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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 F16C
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 F16C
管理番号 1163160
審判番号 不服2005-3546  
総通号数 94 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-10-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-03-01 
確定日 2007-08-23 
事件の表示 平成7年特許願第154089号「測地機器のための垂直軸システム」拒絶査定不服審判事件〔平成7年12月22日出願公開、特開平 7-332356〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1 手続の経緯
本願は、平成7年5月30日(パリ条約による優先権主張1994年6月3日、独国)の出願であって、平成16年11月22日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、平成17年3月1日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、平成17年3月28日付けで明細書について手続補正がなされたものである。

2 平成17年3月28日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成17年3月28日付け手続補正を却下する。
[理由]
2-1 補正事項
本件補正は、平成16年11月2日付け手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載の、
「フランジをもつ垂直な、円筒形の垂直軸と、その中に垂直軸が支承されている軸ブシュから成る、測地機器のための垂直軸システムであって、軸受として垂直軸の上端に3つの球転がり面に囲まれた、第1のセンタリング玉軸受が設けられている垂直軸システムにおいて、垂直軸(1)の下端に、同様に3つの球転がり面(8、9、10)に囲まれた、第2のセンタリング玉軸受(11)が設けられていること、センタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)の1つの球転がり面(10)が、垂直軸1の回転軸(A-A)に対して垂直に延びており、軸方向に位置調節可能な調節リング(12)上面に配置されている、垂直軸1の回転軸(A-A)の方向に自由に位置調節できる球転がり面(10)であること、各センタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)が相互に軸直径および球直径の大きさに依存する角度を成していること、を特徴とする垂直軸システム。」を、
「フランジ(2)をもつ垂直な、円筒形の垂直軸(1)と、その中に垂直軸が支承されている軸ブシュ(3)から成る、測地機器のための垂直軸システムであって、軸受として垂直軸(1)の上端に3つの球転がり面(4、5、6)に囲まれた、第1のセンタリング玉軸受(7)が設けられており、そして垂直軸(1)の下端にも、同様に3つの球転がり面(8、9、10)に囲まれた、第2のセンタリング玉軸受(11)が設けられてなり、2つのセンタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)のうちの1つの球転がり面(10)が、垂直軸(1)の回転軸(A-A)に対して垂直に延びており、軸方向に位置調節可能な調節リング(12)上面に配置されている、垂直軸1の回転軸(A-A)の方向に自由に位置調節できる球転がり面(10)であること、軸ブシュ(3)の両端に配置されている別の球転がり面(4、8)が、円錐台の側面形状に形成され、その円錐形の頂点が回転軸(A-A)で一致するように形成されていること、各センタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)が、相互に軸直径および球直径の大きさに依存する角度を成していること、そして2つのセンタリング玉軸受(7、11)が、調節リング(12)の位置調節により、予応力がかけられていること、を特徴とする垂直軸システム。」
とする補正を含んでいる。

2-2 補正の目的・新規事項の有無
上記補正は、実質的には、補正前の請求項1に記載された「球転がり面(4、8)」の構成を願書に最初に添付された明細書又は図面に記載された「軸ブシュ(3)の両端に配置されている別の球転がり面(4、8)が、円錐台の側面形状に形成され、その円錐形の頂点が回転軸(A-A)で一致するように形成されていること」と、また、補正前の請求項1に記載された「センタリング玉軸受(7、11)」の構成を願書に最初に添付された明細書又は図面に記載された「2つのセンタリング玉軸受(7、11)が、調節リング(12)の位置調節により、予応力がかけられている」と、それぞれ限定して特定するものであるから、新規事項を追加するものではなく、発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題を変更することのない範囲で、特許請求の範囲を減縮するものである。
よって、本件補正の目的は、平成6年改正前特許法第17条の2第3項第2号に規定する目的に合致する。

2-3 独立特許要件
そこで、上記の特許請求の範囲の減縮を目的とした補正を含む補正後の本願発明が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第5項において準用する平成6年改正前特許法第126条第3項の規定に適合するか)について以下に検討する。

2-3-1 補正後の本願発明
補正後の本願請求項1に係る発明(以下、「本願補正発明」という。)は、平成17年3月28日付け手続補正により補正された明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載された、以下のとおりのものである。
「フランジ(2)をもつ垂直な、円筒形の垂直軸(1)と、その中に垂直軸が支承されている軸ブシュ(3)から成る、測地機器のための垂直軸システムであって、軸受として垂直軸(1)の上端に3つの球転がり面(4、5、6)に囲まれた、第1のセンタリング玉軸受(7)が設けられており、そして垂直軸(1)の下端にも、同様に3つの球転がり面(8、9、10)に囲まれた、第2のセンタリング玉軸受(11)が設けられてなり、2つのセンタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)のうちの1つの球転がり面(10)が、垂直軸(1)の回転軸(A-A)に対して垂直に延びており、軸方向に位置調節可能な調節リング(12)上面に配置されている、垂直軸1の回転軸(A-A)の方向に自由に位置調節できる球転がり面(10)であること、軸ブシュ(3)の両端に配置されている別の球転がり面(4、8)が、円錐台の側面形状に形成され、その円錐形の頂点が回転軸(A-A)で一致するように形成されていること、各センタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)が、相互に軸直径および球直径の大きさに依存する角度を成していること、そして2つのセンタリング玉軸受(7、11)が、調節リング(12)の位置調節により、予応力がかけられていること、を特徴とする垂直軸システム。」

2-3-2 引用例
これに対して、原査定の拒絶の理由に引用された、本願出願前に日本国内において頒布された刊行物である実願昭51-124667号(実開昭53-41545号)のマイクロフィルム(以下、「引用例」という。)には、図面とともに次の記載がある。
(ア)「回動軸を支持筒内に嵌合させて回動自在に支持する構造において、上記回動軸と支持筒との少なくとも一方に傾斜した周壁部分を設け、この部分に複数箇のボールを介在させ、上記傾斜周壁によって上記回動軸に向けこのボールを押え付けることにより、上記回動軸の、上記支持筒内におけるガタ付きを解消したことを特徴とする、精密機械の軸支装置。」(実用新案登録請求の範囲)
(イ)「第1図において、支持筒101は、装置内に固定的に設置されており、その内方には回動軸102が緩く挿通されている。回動軸102の左端部には、支持筒101よりも大径のフランジ102aが一体に形成されており、またその右端部には雄ねじ102bが切られている。
支持筒101の両端部内側は皿状に削られて、傾斜した周壁101a,101bが形成されており、この周壁部分には複数箇のボール103がそれぞれ介装されている。回動軸102の雄ねじ102bには、ナット104が螺着されており、各ボール103は、このナット104と傾斜周壁101b、および前記フランジ102aと傾斜周壁101aでそれぞれ挾持され、これらの傾斜周壁101a,101bで回動軸102に向けて押え付けられた形で、この回動軸102の位置を厳密に規制している。従って、回動軸102は、支持筒101内において、回動自在でありかつ極めて精密にガタ付きなく支持される。」(第2頁第11行乃至第3頁第8行)
(ウ)第1図により、回動軸102の左端部には、傾斜周壁101aとフランジ102aの右側面と回動軸102の円筒面の3つの球転がり面に囲まれたボール103が設けられた点、回動軸の右端部には、傾斜周壁101bとナット104の左側面と回動軸102の円筒面の3つの球転がり面に囲まれたボール103が設けられた点が認められる。
また、上記(イ)の「回動軸102の雄ねじ102bには、ナット104が螺着されており」なる摘示、及び第1図によれば、球転がり面であるナット104の左側面が回動軸102の回転軸に対して垂直に延びていることは明らかであり、さらに、上記(イ)の「支持筒101の両端部内側は皿状に削られて、傾斜した周壁101a,101bが形成されており」なる摘示、及び第1図によれば、傾斜周壁101a,101bが、円錐台の側面形状に形成されていることは明らかである。
したがって、以上の点を総合すると、上記引用例には、
「フランジ102aをもつ、円筒形の回動軸102と、その中に回動軸が支承されている支持筒101から成る、精密機械の軸支装置であって、回動軸102の左端部に傾斜周壁101aとフランジ102aの右側面と回動軸102の円筒面の3つの球転がり面に囲まれた、ボール103が設けられており、そして回動軸102の右端部にも、同様に傾斜周壁101bとナット104の左側面と回動軸102の円筒面の3つの球転がり面に囲まれた、ボール103が設けられてなり、左右端部のボール103,103の球転がり面のうちの1つの球転がり面が、回動軸102の回転軸に対して垂直に延びており、ナット104の左側面に配置されていること、支持筒101の左右端部に配置されている別の球転がり面である傾斜周壁101a,101bが、円錐台の側面形状に形成されていること、そして左右端部のボール103,103が、ナット104により、傾斜周壁101a,101bで回動軸102に向けて押え付けられている軸支装置。」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているものと認める。

2-3-3 対比
本願補正発明と引用発明を対比すると、後者の回動軸102の左端部に設けられた「ボール103」、回動軸102の右端部に設けられた「ボール103」及び「支持筒101」は、その機能からみて、前者の「第1のセンタリング玉軸受(7)」、「第2のセンタリング玉軸受(11)」及び「軸ブシュ(3)」に相当する。
また、後者の「左右端部のボール103,103が、ナット104により、傾斜周壁101a,101bで回動軸102に向けて押え付けられている」とは、回動軸102へのナット104の螺着、すなわちナット104の位置調節により左右端部のボールに予応力がかけられていることに他ならず、後者の「ナット104」は、前者の「調節リング(12)」に相当する。そして、後者の「ナット104」は位置調整できるものであるから、後者の「ナット104の左側面」は、回動軸102の回転軸の方向に自由に位置調節できる球転がり面であるということができる。
さらに、後者の「回動軸102」と前者の「垂直軸(1)」とは、軸の両端に3つの球転がり面に囲まれた軸受が設けられた点で、その機能が共通しており、そして、後者の「精密機械の軸支装置」と前者の「測地機器のための垂直軸システム」は、ともに「軸システム」である点で、その機能が共通している。
したがって、両者は、本願補正発明の表記にならえば、
「フランジをもつ、円筒形の軸と、その中に軸が支承されている軸ブシュから成る、軸システムであって、軸受として軸の一端に3つの球転がり面に囲まれた、第1のセンタリング玉軸受が設けられており、そして、軸の他端にも、同様に3つの転がり面に囲まれた、第2のセンタリング玉軸受が設けられてなり、2つのセンタリング玉軸受の球転がり面のうちの1つの球転がり面が、軸の回転軸に対して垂直に延びており、軸方向に位置調節可能な調節リング一面に配置されている、軸の回転軸の方向に自由に位置調節できる球転がり面であること、軸ブシュの両端に配置されている別の球転がり面が、円錐台の側面形状に形成されていること、そして2つのセンタリング玉軸受が、調節リングの位置調節により、予応力がかけられている軸システム。」である点で一致し、次の点で相違している。
〈相違点1〉
本願補正発明は、軸が「垂直な、円筒形の垂直軸(1)」であって、「垂直軸(1)の上端」に第1のセンタリング玉軸受(7)が設けられており、「垂直軸(1)の下端」にも第2のセンタリング玉軸受(11)が設けられており、1つの球転がり面(10)が「調節リング(12)上面」に配置されている「測地機器のための垂直軸システム」であるのに対し、引用発明は、回動軸102は円筒形であるものの、垂直軸との明記はなく、したがって、回動軸102の左端部にボール103が設けられており、回動軸102の右端部にボール103が設けられており、1つの球転がり面がナット104の左側面に配置されている精密機械の軸支装置である点。
〈相違点2〉
本願補正発明は、円錐台の側面形状に形成された別の球転がり面(4、8)に関して、「その円錐形の頂点が回転軸(A-A)で一致するように形成されていること」とし、「各センタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)が、相互に軸直径および球直径の大きさに依存する角度を成していること」としているのに対し、引用発明は、別の球転がり面である傾斜周壁101a,101bが、円錐台の側面形状に形成されているものの、その円錐形の頂点が回転軸で一致するように形成されている点、さらに、ボール103の球転がり面が、相互に回動軸直径およびボール直径の大きさに依存する角度を成しているとの明記がない点。

2-3-4 相違点の判断
〈相違点1〉に対して
本願補正発明と引用発明は、ともに測定機器に用いられる点でその技術分野は共通しているので、引用発明の精密機械の軸支装置の回動軸102を、本願補正発明の測地機器のための垂直軸システムの、いわゆる紙面において、フランジ102aを上とし、ナット104を下とした垂直軸として用いることを妨げる特段の事情も窺えない。
そして、引用発明の回動軸102を上記垂直軸として用いた場合、回動軸102の左端部は上端となり、回動軸102の右端部は下端となり、ナット104の左側面は上面となることは明らかである。
したがって、上記相違点1に係る事項は、格別なこととは認められず、当業者が容易に想到し得るものである。
〈相違点2〉に対して
引用例には、円錐台の側面形状に形成された傾斜周壁101a,101bが、その円錐形の頂点が回転軸で一致するように形成されているとの明記はないものの、上記(イ)に「回動軸102の雄ねじ102bには、ナット104が螺着されており、各ボール103は、このナット104と傾斜周壁101b、および前記フランジ102aと傾斜周壁101aでそれぞれ挾持され、これらの傾斜周壁101a,101bで回動軸102に向けて押え付けられた形で、この回動軸102の位置を厳密に規制している。従って、回動軸102は、支持筒101内において、回動自在でありかつ極めて精密にガタ付きなく支持される。」と摘示されているのであるから、この摘示、及び第1図に接した当業者であれば、軸を円滑に回転するためには、回転対称性を考慮して、引用発明において、円錐台の側面形状に形成された傾斜周壁101a,101bを、その円錐形の頂点が回転軸で一致するように形成することは、容易に想到し得るものであって、また、ボール103の転がり面が、相互に回動軸直径およびボール直径の大きさに依存する角度を成しているとすることも、当業者であれば当然考慮すべき事項であって、格別なものとは認められない。
したがって、相違点2に係る事項も、格別なこととは認められず、当業者が容易に想到し得るものである。
そして、本願補正発明の効果も、引用発明から、当業者であれば予測できる程度のものであって格別なものとはいえない。
よって、本願補正発明は、引用発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものと認められるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものある。

2-3-5 むすび
以上により、本件補正は、特許法第17条の2第5項において準用する平成6年改正前特許法第126条第3項の規定に違反するものであるから、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3 本願発明について
3-1 本願発明
平成17年3月28日付け手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1乃至6に係る発明は、平成16年11月2日付け手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1乃至6に記載されたとおりのものと認められるところ、請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、次のとおりである。
「フランジをもつ垂直な、円筒形の垂直軸と、その中に垂直軸が支承されている軸ブシュから成る、測地機器のための垂直軸システムであって、軸受として垂直軸の上端に3つの球転がり面に囲まれた、第1のセンタリング玉軸受が設けられている垂直軸システムにおいて、垂直軸(1)の下端に、同様に3つの球転がり面(8、9、10)に囲まれた、第2のセンタリング玉軸受(11)が設けられていること、センタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)の1つの球転がり面(10)が、垂直軸1の回転軸(A-A)に対して垂直に延びており、軸方向に位置調節可能な調節リング(12)上面に配置されている、垂直軸1の回転軸(A-A)の方向に自由に位置調節できる球転がり面(10)であること、各センタリング玉軸受(7、11)の球転がり面(4、5、6;8、9、10)が相互に軸直径および球直径の大きさに依存する角度を成していること、を特徴とする垂直軸システム。」

3-2 引用例
原査定の拒絶の理由に引用された引用例及びその記載事項は、前記[2-3-2 引用例]に記載したとおりである。

3-3 対比・相違点の判断
前記[2-3-1]で検討した本願補正発明は、本願発明の全構成をその構成として備えるものである。
そうすると、本願発明の構成要件を全て含み、さらにその一部の構成要件をさらに限定して特定した本願補正発明が、前記「2-3-4」に記載したとおり、引用発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、引用発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

4 むすび
以上により、本願発明は、引用発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないので、本願は、特許請求の範囲の他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、拒絶すべきものである。
 
審理終結日 2007-03-14 
結審通知日 2007-03-20 
審決日 2007-04-03 
出願番号 特願平7-154089
審決分類 P 1 8・ 121- Z (F16C)
P 1 8・ 575- Z (F16C)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 鳥居 稔  
特許庁審判長 溝渕 良一
特許庁審判官 藤村 泰智
大町 真義
発明の名称 測地機器のための垂直軸システム  
代理人 松田 省躬  

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