量、患者名又はコード記号などの患者データを入力されるとその指示に従って医薬品を調剤又は準備する複数の医薬品処理ユニットを配置し、各患者に必要な医薬品が上記処理ユニットから搬器に集められ監査位置で監査されて投薬窓口へ移るまでの処理時間のデータを記憶する演算制御部を上記処理ユニットに組合わせて備えた、医薬品処理システム。」
である点で一致し、下記の点で相違する。
(相違点1)本願補正発明において、搬器を一時的に滞留させるための搬器滞留場を中心として医薬品処理ユニットが配置されるのに対し、引用発明においては搬器滞留場が存在しない点。
(相違点2)本願補正発明において、各処理ユニットや監査位置における処理時刻をも扱うのに対し、引用発明においては、処理時刻についての明示はない点。
(相違点3)本願補正発明の演算制御部は、集計、演算をも行い、一定の時間帯ごとに処理作業種類ごと及び全作業種類での処理時間を集計し、各薬種別作業時間の分布形状を標準パターンと比較し得るように表示し、処理作業が集中しピークとなっている処理作業種類を識別できるようにして成るのに対し、引用発明のホストコンピュータはこのような機能を有することは明示されていない点。

(4)判断
ア 上記(相違点1)について検討する。
刊行物1に「従来の技術」として記載されている((2-1)アの段落0003参照)ように、「選択された薬品は、それぞれの調剤作業位置から特定位置に置かれた棚まで運ばれて集められる。」ことが行われていたのであり、この従来の技術の延長として「特定位置」に搬器を一時的に滞留させることを想定することは当業者の通常の設計能力の発揮にすぎない。してみるとその搬器滞留場を中心に調剤作業位置すなわち医薬品処理ユニットを配置することもスペース効率を考えれば普通に考えつくことである。
イ 上記(相違点2)について検討する。
引用発明においても処理時間を記録するものであり、時間は時刻の差で表されることは周知の事項であるから、引用発明の処理時間をより詳細に記録するために、各処理ユニットや監査位置における処理時刻をも記録することは当業者が適宜なし得る事項にすぎない。
さらに、引用発明の搬器は処理ユニットでの調剤が終わるとスイッチによりその信号を入力する((2-1)イの段落0023及び同ウの段落0026参照)ものであるから、それぞれの時点の時刻を記録することは当業者が容易に行えることである。
ウ 上記(相違点3)について検討する。
引用発明において処理時間を記録するのは「調剤処理をどのように進めるかについての参考データとなるからである。」((2-1)オ参照)ここでいう「参考」とは人間にとって参考になるという意味であるから、人間にとって分かりやすい形態で表示することも当然に想定されているというべきである。そして、人間にとって分かりやすい形態としてデータの分布形状を表示することや標準パターンと比較し得るように表示することは、刊行物2に記載されているように、一般的に行われていることであるから、引用発明の処理時間を「分布形状を標準パターンと比較し得るように表示」することは当業者が容易に思いつくことである。
また、この際に、「調剤処理をどのように進めるか」が問題となっているから、より詳細な分析のために「各薬種別作業時間」をも表示することや、標準パターンと比較することにより、処理作業が集中しピークとなっている処理作業種類を識別できるようにすることは、当業者が設計上適宜なし得ることである。
してみると、上記表示のために一定の時間帯ごとに処理作業種類ごと及び全作業種類での処理時間を集計すること及びこれを実現するために演算制御部において集計と演算を行わせることも当業者が当然に導出できることである。
なお、審判請求人はこの点に関し、「本願発明が対象とする調剤作業は医療行為に関連する特殊な行為であって、人命にかかわる重要な薬剤を提供する作業であるため、調剤された薬剤の誤りが許されず、従って作業の合理化より絶対的に正確な調剤であることがまず第1であって、作業の合理化は2次的な要求であることは当然であります。従って、作業の合理化という目的を調剤作業に対して提案すること自体が困難であり、軽々に取扱われるべきものではありません。」と主張している。
しかし、作業の合理化が2次的にせよ要求されることは請求人も認めるとおりであるから、1次的な要求である医薬品の安全の確保と両立する範囲で合理化を追求することは、上記主張にかかる法令上慣習上の制約によって阻害されるものではない。
そして、調剤作業の合理化を追求して(相違点3)について上記ウで述べたとおりに改良してみても「各薬種別作業時間の分布形状を標準パターンと比較し得るように表示し、処理作業が集中しピークとなっている処理作業種類を識別できるよう」になるだけであるから、この改良が医薬品の安全の確保と両立するものであることは明らかである。
よって、請求人の上記主張は採用することができない。

また、本願補正発明の奏する効果を検討してみても、引用発明及び各刊行物の記載並びに技術常識から想定される範囲を越えるものではない。
したがって、本願補正発明は、刊行物1及び2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

(5)むすび
以上のとおり、本補正は、平成15年改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定に違反するので、特許法第159条第1項で準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3.本願発明について
平成15年6月6日付けの手続補正は上記2.のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、特許請求の範囲の請求項1に記載された以下のとおりのものと認める。
「【請求項1】処方箋による医薬品種類、数量、患者名又はコード記号などの患者データを入力されるとその指示に従って医薬品を調剤又は準備する複数の医薬品処理ユニットを搬器を一時的に滞留させるための搬器滞留場を中心として配置し、各患者に必要な医薬品が上記処理ユニットから搬器に集められ監査位置で監査されて投薬窓口へ移るまでの各処理ユニットや監査位置における処理時刻、処理時間のデータを記憶、集計、演算する演算制御部を上記処理ユニットに組合わせて備え、上記演算制御部が一定の時間帯ごとに処理作業種類ごと及び全作業種類での処理時間を集計するようにして成る医薬品処理システム。」

(1)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された引用例、及びその記載事項は、前記2.(2)に記載したとおりである。

(2)対比・判断
本願発明は、前記2.で検討した本願補正発明の「各薬種別作業時間の分布形状を標準パターンと比較し得るように表示し、処理作業が集中しピークとなっている処理作業種類を識別できる」という発明特定事項を省いたものである。
そうすると、本願発明の発明特定事項をすべて含み、さらに他の要素を含むものに相当する本願補正発明が、前記2.(4)に記載したとおり、刊行物1及び2に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、刊行物1及び2に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明することができたものである。

(3)むすび
以上のとおり、本願発明は、刊行物1及び2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。したがって、本願は他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2005-08-30 
結審通知日 2005-09-06 
審決日 2005-09-22 
出願番号 特願平9-4061
審決分類 P 1 8・ 575- Z (G06F)
P 1 8・ 121- Z (G06F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 金子 幸一  
特許庁審判長 杉山 務
特許庁審判官 佐藤 敬介
深沢 正志
発明の名称 医薬品処理システム  
代理人 東尾 正博  
代理人 鳥居 和久  
代理人 鎌田 文二  

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