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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録(定型) G11B
管理番号 1128157
審判番号 不服2003-1573  
総通号数 74 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2000-11-21 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-01-27 
確定日 2006-01-10 
事件の表示 平成10年特許願第541078号「スピンドルのトルクおよび加速を改善したディスク記憶装置」拒絶査定不服審判事件〔平成10年10月 8日国際公開、WO98/44500、平成12年11月21日国内公表、特表2000-515667、請求項の数(8)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 本願は、平成9年4月1日の出願であって、その請求項1から8に係る発明は、平成15年1月27日付けの手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1から8に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。
原査定の拒絶の理由で引用された刊行物、特開平5-94669号公報には、本願の請求項1に係る発明を特定する事項のうち、
「前記ハウジングに固定され、前記ステータの上方に延在すると共に、前記ロータのフランジの外周部を囲む開口を有するリング要素であって、前記第一および第二ベアリングから前記クリーンチャンバ内への汚染物の移動を抑制する狭いギャップを前記ロータと前記リング要素との間に形成するリング要素」及び、
「前記強磁性部材が、・・・該環状永久磁石を上方でかつ半径方向に越えるように延在しかつ前記空気ギャップの少なくとも一部を覆う放射状延在部分とを有する」点について開示乃至示唆がないので、これらの事項が上記刊行物記載の発明に基づいて容易に想到しうるものとすることができず、またこれらの事項が周知事項であるとも認められない。そして本願請求項1に係る発明は、これらの事項により明細書記載の効果を奏するものと認められる。請求項1を引用する請求項2乃至8についても同様のことがいえる。
したがって、本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2005-12-28 
出願番号 特願平10-541078
審決分類 P 1 8・ 121- WYF (G11B)
最終処分 成立  
前審関与審査官 齊藤 健一  
特許庁審判長 山田 洋一
特許庁審判官 中村 豊
相馬 多美子
発明の名称 スピンドルのトルクおよび加速を改善したディスク記憶装置  
代理人 加藤 朝道  

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