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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 H03H
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 H03H
管理番号 1155257
審判番号 不服2005-6828  
総通号数 89 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-05-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-04-15 
確定日 2007-04-06 
事件の表示 特願2003-282558「電子回路」拒絶査定不服審判事件〔平成16年3月18日出願公開、特開2004-88769〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1 手続の経緯・本願発明
本願は、平成15年7月30日(優先権主張平成14年8月5日)の出願であって、平成17年3月11日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年4月15日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同年5月13日付けで手続補正がなされたものである。

2 平成17年5月13日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]平成17年5月13日付けの手続補正を却下する。
[理由]本件補正により、特許請求の範囲の請求項1は、「【請求項1】プリント板に実装された複数の動作電圧レベル電源端子を有する集積回路と、前記プリント板の前記集積回路の周囲に実装された広い周波数帯域のノイズを除去する弁作用金属を陽極とし前記弁作用金属の酸化膜を誘電体とし前記酸化膜を前記陽極とで挟む固体電解質を陰極とする伝送線路型ノイズフィルタとを含み、前記プリント板は、前記集積回路及び前記伝送線路型ノイズフィルタの実装面と異なる面に互いに分離した第1の電源電圧供給線及び第2の電源電圧供給線を有する電源パターンが形成された電源ライン層と前記電源ライン層及び前記実装面とは異なる面に形成したグランドパターンが形成されたグランドライン層とを有し、前記伝送線路型ノイズフィルタの第1の陽極端子が前記第1の電源電圧供給線に接続され、前記伝送線路型ノイズフィルタの第2の陽極端子が前記第2の電源電圧供給線を介して前記集積回路の動作電圧レベル電源端子に接続され、前記伝送線路型ノイズフィルタの陰極が導電層を介してグランドライン層に接続されていることを特徴とする電子回路。」と補正された。
なお、上記請求項1に係る発明の「前記伝送線路型ノイズフィルタの陰極が」(10?11行目)は、請求項1の記載では「前記伝送線路型のイズフィルタの陰極が」となっているが、その前段の「前記伝送線路型ノイズフィルタの第1の陽極端子が」及び「前記伝送線路型ノイズフィルタの第2の陽極端子が」等の記載との対応からすると、「前記伝送線路型のイズフィルタの陰極が」は「前記伝送線路型ノイズフィルタの陰極が」の誤記と認め、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願補正発明」という。)を上記のように認定した。
上記補正は、請求項1に記載された発明を特定するために必要な事項である「電源端子」の限定事項である「動作電圧レベル」との構成を付加するものであり、また、「伝送線路型ノイズフィルタ」の限定事項である「弁作用金属を陽極とし前記弁作用金属の酸化膜を誘電体とし前記酸化膜を前記陽極とで挟む固体電解質を陰極とする」との構成、及び、「陰極が導電層を介してグランドライン層に接続されている」との構成を付加するものであり、また、「電源パターン」の限定事項である「互いに分離した第1の電源電圧供給線及び第2の電源電圧供給線」を有するとの構成を付加するものであり、また、「プリント板」の限定事項である「前記電源ライン層及び前記実装面とは異なる面に形成したグランドパターンが形成されたグランドライン層」を有するとの構成を付加するものであって、特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の本願補正発明が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に適合するか)について以下に検討する。

(1)引用刊行物記載の発明
これに対して、原査定の拒絶の理由に引用された、本願の優先権主張の日前である平成14年6月7日に頒布された「特開2002-164760号公報」(以下、「引用例」という。)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
(1) 「【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のノイズフィルタにおいては、広帯域の周波数の電気的ノイズを除去するために使用する複数のノイズフィルタの選定が煩わしかった。また、異種のノイズフィルタを複数設置するためにコストが高くなるという問題があった。
【0008】したがって、本発明の目的は、一個のノイズフィルタ素子でも、広帯域の周波数を除去するだけでなく、高周波帯域の電子部品から発せられる電気的ノイズを濾波することができるノイズフィルタを提供することにある。」
(2) 「【0025】図1(a)乃至図1(c)を参照すると、本発明に係る分布定数型ノイズフィルタ1は、直方体形状の分布定数回路形成部2の長辺方向に突出した一対の電極部21aを備えた3端子コンデンサ構造を有する。図1(a)のA-A断面およびB-B断面の図1(b)および図1(c)に示すように、分布定数回路形成部2は略平板形状の金属板21を二つの誘電体22を介在して対向金属層41で挟んだストリップ線路と呼ばれる伝送線路構造となっている。金属板21が分布定数回路形成部2の両端から突出した部分は電極部21aである。このような構成の分布定数型ノイズフィルタ素子は、以下に記載するように、その両電極部21aが電源および負荷回路にそれぞれに接続されるとともに、対向金属層41が接地電位等の固定電位に接続されることにより、周波数帯域の広いノイズフィルタとして機能する。
【0026】以下、ノイズフィルタ1の長辺方向(X方向)の分布定数回路形成部2の長さをLとし、分布定数回路形成部2の短辺方向(Y方向)の長さをWとして説明する。
【0027】本発明に係るノイズフィルタ1は、電源および電子部品に接続される実装基板30に設置される。すなわち、ノイズフィルタ1の両電極部21aは、実装基板30上で、DC電源8に接続された電源端子31とLSIなどの電子部品9に接続された部品端子32にそれぞれ接続される。さらに、分布定数回路形成部2の対向金属層41を接地電位などの固定電位にするための電極端子4が実装基板30に設けられている。
【0028】図1に示したノイズフィルタの一例として、図2に示すようなアルミ固体電解コンデンサ6の場合を説明する。このアルミ固体電解コンデンサは、箔状のアルミニウム21の表面にエッチング処理により凹凸をつけ、その表面に沿って誘電体として酸化皮膜22bを形成する。さらにその酸化皮膜の表面に対向電極として導電性高分子層などの固体電解質層22c、グラファイト、銀ペースト層22aを形成したものである。この構成は、図1のノイズフィルタと同様のストリップ線路構造である。すなわち、線路導体が中心のアルミニウムであり、誘電体が酸化皮膜の形成されたエッチング層に相当する。また、接地導体が固体電解質層、グラファイトおよび銀ペースト層に相当する。エッチング層は表面積を大きくする処理が施されているため、同形状では単一の材料を用いるセラミックコンデンサなどよりも大きな静電容量を得ることができ、分布定数型ノイズフィルタに適している。
【0029】試作した線路素子の形状は線路幅10mm×線路長20mmで、誘電体の厚みに相当する厚みは約0.15mmである。また、線路全体での静電容量は330μF(定格電圧4V)であった。本素子の特性インピーダンスは下記に述べる式により0.5mΩと計算される。
【0030】電極部21aは前述したように、電源端子31および部品端子32にそれぞれ接続されるが、図3に示すように、電源端子31および部品端子32の各表面積S2は、電極部21aと電源端子31および部品端子32との接続領域の各面積S1よりも大に設定されることが望ましい。その理由の一番目は、両者の接触面積をできるだけ大きくして接触抵抗を下げることにある。接触抵抗が大きいと直流分の損失が生じ、発熱するためである。理由の二番目は、電源端子31および部品端子32の面積が小さいとこれら端子のインピーダンスが高くなりノイズ成分である高周波電流を金属板21に導入しにくくなるためである。」
(3) 「【0040】本発明に係る分布定数型ノイズフィルタは、一方の電極部21aに陽極端子3を介して間接的にDC電源8が接続され、他方の電極部21aに陽極を介して間接的にLSI等の電子部品9が接続されて実施される。」
(4) 「【0061】図10(a)、(b)は、本発明に係る分布定数型ノイズフィルタの第六の実施の形態における構成を示す平面図およびそのC-C断面図である。図10(a)に示すように、本発明に係る分布定数型ノイズフィルタの第六の実施の形態においては、各電極部または各陽極端子にリード線311、321を接続し、陰極端子4にリード線400を一本または複数(図では2本)接続した構成とする。これにより高周波数でのインピーダンス特性は若干悪くなるものの、実装時の利便性が増す。」
(5) また、図1には、実装基板30に実装されたLSIなどの電子部品9と、前記実装基板30に実装された分布定数型ノイズフィルタ1とを含む電子回路が示されている。

以上の記載事項によると、引用例には、「電源および電子部品に接続される実装基板30に設置され、両電極部21aは、実装基板30上で、DC電源8に接続された電源端子31とLSIなどの電子部品9に接続された部品端子32にそれぞれ接続され、分布定数回路形成部2の対向金属層41を接地電位などの固定電位にするための陰極端子4が実装基板30に設けられ、
箔状のアルミニウム21の表面に沿って誘電体として酸化皮膜22bを形成し、さらにその酸化皮膜の表面に対向電極として導電性高分子層などの固体電解質層22c、グラファイト、銀ペースト層22aを形成したストリップ線路構造であり、線路導体が中心のアルミニウムであり、誘電体が酸化皮膜の形成されたエッチング層に相当し、また、接地導体が固体電解質層、グラファイトおよび銀ペースト層に相当する分布定数型ノイズフィルタ1を含み、分布定数型ノイズフィルタは、一方の電極部21aに陽極端子3を介して間接的にDC電源8が接続され、他方の電極部21aに陽極を介して間接的にLSI等の電子部品9が接続される電子回路。」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。

(2)対比
本願補正発明と引用発明を対比すると、引用発明における「実装基板30」「LSIなどの電子部品9」「箔状のアルミニウム21の表面に沿って誘電体として酸化皮膜22bを形成し、さらにその酸化皮膜の表面に対向電極として導電性高分子層などの固体電解質層22c、グラファイト、銀ペースト層22aを形成した」「分布定数型ノイズフィルタ1」「電源端子31」「陰極端子4」「一方の電極部21a、他方の電極部21a」は、それぞれ本願補正発明における「プリント板」「集積回路」「広い周波数帯域のノイズを除去する弁作用金属を陽極とし前記弁作用金属の酸化膜を誘電体とし前記酸化膜を前記陽極とで挟む固体電解質を陰極とする」「伝送線路型ノイズフィルタ」「電源パターン」「グランドパターン」「第1の陽極端子、第2の陽極端子」に相当する。
また、引用発明の「LSIなどの電子部品9」が複数の端子を有することは当業者において明らかである。
また、引用発明の「分布定数型ノイズフィルタ1」が広い周波数帯域のノイズを除去することは当業者において明らかである。

したがって、両者は、以下のとおりの一致点及び相違点を有する。
(一致点)
「プリント板に実装された複数の端子を有する集積回路と、前記プリント板に実装された広い周波数帯域のノイズを除去する弁作用金属を陽極とし前記弁作用金属の酸化膜を誘電体とし前記酸化膜を前記陽極とで挟む固体電解質を陰極とする伝送線路型ノイズフィルタとを含み、前記プリント板は、電源パターンとグランドパターンとを有し、前記伝送線路型ノイズフィルタの第1の陽極端子が接続され、前記伝送線路型ノイズフィルタの第2の陽極端子が前記集積回路に接続され、前記伝送線路型ノイズフィルタの陰極が接続される電子回路。」である点。

(相違点)
(1) 本願補正発明では、集積回路が複数の動作電圧レベル電源端子を有し、プリント板の前記集積回路の周囲に伝送線路型ノイズフィルタが実装されるのに対して、引用発明では、そのような点については明示がない点。
(2) プリント板が、本願補正発明では、集積回路及び伝送線路型ノイズフィルタの実装面と異なる面に互いに分離した第1の電源電圧供給線及び第2の電源電圧供給線を有する電源パターンが形成された電源ライン層と前記電源ライン層及び前記実装面とは異なる面に形成したグランドパターンが形成されたグランドライン層とを有するのに対して、引用発明では、集積回路及び伝送線路型ノイズフィルタの実装面に電源パターンとグランドパターンとを有する点。
(3) 伝送線路型ノイズフィルタの第1の陽極端子が、本願補正発明では、前記第1の電源電圧供給線に接続されるのに対して、引用発明では、電源パターンに接続され、また、伝送線路型ノイズフィルタの第2の陽極端子が、本願補正発明では、前記第2の電源電圧供給線を介して前記集積回路の動作電圧レベル電源端子に接続されるのに対して、引用発明では、集積回路に接続され、また、伝送線路型ノイズフィルタの陰極が、本願補正発明では、導電層を介してグランドライン層に接続されるのに対して、引用発明では、陰極端子4に接続される点。

(3)判断
上記相違点について検討する。
相違点(1)
プリント板に実装された複数の端子を有する集積回路と、前記プリント板の前記集積回路の周囲に実装されたノイズフィルタとを含むものは周知であり(例えば、特公平7-46748号公報の図1、特開平7-154076号公報の図1、2、特開平9-246776号公報の図20、21等を参照)、また、プリント板に実装された複数の電源端子を有する集積回路は周知である(例えば、特公平7-46748号公報の図1、特開平8-288626号公報の図1ないし4、特開平10-65103号公報の図1ないし4等を参照)から、引用発明において、複数の動作電圧レベル電源端子を有する集積回路と、前記プリント板の前記集積回路の周囲に実装されたノイズフィルタとを含むものとすることは当業者が適宜なし得ることである。その際に、集積回路の電源端子を動作電圧レベル電源端子とすることは設計事項である。
相違点(2)、(3)
集積回路及びノイズフィルタの実装面と異なる面に互いに分離した第1の電源供給部及び第2の電源供給部を有する電源パターンが形成された電源層と前記電源層及び前記実装面とは異なる面に形成したグランドパターンが形成されたグランド層とを有するプリント板、及び、前記ノイズフィルタの第1の端子を前記第1の電源供給部に接続し、前記ノイズフィルタの第2の端子を前記第2の電源供給部を介して前記集積回路に接続し、前記ノイズフィルタの第3の端子を電気的にグランド層に接続することは周知である(例えば、特開平7-154076号公報の図1、2、特開平11-233951号公報の図1等を参照)。
また、電源パターンの電源供給部をライン形状とした電源電圧供給線を有する電源ライン層と、グランドパターンをライン形状としたグランドライン層とを有するプリント板を用いることは必要に応じて適宜なし得ることである。
したがって、引用発明のプリント板を、集積回路及びノイズフィルタの実装面と異なる面に互いに分離した第1の電源電圧供給線及び第2の電源電圧供給線を有する電源パターンが形成された電源ライン層と前記電源ライン層及び前記実装面とは異なる面に形成したグランドパターンが形成されたグランドライン層とを有するものとすることは当業者が適宜なし得ることである。また、ノイズフィルタの第1の端子を第1の陽極端子とし、第2の端子を第2の陽極端子とすること、及び、第3の端子を陰極とし、電気的に接続する手段として導電層を介して接続することは当業者が適宜なし得ることである。その際、集積回路の電源端子に電源を接続することは設計事項である。

また、本願補正発明の効果についてみても、上記構成の採用に伴って当然に予測される程度のものにすぎず、格別顕著なものではない。
したがって、本願補正発明は、引用発明、及び周知の技術事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

(4)むすび
以上のとおり、本件補正は、特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に違反するので、特許法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3 本願発明
平成17年5月13日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の特許請求の範囲の請求項1に係る発明は、平成17年2月18日付け手続補正書によって補正された明細書及び図面の記載からみて、上記請求項1に記載された次のとおりのものである (以下、「本願発明」という。)。
「【請求項1】プリント板に実装された複数の電源端子を有する集積回路と、前記プリント板の前記集積回路の周囲に実装された広い周波数帯域のノイズを除去する伝送線路型ノイズフィルタとを含み、前記プリント板は、前記集積回路及び前記伝送線路型ノイズフィルタの実装面と異なる面に電源電圧供給線を有する電源パターンが形成された電源ライン層を有し、前記伝送線路型ノイズフィルタの第1の陽極端子が前記電源電圧供給線に接続され、第2の陽極端子が前記集積回路の電源端子に接続されたことを特徴とする電子回路。」

(1)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された引用例、及びその記載事項は、前記「2 (1)」に記載したとおりである。

(2)対比・判断
本願発明は、前記2で検討した本願補正発明から、「電源端子」の限定事項である「動作電圧レベル」との構成を省いたものであり、また、「伝送線路型ノイズフィルタ」の限定事項である「弁作用金属を陽極とし前記弁作用金属の酸化膜を誘電体とし前記酸化膜を前記陽極とで挟む固体電解質を陰極とする」との構成、及び、「陰極が導電層を介してグランドライン層に接続されている」との構成を省いたものであり、また、「電源パターン」の限定事項である「互いに分離した第1の電源電圧供給線及び第2の電源電圧供給線」を有するとの構成を省いたものであり、また、「プリント板」の限定事項である「前記電源ライン層及び前記実装面とは異なる面に形成したグランドパターンが形成されたグランドライン層」を有するとの構成を省いたものである。
そうすると、本願発明の構成要件をすべて含み、さらに他の構成要件を付加したものに相当する本願補正発明が、前記「2 (3)」に記載したとおり、引用発明、及び周知の技術事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も同様の理由により、引用発明、及び周知の技術事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

(3)むすび
以上のとおり、本願発明は、引用発明、及び周知の技術事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-02-05 
結審通知日 2007-02-07 
審決日 2007-02-21 
出願番号 特願2003-282558(P2003-282558)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (H03H)
P 1 8・ 575- Z (H03H)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 小林 正明  
特許庁審判長 川嵜 健
特許庁審判官 工藤 一光
竹井 文雄
発明の名称 電子回路  
代理人 福田 修一  
代理人 池田 憲保  
代理人 山本 格介  

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