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審決分類 審判 訂正 判示事項別分類コード:81 訂正しない G02B
管理番号 1148051
審判番号 訂正2006-39092  
総通号数 85 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1988-01-30 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2006-06-02 
確定日 2006-12-01 
事件の表示 特許第2551407号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本件審判請求は、平成18年6月2日付けでなされた後、当審において同年7月20日付けで訂正拒絶理由を通知し、同年8月24日付けで意見書が提出されたものである。

2.訂正の要旨
本件審判の請求の趣旨は、特許第2551407号(昭和61年3月28日特許出願、平成8年8月22日設定登録)の明細書を平成18年6月2日付け審判請求書に添付した全文訂正明細書のとおり訂正することを求めるものであり、訂正の要旨は次のとおりである。

(1)特許請求の範囲の減縮を目的として、特許請求の範囲の請求項1「光ファイバーが挿通されたフェルール同士を挿入して連結すべく整合スリーブを具備したコネクタにおいて、該整合スリーブを、ジルコニアを主成分とし1?6モル%のイットリア、2?6モル%のマグネシア、2?7モル%のカルシア、0.5?20モル%のセリアから選ばれる1種もしくは複数種を含有するセラミックスで形成するとともに、その軸方向にスリットを設けたことを特徴とする光ファイバーコネクタ。」を、
「光ファイバーが挿通されたフェルール同士を挿入して連結すべく整合スリーブを具備したコネクタにおいて、該整合スリーブを、ジルコニアを主成分とし1?6モル%のイットリア、2?6モル%のマグネシア、2?7モル%のカルシア、0.5?20モル%のセリアから選ばれる1種もしくは複数種を含有するセラミックスで形成するとともに、その軸方向にスリットを設けたもので形成し、前記光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動が第7図に示す光の接続損失値の変動に比較して1/3以下であることを特徴とする光ファイバーコネクタ。」と訂正する。

(2)明りょうでない記載の釈明を目的として、本件特許公報明細書第3欄20行目?23行目の記載「上記に鑑みて、コネクタの要部を成す整合スリーブを、高硬度で酸化等の変質が生じることなくかつ適度の弾性を有するジルコニアセラミックで構成したことを特徴とする。」を、
「上記に鑑みて、コネクタの要部を成す整合スリーブを、高硬度で酸化等の変質が生じることなくかつ適度の弾性を有するジルコニアセラミックで構成したことを特徴とする。すなわち、本発明の光ファイバーコネクタは、光ファイバーが挿通されたフェルール同士を挿入して連結すべく整合スリーブを具備したコネクタにおいて、該整合スリーブを、ジルコニアを主成分とし1?6モル%のイットリア、2?6モル%のマグネシア、2?7モル%のカルシア、0.5?20モル%のセリアから選ばれる1種もしくは複数種を含有するセラミックスで形成するとともに、その軸方向にスリットを設けたもので形成し、前記光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動が第7図に示す光の接続損失値の変動に比較して1/3以下であることを特徴とする。」と訂正する。

(3)明りょうでない記載の釈明を目的として、本件特許公報明細書第5欄9行目?11行目の記載「叙上のように本発明によれば、光ファイバーを接続するコネクタをジルコニアセラミック製整合スリーブでもって構成したことから」を、
「叙上のように本発明によれば、光ファイバーが挿通されたフェルール同士を挿入して連結すべく整合スリーブを具備したコネクタにおいて、該整合スリーブを、ジルコニアを主成分とし1?6モル%のイットリア、2?6モル%のマグネシア、2?7モル%のカルシア、0.5?20モル%のセリアから選ばれる1種もしくは複数種を含有するセラミックスで形成するとともに、その軸方向にスリットを設けたもので形成し、前記光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動が第7図に示す光の接続損失値の変動に比較して1/3以下であることから、」と訂正する。

3.訂正拒絶理由
一方、平成18年7月20日付けで通知した訂正拒絶理由の概要は、次のとおりである。

・訂正の適否
上記訂正の「前記光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動が第7図に示す光の接続損失値の変動に比較して1/3以下である」との訂正事項の根拠は、平成18年6月2日付け審判請求書の第4頁13?14行によれば、本件特許公報明細書第4欄47行目?第5欄2行目の「この第6図に示したようにジルコニアセラミック製整合スリーブを用いた場合の光の接続損失値の変動は、従来のリン青銅製整合スリーブによる接続損失値(第7図)の変動に比較してばらつきの度合が約1/3と極めて安定したものであった。」との記載に基づくものであり、更に審判請求書では、この訂正は「本件発明の光ファイバーコネクタの接続損失値の変動を示すものであり、特許請求の範囲の減縮に該当する」と述べている。
そこで、最初に上記訂正が特許請求の範囲の減縮を目的とするものである否かについて、以下(1),(2)に検討する。
(1)上記訂正は「光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動」を限定しようとするものであるが、当該「接続繰り返し試験」がどのような条件で行われる、どのような試験であるのかが不明であるから、当該試験により測定される「光の接続損失値の変動」は明確に規定されず、不明瞭である。
そして、特許請求の範囲第1項を不明瞭とする訂正が特許請求の範囲の減縮にあたらないことは明らかであるから、上記訂正は特許請求の範囲の減縮にはあたらない。
なお、「接続繰り返し試験」がたとえ明確であるとしても、当該試験で測定される「光の接続損失値の変動」は、整合スリーブの材料と整合スリーブの軸方向に設けたスリットのみで決まる値ではなく、例えば、整合スリーブに挿入されるフェルールの材料,整合スリーブによるフェルールの保持力,整合スリーブの内壁面の形状等により変化する値であるから、上記「光の接続損失値の変動」は明確に規定されず、いずれにしても不明瞭である。
(2)上記訂正は「光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動」を「第7図に示す光の接続損失値の変動」と比較して「第7図」の記載を引用して発明の範囲を規定している。
しかしながら、「第7図」からは「光の接続損失値の変動」を明確に規定できないから、上記訂正は特許請求の範囲第1項を不明瞭とするものである。
よって、上記訂正は特許請求の範囲の減縮にはあたらない。
以上(1),(2)のとおり、上記訂正は特許請求の範囲の減縮を目的とするものではないとともに、誤記の訂正,明瞭でない記載の釈明を目的とするものでもない。

なお、上記訂正は「光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動」が「第7図に示す光の接続損失値の変動」に比較して「1/3以下である」と限定しているが、本件特許公報明細書には「ばらつきの度合が約1/3」と記載されるのみであって、「1/3以下」とすることは記載も示唆もなされていない。
よって、上記訂正は、願書に添付した明細書又は図面に記載された事項の範囲においてなされたものではない。

・むすび
以上のとおりであるから、本件の訂正審判の請求は、平成6年改正前特許法第126条第1項ただし書きの規定に適合しておらず、また、ただし書き各号のいずれにも該当しないから、本件訂正は認められない。

4.当審の判断
(1)新規事項(願書に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものであるか)について

上記訂正では、「光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動が第7図に示す光の接続損失値の変動に比較して1/3以下である」と規定している。
そして、審判請求人は、平成18年8月24日付け意見書(以下、「意見書」という。)において「本件発明は、元々スリーブの保持力を低下させたり、安定性を損なうことを防止することが目的であり、ばらつき(光の接続損失値の変動)を小さくすることが目的であります。したがって、ばらつき(光の接続損失値の変動)を小さい方向にすれば良いことは当然であります。つまり、本件特許発明の目的・効果および『ばらつきの度合いが約1/3と極めて安定したものであった』との記載などから光の接続損失値の変動は『1/3以下』がよいことは自明であり、これらの記載は『1/3以下』を示唆するものであります。また、本件明細書に記載された方法でスリーブを形成すれば、接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動を1/3以下にできることも明白です。
したがって、『光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動』が『第7図に示す光の接続損失値の変動に比較して1/3以下である』との補正は、願書に添付した明細書又は図面に記載された事項の範囲においてなされたものであります。」(第6頁19行?第7頁2行)と主張している。
上記主張に関連して、本件特許公報明細書の第2頁右欄47行?第3頁左欄2行には「このように各面粗度をもったジルコニアセラミック製及びリン銅製の各々の整合スリーブにケーシングをセットしセラミック製フェルールの着脱に伴う光ファイバーの接続繰り返し試験を同1条件のもとに行った結果をそれぞれ第6図、第7図に示した。この第6図に示したようにジルコニアセラミック製整合スリーブを用いた場合の光の接続損失値の変動は、従来のリン青銅製整合スリーブによる接続損失値(第7図)の変動に比較してばらつきの度合が約1/3と極めて安定したものであった。」と記載されている。
しかしながら、当該記載は、特許請求の範囲第1項に記載された発明である光ファイバーコネクタの1つの実施例と従来の「リン青銅製整合スリーブ」を用いた光ファイバーコネクタとを比較して「ばらつきの度合が約1/3と極めて安定したものであった」との結果を示しているに過ぎないものであって、これにより、ばらつきの度合が「1/3以下」である光ファイバーコネクタが明細書に記載されているとはいえず、また、ばらつきの度合を「1/3以下」とすることを示唆するものでもない。
よって、本件訂正の「1/3以下である」との規定は、願書に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものではない。

審判請求人は、上記摘記箇所において「光の接続損失値の変動は「1/3以下」がよいことは自明である」と述べている。確かに、光の接続損失値の変動が小さいほど良いことは当たり前のことであるが、「ばらつきの度合が約1/3」となった1つの実施例の測定結果をもって、なぜ「1/3以下」との事項が導けるのかを説明していないので、請求人の主張は採用できない。
また、「本件明細書に記載された方法でスリーブを形成すれば、接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動を1/3以下にできることも明白です」と述べているが、本件特許公報明細書に記載された方法でスリーブを形成した1つの実施例の接続損失値のばらつきの度合いは約1/3であって、1/3以下にした実施例が無い状態において、なぜ1/3以下にできることが明白であるのか、その根拠は示されていないので、請求人の主張は採用できない。

なお、本件特許公報明細書には「ばらつきの度合が約1/3と極めて安定したものであった」と記載されていることからも分かるように、「1/3」であったのは「ばらつきの度合」であって「光の損失値の変動」ではない。
したがって、直接的な因果関係が記載されていない「光の損失値の変動」とばらつきの度合の値である「1/3」との関係を規定する訂正も、願書に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものとはいえない。

(2)目的要件(特許請求の範囲の減縮、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明を目的とするものであるか)について
上記のとおり、本件訂正は、願書に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものではないが、特許請求の範囲の減縮、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明を目的とするものであるかについても、一応以下に検討する。

ア.「接続繰り返し試験」について
審判請求人は、意見書において「また、この『接続繰り返し試験』は、光ファイバーコネクタの業界では本件特許の出願日の前から一般的に行われていた試験であり(参考資料1)、審判請求書に記載したJIS C5961にも規定された試験方法であります(参考資料2)」(第4頁23?26行)と主張しているが、本件特許公報明細書に如何なる方法により試験を行ったかは記載されていない。
よって、「接続繰り返し試験」が本件特許出願の前から一般的に行われ、JISに規定されているとしても、本件特許公報明細書の記載では上記試験方法によって「接続繰り返し試験」が行われたとは特定されないから、本件訂正の「接続繰り返し試験」は明確でない。

イ.「光の接続損失値の変動」について
審判請求人は、「光の接続損失値の変動」について、審判請求書の第4頁16?17行で「光の接続損失値の変動とは、光ファイバーの着脱(接続)操作を複数回行って接続状態のときに測定した光の接続損失値の最大値と最小値の幅を言います。」と述べている。
しかしながら、本件特許公報明細書の第2頁右欄47行?第3頁左欄2行には「この第6図に示したようにジルコニアセラミック製整合スリーブを用いた場合の光の接続損失値の変動は、従来のリン青銅製整合スリーブによる接続損失値(第7図)の変動に比較してばらつきの度合が約1/3と極めて安定したものであった。」と記載されており、当該記載には「接続損失値の変動」が請求人の主張するような「最大値と最小値の幅」であるとは記載されていない。
そして、「ばらつきの度合が約1/3」との記載に鑑みれば、上記記載は、「接続損失値の変動」における「ばらつきの度合」を比較して、従来技術に対する本件発明の優位性を示したと解釈される。
してみると、上記記載においては「接続損失値の変動」自身ではなく「接続損失値の変動」における「ばらつきの度合」を比較しているのであるから、本件訂正の「光の接続損失値の変動」が具体的に何を指すものであるか不明である。
請求人は、意見書において「ばらつき(光の接続損失値の変動)」(第6頁21行)と述べているが、「ばらつき」と「ばらつきの度合」とは同義ではなく、両者は測定値の状態とその状態の指標を示すものと推測され、「ばらつきの度合」が統計上の散布度(ひろがり)を示しているとしても、散布度の指標は一義的に定まるものではない(「分散」が広く用いられているが「範囲」等、散布度の指標は複数存在する)。
よって、本件訂正の「光の接続損失値の変動」が如何なるものか定義されておらず、明確ではない。

ウ.「第7図」の記載を引用して発明の範囲を規定している点について
審判請求人は、意見書において「本件特許の第7図は、特許公報第2頁右欄43行?47行に記載されているとおり、光ファイバーの接続繰り返し試験を行った結果そのものであります。したがって、第7図から『第7図に示す光の接続損失値の変動』は一義的に解することができます(平成18年6月2日付け審判請求書第4頁16行?第5頁3行をご参照ください)。ちなみに、第7図における『光の接続損失値の変動』は、0.345dBです。
また、第6図および第7図の比較に基づいて本件発明の効果が認められ、拒絶査定不服審判を経て本件発明は特許性を有すると認められたものです。
したがって、『光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動』は明確に規定され、『第7図に示す光の接続損失値の変動』も一義的に解されることから、『光ファイバーの接続繰り返し試験をしたときの光の接続損失値の変動が第7図に示す光の接続損失値の変動に比較して』との限定は特許請求の範囲の減縮に該当します。」と主張している。
そして、上記平成18年6月2日付け審判請求書第4頁16行?第5頁3行には「光の接続損失値の変動とは、光ファイバーの着脱(接続)操作を複数回行って接続状態のときに測定した光の接続損失値の最大値と最小値の幅を言います。例えばリン青銅製の整合スリーブを用いた従来の光ファイバーコネクタでは、光ファイバーの着脱を200回以上行ったときの光の接続損失値の変動(最大値と最小値の幅)は第7図から0.345dBであることがわかります。これに対して、本件発明の光ファイバーコネクタでは、光の接続損失値の変動は光ファイバーの着脱を200回以上行ったときでも第6図に示すように0.115dBとなります。上述した点については、添付の参考資料1もご参照ください。この参考資料1は、本件発明の第6図と第7図の画像データをパソコンに取り込み、1.0dBの値のときの長さ(60.9mm)と光の接続損失値の変動の長さ(第6図では7.0mm、第7図では21.0mm)をパソコンで電子的に測定し、それらの比から光の接続損失値の変動の値を読み取ったものであります。この参考資料1からも第6図に示す本件発明の光の接続損失値の変動は0.115dBであり、第7図に示す従来の光の接続損失値の変動は0.345dBであることが分かります。」と記載されている。
しかしながら、審判請求人が「明確に規定されている」と主張する「第7図に示す光の接続損失値の変動」とは、本件特許公報の第7図を拡大した上で、着脱回数に対応した接続損失値の最小値と最大値との間隔、及び接続損失値の軸における0dBと1.0dBとの間隔を実測し、当該実測値の比を取ることにより得られた値である。
つまり、請求人が「明確に規定されている」と主張するその値は、図面に対応する数値データが明細書又は図面に記載されているわけではなく、図面を実測することにより得られた値を数値計算することにより得られた値であるから、当該値が明確な値といえないことは明らかである。
よって、本件訂正の「第7図に示す光の接続損失値の変動」は明確でない。

上記ア.?ウ.のとおりであるから、本件訂正は、規定する内容が不明であり、特許請求の範囲第1項を不明瞭とするものである。
そして、特許請求の範囲第1項を不明瞭とする訂正が、特許請求の範囲の減縮にも、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明にもあたらないことは明らかである。

したがって、上記(1),(2)のとおり、本件訂正は、願書に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものではなく、かつ、特許請求の範囲の減縮を目的とするものではないとともに、誤記の訂正,明りょうでない記載の釈明を目的とするものでもない。

5.むすび
以上のとおりであるから、本件の訂正審判の請求は、平成6年改正前特許法第126条第1項ただし書きの規定に適合しておらず、また、ただし書き各号のいずれにも該当しないから、本件訂正は認められない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2006-09-28 
結審通知日 2006-10-02 
審決日 2006-10-20 
出願番号 特願昭61-71594
審決分類 P 1 41・ 81- Z (G02B)
最終処分 不成立  
特許庁審判長 向後 晋一
特許庁審判官 吉野 三寛
吉田 禎治
登録日 1996-08-22 
登録番号 特許第2551407号(P2551407)
発明の名称 光フアイバ-コネクタ  
代理人 多田 一彦  
代理人 竹口 幸宏  
代理人 田原 勝彦  

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