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審決分類 審判 査定不服 5項1、2号及び6項 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) B32B
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) B32B
管理番号 1154189
審判番号 不服2002-381  
総通号数 89 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-05-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-01-10 
確定日 2007-03-15 
事件の表示 平成 6年特許願第 47103号「金属板貼合せ成形加工用積層フイルム」拒絶査定不服審判事件〔平成 7年 4月18日出願公開、特開平 7-101010〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成 6年 3月17日(国内優先権主張 平成 5年 8月13日 特願平5-201463号)の特許出願であって、平成13年 8月23日付けで拒絶理由が通知され、その指定期間内である平成13年10月26日付けで意見書が提出され、平成13年12月 3日付けで拒絶査定がされたところ、平成14年 1月10日に審判が請求されたものであり、その後、当審において平成18年 3月24日付けで拒絶理由を通知し、その指定期間内である平成18年 5月12日付けで意見書及び手続補正書が提出されたものである。

2.本願発明
本願明細書の請求項1ないし3に係る発明(以下、「本願発明1」ないし「本願発明3」という。)は、それぞれ、平成18年 5月12日付け手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1ないし3に記載されたとおりの以下のものである。
「【請求項1】 融点が210?245℃、ガラス転移温度が60℃を超える共重合ポリエステルの層(A)と平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤を含有し、融点が210?245℃、ガラス転移温度が60℃以下である共重合ポリアミドの層(B)とを積層してなり、該共重合ポリアミドの層(B)を金属板との貼合せ時に該金属板に接する側の層とすることを特徴とする金属板貼合せ成形加工用二軸延伸積層フイルム。
【請求項2】 共重合ポリエステルの層(A)がイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレートからなる請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用積層フイルム。
【請求項3】 共重合ポリアミドの層(B)が共重合ポリカプラミド又は共重合ポリヘキサメチレンアジパミドからなる請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用積層フイルム。」

3.原査定の拒絶の理由及び当審が通知した拒絶理由の概要
3-1.原査定の拒絶の理由の概要
本願の補正前の明細書の特許請求の範囲の請求項1ないし3に係る発明は、下記刊行物1ないし5に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができない。



1.特開平5-154971号公報
2.特開平5-112361号公報
3.特開平4-135025号公報
4.特開平5-98465号公報
5.特開平5-138812号公報

3-2.当審が通知した拒絶理由の概要
本件出願の明細書について、
理由1:
理由1-1:特許請求の範囲の請求項1ないし3は、特許を受けようとする発明の構成に欠くことができない事項のみを記載したものではないから、特許法第36条第5項第2号及び第6項に規定する要件を満たしていない。
理由1-2:特許請求の範囲の請求項1ないし3は、特許を受けようとする発明が発明の詳細な説明に記載したものではないから、特許法第36条第5項第1号及び第6項に規定する要件を満たしていない。

理由2:発明の詳細な説明は、当業者が容易に発明の実施をすることができる程度に、その発明の目的、構成及び効果を記載したものでないから、特許法第36条第4項に規定する要件を満たしていない。

4.当審が通知した拒絶理由の理由1について
本願明細書の記載不備として当審が通知した拒絶理由の理由1は、概略、以下の(1)ないし(4)の内容の指摘を含むものである。

(1)「平均粒径」には、各種代表径や、重量平均、数平均などの各種平均粒径の定義があり、単に「平均粒径」との記載だけでは何を意味するのか不明であり、しかも、発明の詳細な説明にも「平均粒径」を特定し得る記載がないから、特許請求の範囲に記載の請求項の記載内容が技術的に明りょうでなく、本願発明の構成に欠くことができない事項のみを記載したものとはいえない。
(2)請求項に係る発明では滑剤として「平均粒径2.5μm以下」と規定しているが、発明の詳細な説明において、実施例では、「平均粒径1.5μmの球状単分散シリカ」を用いたとしており、記載どおり単分散とすると、技術常識から「単ピーク」という意味で用いているものと推認でき、実施例では粒径1.5μmの球状単分散シリカを滑剤として用いたものと解され、他方で「平均粒径1.5μm」との記載からは、粒度分布を有する球状シリカを滑剤として用いたものと解されることとなり、当該「平均粒径1.5μmの球状単分散シリカ」との記載自体意味不明である。
(3)発明の詳細な説明には、「平均粒径1.5μm」の単分散シリカの実施例と平均粒径2.8μmの単分散シリカの比較例があるのみで、本願発明の「平均粒径2.5μm以下」というような粒度分布を有する滑剤を含有する層を有する発明について具体的に技術的に裏付けて記載されていないこととなり、発明の詳細な説明に記載された発明とはいえない。
(4)特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の段落【0012】では平均粒径2.5μm以下の粒度分布を有する粒子を用いる発明について記載しているのに対し、他方、実施例では「平均粒径1.5μmの球状単分散シリカ」という単分散の粒子を用いたことのみの例が記載されており、粒度分布のあるものないもの、両者を含め「平均粒径」と記載していることから、「平均粒径」が不明であり、「平均粒径2.5μm以下」と規定された発明が明確に把握できない。

5.当審の判断
5-1.特許請求の範囲の記載事項:
この出願の願書に添付した明細書又は図面(以下、「本件明細書等」という。)によれば、この出願の特許請求の範囲は、上記2.のとおりに記載されているものと認める。
「【請求項1】 融点が210?245℃、ガラス転移温度が60℃を超える共重合ポリエステルの層(A)と平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤を含有し、融点が210?245℃、ガラス転移温度が60℃以下である共重合ポリアミドの層(B)とを積層してなり、該共重合ポリアミドの層(B)を金属板との貼合せ時に該金属板に接する側の層とすることを特徴とする金属板貼合せ成形加工用二軸延伸積層フイルム。
【請求項2】 共重合ポリエステルの層(A)がイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレートからなる請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用積層フイルム。
【請求項3】 共重合ポリアミドの層(B)が共重合ポリカプラミド又は共重合ポリヘキサメチレンアジパミドからなる請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用積層フイルム。」
なお、下線部は平成18年 5月12日付け手続補正書により付加された事項である。

5-2.理由1について
平成18年 5月12日付け手続補正書により補正された明細書(以下、「補正明細書」という。)の特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の「平均粒径2.5μm以下の滑剤」との記載は「平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤」と補正されたが、補正後の特許請求の範囲請求項1について、理由1の(1)?(4)が妥当かどうかを検討する。
この「平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤」の技術的内容が不明である。以下、詳説する。
まず、本件出願に係る発明の技術分野において、滑剤に粒度分布が認められ、「平均粒径」は、その滑剤の粒径と分布の数を測定して求められるもので、平均粒径には、個数平均径、長さ平均径、体積平均径等複数の種類があり、当然それらの計算式は異なるものであり、単純な分布モデルに関して平均粒径を計算しても、長さ、面積あるいは体積のどれを基準とするかで、最大10%程度の差があり、また、粒子の粒径を表す代表径及び測定方法としても種々ある(日本粉体工業会編、「粉粒体計測ハンドブック」、日刊工業新聞社、P29?38、S56.5.10参照)。これらのことは出願前において周知であるが、本件明細書等には、「平均粒径」の種類を特定することも、粒子の代表径及び粒子の平均粒径の測定方法についても記載がない。
なお、平均粒径の測定方法として、光学顕微鏡、レーザー光回折法、コールターカウンター法、重力沈降法等種々の方法があり、かつ、同一の種類の平均粒径を測定する測定手段間でも、その値が異なることがあることも周知のことであり、測定方法の違いにより実質的な差異が生じないとは言い切れない。
この平均粒径について、補正明細書には、例えば以下の記載がある。
ア.「【0012】・・・共重合ポリアミドの層(B)は、平均粒径2.5μm以下の滑剤を含有する。この滑剤は無機、有機系の如何を問わないが、無機系が好ましい。無機系滑剤としては、シリカ、アルミナ、・・・等が例示でき、有機系滑剤としてはシリコーン樹脂粒子等が例示できる。いずれも平均粒径が2.5μm以下であることを要する。滑剤の平均粒径が2.5μmを超える場合は、深絞り製缶等の加工により変形した部分の、粗大滑剤粒子(例えば10μm以上の粒子)が起点となり、ピンホールを生じたり、場合によっては破断するので、好ましくない。」
イ.「【0013】共重合ポリアミド中の滑剤の量は、フイルム製造工程における巻取り性や深絞り成形加工性によって決めると良い。一般に粒径の大なるものは少量、小なるものは多量添加するのが好ましい。例えば平均粒径2.0μmのシリカの場合は0.05重量%、平均粒径0.3μmの二酸化チタンでは0.3重量%程度添加するのが好ましい。」
ウ.「【0036】
【比較例5】滑剤として平均粒径1.5μmの球状単分散シリカのかわりに、平均粒径2.8μmの球状単分散シリカ0.1重量%を使用する以外は実施例1と同様に行なった。この結果を表2に示す。
【0037】
【比較例6】共重合ポリエステル(A)に平均粒径1.5μmの球状単分散シリカ0.2重量%を添加する以外は実施例1と同様に行なった。この結果を表2に示す。」
これらの記載には、平均粒径の定義・意味、その測定方法について特定もされておらず、また、球状単分散シリカの具体的な製品名も挙げられていない。その他、補正明細書のどこにも、それらを把握する手掛かりとなる記載はない。そうすると、当業者は、補正明細書に接しても、その平均粒径として示された値がどのようなものであるか把握できないことになる。
また、平均粒径の定義・種類について明記がない場合にどのようなものが採用されるかについて当該技術分野において共通の理解があれば、特定はされているという余地はあるが、上記の各種の平均粒径や測定方法が実際に使用されており当該技術分野において採用される平均粒径について共通の理解があるとは認められない。
以上のとおり、平均粒径の定義・意味、その測定方法如何で、その数値は有意に異なってくるものであり、しかも、いずれの定義・意味ないし測定方法も実際に使用されており、当該技術分野において、明記がない場合、どれを使用するのが通常であるとの共通の認識があったと認めることもできないのであり、前記のとおり、補正明細書には、それらを特定する明示の記載も、その手掛かりとなる記載もないのであるから、仮に、「単分散」の滑剤と特定することにより、その粒子の分布が把握できるとしても、なお、特定に欠けることは明らかである。
してみると、特許請求の範囲の請求項1に「平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤」とある「平均粒径」の技術的内容は不明といわざる得ない。
したがって、理由1の(1)は依然として解消していない。

更に加えて、「平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤」との記載事項を請求項1に係る発明の構成に欠くことができない事項としているが、依然として技術的内容が不明である。
先ず第1に、「平均粒径2.5μm以下」との記載によれば、粒径に分布があり、その分布に対して何らかの重み付けをして平均粒径を求め、その求められた平均粒径の滑剤を使用することを前提としたもの、すなわち、粒度分布を有する滑剤、実施例では球状シリカの滑剤であって、平均粒径を2.5μm以下のものを用いたものと解される一方で、滑剤を「単分散」と規定することにより「滑剤」は事実上、粒径に分布がない、つまり、実質的に「一つの粒径」を有する滑剤のものを用いるものと特定しているのであるから、単一粒径で分布がないといいつつ分布があるという相矛盾するものを同時に満足するものと記載するもので、「平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤」とは如何なるものを意味するのか、その意味するところが不明といえる。
したがって、理由1の(2)は依然として解消していない。
請求項に係る発明では、滑剤として「平均粒径2.5μm以下」と規定しているが、発明の詳細な説明において、段落【0012】に記載のとおり平均粒径が2.5μmを超える場合は、粒径の大きい粒子が起点となり、ピンホールを生じたり、場合によっては破断するといったことが起きるということから、平均粒径という粒径を規定するものでは、分布を持つため、当然、粒径の大きい粒子が含まれている。該平均粒径の規定は分布を持ったとしても平均粒径2.5μm以下なら粒径の大きい粒子が含まれていても上記問題が生じないという意義を明らかにするためとも解される。しかし、実施例では、「平均粒径1.5μmの球状単分散シリカ」のみを用いており、「平均粒径2.5μm以下」との限定した意義は明確ではなく、また、記載どおり「単分散」とすると、技術常識から粒径の分布がないとみなしてよいものを用いているものと推認でき、実施例では粒径1.5μmの球状単分散シリカのもののみ、すなわち粒径が1.5μmと揃った球状シリカという特定のものを滑剤として用いたものとも解され、「平均粒径2.5μm以下」と上限値を限定した意味との関連が明らかでなく、「平均粒径」と「単分散」と両者を限定して記載したことが不明であるともいえる。
したがって、「平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤」を含有する層を有する二軸延伸積層フィルムの発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載された事項のみでは、特許を受けようとする発明が明確であることに適合しているということはできないし、本願発明の「平均粒径2.5μm以下」というような粒度分布を有する滑剤を含有する層を有する発明について具体的に技術的に裏付けて記載されていないこととなるとともに、発明の詳細な説明に記載された発明とはいえない。
よって、理由1の(3)、(4)は依然として解消していない。

5-3.請求人の主張について
(1)請求人は、補正後の本願発明における滑剤は、上述の手続補正書で、「単分散のものに限定しましたので、重量平均でも数平均でもほとんど差がなく測定することができます。
したがって、平均粒径という用語だけでその意味は十分に理解されるものと思料します。」と主張する。
しかしながら、本願発明は「平均粒径2.5μm以下の単分散の滑剤」と特定するもので、上記したとおり、分布が無視できる「単分散」即ち「一つの粒径」からなるものに特定するものであるから、「単分散」なら、「平均」は関係ないにもかかわらず、「平均粒径」という分布を有する概念のものであると規定しているに等しく、記載自体矛盾することとなる。そして、例えば、代表径の1つである幾何学代表径の場合では、単分散とは粒径値が一つであるというのみであり、粒子が真球ではない限り、明らかに、幾何学代表径の各種代表径毎に異なる平均粒径の値を採り得るし、ましてや、各種代表径は差がなく同じなどとは到底いえない。また、上述したとおり体積平均粒径、長さ平均粒径、数平均粒径などの各平均粒径はそれらの算出する式が意味するとおり、重み付けの手段が異なるので、「単分散」と特定しようが各平均粒径の値は異なる値をとることは明らかである。
以上のとおり、「単分散」と特定しただけでは、種々ある代表径又は平均粒径のいずれの径を意味するのか依然として定まらない。
(2)請求人は、「単分散の意味は、前述のとおり、粒度分布を見たときにピークがひとつにみえる、すなわち粒度分布が極めてシャープなピークを有するものを意味しております。ただし、ピークがひとつに見えるといっても、当然のことながら分解能を高めていけば、完全に全く同一の粒径のものしかないということはありえず、いくらかの粒度分布はあります。」と主張する。
しかしながら、当該主張は、「単分散」としながら、測定精度という概念を導入し、それを分布に置き換え、「測定精度の問題」を分布があると主張するものであり、「分布の有無」と「測定精度」とを混同するものである。
また、仮に、請求人の主張どおり「分布」と認めた場合、粒子の粒径が「単分散」と表現した時、一定の粒径のもの(分布なるものは持たないもの)を意味するものであるはずのものが、単分散でなく、分布があると主張するに等しく、一般的に用いられている「単分散」とは、分布のないことなのか、分布があることなのかいずれなのか定まらないし、また、そのときの分布の程度が定まらないということとなる。
請求人の主張によれば、結局、「単分散」や「分布」というものが明確でないこととなる。
そして、「単分散」を分布があるとした場合、上述したとおり、単分散と特定しただけでは、種々ある代表径又は平均粒径のいずれの径を意味するのか依然として定まらないし、各種代表径は差がなく同じなどとは到底いえないし、あるいは、体積平均粒径、長さ平均粒径、数平均粒径などの各平均粒径はそれらの算出する式が意味するとおり、重み付けの手段が異なるので、上述したとおり「単分散」と特定しようが各平均粒径の値は異なる値をとることは明らかである。
とすると、本件発明では「単分散」といっても分布を有し、その分布の程度が明らかにされているものでもなく、しかも、各種粒子形状のものの「単分散」という以上、請求人が主張するように、一つの粒径値のものしか有さないという「単分散」に特定したからといっても、「重量平均」でも「数平均」でも殆ど差がなく測定できるなどということはできないから、請求人の主張は、結局、発明が明確でないと主張しているに等しいのである。
してみると、「平均粒径2.5以下の単分散の滑剤」が平均粒径が如何なる代表径を用いて表現されているもので、単分散とはどの程度又はどのようなものか特定できず、請求項1ないし3に係る発明は、発明の詳細な説明にも記載がなく、また、請求項1ないし3は、本願発明の構成に欠くことができない事項のみを記載したものとはいえない。

6.むすび
以上説明したとおり、補正後の本願明細書の記載は、特許法第36条第5項及び第6項に規定する要件を満たしていないことから、特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-01-05 
結審通知日 2007-01-16 
審決日 2007-01-30 
出願番号 特願平6-47103
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (B32B)
P 1 8・ 534- WZ (B32B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 平井 裕彰  
特許庁審判長 石井 淑久
特許庁審判官 川端 康之
野村 康秀
発明の名称 金属板貼合せ成形加工用積層フイルム  
代理人 三原 秀子  

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