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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 H04N
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 H04N
管理番号 1155169
審判番号 不服2004-26723  
総通号数 89 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-05-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2004-12-28 
確定日 2007-04-05 
事件の表示 平成 7年特許願第150553号「画像入力装置」拒絶査定不服審判事件〔平成 9年 1月10日出願公開、特開平 9- 8974〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続きの経緯
本願は、平成7年6月16日の出願であって、平成16年11月26日に拒絶査定がされ、これに対して同年12月28日に拒絶査定不服審判が請求されるとともに、平成17年1月26日に手続き補正がなされたものである。

第2 平成17年1月26日付けの手続補正の却下について
1 補正却下の決定の結論
平成17年1月26日付けの手続補正を却下する。

2 理由
(1) 補正後の本願発明
本件補正後の本願の発明は、平成17年1月26日付けで補正された特許請求の範囲の請求項1ないし3に記載されたものと認められるところ、その請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)は、次のとおりのものである。
「【請求項1】 第1タイプのフィルムを保持可能な第1のフィルム保持手段と、
上記第1タイプのフィルムとは画像サイズが異なる第2タイプのフィルムを保持可能な第2のフィルム保持手段と、
上記第1のフィルム保持手段と上記第2のフィルム保持手段のうち選択された一方を、画像入力装置に対し着脱自在に装着する装着手段と、
上記装着手段に装着された何れか一方の上記フィルム保持手段が保持するフィルムの画像を読み取り、デジタル信号に変換する画像読取手段と、
上記装着手段に装着されたフィルム保持手段が保持するフィルムの画像サイズに応じて、上記画像読取手段の読み取り範囲を上記フィルム画面上の両端位置に対応した範囲に変更する画像読取範囲変更手段と、
を具備することを特徴とする画像入力装置。」

本件補正は、平成16年6月3日手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である「画像読取範囲変更手段」の読み取り範囲を「上記フィルム画面上の両端位置に対応した範囲に」と限定する補正であり、特許法17条の2第4項2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の特許請求の範囲の請求項に記載された発明が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法17条の2第5項において準用する同法126条5項の規定に適合するか)について以下に検討する。

(2) 引用例
原査定の拒絶の理由で引用された特開平5-282421号公報(以下、「引用例」という。)には次の事項が図面と共に開示されている。(引用箇所は段落番号で表示)
ア 「【0002】
【従来の技術】フィルムスキャナは、写真フィルム(以下「フィルム」という)から原画像(以下「フィルム画像」という)を光学的に読み取って画像信号として出力する装置であり、読み取ったフィルム画像に対して、トリミング(画像の一部の抽出)、拡大、又は縮小などの画像編集が可能なように構成されている。
【0003】一般に、このようなフィルムスキャナはカラープリンタと組み合わせて用いられ、フィルムスキャナから出力される画像信号に基づいて、フィルム画像に対応したハードコピー画像が形成される。
【0004】さて、フィルムスキャナのフィルム画像読み取り位置には、読み取ろうとするフィルムが順次セットされることになるが、そのセット位置は正確なものではなく、セット毎に若干の位置ズレが発生する。
【0005】したがって、フィルム画像の画像領域のサイズと同一サイズの領域を読み取ったのでは、フィルムの位置ズレによってフィルム画像の周囲の非画像領域をも読み取ってしまい、それが画像ノイズとなってしまうので、従来においては、フィルムの位置ズレを考慮して画像領域のサイズよりも若干小さいサイズの領域を読み取っていた。」

イ 「【0014】【実施例】図2は本発明に係るフィルムスキャナ1の概観を示す正面図、図3はフィルムスキャナ1の本体11に設けられたトロッコ22の正面図、図4は種々のフィルムキャリアFCの正面図、図5は操作パネルOPの正面図、図6は内部パネルIPの正面図、図7は画面HGの表示例を示す図である。
【0015】フィルムスキャナ1は、フィルム画像を読み取るための光学系及び画像データを処理するための制御部などを内部に配した本体11と、読み取った画像を画面HG上に表示するディスプレイ装置12とからなる。本体11の上面には操作パネルOPが設けられている。
【0016】本体11には、その上部に設けられたフィルム装着部21に、トロッコ22が左右に移動可能に配置されており、そのトロッコ22内にフィルムFを装着したフィルムキャリアFCが挿入されている。
【0017】図3に示すように、トロッコ22には、フィルムキャリアFCの有無を検出するためのキャリア検出センサー51、フィルムキャリアFCの種類を検出するための種類検出センサー52(52a?52d)が設けられている。また、本体11には、トロッコ22に設けられた穴を透過してフィルムキャリアFCの位置を検出するための位置検出センサー53が設けられている。これらのセンサーは、例えば透過型のフォトセンサーが用いられる。
【0018】フィルムキャリアFCには、図4(a)?(d)に示すように、4×5インチサイズのフィルムF1のためのフィルムキャリアFC1、6×4.5センチサイズのフィルムF2のためのフィルムキャリアFC2、35ミリサイズの連続フィルムF3のためのフィルムキャリアFC3、及び35ミリサイズのマウントフィルムF4のためのフィルムキャリアFC4の4種類、及び、6センチサイズのフィルムに対しては図4(b)に示すフィルムキャリアFC2の他に、図4(e)?(g)に示すように、6×6、6×7、6×9のそれぞれのサイズのフィルムF5?7のためのフィルムキャリアFC5?7が3種類、合計で7種類が使用される。
【0019】これらのフィルムキャリアFCには、それぞれの種類を検出するための種類検出穴55(55a?55d)及び各フィルムFの位置決めのための位置検出穴56などが設けられている。」

ウ 「【0029】図示は省略したが、本体11に内蔵された光学系は、ハロゲンランプを有したランプユニット、副走査方向に移動してスキャンを行う複数のミラー、固定ミラー、結像レンズ、光学フィルター、及び、フィルム画像をR,G,Bの3色に色分解して読み取るためのCCDアレイからなる1次元のイメージセンサーISなどから構成されている。」

エ 「【0037】画像入力部221は、R,G,Bの各色毎の画像信号に対する増幅変換部301、位置補正部302、ルックアップテーブル303、ガンマ補正部304を有している。
【0038】増幅変換部301は、DA変換器323から出力される電圧信号によって増幅率が設定されるビデオアンプ321、量子化を行って画像データに変換するAD変換器322、AD変換器322にリファレンス電圧を与えるDA変換器325、DA変換器325に対してシェーディング補正用のデータを画素クロックに同期して出力する補正用メモリ324を有している。」

オ 「【0064】本実施例のフィルムスキャナ1において、イメージセンサーISによって読み取られたフィルム画像は、フィルムの種類に関係なく、縦(主走査方向)4096ドット、横(副走査方向)6144ドットの画素を有しており、その縦横比は1対1.5である。これに対して、定型用紙の縦横比は1対1.41であるので、フィルム画像のうちの横方向の中央部の5776ドット分に対応する部分のみがプリントされ、両端部の横方向のそれぞれ184ドット分は削除される。
【0065】プリントアウト時における倍率Mは、読み取られたフィルム画像の画素に対して電気的変倍を行うことなく、つまりフィルム画像の1画素をプリンタの1ドットに対応させてプリントアウトしたときを等倍としている。したがって、例えば400dpiのプリンタによってフィルム画像を等倍でプリントアウトすると、260×368mmの画像となる。
【0066】なお、フィルムFの種類に応じて、すなわちフィルムFのサイズに応じて光学系の倍率は可変される。すなわち、本実施例のフィルムスキャナ1において、結像レンズは、セットされたフィルムFのサイズに応じて移動するが、その際に、そのフィルム画像の画像領域の寸法よりも上下左右に1mmずつ大きい領域を読み取るように位置決めされる。例えば、35ミリサイズのフィルムF3では、その画像領域の寸法が24×36mmであるが、縦横各2mm大きい26×38mmの領域を読み取るように結像レンズが位置決めされ、26×38mmの領域の画像がフィルム画像として入力される。したがって、読み取ったフィルム画像には、画像領域の画像の他に、非画像領域の画像ノイズが含まれることとなる。」

これらイないしオの記載によると、引用例には、
「35ミリサイズの連続フィルムF3のためのフィルムキャリアFC3と、4×5インチサイズのフィルムF1のためのフィルムキャリアFC1と、フィルムFを装着したフィルムキャリアFCが挿入されるためにフィルム装着部21に配置されたトロッコ22と、1次元のイメージセンサーIS、及び量子化を行って画像データに変換するAD変換器322と、フィルムFのサイズに応じて、そのフィルム画像の画像領域の寸法よりも上下左右に1mmずつ大きい領域を読み取るように、倍率が可変される光学系とを具備するフィルムスキャナ。」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

(3) 対比
本願補正発明と引用発明とを対比する。
引用発明の「フィルムスキャナ」は、フィルムに記録された画像を入力するためのものであるから、本願補正発明と同じ「画像入力装置」に関するものといえる。
引用発明の「35ミリサイズの連続フィルムF3のためのフィルムキャリアFC3」、「4×5インチサイズのフィルムF1のためのフィルムキャリアFC1」、「フィルムFを装着したフィルムキャリアFCが挿入されるためにフィルム装着部21に配置されたトロッコ22」、及び「1次元のイメージセンサーIS、及び量子化を行って画像データに変換するAD変換器322」は、本願補正発明の「第1タイプのフィルムを保持可能な第1のフィルム保持手段」、「第1タイプのフィルムとは画像サイズが異なる第2タイプのフィルムを保持可能な第2のフィルム保持手段」、「第1のフィルム保持手段と第2のフィルム保持手段のうち選択された一方を、画像入力装置に対し着脱自在に装着する装着手段」、及び「装着手段に装着された何れか一方のフィルム保持手段が保持するフィルムの画像を読み取り、デジタル信号に変換する画像読取手段」にそれぞれ相当する。
また、引用発明において、トロッコに装着されたフィルムキャリアFCに保持されたフィルムFに対してフィルム画像の読み取りが行われること、及び、フィルムFのサイズとフィルム画像の画像領域のサイズ、すなわちフィルムの画像サイズとが対応したものであることは、いずれも当業者にとって明らかな事項であるから、引用発明の「フィルムFのサイズに応じて、そのフィルム画像の画像領域の寸法よりも上下左右に1mmずつ大きい領域を読み取るように、倍率が可変される光学系」は、本願補正発明の「装着手段に装着されたフィルム保持手段が保持するフィルムの画像サイズに応じて、画像読取手段の読み取り範囲を」「変更する画像読取範囲変更手段」に相当するといえる。

以上を踏まえると、両者の一致点及び相違点は以下のとおりである。
【一致点】
第1タイプのフィルムを保持可能な第1のフィルム保持手段と、
上記第1タイプのフィルムとは画像サイズが異なる第2タイプのフィルムを保持可能な第2のフィルム保持手段と、
上記第1のフィルム保持手段と上記第2のフィルム保持手段のうち選択された一方を、画像入力装置に対し着脱自在に装着する装着手段と、
上記装着手段に装着された何れか一方の上記フィルム保持手段が保持するフィルムの画像を読み取り、デジタル信号に変換する画像読取手段と、
上記装着手段に装着されたフィルム保持手段が保持するフィルムの画像サイズに応じて、上記画像読取手段の読み取り範囲を変更する画像読取範囲変更手段と、
を具備することを特徴とする画像入力装置。

【相違点】
本願補正発明は、画像読取範囲変更手段において、画像読取手段の読み取り範囲を「フィルム画面上の両端位置に対応した範囲に変更する」のに対して、引用発明は、「そのフィルム画像の画像領域の寸法よりも上下左右に1mmずつ大きい領域を読み取るように」変更している点。

(4) 当審の判断
引用発明の「フィルム画像」と本願補正発明の「フィルム画面」とは表現の差異であり、どちらもフィルム上に記録された画像を意味すること、及び、フィルム画像の画像領域のサイズが「フィルム画面上の両端位置に対応した範囲」により定められることは、いずれも、当業者にとって明らかな事項である。
引用例の前掲アの段落【0005】に記載されたとおり、引用発明が属するフィルムスキャナに関する技術分野において、フィルム画像の画像領域のサイズと同一サイズの領域を読み取ること、すなわち、フィルム画面上の両端位置に対応した範囲を読み取ることは課題として公知技術であるから、引用発明に前記公知技術を適用し、画像読取範囲変更手段において画像読取手段の読み取り範囲をフィルム画面上の両端位置に対応した範囲に変更すること、すなわち、具体的なフィルム画面上の両端位置を規定する手段を特定したものでない本願補正発明は、当業者が容易に想到し得たものと認められる。
そして、本願補正発明の奏する効果は、引用例に記載された発明から想定できる程度のものにすぎず、格別なものとは認められない。
したがって、本願補正発明は、引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

なお、フィルム画面を欠損なく、かつ、非画像領域を含まずに読み取るための、読み取り範囲をフィルム画面上の両端位置に対応した範囲とする具体的な構成は、例えば、特開平7-95363号公報に、「【0003】【従来の技術】従来、この種の画像読み取り装置として例えば原稿画像の反射光を結像させた像や原稿フィルムの透過光を結像させた像を、線状に配列された複数の受光素子を有するCCD等のラインセンサーで読み取る画像読み取り装置が知られている。この画像読み取り装置はそのラインセンサーのライン方向には各画素に相当する受光素子の検出データを順次電気的に走査して出力し、また短手方向には原稿画像とラインセンサーとの間で機械的走査系により機械的に走査移動することで、2次元的な画像情報を得るように構成されている。
【0004】このような画像読み取り装置の出力側に接続された外部データ処理装置では、読み取るべき画像領域の一端から他端までの全領域の画像データを過不足なく出力するように指定されている場合に、その画像領域端部の位置と上記の機械的走査系の走査移動位置との対応関係をそのデータ処理装置の制御系が把握するようになっている。
【0005】さらに、読み取るべき画像領域の位置精度が特に求められる場合は、正規の画像読み取り動作の前に予備動作として原稿端の位置を検出するための検出動作を行う画像読み取り装置が提供されている。この装置は例えば、機械的走査系の駆動源にステッピングモータを使用している場合において、一度走査系の移動によって画像を走査する途中で、画像域内と画像域外とで特徴的な画像データの差を抽出したときに、原稿端であると判別し、このときのステッピングモータのホームポジションからの累積駆動パルス数をメモリに記憶しておき、次回の正規の画像読み取り走査に際して、ステッピングモータの駆動パルスの累積値が上記累積駆動パルス数に到達した時点で画像データの出力を開始したり、または画像データの出力を終了するように制御している。
【0006】特に、原稿がスライドマウントに装填されたフィルムである場合には、スライドマウントの外形寸法やアパーチャ部の開口寸法にバラツキが多いため、スライドマウントを外側から支持する方法で原稿(フィルム)をセットすると、読み取るべき実画部分に対する走査位置精度を確保することが難しい。このため、正規の画像読み取り動作の前に予備動作として上記のような原稿端の位置を検出するための検出動作が行われていた。」と記載されているように慣用技術である。

(5) むすび
以上のとおり、本件補正は、特許法17条の2第5項で準用する同法126条5項の規定に違反するものであり、特許法159条1項で準用する同法53条1項の規定により却下されるべきものである。

第3 本願発明について
1 平成17年1月26日付の手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成16年6月3日付けで補正された特許請求の範囲の請求項1に記載された以下のとおりのものである。
「【請求項1】 第1タイプのフィルムを保持可能な第1のフィルム保持手段と、
上記第1タイプのフィルムとは画像サイズが異なる第2タイプのフィルムを保持可能な第2のフィルム保持手段と、
上記第1のフィルム保持手段と上記第2のフィルム保持手段のうち選択された一方を、画像入力装置に対し着脱自在に装着する装着手段と、
上記装着手段に装着された何れか一方の上記フィルム保持手段が保持するフィルムの画像を読み取り、デジタル信号に変換する画像読取手段と、
上記装着手段に装着されたフィルム保持手段が保持するフィルムの画像サイズに応じて、上記画像読取手段の読み取り範囲を変更する画像読取範囲変更手段と、
を具備することを特徴とする画像入力装置。」

2 引用例
原査定の拒絶の理由に引用された引用例、及びその記載事項は、前記「第2 2(2)」に記載したとおりである。

3 対比・判断
本願発明は、前記第2で検討した本願補正発明から「画像読取範囲変更手段」の読み取り範囲を「上記フィルム画面上の両端位置に対応した範囲に」とした限定を省いたものである。
そうすると、本願発明の構成要件をすべて含み、更に他の構成要件を付加したものに相当する本願補正発明が、前記「第2 2」で判断したとおり、引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

4 むすび
以上のとおり、本願発明は、引用例に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願は、他の請求項について検討するまでもなく拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-02-02 
結審通知日 2007-02-06 
審決日 2007-02-19 
出願番号 特願平7-150553
審決分類 P 1 8・ 575- Z (H04N)
P 1 8・ 121- Z (H04N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 手島 聖治  
特許庁審判長 杉山 務
特許庁審判官 松永 稔
田中 幸雄
発明の名称 画像入力装置  
代理人 伊藤 進  
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