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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 D06P
管理番号 1138752
審判番号 不服2005-2521  
総通号数 80 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2001-03-13 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-02-14 
確定日 2006-06-23 
事件の表示 平成11年特許願第239000号「プリント柄入りの便座カバーの製造方法」拒絶査定不服審判事件〔平成13年 3月13日出願公開、特開2001- 61708〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成11年8月25日の出願であって、平成17年1月5日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、平成17年2月14日に拒絶査定に対する審判請求があり、同年3月16日に手続補正がなされたものである。

2.平成17年3月16日付けの手続補正についての補正却下の決定

[補正却下の決定の結論]
平成17年3月16日付けの手続補正を却下する。

[理由]
該補正は、特許請求の範囲を下記のように補正するものである。
「【請求項1】 O型便座(1)に装着して使用される伸縮性布製の便座カバー(2)であって、口径に比して軸方向が短い丸筒状に丸編みしてなる便座カバー(2)のカバー本体(3)は、上端開口周縁(3a)の口径が拡開可能に絞り加工されているとともに、下端開口周縁(3b)に可撓性のパイプ(5)が装着されており、O型便座(1)の形状に合わせて上面(6a)が平坦面に形成された前後方向に長い円環状の型板(6)を有し、
型板(6)の中央口(9)に対し、カバー本体(3)の軸方向が縦になるとともにカバー本体(3)の外表面(10)が内周側となるようにカバー本体(3)を通す工程と、カバー本体(3)の下端開口周縁(3b)を型板(6)の下面側に折り返して掛け止めるとともに、カバー本体(3)の上端開口周縁(3a)を型板(6)の上面(6a)の外周側から下面に折り返して掛け止めることにより、カバー本体(3)の外表面(10)が、型板(6)の上面(6a)に上向きで、且つ、カバー本体(3)が使用状態と同一の伸展状態となるようにカバー本体(3)を型板(6)にセットする工程と、
プリント装置においてターンテーブルの縦軸心まわりに、便座カバー(2)がセットされた型板(6)を間欠的に旋回させながら、順に染料捺染、加熱乾燥の工程を繰り返すことで、型板(6)上でカバー本体(3)の伸縮性の外表面(10)にプリント柄(7)を染料捺染する工程と、型板(6)にカバー本体(3)をセットした状態のまま、蒸気中で蒸し上げて染着する工程とを含み、型板(6)にカバー本体(3)をセットした状態で蒸し上げる前に、型板(6)の基端部(12)を係止して型板(6)を縦向きに吊り下げるとともに、カバー本体(3)の下端位置に錘(11)を取り付けることにより、カバー本体(3)が錘(11)によって引っ張られた状態で蒸し上がるようにしたことを特徴とするプリント柄入りの便座カバーの製造方法。」

しかし、該補正のうち、「プリント装置においてターンテーブルの縦軸心まわりに、便座カバー(2)がセットされた型板(6)を間欠的に旋回させながら、順に染料捺染、加熱乾燥の工程を繰り返す」点は、補正前の特許請求の範囲には記載のなかった「プリント装置における型板の動きという観点」及び「加熱乾燥という工程に係る観点」を、新たに発明の特定事項として追加するものであるから、補正前の請求項1に記載された発明を特定するために必要な事項を限定するものではなく、また、請求項の削除、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明のいずれにも該当しない。
したがって、この補正は、特許法第17条の2第4項に規定する要件を満たすものではないから、この補正を含む手続き補正は、その余のことを検討するまでもなく、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。

3.本願発明について
(1)本願発明
平成17年3月16日付けの手続補正が上記のとおり却下されたので、本願発明は、平成16年8月9日付けの手続補正により補正された特許請求の範囲に記載された事項により特定されるとおりのものであり、請求項1に係る発明(以下、同項記載の発明を「本願発明」という。)は、下記のとおりである。
「【請求項1】 O型便座1に装着して使用される伸縮性布製の便座カバー2であって、口径に比して軸方向が短い丸筒状に丸編みしてなる便座カバー2のカバー本体3は、上端開口周縁3aの口径が拡開可能に絞り加工されているとともに、下端開口周縁3bに可撓性のパイプ5が装着されており、O型便座1の形状に合わせて上面6aが平坦面に形成された円環状の型板6を有し、型板6の中央口9に対し、カバー本体3の軸方向が縦になるとともにカバー本体3の外表面10が内周側となるようにカバー本体3を通す工程と、カバー本体3の下端開口周縁3bを型板6の下面側に折り返して掛け止めるとともに、カバー本体3の上端開口周縁3aを型板6の上面6aの外周側から下面に折り返して掛け止めることにより、カバー本体3の外表面10が、型板6の上面6aに上向きで、且つ、カバー本体3が使用状態と同一の伸展状態となるようにカバー本体3を型板6にセットする工程と、型板6上でカバー本体3の伸縮性の外表面10にプリント柄7を染料捺染する工程と、型板6にカバー本体3をセットした状態のまま、蒸気中で蒸し上げて染着する工程とを含み、型板6にカバー本体3をセットした状態で蒸し上げる際に、カバー本体3が外力によって引っ張った状態で蒸し上げられるようにしたことを特徴とするプリント柄入りの便座カバーの製造方法。」

(2)刊行物の記載事項
原査定の拒絶の理由で引用された刊行物である特開平10-212644号公報(以下、「引用例3」という。)には、「【請求項1】 編地を構成する編目とほぼ同じ大きさで、編目のループを模し、かつ上下左右に配列した際に実質的に隙間が生じないループモデルを用いたプリント柄を、プリンタで編地表面にプリントしたプリント編地。
【請求項2】編地をコース方向に引き伸ばしてプリントすることにより、無張力の状態で隠れて張力を加えた状態で現れる、編地の部分にもプリントを施したことを特徴とする、請求項1のプリント編地。」(摘記a:特許請求の範囲の請求項1及び請求項2)、引き伸ばす方法として、「例えば同じプリントを施すべき編地を2枚袋状に縫い、型40を差し込んで編地24のコース方向の幅を、W0からWへと1.4〜1.5倍程度引き伸ばす。・・・なお、図では流し編みのため長方形の型40を示したが、成形編み等の場合は編地の形状に応じた型を用いる。」(摘記b:段落[0027])とあり、さらに、「編地は、いわゆる流し編みでも成形編みでも、あるいは無縫製用の筒状編成でも良い」(摘記c:段落[0023])と記載されている。
同じく引用された刊行物である特開昭62-57992号公報(以下、「引用例4」という。)には、「ラッセル編生地等の伸縮性生地により構成されたパンティストッキング等の筒形繊維製品の筒形内へ、少なくとも一方向に所定の伸張状態を形成するための偏平な型板を挿入した後、所望の連続模様型を施したスクリーンが張られ且つ開閉自在となった捺染枠間に、前記伸張状態にした筒形繊維製品を装着し、染料と顔料の両性質を具備した比較的高粘度の捺染用インクを使用して、偏平伸張状態の筒形繊維製品の表面にスクリーン捺染した後、該模様を所定の温度で乾燥し焼付固定することを特徴とする連続模様付筒形繊維製品の製造方法」(摘記d:特許請求の範囲第1項)が記載され、これは、「伸縮性生地により構成されたパンティストッキング、ティシャツ等の繊維製品」(摘記e:1頁右欄1〜2行)用いられるものであり、従来の技術として、「一般に繊維製品の各種の柄模様顕出は、異色糸を使用して編組の段階で編み出すか、染料或いは顔料を用いてプリントするか、熱転写手段によって行うかのいずれかである。・・・しかし、前記した編み出し手段による場合には、その編組作業の能率が極端に低下してコストが高騰し採算が取れないだけでなく、」(摘記f:1頁右欄6〜13行)と記載され、その作用効果として、「伸張力の作用しない通常の状態から着用のために所定量伸張しても、その伸張によって捺染された模様等が破損されることなく順応して模様形態のくずれがなく、」(摘記g:2頁右下欄5〜8行)と記載されている。また、実施例では、パンティストッキングを例に挙げ、型板として等身大の二本の脚形を扁平かつ平坦に形成した脚形板を使用しており(摘記h:2頁右上欄下から4行〜左下欄下から6行)、さらに、偏平伸張状態の筒形繊維製品の表面に捺染した後、該模様を所定の温度で乾燥し焼付固定することが記載されている(摘記i:2頁左下欄11〜15行)。
同じく引用された刊行物である実願昭55-119410号(実開昭57-42700号)のマイクロフィルム(以下、「引用例5」という。)には、「短筒状生地の一方の開口周縁部に弾性芯環を取付けた便座カバーにおいて、他方開口部の便座取付基部に当節する部分を切欠して、切欠部を含めた周縁部全体に伸縮性条体を廻らせ、前記切欠部を廻る伸縮性条体の起部と終部の二点の部位に係合部材を取付けて成る便座カバー。」が記載され(摘記j:実用新案登録請求の範囲第1項)、「弾性芯環を便座の内周に嵌合し、内側から本体の周縁側を引き出し、外側に広げて条体を便座の外周に嵌着して、係合部を係合することにより便座に被着するものである」旨(摘記k:3頁下から3行〜4頁2行)、説明されている。
同じく引用された刊行物である特開昭53-81776号公報(以下、「引用例7」という。)には、「天然、再生又は合成繊維からつくられた織物上にパジング又は捺染された染料を連続的な蒸し処理で固着させることは、ずっと前から知られている。」(摘記l:1頁右下欄15行〜18行)、と記載されている。

(3)対比・判断
そこで、本願発明と引用例4に記載された発明を比較すると、引用例4には、dとして摘記したように「伸縮性生地により構成されたパンティストッキング等の筒形繊維製品の筒形内へ、少なくとも一方向に所定の伸張状態を形成するための偏平な型板を挿入し、伸張状態で捺染する連続模様付筒形繊維製品の製造方法」の発明が記載されているから、両者は「筒形繊維製品に上面が平坦面に形成された型板を装着して使用状態と同一の伸展状態になるようにセットし、製品の外表面にプリント柄を染料捺染した筒形繊維製品の製造方法」という点で一致するものであるが、下記の点で相違している。
[相違点]
イ:筒形繊維製品が、本願発明は、O型便座に装着して使用される伸縮性布製の便座カバーであって、口径に比して軸方向が短い丸筒状に丸編みしてなる便座カバーのカバー本体が、上端開口周縁の口径が拡開可能に絞り加工されているとともに、下端開口周縁に可撓性のパイプが装着されているものであるのに対して、引用例4に記載された発明は「パンティストッキング、ティシャツ等の筒形繊維製品」とあるだけで特定はなく、実施例としてパンティストッキングが挙げられている点。
ロ:型板が、本願発明は「円環状」であるのに対して、引用例4に記載された発明は、「扁平な型板」であって、その実施例に記載されたものは「等身大の脚形」である点。
ハ:被染物(筒形繊維製品)を型板に装着する方法が、本願発明は、型板の中央口に対し、カバー本体の軸方向が縦になるとともにカバー本体の外表面が内周側となるようにカバー本体を通す工程と、カバー本体の下端開口周縁を型板の下面側に折り返して掛け止めるとともに、カバー本体の上端開口周縁を型板の上面の外周側から下面に折り返して掛け止めることにより、カバー本体の外表面が、型板の上面に上向きで、且つ、カバー本体が使用状態と同一の伸展状態となるようにカバー本体を型板にセットしているのに対して、引用例4に記載された発明は「筒形内に型板を挿入している」点。
ニ:プリント柄を捺染した後、本願発明は、型板にカバー本体をセットした状態のまま、蒸気中で蒸し上げて染着する工程を有し、型板にカバー本体をセットした状態で蒸し上げる際に、カバー本体が外力によって引っ張った状態で蒸し上げられるようにしているのに対して、引用例4に記載された発明ではこの工程が記載されていない点。

そこで、上記の相違点について検討する。
イ.の点について
引用例5に記載の便座カバーは、jとして摘記したように「短筒状生地の一方の開口周縁部に弾性芯環を取付け、他方開口周縁部全体に伸縮性条体を廻らせたO型便座カバー」と認められるところ、本願発明で対象とされる「O型便座に装着して使用される伸縮性布製の便座カバーであって、口径に比して軸方向が短い丸筒状に丸編みしてなる便座カバーのカバー本体が、上端開口周縁の口径が拡開可能に絞り加工されているとともに、下端開口周縁に可撓性のパイプが装着されているもの」は、これと実質的に差異がなく、本願発明で対象とされる便座カバーは引用例5に記載されるように公知の日用品である。身につけるものに限らず身近に存在する日用品に美的効果を狙って模様を捺染することは普通に行われていることであり、しかも便座カバーに模様を捺染することができないという特別の理由も存在しないから、引用例4の発明において筒形繊維製品としてパンティストッキングやティシャツに代えて、共に身近な日用品である引用例5に記載の便座カバーに適用することは格別困難なことではなく当業者が適宜になし得る程度のことといえる。
ロ.の点について
型板については、引用例3には、「なお、図では流し編みのため長方形の型40を示したが、成形編みの場合は編地の形状に応じた型を用いる」(摘記b)とあり、また、引用例4のパンティストッキングの場合には等身大の脚形であるように、使用時の伸展状態で絵柄が最もきれいに見えるように配慮することは普通に行われることであり、このことを考慮すればそれぞれの製品の使用時の形体にあわせて型板を採用することは当然のことであるから、O型便座用の便座カバーを採用すればO型便座と同形の円環状のものになるのは必然であり、この点に格別の創意を要したものとは認められない。
ハ.の点について
型板に被染物(筒形繊維製品)であるO型便座用の便座カバーを装着するにあたり、引用例5には、「弾性芯環を便座の内周に嵌合し、内側から本体の周縁側を引き出し、外側に広げて条体を便座の外周に嵌着して係合部を係合することにより便座に被着させる」(摘記k)と記載され、これは、本願発明の「型板の中央口に対し、カバー本体の軸方向が縦になるとともにカバー本体の外表面が内周側となるようにカバー本体を通す工程と、カバー本体の下端開口周縁を型板の下面側に折り返して掛け止めるとともに、カバー本体の上端開口周縁を型板の上面の外周側から下面に折り返して掛け止めることにより、カバー本体の外表面が、型板の上面に上向きで、且つ、カバー本体が使用状態と同一の伸展状態となるようにカバー本体を型板にセットしている」ことであり、本願発明における便座カバーの装着方法は、これと実質的に差異がない。
したがって、本願発明では引用例5により知られている便座カバーの装着方法と同じ装着方法を採用しているだけであって、当業者が通常試みる範囲内のものである。
ニ.の点について
引用例4には、「偏平伸張状態の筒形繊維製品の表面に捺染した後、該模様を所定の温度で乾燥し焼付固定する」(摘記i)とあり、染着後、そのまま乾燥固着することが示されている上、刊行物7の「捺染された染料を連続的な蒸し処理で固着させることは、ずっと前から知られている。」(摘記l)との記載に見られるように、染料を固着させる方法として蒸熱法は周知の方法であるから、型板にカバー本体をセットした状態のまま、周知の固着方法である蒸熱法を採用し、蒸気中で蒸し上げて染着することは、当業者が適宜に行い得ることである。
そして、その際に、伸縮性布の原料にナイロン系繊維を使用した場合、ナイロン系繊維が熱により縮むことは周知のことであり、かつ、繊維(布)の処理加工において無緊張では収縮が起こる心配がある場合には、緊張下に、即ち、外力によって引っ張った状態で該処理を行うことは周知の手法であるから(必要ならば、共立出版(株)発行、化学大事典8 1993年6月1日縮刷版第34刷 「マーセリゼーション」の項、参照。以下、「周知文献a」という。)、カバー本体を外力によって引っ張った状態で蒸し上げるようにする点も当業者が必要に応じ適宜に行い得ることである。

本願発明の効果について
本願発明の効果は、本願明細書の段落[0034]に記載されるように、「伸縮性布の被印刷品を型板に伸展状態でセットしたのち、その外表面にプリント柄を印刷処理するようにしたので、伸展した使用状態でもプリント柄をこれがぼけないように端正に入れることができ、柄模様が多品種少ロッドで変更される場合にもこれによく対応して安価に製造できる利点を有する。このうえで型板に被印刷品をセットした伸展状態のまま、蒸し上げて染着するので、型板を有効利用できながら蒸し工程での縮みを確実に抑えることができる。特に、伸縮性を有する便座カバーのカバー本体の外表面にプリント柄を入れるのに有利である。」というものである。
しかしながら、使用状態でもプリント柄がぼけないという効果は、引用例4に「着用のために所定量伸張しても、その伸張によって捺染された模様等が破損されることなく順応して模様形態のくずれがない」旨(摘記g)記載されるように、伸張して捺染することにより生じる公知の効果である。柄模様が多品種少ロッドで変更される場合にもこれによく対応して安価に製造できるという効果も、本願明細書の段落[0003]に「当初から編み機で柄模様入りに丸編みすることは可能ではあるが、かかる編み機で多種類の柄模様を少量ずつ用意しようとすると、著しくコスト高になる。」という課題を解決できることを意味するものと認められ、同様の課題の解決のために筒型繊維製品に型板を用いて捺染することは、fとして摘記したように引用例4に既に示されており、これも公知の効果である。
また、型板に被印刷品をセットした伸展状態のまま、蒸し上げて染着するので、型板を有効利用しながら蒸し工程での縮みを確実に抑えることができるという効果は、相違点の「ニ.の点について」で検討したように、引用例4に記載された染着後、そのまま乾燥固着すること(摘記i)、また、繊維(布)の処理加工において無緊張では収縮が起こる場合に、緊張下に、即ち、外力によって引っ張った状態で処理を行うこと(周知文献a)によって得られる効果であって、本願発明の当該効果も格別のものではない。
したがって、本願発明の効果も、当業者が予測の範囲を超えて優れたものではない。

(4)結論
以上のとおりであるから、本願請求項1に係る発明は、本願出願前に頒布された刊行物である引用例3、4、5及び7に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができるものであり、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることはできない。
したがって、他の請求項に係る発明について言及するまでもなく本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2006-04-21 
結審通知日 2006-04-26 
審決日 2006-05-11 
出願番号 特願平11-239000
審決分類 P 1 8・ 121- Z (D06P)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 松本 直子  
特許庁審判長 原 健司
特許庁審判官 原田 隆興
鈴木 紀子
発明の名称 プリント柄入りの便座カバーの製造方法  
代理人 折寄 武士  

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