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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 H05K
管理番号 1128690
審判番号 不服2003-23918  
総通号数 74 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2000-11-14 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-12-11 
確定日 2006-01-05 
事件の表示 特願2000-123832「部品供給装置」拒絶査定不服審判事件〔平成12年11月14日出願公開、特開2000-315892〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本願は、平成5年4月26日(優先権主張、平成4年10月9日)に出願した特願平5-99720号の一部を平成12年4月25日に新たな特許出願としたものであって、本願の請求項1、2に係る発明は、平成15年1月27日付けの手続補正書によって補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1、2に記載されたものであるところ、その請求項1に係る発明は次のとおりのもの(以下、請求項1に係る発明を「本願発明」という。)と認める。
「【請求項1】 床上に設置される装置本体に、部品が搭載された複数のトレイを水平状態で上下方向複数段に収納したトレイ収納部と、トレイ収納部に収納されているトレイを引き出して部品吸着位置に位置決めするトレイ引出部と、前記部品吸着位置に位置するトレイから部品を吸着する部品吸着ヘッドと、実装装置に対して部品を供給するための部品供給部と、前記吸着ヘッドを駆動して、部品供給部に設けられている部品載置部に部品を移載するロボット部と、上記部品載置部を移動させることにより部品を前記実装装置へ搬送する部品搬送手段とを備え、前記装置本体は、前記実装装置の側面であって該実装装置に対して基板を搬入又は搬出するための基板搬送路が連結される側面に対向した状態で、その側面と交わる前記基板搬送路と平行な側面よりも該基板搬送路側に入り込んだ状態で配置されることにより実装装置への部品の供給が可能に構成され、さらに前記基板搬送路による基板の搬送方向と直交する方向であって前記基板搬送路とは反対側から前記トレイ収納部に対してトレイの給排が可能に構成されていることを特徴とする部品供給装置。」

2.引用刊行物およびその記載事項
これに対して、原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願前に日本国内において頒布された特開平3-133802号公報(以下、「引用例」という。)には「部品供給装置」に関して、第1〜38図とともに以下の記載がある。
A)「第1図乃至第3図に於いて、(1)はトレイ(2)に載置された電子部品(3)を部品装着装置(4)に供給するトレイ部品供給装置である。
該トレイ部品供給装置(1)について説明する。
(5)はストッカ部であり、夫々にパレット(6)が40段に積載されたストッカ1(7)及びストッカ2(8)が並設されて成る。パレット(6)にはトレイ(2)が1個もしくは複数個位置決めされた状態で固定載置される。ストッカ部(5)には、パレット(6)を操作者が交換する際に開閉する安全扉(9)が取付けられている。該扉(9)はストッカ部(5)が見えるよう透明または半透明になされている。
安全扉(9)の開閉は扉センサ(10)により検出される。(11)はエレベータ部であり、ストッカ部(5)よりパレット(6)を引出し部品取出し部(12)まで上昇移動させる。部品取出し部(12)でトレイ(2)に載置された部品(3)が取出され、移載シャトル部(13)に移載される。
次にエレベータ部(11)について説明する。
(14)はストッカ1(7)よりパレット(6)が引出され載置される引出しテーブルであり、該テーブル(14)に取付けられたナット(15)には昇降モータ(16)により回動されるボールネジ(17)が嵌合しており、該モータ(16)の駆動により引出しテーブル(14)はガイド棒(18)(18)に案内されて昇降する。引出しテーブル(14)はストッカ2(8)にも設けられており、該テーブル(14)を昇降させる前述の機構も夫々のテーブル(14)に設けられている。従い、二つのテーブル(14)は夫々独立して昇降が可能である。」(第2頁左上欄17行〜左下欄6行)
B)「次に部品取出し部(12)について説明する。第2図に於いて、トレイ(2)より部品(3)を吸着する吸着ノズル(44)が2本、夫々独立して上下動可能に取付けられたP&Pヘッド(39)はY軸ベルト(45)に取付けられている。該ベルト(45)はY軸モータ(46)に取付けられた駆動プーリ(47)と従動ブーリ(48)の間に張架され、Y軸モータ(46)の回動によりP&Pへッド(39)はベルト(45)を介してYガイドレール(49)に案内されY方向の移動を行なう。(50)は前記駆動プーリ(47)、従動プーリ(48)及びYガイドレール(49)が取付けられているX移動体であり、X軸ベルト(51)に取付けられている。
X軸ベルト(51)は、X軸モータ(52)に取付けられた駆動プーリ(53)と従動プーリ(54)の間に張架され、X軸モータ(52)の回動によりX移動体(50)はXガイドレール(55)(55)に案内されX方向の移動を行なう。
従って、P&Pヘッド(39)は部品(3)が取出せる位置まで上昇している引出しテーブル(14)上をXY移動し、任意の位置の部品(3)を吸着ノズル(44)により吸着取出しを行ない、さらに移動して移載シャトル部(13)の部品受け(56)に該部品(3)を移載することができる。
部品受け(56)は移載シャトル部(13)にて、図示しないシリンダ駆動源により吸着ノズル(44)が吸着した部品(3)を載置する位置と部品装着装置(4)の装着ノズル(57)の部品吸着位置との間を部品(3)をほぼ水平に載置しながら往復動する。該部品受け(56)には吸着ノズル(44)により、トレイ(2)に収納されていた部品(3)が3個まで載置可能であり、3個の部品(3)は装着ノズル(57)の取付け間隔と同一間隔に3本の装着ノズル(57)が第16図のごとく同時に吸着できる位置に載置される。」(第3頁左下欄16行〜第4頁左上欄9行)
C)「次に、部品装着装置(4)について説明する。第1図に於いて、(78)は装着ノズル(57)が3本取付けられている装着ヘッドである。該ヘッド(78)に取付けられたナット(79)は、ヘッドモータ(80)に回動されるボールネジ(81)に嵌合しており、該モータ(80)の回動により装着ヘッド(78)は、リニアガイド(82)に案内されてY方向に移動する。
(83)は装着ノズル(57)にテープ状の部品(3)を供給するテープ部品供給部であり、(84)はトレイ部品供給装置(1)またはテープ部品供給部(83)より供給され装着ノズル(57)に吸着されている部品(3)を認識する認識カメラである。(85)は部品(3)を吸着してY方向の移動をして来た装着ヘッド(78)がプリント基板(61)に該部品(3)を装着する部品装着部である。
(87)は供給コンベア(88)に搬送されて来るプリント基板(61)を載置する装着テーブルであり、モータ(89)に回動されるボールネジ(90)が嵌合する図示しないナットが取付けられている。該テーブル(87)は前記モータ(80)の回動によりリニアガイド(91)に案内されてX方向に移動をする。
従って、装着ノズル(57)は部品(3)を装着テーブル(87)上に載置されたプリント基板(86)の任意の位置に装着することができる。」(第5頁左上欄20行〜左下欄3行)
D)第1図には、トレイ部品供給装置(1)が、部品装着装置(4)の側面であって該部品装着装置(4)に対してプリント基板(61)(以下、単に「基板(61)」という。)を搬入又は搬出するための供給コンベア(88)が連結される側面に連続する側面に対向した状態で、その側面と交わる前記基板搬送路と平行な側面よりも該基板搬送路側に入り込んだ状態で配置されることにより、部品装着装置(4)への部品の供給が該側面との対向部において可能になるように構成されていることが記載されている。また、第2図には、ストッカ部(5)の部品吸着位置とは反対側の位置に、操作者がパレット(6)を交換する際に開閉する安全扉(9)が取付けられていることと、ストッカ部(5)内のパレットが、水平状態で上下方向複数段に収納されていることが記載されており、第3図には、トレイ部品供給装置(1)が床上に設置されていることが記載されている。

上記A)〜D)の記載と第1〜3図とからみて、上記引用例の部品供給装置は、床上に設置されたトレイ部品供給装置(1)に、部品(3)の搭載された複数のトレイ(2)を、該トレイ(2)を1個もしくは複数個位置決め固定載置したパレット(6)を介して、水平状態で上下方向複数段に収納したストッカ部(5)と、ストッカ部(5)に収納されているトレイ(2)をパレット(6)と共に引き出して、引出し部品取出し部(12)に位置決めするエレベータ部(11)と、前記引出し部品取出し部(12)に位置するトレイ(2)から部品(3)を吸着するP&Pヘッド(39)と、前記P&Pヘッド(39)を駆動して、移載シャトル部(13)に設けられている部品受け(56)に部品(3)を移載するX移動体(50)等からなる部品移載手段とを備えると共に、部品装着装置(4)に、該部品装着装置(4)の部品吸着位置に対して部品(3)を供給するための移載シャトル部(13)と、該移載シャトル部(13)に設けられ、上記部品受け(56)を移動させることにより部品(3)を前記部品装着装置(4)の部品吸着位置へ搬送するシリンダ駆動源等からなる部品搬送手段とを備えているものと認められ、前記トレイ部品供給装置(1)は、前記部品装着装置(4)の側面であって該部品装着装置(4)に対して基板(86)を搬入又は搬出するための供給コンベア(88)が連結される側面に連続する側面に対向した状態で、その側面と交わる前記供給コンベア(88)と平行な側面よりも該供給コンベア(88)側に入り込んだ状態で配置されることにより部品装着装置(4)への部品の供給が可能に構成され、さらに部品吸着位置とは反対側から前記ストッカ部(5)に対してトレイの給排が可能に構成されていると認められる。
したがって、上記引用例には、
「床上に設置されるトレイ部品供給装置(1)に、部品(3)が搭載された複数のトレイ(2)を水平状態で上下方向複数段に収納したストッカ部(5)と、ストッカ部(5)に収納されているトレイ(2)を引き出して引出し部品取出し部(12)に位置決めするエレベータ部(11)と、前記引出し部品取出し部(12)に位置するトレイ(2)から部品を吸着するP&Pヘッド(39)と、前記P&Pヘッド(39)を駆動して、移載シャトル部(13)に設けられている部品受け(56)に部品(3)を移載する部品移載手段とを備えると共に、部品装着装置(4)に、部品装着装置(4)の部品吸着位置に対して部品(3)を供給するための移載シャトル部(13)と、上記部品受け(56)を移動させることにより部品(3)を前記部品装着装置(4)の部品吸着位置へ搬送する移載シャトル部(13)の部品搬送手段とを備え、前記トレイ部品供給装置(1)は、前記部品装着装置(4)の側面であって該部品装着装置(4)に対して基板(61)を搬入又は搬出するための供給コンベア(88)が連結される側面に連続する側面に対向した状態で、その側面と交わる前記供給コンベア(88)と平行な側面よりも該供給コンベア(88)側に入り込んだ状態で配置されることにより部品装着装置(4)への部品の供給が可能に構成され、さらに部品吸着位置とは反対側から前記ストッカ部(5)に対してトレイ(2)の給排が可能に構成されている部品供給装置。」の発明(以下、「引用例記載の発明」という。)が記載されているものと認める。

3.本願発明と引用例記載の発明との対比
本願発明と引用例記載の発明とを対比すれば、引用例記載の発明の「部品移載手段」は、ヘッド(39)を駆動して部品(3)を移載するX移動体(50)等からなる移載ロボットを有するものであるから、本願発明の「ロボット部」に対応しており、以下同様に、「トレイ部品供給装置(1)」は「装置本体」に、「ストッカ部(5)」は「トレイ収納部」に、「引出し部品取出し部(12)」は「部品吸着位置」に、「エレベータ部(11)」は「トレイ引出部」に、「P&Pヘッド(39)」は「部品吸着ヘッド」に、「移載シャトル部(13)」は「部品供給部」に、「部品受け(56)」は「部品載置部」に、「部品装着装置(4)」は「実装装置」に、「供給コンベア(88)」は「基板搬送路」にそれぞれ対応している。
したがって、本願発明と引用例記載の発明は、
「床上に設置される装置本体に、部品が搭載された複数のトレイを水平状態で上下方向複数段に収納したトレイ収納部と、トレイ収納部に収納されているトレイを引き出して部品吸着位置に位置決めするトレイ引出部と、前記部品吸着位置に位置するトレイから部品を吸着する部品吸着ヘッドと、前記吸着ヘッドを駆動して、部品供給部に設けられている部品載置部に部品を移載するロボット部と、を備えている部品供給装置。」である点で一致し、以下の相違点で相違しているものと認める。
<相違点>
1)本願発明では、実装装置に対して部品を供給するための部品供給部と、上記部品載置部を移動させることにより部品を前記実装装置へ搬送する部品搬送手段とを、装置本体に設けているのに対し、引用例記載の発明では、これら部品供給部と部品搬送手段に対応する移載シャトル部(13)及びその部品搬送手段を、装置本体であるトレイ部品供給装置(1)でなく、実装装置である部品装着装置(4)に設けている点。
2)本願発明の装置本体は、実装装置の側面であって該実装装置に対して基板を搬入又は搬出するための基板搬送路が連結される側面に対向した状態で、その側面と交わる前記基板搬送路と平行な側面よりも該基板搬送路側に入り込んだ状態で配置されることにより実装装置への部品の供給が可能に構成され、さらに前記基板搬送路による基板の搬送方向と直交する方向であって前記基板搬送路とは反対側から前記トレイ収納部に対してトレイの給排が可能に構成されているのに対し、引用例記載の発明の装置本体であるトレイ部品供給装置(1)は、実装装置である部品装着装置(4)の側面ではあるものの該実装装置に対して基板を搬入又は搬出するための基板搬送路である供給コンベア(88)が連結される側面に連続する側面に対向した状態で、その側面と交わる前記供給コンベア(88)と平行な側面よりも該供給コンベア(88)側に入り込んだ状態で配置されることにより、実装装置である部品装着装置(4)への部品の供給が可能になるように構成されており、さらに、トレイ収納部であるストッカ部(5)に対するトレイ(2)の給排が、基板搬送路である供給コンベア(88)による基板(61)の搬送方向と直交する方向であって前記供給コンベア(88)とは反対側から可能になるようには構成されていない点。

4.相違点の検討
(1)相違点1)に関して
部品供給装置の装置本体から実装装置の部品吸着位置に対して部品を供給するための部品供給部とその部品搬送手段を、実装装置側に設けるか部品供給装置の装置本体側に設けるかは当業者が適宜選択する単なる設計事項である(部品供給装置の装置本体側に設けた例として、例えば特開平2-189000号公報のセンタリングテーブル14を参照されたい。)。してみれば、引用例記載の発明で、これら部品供給部及び部品搬送手段に対応する移載シャトル部(13)及びその部品搬送手段を、実装装置である部品装着装置(4)でなく、装置本体であるトレイ部品供給装置(1)に設けることは、当業者が必要に応じて適宜行い得たものである。
(2)相違点2)に関して
実装装置の部品供給部を実装装置の真横の部分に配置することは、例えば、上記特開平2-189000号公報(第1図から明らかなように、電子部品供給装置5は電子部品実装機本体の真横に配置されている。)や特開平2-281700号公報(第2図から明らかなように、部品供給部21は電子部品実装装置の真横に配置されている。)にみられるように従来周知技術である。
してみれば、引用例記載の発明で、装置本体であるトレイ部品供給装置(1)を、実装装置である部品装着装置(4)の真横、即ち、実装装置である部品装着装置(4)の側面であって該部品装着装置(4)に対して基板(61)を搬入又は搬出するための基板搬送路である供給コンベア(88)が連結される側面の真横に配置して、これにより、実装装置である部品装着装置(4)への部品の供給が可能になるように構成することは、引用例記載の発明に上記周知技術を適用することにより当業者が容易に行い得たものである(この場合、トレイ部品供給装置(1)が、前記側面と交わる供給コンベア(88)と平行な側面よりも供給コンベア(88)側に入り込んだ状態で配置されることは当然である。)。
また、トレイ収納部に対するトレイの給排を、基板の搬送方向と直交する方向であって基板搬送路とは反対の側から行えるように構成することは、例えば、上記特開平2-189000号公報(マガジン8に対するトレイ9の給排は、第1〜3図から明らかなように、プリント基板4の搬送方向と直交する方向であってプリント基板4の搬送路とは反対の側から行われている。)や、特開昭63-252808号公報の第6図にみられるように、これまた周知技術である。
してみれば、引用例記載の発明で、部品供給装置であるトレイ部品供給装置(1)を、実装装置である部品装着装置(4)の側面であって該実装装置に対して基板を搬入又は搬出するための基板搬送路である供給コンベア(88)が連結される側面に連続する側面に対向した状態で、その側面と交わる前記供給コンベア(88)と平行な側面よりも該供給コンベア(88)側に入り込んだ状態で配置することにより実装装置への部品の供給が可能になるように構成し、さらにトレイ収納部であるストッカ部(5)に対するトレイの給排を、基板搬送路である供給コンベア(88)による基板(61)の搬送方向と直交する方向であって前記供給コンベア(88)とは反対側から可能になるように構成することは、引用例記載の発明に上記各周知技術を適用することにより当業者が容易に行うことができたものである。

そして、本願発明が奏する作用効果は、上記引用例記載の発明と上記各周知技術に示唆された事項から予測される程度以上のものではない。
したがって、本願発明は、上記引用例記載の発明に上記各周知技術を適用することにより当業者が容易に発明をすることができたものである。

5.むすび
以上詳述したとおり、本願の請求項1に係る発明は、上記引用例記載の発明と上記各周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
そして、このような進歩性を有しない発明を包含する本願は、本願の請求項2に係る発明について検討するまでもなく拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2005-11-02 
結審通知日 2005-11-08 
審決日 2005-11-21 
出願番号 特願2000-123832(P2000-123832)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (H05K)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 永安 真今村 亘  
特許庁審判長 鈴木 久雄
特許庁審判官 平瀬 知明
ぬで島 慎二
発明の名称 部品供給装置  
代理人 植木 久一  
代理人 小谷 悦司  
代理人 樋口 次郎  

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