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審決分類 |
審判 訂正 出願日、優先日、請求日 審判却下 C03C |
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管理番号 | 1145517 |
審判番号 | 訂正2006-39037 |
総通号数 | 84 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1988-07-20 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2006-03-13 |
確定日 | 2006-10-27 |
事件の表示 | 特許第1627765号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求を却下する。 |
理由 |
平成15年改正法の特許法第126条第2項の規定によれば、特許無効審判の審決に対する訴えの提起後に訂正審判を請求できる期間については、特許無効審判の審決に対する訴えの提起があった日から起算して90日の期間内に限られている。 そして、平成15年改正法のうち、審判制度及び審決取消訴訟に関する規定は、附則第1条の規定により、平成16年1月1日から施行することとされている。 また、附則第2条第7項の規定により、施行前に請求された審判については、なお従前の例によるとされ、したがって、平成15年改正法の施行後に請求される訂正審判については平成15年改正法を適用することとされている。 そこで、本件の場合についてみるに、本件訂正審判の請求は平成18年3月13日にされており、平成15年改正法の施行後に請求された訂正審判であり、平成15年改正法の規定が適用されるものである。 そして、本件訂正審判に係る本件特許の無効審判(平成5年審判第4291号)は平成17年11月1日にその特許無効審判の審決に対する訴えの提起がなされており、本件訂正審判は、その特許無効審判の審決に対する訴えの提起後に請求されたものであるから、平成15年改正法の特許法第126条第2項の規定が適用されるものである。 なお、審判請求人は、上申書を提出して、本件訂正審判の請求前に別の2つの訂正審判が請求できたのだから、そのことからして、本件訂正審判については平成15年改正法は適用されないと主張しているが、上記の別の2つの訂正審判は、その特許無効審判の審決に対する訴えの提起前に請求されたものであるから、その特許無効審判の審決に対する訴えの提起後に請求される訂正審判についてのものである平成15年改正法の特許法第126条第2項の規定は適用されないのであり、係る別の2つの訂正審判が請求できたことは、本件訂正審判に平成15年改正法が適用されないことの根拠とはならない。 そうすると、本件訂正審判は、その特許無効審判の審決に対する訴えの提起があった日から起算して90日の期間内である平成18年1月30日までにされなければならないものであるところ、本件訂正審判の請求は平成18年3月13日にされているので、上記法定期間経過後の不適法な請求であり、その補正をすることができないものである。 したがって、本件審判の請求は、特許法第135条の規定によって却下すべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2006-05-18 |
結審通知日 | 2006-05-23 |
審決日 | 2006-06-09 |
出願番号 | 特願昭63-3656 |
審決分類 |
P
1
41・
03-
X
(C03C)
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最終処分 | 審決却下 |
前審関与審査官 | 足立 法也 |
特許庁審判長 |
板橋 一隆 |
特許庁審判官 |
斉藤 信人 増田 亮子 廣野 知子 大黒 浩之 |
登録日 | 1991-11-28 |
登録番号 | 特許第1627765号(P1627765) |
発明の名称 | マイクロバブル |
代理人 | 片山 英二 |
代理人 | 田村 恭子 |
代理人 | 小林 純子 |
代理人 | 長沢 幸男 |