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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A63F
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 A63F
管理番号 1163385
審判番号 不服2002-9021  
総通号数 94 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-10-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-05-20 
確定日 2007-08-30 
事件の表示 平成11年特許願第181466号「弾球遊技機」拒絶査定不服審判事件〔平成13年 1月16日出願公開、特開2001- 9134〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成11年6月28日の出願であって、平成13年9月11日付で拒絶理由通知がなされ、同年11月7日付で手続補正がなされ、平成14年4月18日付で拒絶査定がなされ、これに対し、同年5月20日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同年6月19日付で手続補正がなされたものである。

2.平成14年6月19日付の手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成14年6月19日付の手続補正を却下する。

[理由]
(1)補正後の本願発明
本件補正により、特許請求の範囲の請求項1は、

「遊技盤に設けられた第1の可変式入賞口と第2の可変式入賞口と複数の普通入賞口とを含む複数の入賞手段と、これら入賞手段に入賞した遊技球を夫々検知する複数の入賞検知手段と、各入賞検知手段が遊技球の入賞を検知したことを条件に入賞手段の種類別に設定された所定数の遊技球を払出し可能な払出手段とを備えた弾球遊技機であって、
少なくとも一部の入賞手段は、入賞した際に払出される遊技球の払出し個数が他の入賞手段の払出し個数よりも多く設定された特定入賞手段であり、
各入賞検知手段で検知があった場合に入賞した入賞手段に対応する前記所定数の遊技球を払出すべき遊技球としてその数を順々に記憶する払出遊技球数記憶手段を設け、
前記払出遊技球数記憶手段の記憶情報を微小時間毎に読み出し、その記憶情報がある場合にはその記憶情報に基づく遊技球を前記記憶情報の読み出し後直ちに払出すとともに、前記払出遊技球数記憶手段に払出し個数が異なる複数の記憶情報がある場合には、特定入賞手段への入賞による記憶情報に基づく遊技球を優先して払出すことを特徴とする弾球遊技機。」

と補正された。
上記補正は、平成13年11月7日付手続補正書の特許請求の範囲の請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である「可変式入賞口と大入賞口と複数の普通入賞口とを含む複数の入賞手段」を「第1の可変式入賞口と第2の可変式入賞口と複数の普通入賞口とを含む複数の入賞手段」と限定し、同じく「入賞した際に払出される遊技球の払出し個数が他の入賞手段の払出し個数と異ならせて設定された特定入賞手段」を「入賞した際に払出される遊技球の払出し個数が他の入賞手段の払出し個数よりも多く設定された特定入賞手段」と限定し、同じく「各入賞検知手段で検知があった場合に前記所定数の遊技球を払出すべき遊技球としてその数を記憶する払出遊技球数記憶手段」を「各入賞検知手段で検知があった場合に入賞した入賞手段に対応する前記所定数の遊技球を払出すべき遊技球としてその数を順々に記憶する払出遊技球数記憶手段」と限定し、同じく「前記払出遊技球数記憶手段に記憶情報がある場合にはその記憶情報に基づく遊技球を直ちに払出す」を「前記払出遊技球数記憶手段の記憶情報を微小時間毎に読み出し、その記憶情報がある場合にはその記憶情報に基づく遊技球を前記記憶情報の読み出し後直ちに払出す」と限定し、同じく「特定入賞手段に関わる記憶情報に基づく遊技球を優先して払出す」を「特定入賞手段への入賞による記憶情報に基づく遊技球を優先して払出す」と限定するものであって、特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成15年改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定に適合するか)について以下に検討する。

(2)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された特開平8-323005号公報(以下、引用例1という。)には、図面とともに、
「遊技領域を有する遊技盤と、
上記遊技盤に設けられて、遊技球の入賞に対して与えられる賞品球の数が相互に異なる第1及び第2の入賞部と、
上記第1の入賞部に入賞した遊技球を検出する第1の入賞球検出手段と、
上記第1の入賞部を含む上記遊技盤に設けられた全ての入賞口に入賞した遊技球を集合させて、この集合させた遊技球を1個宛検出する第2の入賞球検出手段を有する入賞球処理装置と、
電気的駆動源の作用により賞品球を排出する賞品球排出装置と、
上記賞品球排出装置を制御して所要数の賞品球を排出させる制御手段と、
を有する弾球遊技機において、
上記第1の入賞球検出手段からの検出信号を記憶する入賞記憶手段と、
上記賞品球排出装置から排出すべき賞品球数を設定する排出数設定手段と、
上記第2の入賞球検出手段からの検出信号に基づいて、上記入賞記憶手段の記憶値が有る場合には上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段に優先的に設定し、上記賞品球排出装置を作動せしめて賞品球を排出するとともに、上記入賞記憶手段の記憶値が無い場合には上記第2の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段にそのまま設定し、上記賞品球排出装置を作動せしめて賞品球を排出する排出実行手段と、
上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の排出に関連して、上記入賞記憶手段の入賞記憶値から「1」宛減算せしめる入賞記憶減算手段と、
を備えてなる・・・弾球遊技機。」(特許請求の範囲、【請求項1】)、
「【従来の技術】
弾球遊技機においては、・・・、いわゆる役物(やくもの)と呼ばれる種々の電動入賞装置(以下電動役物と称する)が開発されている。例えば、遊技部に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞によって起動され、比較的発生率は低いがいわゆる大当りと呼ばれる特定の表示態様に一致すると変動入賞装置の入賞口が大きく開放されて急激に入賞率が向上される特別遊技状態を形成させる補助遊技装置等を備えたパチンコ遊技機が提案されている。」(段落【0002】)、
「・・・、遊技領域を有する遊技盤(100)と、上記遊技盤に設けられて、遊技球の入賞に対して与えられる賞品球の数が相互に異なる第1及び第2の入賞部(例えば、特定入賞口107,108等)と、上記第1の入賞部に入賞した遊技球を検出する第1の入賞球検出手段(特定入賞検出器94)と、上記第1の入賞部を含む上記遊技盤に設けられた全ての入賞口に入賞した遊技球を集合させて、この集合させた遊技球を1個宛検出する第2の入賞球検出手段(入賞球検出器91)を有する入賞球処理装置(40)と、電気的駆動源の作用により賞品球を排出する賞品球排出装置(20)と、上記賞品球排出装置を制御して所要数の賞品球を排出させる制御手段(制御装置200)とを有する弾球遊技機において、上記第1の入賞球検出手段からの検出信号を記憶する入賞記憶手段(例えば、セーフメモリ2)と、上記賞品球排出装置から排出すべき賞品球数を設定する排出数設定手段(例えば、排出レジスタR14,R15等)と、上記第2の入賞球検出手段からの検出信号に基づいて、上記入賞記憶手段の記憶値が有る場合には上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段に優先的に設定し、上記賞品球排出装置を作動せしめて賞品球を排出するとともに、上記入賞記憶手段の記憶値が無い場合には上記第2の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段にそのまま設定し、上記賞品球排出装置を作動せしめて賞品球を排出する排出実行手段(例えば、排出ソレノイド、小排出フラグ R12,R17などを含む制御装置200全般)と、上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の排出に関連して、上記入賞記憶手段の入賞記憶値から「1」宛減算せしめる入賞記憶減算手段(例えば、R56 セーフメモリ2の減算)とを備えるよう構成した。」(段落【0008】)、
「【作用】
・・・、賞品球排出装置の制御手段は、入賞球検出手段からの検出信号の種類に応じて入賞記憶手段に記憶される記憶値に応じて排出数設定手段に賞品球数を設定し、排出実行手段はその設定数だけ賞品球を排出すれば良いので、賞品球の異なる何種類もの入賞口を有するパチンコ遊技機においても、正確かつ確実な賞品球の排出を行なうことができるとともに、入賞記憶手段の記憶値が有る場合には上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段に優先的に設定して賞品球を排出させるため、遊技客が排出球数に関して誤認を起しにくくなる。」(段落【0009】)、
「【実施例】
図2は、本発明が適用される弾球遊技機としてのパチンコ遊技機の前面の構成例を示すもので、遊技盤100の前面には、・・・打球発射装置102によって発射された打球を遊技盤100の上方部まで案内するガイドレール103が配設され、遊技盤1前面のガイドレール103とガラス板とによって囲まれた空間に遊技領域が構成されている。そして、この遊技領域の中央には、補助遊技装置としての可変表示装置104が、またその下方には通常は遊技領域の一部を成しているが、可変表示装置104における特定態様の発生により入賞領域に変換する変動入賞装置105が設けられている。」(段落【0010】)、
「上記可変表示装置104の両側方には、それぞれ第1の特定入賞口107が、また、上記可変表示装置104と変動入賞装置105との間には第2の特定入賞口108が設けてある。・・・。」(段落【0011】)、
「可変表示装置104の上方には、いわゆる“天",“天の左",“天の右"の3つの入賞口を有する入賞具106が設けられている。また、第1の特定入賞口107の斜め下方外側には、それぞれチューリップ式打球入賞装置109が配置されている。
また、遊技盤1の下部には、・・・アウト穴110が設けられている。・・・。」(段落【0012】)、
「図1は、図2に示すような構成のパチンコ遊技機に本発明を適用した場合の裏機構の構成の一実施例を示す。
裏機構盤1の上部には予備球の貯留タンク2が配設され、この貯留タンク2の一端には内部の予備球を自作用的に整列させて誘導する案内樋11が接続されている。・・・。」(段落【0017】)、
「・・・案内樋11の流下端部に、ストッパ式の賞品球排出装置20が、配設してある。パチンコ遊技機の前面の遊技盤内に設けられた入賞口へ入賞した打球が、裏面に回収されて集合棚10によって一箇所に集められ、入賞球処理装置40によって一個ずつ分離されて入賞球検出器91によって検出され、その結果排出指令信号が形成される。すると、賞品球排出装置20が一回だけ作動されて所定数(例えば13個)の賞品球が排出される。入賞球処理装置40によって分離、検出された入賞球は導出樋12を通って遊技機後方の回収樋(図示省略)に排出される。賞品球排出装置20による賞品球排出が終了すると、その排出終了信号を受けて入賞球処理装置40が次の入賞球の分離、検出を行なう。」(段落【0018】)、
「・・・、裏機構盤1には、・・・パチンコ遊技機全体の電気的な制御を行なうための制御装置200及び遊技盤前面の各種変動入賞装置や可変表示型補助遊技装置等に内蔵された検出器からの信号に基づいてそれらの遊技動作を制御する遊技内容制御装置210が設けられている。」(段落【0021】)、
「制御装置200の外面には、賞品球排出装置20における一回の排出動作に伴う排出球数を設定するため、ディップスイッチ等からなる賞球数設定器80,81,82が取り付けられている。この賞球数設定器80?82により、遊技盤の種類に応じて賞品球数の設定を行なえるとともに、特定入賞球に対する賞品球数の設定をも行なえるようになっている。・・・。」(段落【0022】)、
「・・・、この実施例では、特定入賞口107および108に入賞した打球を、他の一般入賞口106や109などに入賞した打球と区別して検出できるようにするため、特定入賞球集合樋18が設けられており、左右の特定入賞口107に入賞した打球はそれぞれ誘導樋19a,19bによって特定入賞球集合樋18上に流下される。また、特定入賞口108へ入賞した打球は直接上記特定入賞球集合樋18上に流出されるようになっている。そして、この特定入賞球集合樋18の流出部18aには入賞球検出手段としての特定入賞検出器94が配設され、流出部18aの下端は、前記集合樋10の上方に開口されている。つまり、特定入賞球集合樋18によって集合され、特定入賞検出器94により検出された入賞球は集合樋10上に流下して、他の一般入賞口へ入賞した打球と共に入賞球処理装置40へ誘導されて一個ずつ分離され、内部に設けられた入賞球検出手段としての入賞球検出器91によって検出されるようになっている。」(段落【0023】)、
「・・・、遊技盤100の裏面には玉出口1A?1Cにより流出した入賞球を・・・誘導する一対の入賞球導出樋19c,19dが配設され・・・誘導された入賞球は、入賞装置109へ入賞し貫通孔1G,1Hより流出した入賞球および変動入賞装置105へ入賞した遊技球とともに、・・・、入賞球処理装置40まで誘導される。」(段落【0025】)、
「また、一対の第1特定入賞口107に対応してそれぞれ遊技盤100の裏面には、入賞球導出樋19aと19bが配設され・・・誘導された入賞球は、第2特定入賞口108の玉出口1Fに対応してそこから流出する入賞球を一側方へ誘導すべく設けられた特定入賞球集合樋18上に流下されるようになっている。この特定入賞球集合樋18の一側に垂直に設けられた流出部18aの途中には、特定入賞検出器94が取り付けられ、玉出口1D,1Eおよび1Fから流出した特定入賞球を検出するようになっている。なお、95で示されているのが前述した変動入賞装置105の受口に入賞したすべての遊技球を検出する入賞検出器で、・・・ある。・・・。」(段落【0026】)、
「ソレノイド46は例えば賞品球排出装置20における排出終了信号を受けて作動されるようにされる。ソレノイド46が励磁されて入賞球が流下させられると、球処理器43が・・・反時計回り方向に回動されて、阻止片43bが上昇する。そのため連続して発生し入賞球案内板42上で待機させられていた次の入賞球が球受け部43a内に流入し、再び球処理器43が時計回り方向に回転される。このようにして、上記動作を繰り返すことにより、短時間に発生した多量の入賞球が速やかに分離検出され、処理される。・・・賞品球排出装置20として、ソレノイドによって流下阻止部材22を流下経路30内に進入させたり後退させたりして賞品球の排出を制御するストッパ式のものを使用した場合、単に入賞球導出樋の途中にセーフセンサを取り付けて入賞球を検出し、それを電気的に記憶しておくことにより、高速の排出制御を行なわせることも可能である。」(段落【0046】)、
「・・・、入賞球を予め検出してメモリやカウンタに電気的記憶させておくようにすると、停電時に記憶数が消滅されてしまわないようにするため電池によるバックアップ等の停電対策が必要であるが、上記実施例の入賞球処理装置を使用するとその必要性がなくなる。」(段落【0048】)、
「・・・、入賞球検出器91や特定入賞球検出器94からの検出信号に基づいて、上記賞品球排出装置20を制御して所定数の賞品球の排出や打球発射装置102等の制御を行う制御装置200の一実施例について、図11を用いて説明する。
この実施例では、賞品球排出装置20等の制御をCPU(マイクロコンピュータ)200’を用いて行なうようになっている。
CPU200’には、前記実施例における賞球数設定器80,81,82や・・・、入賞球検出器91(以下、セーフセンサ1と称する)、・・・、特定入賞検出器94(以下、セーフセンサ2と称する)からの検出信号が入力される。賞球数設定器80,81,82が設けられていることにより、賞品球数の異なる機種(パチンコ機)を制御できるとともに、本発明の目的とする特定入賞口とそれ以外の入賞口への入賞に対する賞品球数の異なる排出制御が可能となる。」(段落【0050】)、
「また、CPU200’には、賞品球排出装置20の流下経路30の途中に設けられた一対の排出球検出器(以下排出センサと称する)25からの排出球検出信号が、入力されるようになっている。・・・。
CPU200’は、内部に読出し専用メモリたるROM201および随時読出し書き込み可能なメモリたるRAM202を有している。このうち、ROM201には、賞品球排出装置20等の制御を行うためCPU200’が実行すべきプログラムおよびセーフソレノイド46の駆動時間やウェイト時間(排出間隔)のような固定データを記憶する。」(段落【0051】)、
「一方、RAM202は上記排出センサ25からの排出球検出信号に基づいて、各流下経路30から排出された球の累積数等を記憶するメモリ領域や各流下経路の排出球数を設定したり、ソフトタイマを構成するレジスタ領域およびCPU200’の作業領域(ワークエリア)を提供している。
さらに、CPU200’には、ドライバ220を介して、賞品球排出装置20内の一対のソレノイド(以下排出ソレノイドと称する)21や入賞球処理装置40内のソレノイド(以下セーフソレノイドと称する)46、さらに、賞球ランプ122、完了ランプ123や賞球数表示器124、パイロットランプ125、不良警告表示ランプ126等の表示装置(いずれも図2参照)および打球発射装置102などが接続されている。CPU200’はROM201内のプログラムに従って、上記設定器や各種検出器及びスイッチからの信号に基づいて賞品球排出装置20や各種表示ランプ、打球発射装置102などを駆動するようになっている。」(段落【0052】)、
「CPU200’の主たる処理は、オーバーフロー処理,タンク処理,球抜き処理,入賞球検出処理,賞品球排出処理である。ただし、処理の手順は、上記順序に限定されず、いずれの処理から実行するようにしてもよい。上記処理をタイマ割込みなどにより繰返し実行することによってパチンコ遊技機の制御が行なわれる。・・・。」(段落【0053】)、
「入賞球検出処理と賞品球排出処理は、・・・、図12?図15に詳細な処理手順を示し、以下これに基づいて説明する。
電源投入または割込み発生により処理が開始されると、先ず入賞球を検知する前に、セーフセンサ1,2に対応して各々の入賞球数を記憶するセーフメモリ1,2や各種レジスタおよびフラグ類の初期設定を行なった後(ルーチンR1)、賞球数設定器1,2,3のオン、オフ状態を読み込んで賞品球排出装置20における各流下経路ごとの一回の排出球数(以下排出基数と称する)の決定を行なう(ルーチンR2)。
前記実施例の遊技機(図1参照)においては、排出球数の設定のためディップスイッチからなる賞球数設定器80,81,82が設けられている。そこで、CPU200’はこれらのスイッチ80,81,82のオン(“1”),オフ(“0”)状態の組み合わせに応じて、例えば次表のように通常排出時のソレノイド1側と2側の排出基数1と2を設定すると共に、特定入賞球に対する小排出時の賞品球数となる排出基数3を設定する。ここでは、一例として通常排出時の賞品球数を11個、13個、15個のいずれかに、また小排出時の賞品球数を3個、5個、6個、7個のいずれかに設定する場合が示されている。」(段落【0055】)、
「・・・。上記排出基数設定処理(ルーチンR2)が終了すると、2秒間のアイドルタイムの経過を待って(ルーチンR3)、次のルーチンへ進み、セーフセンサ1が一定時間オンされているか否か判定する(ルーチンR4)。ここで、ノオ(否)と判定されると、次のルーチンR5でセーフセンサ1の出力の立上りがあったか否か判定し、ノオならばそのままルーチンR7へ進む。」(段落【0057】)、
「一方、上記ルーチンR4とルーチンR5のいずれかにおいてイエスつまり入賞球有りと判定されると、ルーチンR6へ進んでCPU内のセーフメモリ1の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR7へ進む。ルーチンR7ではセーフセンサ2の出力の立上りがあったか否か判定し、ノオならばそのままルーチンR9へ進み、イエスならばルーチンR8でセーフメモリ2の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR9へ進む。
ルーチンR9では処理番号の入るレジスタ内の番号が「1」になっているか否か判定し、イエスならば符号Aで示される排出球検出処理へジャンプする。しかして、処理番号レジスタはルーチンR1での初期設定で「0」にリセットされているため、ルーチンR9での最初の判定ではノオとなって、次のルーチンR10へ進む。ここでは、処理番号レジスタ内の番号が「2」であるか否か判定し、イエスならば符号Bで示される後処理へジャンプすることになるが、最初の判定ではルーチンR9と同様にノオとなって、ルーチンR11へ進む。」(段落【0058】)、
「ルーチンR11ではセーフメモリ1の記憶が「0」でないか判定し、ノオすなわち入賞記憶が「0」のときは上記ルーチンR5へ戻る。しかして、ルーチンR6で入賞記憶がインクリメントされてからルーチンR11へ来た場合にはイエスと判定されて、ルーチンR12へ移行する。
ルーチンR12では、セーフメモリ2の記憶が「0」でないか判定し、入賞記憶が「0」のときはルーチンR13?R16からなる一連の通常排出処理へ移行する。
すなわち、先ずルーチンR13で賞球数表示器124のうち通常排出数を表示する表示器L1を駆動し、ルーチンR2で設定した排出基数1と2の合計数を表示させてから、ルーチンR14で排出レジスタ1に排出基数1(表1参照)を、またルーチンR15で排出レジスタ2に排出基数2をそれぞれロードする。それから、ルーチンR16で排出ソレノイド1と2をオンさせてから、ルーチンR26で処理番号レジスタに「1」をセットして、ルーチンR5へ復帰する。」(段落【0059】)、
「一方、上記ルーチンR12でイエスつまりセーフメモリ2の入賞記憶ありと判定すると、ルーチンR17?R25からなる小排出処理へ移行する。すなわち、先ずルーチンR17で小排出フラグに“1”をセットして小排出処理に移ったことを明記してから、賞球数表示器124のうち小排出数を表示する表示器L を駆動してルーチンR2で設定した特定入賞球に対する賞品球数を表示させる。ここで、前の排出が通常排出であった場合には、表示器L1を消灯してから表示器L2を点灯させる。つまり、表示器L1とL2はいずれか一方が点灯され、同時に点灯されることはない。
表示器L2点灯後、ルーチンR19へ進んで反転フラグが“0”になっているか否か判定し、“0”ならばルーチンR20へ進み、反転フラグを“1”に変更してから、ルーチンR21で排出レジスタ1に排出基数3を設定する。しかる後、ルーチンR22で排出ソレノイド1をオンした後、ルーチンR26へ移行して処理番号を1に変更してルーチンR5へ戻る。」(段落【0060】)、
「しかして、ルーチンR19で反転フラグが“0”でないと判定すると、ルーチンR23へ移行して反転フラグを“0”に変更してから、排出レジスタ2に排出基数3を設定(ルーチンR24)した後、排出ソレノイド2をオン(ルーチンR25)して、ルーチンR26へ進む。
このように小排出処理では、反転フラグの状態(1or0)に応じて、排出数は同じであるが駆動する排出ソレノイドを変えている。しかも、排出ソレノイドを駆動する度に反転フラグを変更つまり反転させている。そのため、賞品球排出装置20内の2条の流下経路30に対応した2つの排出ソレノイド1と2が交互に駆動されるようになる。その結果、小排出の際に案内樋11内の2条の通路の一方からのみ賞品球が供給されるのを回避することができる。すなわち、案内樋11内の通路の一方のみ球が頻繁に流れると入口の近くで球が石垣状に重なって球詰まりを生じさせ易いが、上記フローに従うとそのような球詰まりを防止することができる。」(段落【0061】)、
「ルーチンR26からルーチンR5へ戻ると再び上記処理R5?R8を繰り返すわけであるが、今度は処理番号レジスタが「1」にセットされているため、ルーチンR9でイエスと判定されて排出球検出処理A(図15参照)へジャンプする。この排出球検出処理Aでは、先ず排出センサ1の出力の立上りがあったか否か判定し(ルーチンR31)、ノオならばそのままルーチンR35へ進み、排出センサ2の出力の立上りがあったか否か判定する。しかして、ルーチンR31でセンサ出力の立上りが検知されるとルーチンR32へ進み、ここで排出レジスタの内容を「1」だけ減算してから、次のルーチンR33で排出レジスタの値が「0」になったか否か判定する。ここで、イエスと判定されると排出ソレノイドをオフさせる(ルーチンR34)が、排出開始直後はルーチンR33でノオと判定され、ルーチンR35へ進む。」(段落【0062】)、
「ルーチンR35?38では排出系2について、上記排出系1に関する処理(ルーチンR31?R34)と同様の処理を実行してから、ルーチンR39へ進む。ルーチンR39では、排出レジスタ1と2の値の和が「0」か否か判定し、ノオすなわち「0」になっていない場合には、ルーチンR5へ復帰して、再び上記手順を踏む。しかして、ルーチンR39でイエスつまり賞品球排出装置において所定数の賞品球の排出が終了したと判定されると、ルーチンR41へ進み、先ずセーフソレノイドをオンさせる。これによって入賞球処理装置において次の入賞球の取り込みが可能となる。セーフソレノイドをオンさせた後は、ルーチンR42でセーフソレノイド用のタイマ(例えば100ms)を、またルーチンR43でウェイト時間用のタイマ(例えば600ms)をそれぞれセットしてから、ルーチンR44で処理番号レジスタの内容を「2」に変更し、ルーチンR5へ復帰する。」(段落【0063】)、
「すると、今度はルーチンR10から後処理Bへジャンプし、先ずルーチンR51でセーフタイマがタイムアツプしたか判定し、ノオならばそのまま、またイエスならばセーフソレノイドをオフして(ルーチンR52)から、ルーチンR53へ進む。ルーチンR53ではウェイトタイマがタイムアップしたか否か判定し、ノオならばそのままルーチンR5へ戻って再び上記処理を繰返し、イエスならばルーチンR54でセーフメモリの入賞記憶を「1」だけ減算する。そして、ルーチンR55で小排出フラグが“1”か否か判定し、“0”ならそのままルーチンR58へ、また“1”なら、ルーチンR56でセーフメモリ2を「1」だけ減算し、ルーチンR57で小排出フラグを“0”にリセットしてからルーチンR58へ進み、処理番号レジスタを「0」にリセットしてルーチンR5へ復帰する。」(段落【0064】)、
「・・・実施例においては、特定入賞口107または108へ入賞し、特定入賞球集合樋18上に流下して特定入賞検出器94によって検出された入賞球は、集合樋10上に流下して入賞球処理装置40に入り、その中で再び入賞球検出器91によって検出されるようになっている。しかして、特定入賞検出器94によって検出された特定入賞球が入賞球処理装置40に入る前に、それ以前に発生した一般入賞球があればそれによって賞品球排出装置20が作動されるときに小排出を優先的に実行させるようになっている。
このように小排出が通常排出よりも優先して実行されるようにしておけば、遊技者は特定入賞口107や108への入賞だから賞品球が少ないと納得することができる。逆に小排出が通常排出よりも優先されておらず、特定入賞口への入賞があってからかなり時間を経過したところで小排出が実行されるようになっていると、小排出と特定入賞口への入賞との関係が理解しにくいので、遊技客は故障により賞品球が少なくなったと勘違いしてトラブルの原因となるおそれがあるが、上記実施例ではそのような誤認が少くなる。しかも、上記実施例では遊技盤前面の賞球数表示器124で賞球数の表示を逐次切り替えて表示するようにしているので、さらに誤認によるトラブルの発生が少なくなる。」(段落【0065】)、
「次に、本発明の第2の実施例を図16?図21を用いて説明する。
図16は、第1の実施例の遊技機における裏機構盤の構成例を示す図1に対応するもので、図1の実施例と異なるのは、特定入賞口107および108へ入賞した打球を集合させる特定入賞球集合樋18の流下端部が、一般入賞口106等へ入賞した打球を集合させる集合樋10の内側に開口されておらず、入賞球処理装置40にて一個ずつ分離、検出された後の一般入賞球を流下させる入賞球導出樋12に合流されている点である(図1におけるX-Xに沿った断面を示す図17参照)。その他の構成は第1実施例と同じである(図4?図11参照)。
従って、第1の実施例では検出器94によって検出された特定入賞球が再び検出器91によって検出されるようになっているのに対し、第2の実施例では、特定入賞球は一般入賞球とは別個にしかも一回だけ検出されて、そのまま機外排出されるようになる。
ただし、この実施例においても特定入賞球検出器94からの検出信号に基づいて、特定入賞球に対する小排出を優先的に処理するようになっている。」(段落【0066】)、
「図18?図21に、第2の実施例におけるセーフ球処理および賞品球排出処理の手順の一例を示す。
この実施例のフローは、ルーチンR1?R10まで、図12に示した第1の実施例のフローと同様である。すなわち、電源投入または割込み発生により処理が開始されると、先ず入賞球を検知する前に、セーフセンサ1,2に対応して入賞球数を記憶するセーフメモリ1,2や各種レジスタおよびグラフ類の初期設定を行なった後(ルーチンR1)、賞球数設定器1,2,3のオン、オフ状態を読み込んで賞品球排出装置20における各流下経路ごとの排出基数の設定を行なう(ルーチンR2)。」(段落【0067】)、
「それから、2秒間のアイドルタイムの経過を待って(ルーチンR3)、次のルーチンへ進み、セーフセンサ1が一定時間オンされているか否か判定する(ルーチンR4)。ここで、ノオ(否)と判定されると、次のルーチンR5でセーフセンサ1の出力の立上りがあったか否か判定し、ノオならばそのままルーチンR7へ進む。一方、上記ルーチンR4とルーチンR5のいずれかにおいてイエスつまり入賞球有りと判定されると、ルーチンR6へ進んでCPU内のセーフメモリ1の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR7へ進む。ルーチンR7ではセーフセンサ2の出力の立上りがあったか否か判定し、ノオならばそのままルーチンR9へ進み、イエスならばルーチンR8でセーフメモリ2の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR9へ進む。」(段落【0068】)、
「ルーチンR9では処理番号が「1」になっているか否か判定し、イエスならば符号Aで示される排出球検出処理へジャンプする。しかして、処理番号レジスタはルーチンR1での初期設定で「0」にリセットされているため、ルーチンR9での最初の判定ではノオとなって、次のルーチンR10へ進む。ここでは、処理番号レジスタ内の番号が「2」であるか否か判定し、イエスならば符号Bで示される後処理へジャンプすることになるが、最初の判定ではルーチンR9と同様にノオとなって、ルーチンR11へ進む。
ルーチンR11ではセーフメモリ2の記憶が「0」でないか判定し、ノオすなわち入賞記憶が「0」のときはルーチンR12へ進む。しかして、ルーチンR8で入賞記憶がインクリメントされてからルーチンR11へ来た場合にはイエスと判定されて、ルーチンR17?R25からなる一連の小排出処理へ移行する。」(段落【0069】)、
「すなわち、先ずルーチンR17で小排出フラグに“1”をセットして小排出処理に移ったことを明記してから、賞球数表示器124のうち小排出数を表示する表示器L2を駆動してルーチンR2で設定した特定入賞球に対する賞品球数を表示させる。表示器L2点灯後、ルーチンR19へ進んで反転フラグが“0”ならばルーチンR20へ進み、反転フラグを“1”に変更してから、ルーチンR21で排出レジスタ1に排出基数3を設定する。しかる後、ルーチンR22で排出ソレノイド1をオンした後、ルーチンR26へ移行して処理番号を1に変更してルーチンR5へ戻る。
しかして、ルーチンR19で反転フラグが“0”でないと判定すると、ルーチンR23へ移行して反転フラグを“0”に変更してから、排出レジスタ2に排出基数3を設定(ルーチンR24)した後、排出ソレノイド2をオン(ルーチンR25)して、ルーチンR26へ進む。」(段落【0070】)、
「このように小排出処理では、反転フラグの状態(1or0)に応じて、排出数は同じであるが駆動する排出ソレノイドを変えている。しかも、排出ソレノイドを駆動する度に反転フラグを変更つまり反転させている。そのため、賞品球排出装置20内の2条の流下経路30に対応した2つの排出ソレノイド1と2が交互に駆動されるようになる。その結果、案内樋11内の2条の通路の一方からのみ小排出のための賞品球が供給されるのを回避することができる。
一方、ルーチンR11でノオつまり特定入賞記憶なしと判定すると、ルーチンR12へ移行する。ルーチンR12では、セーフメモリ1の記憶が「0」でないか判定し、入賞記憶があるときはルーチンR13?R16からなる一連の通常排出処理へ移行する。」(段落【0071】)、
「すなわち、先ずルーチンR13で賞球数表示器124のうち通常排出数を表示する表示器L1を駆動し、ルーチンR2で設定した排出基数1と2の合計数を表示させてから、ルーチンR14で排出レジスタ1に排出基数1(表1参照)を、またルーチンR15で排出レジスタ2に排出基数2をそれぞれロードする。それから、ルーチンR16で排出ソレノイド1と2をオンさせてから、ルーチンR26で処理番号レジスタに「1」をセットして、ルーチンR5へ復帰する。
ルーチンR26からルーチンR5へ戻ると再び上記処理R5?R8を繰り返すわけであるが、今度は処理番号レジスタが「1」にセットされているためルーチンR9でイエスと判定されて排出球検出処理A(図21参照)へジャンプする。」(段落【0072】)、
「この排出球検出処理Aでは、先ず排出センサ1の出力の立上りがあったか否か判定し(ルーチンR31)、ノオならばそのままルーチンR35へ進み、排出センサ2の出力の立上りがあったか否か判定する。しかして、ルーチンR31でセンサ出力の立上りが検知されるとルーチンR32へ進み、ここで排出レジスタ1の内容を「1」だけ減算してから、次のルーチンR33で排出レジスタ1の値が「0」になったか否か判定する。ここで、イエスと判定されると排出ソレノイドをオフさせる(ルーチンR34)が、排出開始直後はルーチンR33でノオと判定され、ルーチンR35へ進む。
ルーチンR35?38では、排出系2について上記排出系1に関する処理(ルーチンR31?R34)と同様の処理を実行してから、ルーチンR39へ進む。」(段落【0073】)、
「ルーチンR39では、排出レジスタ1と2の値の和が「0」か否か判定し、ノオすなわち「0」になっていない場合には、ルーチンR5へ復帰して、再び上記手順を踏む。しかして、ルーチンR39でイエスつまり賞品球排出装置20において所定数の賞品球の排出が終了したと判定されると、ルーチンR41へ進み、小排出フラグが“1”になっているか否か判定し、“1”ならそのままルーチンR44へジャンプし、“0”ならルーチンR42でセーフソレノイドをオンさせる。これによって通常排出時には入賞球処理装置40において次の入賞球の取り込みが可能となるとともに、小排出時には排出が終了しても入賞球処理装置40は動作されないようになる。ルーチンR42でセーフソレノイド用のタイマを、またルーチンR44ではウェイト時間用のタイマをそれぞれセットしてから、ルーチンR45で処理番号レジスタの内容を「2」に変更し、ルーチンR5へ復帰する。」(段落【0074】)、
「すると、今度はルーチンR10から後処理Bへジャンプし、先ずルーチンR51でセーフタイマがタイムアツプしたか判定し、ノオならばそのまま、またイエスならばセーフソレノイドをオフして(ルーチンR52)から、ルーチンR53へ進む。ルーチンR53ではウェイトタイマがタイムアップしたか否か判定し、ノオならばそのままルーチンR5へ戻って再び上記処理を繰返し、イエスならばルーチンR54で小排出フラグが“1”か否か判定し、“0”ならルーチンR55でセーフメモリの入賞記憶を「1」だけ減算する。また“1”なら、ルーチンR56でセーフメモリ2を「1」だけ減算し、ルーチンR57で小排出フラグを“0”にリセットしてからルーチンR58へ進み、処理番号レジスタを「0」にリセットしてルーチンR5へ復帰する。」(段落【0075】)、
「・・・第2実施例においては、特定入賞口107または108へ入賞した打球は特定入賞検出器94によって、また一般入賞口へ入賞した打球は、入賞球処理装置40内の入賞球検出器91によって各々別個に検出されるようになっており、特定入賞球が検出されると、その前に一般入賞球が発生して入賞球処理装置40の入口に待機していても特定入賞球に対する小排出が優先的に実行される。そして、小排出が終了しても入賞球処理装置40は動作されず、既に通常入賞球が入賞球処理装置40に取り込まれていれば、それに対する通常排出が終了してから、入賞球処理装置40における次の入賞球の取り込みが行なわれる。従って、通常排出と小排出とが速やかに進行し、かつ遊技客による賞品球数に対する誤認が防止される。」(段落【0076】)、
「・・・。また、上記実施例では、特定入賞口への入賞に対してのみ他の入賞口よりも少ない賞品球を与えているが、特定の入賞口への入賞に対して他の入賞口よりも多い賞品球を与えたり、賞品球の異なる3種類以上の入賞口を遊技部内に有するパチンコ遊技機にも適用することができる。
さらに、例えば制御手段を、図1や図16に示されているように賞品球排出装置等の制御を行なう制御装置(200)と、変動入賞装置等を制御する遊技内容制御装置(210)とで構成した場合、賞品球排出装置により排出すべき賞品球数を、上記遊技内容制御装置(210)が制御装置(200)に与えて排出数保持手段としての排出レジスタに設定するようにしてもよい。」(段落【0077】)、
「【発明の効果】
・・・この発明は、遊技領域を有する遊技盤と、上記遊技盤に設けられて、遊技球の入賞に対して与えられる賞品球の数が相互に異なる第1及び第2の入賞部と、上記第1の入賞部に入賞した遊技球を検出する第1の入賞球検出手段と、上記第1の入賞部を含む上記遊技盤に設けられた全ての入賞口に入賞した遊技球を集合させて、この集合させた遊技球を1個宛検出する第2の入賞球検出手段を有する入賞球処理装置と、電気的駆動源の作用により賞品球を排出する賞品球排出装置と、上記賞品球排出装置を制御して所要数の賞品球を排出させる制御手段とを有する弾球遊技機において、上記第1の入賞球検出手段からの検出信号を記憶する入賞記憶手段と、上記賞品球排出装置から排出すべき賞品球数を設定する排出数設定手段と、上記第2の入賞球検出手段からの検出信号に基づいて、上記入賞記憶手段の記憶値が有る場合には上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段に優先的に設定し、上記賞品球排出装置を作動せしめて賞品球を排出するとともに、上記入賞記憶手段の記憶値が無い場合には上記第2の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段にそのまま設定し、上記賞品球排出装置を作動せしめて賞品球を排出する排出実行手段と、上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の排出に関連して、上記入賞記憶手段の入賞記憶値から「1」宛減算せしめる入賞記憶減算手段とを備えるように構成されているので、賞品球排出装置の制御手段は、入賞球検出手段からの検出信号の種類に応じて入賞記憶手段に記憶される記憶値に応じて排出数設定手段に賞品球数を設定し、排出実行手段はその設定数だけ賞品球を排出すれば良いので、賞品球の異なる何種類もの入賞口を有するパチンコ遊技機においても、正確かつ確実な賞品球の排出を行なうことができるとともに、入賞記憶手段の記憶値が有る場合には上記第1の入賞口への入賞に対して与えられる賞品球の所定数値を上記排出数設定手段に優先的に設定して賞品球を排出させるため、遊技客が排出球数に関して誤認を起しにくくなるという効果がある。」(段落【0078】)
との記載が認められる。
また、上記摘記事項および図11・16等より、遊技球の入賞に対して与えられる賞品球の数が相互に異なる第1及び第2の入賞部(例えば、特定入賞口107,108等)を有すること(段落【0008】)、賞球数設定器80?82により、遊技盤の種類に応じて賞品球数の設定を行なえるとともに、特定入賞球に対する賞品球数の設定をも行なえるようになっていること(段落【0022】)、特定入賞球に対する小排出時の賞品球数となる排出基数3を設定し、一例として小排出時の賞品球数を3個、5個、6個、7個のいずれかに設定すること(段落【0055】)、実施例では、特定入賞口への入賞に対してのみ他の入賞口よりも少ない賞品球を与えているが、特定の入賞口への入賞に対して他の入賞口よりも多い賞品球を与えることができること(段落【0077】)等が把握できるので、特定入賞口107,108は、「入賞した際に排出すべき賞品球数が他の入賞口の賞品球数よりも多く与えられる特定入賞口」であることもできるものと認められ、
また、上記摘記事項および図11・18?20より、CPU200’の主たる処理である入賞球検出処理,賞品球排出処理は、手順を、いずれの処理から実行するようにしてもよく、タイマ割込みなどにより繰返し実行すること(段落【0053】)、ルーチンR35?38では排出系2について、排出系1に関する処理(ルーチンR31?R34)と同様の処理を実行してから、ルーチンR39へ進み、排出レジスタ1と2の値の和が「0」か否か判定し、イエスつまり賞品球排出装置において所定数の賞品球の排出が終了したと判定されると、ルーチンR41へ進み、先ずセーフソレノイドをオンさせ、これによって入賞球処理装置において次の入賞球の取り込みが可能となり、セーフソレノイドをオンさせた後は、ルーチンR42でセーフソレノイド用のタイマ(例えば100ms)を、またルーチンR43でウェイト時間用のタイマ(例えば600ms)をそれぞれセットしてから、ルーチンR44で処理番号レジスタの内容を「2」に変更し、ルーチンR5へ復帰すること(段落【0063】)、ルーチンR5でセーフセンサ1の出力の立上りがあったか否か判定し、イエスつまり入賞球有りと判定されると、ルーチンR6へ進んでCPU内のセーフメモリ1の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR7へ進む。ルーチンR7ではセーフセンサ2の出力の立上りがあったか否か判定し、イエスならばルーチンR8でセーフメモリ2の記憶を「1」だけ増やしてからルーチンR9へ進むこと(段落【0068】)、ルーチンR11ではセーフメモリ2の記憶が「0」でないか判定し、ノオすなわち入賞記憶が「0」のときはルーチンR12へ進む。しかして、ルーチンR8で入賞記憶がインクリメントされてからルーチンR11へ来た場合にはイエスと判定されて、ルーチンR17?R25からなる一連の小排出処理へ移行すること(段落【0069】)、ルーチンR19で反転フラグが“0”ならばルーチンR20へ進み、反転フラグを“1”に変更してから、ルーチンR21で排出レジスタ1に排出基数3を設定する。しかる後、ルーチンR22で排出ソレノイド1をオンした後、ルーチンR26へ移行して処理番号を1に変更してルーチンR5へ戻り、反転フラグが“0”でないと判定すると、ルーチンR23へ移行して反転フラグを“0”に変更してから、排出レジスタ2に排出基数3を設定(ルーチンR24)した後、排出ソレノイド2をオン(ルーチンR25)して、ルーチンR26へ進むこと(段落【0070】)、ルーチンR11でノオつまり特定入賞記憶なしと判定すると、ルーチンR12へ移行し、セーフメモリ1の記憶が「0」でないか判定し、入賞記憶があるときはルーチンR13?R16からなる一連の通常排出処理へ移行すること(段落【0071】)、ルーチンR14で排出レジスタ1に排出基数1(表1参照)を、またルーチンR15で排出レジスタ2に排出基数2をそれぞれロードし、ルーチンR16で排出ソレノイド1と2をオンさせてから、ルーチンR26で処理番号レジスタに「1」をセットして、ルーチンR5へ戻ると再び処理R5?R8を繰り返すわけであるが、今度は処理番号レジスタが「1」にセットされているためルーチンR9でイエスと判定されて排出球検出処理Aへジャンプすること(段落【0072】)、ルーチンR39でイエスつまり賞品球排出装置20において所定数の賞品球の排出が終了したと判定されると、ルーチンR41へ進み、小排出フラグが“1”になっているか否か判定し、“1”ならそのままルーチンR44へジャンプし、“0”ならルーチンR42でセーフソレノイドをオンさせる。これによって通常排出時には入賞球処理装置40において次の入賞球の取り込みが可能となるとともに、小排出時には排出が終了しても入賞球処理装置40は動作されないようになること(段落【0074】)、第2実施例においては、特定入賞口107または108へ入賞した打球は特定入賞検出器94によって、また一般入賞口へ入賞した打球は、入賞球処理装置40内の入賞球検出器91によって各々別個に検出されるようになっており、特定入賞球が検出されると、その前に一般入賞球が発生して入賞球処理装置40の入口に待機していても特定入賞球に対する小排出が優先的に実行され、小排出が終了しても入賞球処理装置40は動作されず、既に通常入賞球が入賞球処理装置40に取り込まれていれば、それに対する通常排出が終了してから、入賞球処理装置40における次の入賞球の取り込みが行なわれて、通常排出と小排出とが速やかに進行すること(段落【0076】)、実施例では、特定入賞口への入賞に対してのみ他の入賞口よりも少ない賞品球を与えているが、特定の入賞口への入賞に対して他の入賞口よりも多い賞品球を与えたり、賞品球の異なる3種類以上の入賞口を遊技部内に有するパチンコ遊技機にも適用することができること(段落【0077】)等が把握でき、また、「パチンコ遊技機の制御において、微小時間(2ms)の周期で処理を行うこと」が周知であることから、図18・19におけるR5?R26の処理フローでも、セーフメモリ1,2の記憶値を微小時間毎に読み出して繰返し実行しているものと認められ、パチンコ遊技機は、「セーフメモリ1,2の記憶値を微小時間毎に読み出し、その記憶値がある場合にはその記憶値に基づく賞品球を前記記憶値の読み出し後直ちに払出す」ものと認められる。
したがって、引用例1には、

「遊技盤100に設けられた特定入賞口107,108と変動入賞装置105と3つの入賞口を有する入賞具106およびチューリップ式打球入賞装置109とを含む何種類もの入賞口と、これら入賞口に入賞した遊技球を別個に検出する入賞球検出器91および特定入賞検出器94と、入賞球検出器91および特定入賞検出器94が遊技球の入賞を検出したことを条件に入賞口の種類別に設定された所定数の賞品球を排出する賞品球排出装置20とを備えたパチンコ遊技機であって、
特定入賞口107,108は、入賞した際に排出すべき賞品球数が他の入賞口の賞品球数よりも多く与えられる特定入賞口であり、
入賞球検出器91および特定入賞検出器94で検出があった場合に入賞した入賞口に対応する前記所定数の賞品球を排出すべき賞品球として入賞球数を記憶するセーフメモリ1,2を設け、
前記セーフメモリ1,2の記憶値を微小時間毎に読み出し、その記憶値がある場合にはその記憶値に基づく賞品球を前記記憶値の読み出し後直ちに払出すとともに、前記セーフメモリ1,2に賞品球数が異なる複数の記憶値がある場合には、特定入賞口107,108への入賞による記憶値に基づく賞品球を優先して排出するパチンコ遊技機。」

の発明(以下「引用例1発明」という。)が開示されていると認めることができる。

(3)対比
そこで、本願補正発明と引用例1発明とを比較すると、引用例1発明の「変動入賞装置105」、「3つの入賞口を有する入賞具106およびチューリップ式打球入賞装置109」、「何種類もの入賞口」、「検出」、「入賞球検出器91および特定入賞検出器94」、「賞品球を排出する」、「賞品球排出装置20」、「パチンコ遊技機」、「特定入賞口107,108」、「排出すべき賞品球数」、「入賞口」、「賞品球数」、「与えられる」、「賞品球」、「排出すべき賞品球」、「記憶値」および「排出する」は、本願補正発明の「第2の可変式入賞口」、「複数の普通入賞口」、「複数の入賞手段」、「検知」、「複数の入賞検知手段」、「遊技球を払出し可能な」、「払出手段」、「弾球遊技機」、「少なくとも一部の入賞手段」、「払出される遊技球の払出し個数」、「入賞手段」、「払出し個数」、「設定された」、「遊技球」、「払出すべき遊技球」、「記憶情報」および「払出す」に相当すると認められる。
また、引用例1発明の「特定入賞口107,108」と、本願補正発明の「第1の可変式入賞口」は、「始動入賞口」で共通し、また、引用例1発明の「別個に検出する」と、本願補正発明の「夫々検知する」は、「区別して検知する」で共通し、さらに、引用例1発明の「入賞球数を記憶するセーフメモリ1,2」と、本願補正発明の「その数を順々に記憶する払出遊技球数記憶手段」は、「特定の球情報を特定の方法で記憶する払出用球情報記憶手段」で共通する。
したがって、両者は、

「遊技盤に設けられた始動入賞口と第2の可変式入賞口と複数の普通入賞口とを含む複数の入賞手段と、これら入賞手段に入賞した遊技球を区別して検知する複数の入賞検知手段と、各入賞検知手段が遊技球の入賞を検知したことを条件に入賞手段の種類別に設定された所定数の遊技球を払出し可能な払出手段とを備えた弾球遊技機であって、
少なくとも一部の入賞手段は、入賞した際に払出される遊技球の払出し個数が他の入賞手段の払出し個数よりも多く設定された特定入賞手段であり、
各入賞検知手段で検知があった場合に入賞した入賞手段に対応する前記所定数の遊技球を払出すべき遊技球として特定の球情報を特定の方法で記憶する払出用球情報記憶手段を設け、
前記払出用球情報記憶手段の記憶情報を微小時間毎に読み出し、その記憶情報がある場合にはその記憶情報に基づく遊技球を前記記憶情報の読み出し後直ちに払出すとともに、前記払出用球情報記憶手段に払出し個数が異なる複数の記憶情報がある場合には、特定入賞手段への入賞による記憶情報に基づく遊技球を優先して払出す弾球遊技機。」

の点で一致し、以下の点で相違している。

相違点1、遊技盤に設けられた始動入賞口が、本願補正発明では、「可変式の入賞口」であるのに対して、引用例1発明では、可変式の入賞口ではない点。

相違点2、複数の入賞検知手段が入賞手段に入賞した遊技球を区別して検知するのに、本願補正発明では、複数の入賞検知手段が「夫々検知する」のに対して、引用例1発明では、入賞球検出器91および特定入賞検出器94が「別個に検出する」点。

相違点3、各入賞検知手段で検知があった場合に入賞した入賞手段に対応する所定数の遊技球を払出すべき遊技球として特定の球情報を特定の方法で記憶する払出用球情報記憶手段おいて、本願補正発明では、入賞した入賞手段に対応する所定数の遊技球を払出すべき遊技球として「その数を順々に記憶する払出遊技球数記憶手段」であるのに対して、引用例1発明では、入賞口に対応する所定数の賞品球を排出すべき賞品球として「入賞球数を記憶するセーフメモリ1,2」であり、つまり、記憶内容の対象が、引用例1発明では、入賞数であり、本願補正発明のように入賞数に対応する賞球数を記憶する構成になっていない点。

(4)判断
上記相違点について検討する。

相違点1について、遊技機分野において、一般的に、特別図柄を変動させるための始動入賞口としての開閉式変動入賞装置が周知{例えば、特開平9-215828号公報(段落【0030】、【0035】、【0049】等)、特開平9-215830号公報(段落【0007】、【0008】等)参照}であり、引用例1発明の特定入賞口107,108に代えて、前記周知技術を採用して、本願補正発明のような構成とすることは、格別の発明力を要することなく、当業者が適宜なし得る程度の設計的事項である。

相違点2について、遊技機分野において、一般的に、入賞領域毎に夫々入賞球検出器を設けることが周知{例えば、特開平6-79055号公報(段落【0028】等)、特開平6-71030号公報(段落【0018】、【0021】等)参照}であり、引用例1発明の入賞球検出器および特定入賞検出器の検知に代えて、前記周知技術を採用して、本願補正発明のような構成とすることに格別の創意工夫を要するとはいえず、当業者が必要に応じて容易に想到し得るものである。

相違点3について、遊技機分野において、一般的に、打球の入賞により所定数の賞品球を払い出すための情報を払出用記憶手段に所定数の賞品球を賞品球数としてそのものの情報を順々に記憶することが周知{例えば、特開平2-252479号公報(第7頁右欄上段第15行?同頁左欄下段第3行、第7頁右欄下段第2?5行、第8頁右欄上段第11?13行等)、特開平6-71028号公報(段落【0052】、【0053】等)参照}であり、引用例1発明の入賞球数を記憶するセーフメモリに代えて、前記周知技術を採用して、本願補正発明のような構成とすることに格別の創意工夫を要するとはいえず、当業者が必要に応じて容易に想到し得るものである。

そして、本願補正発明が奏する効果は、引用例1発明および周知技術から当業者が予測し得るものであって格別のものとは認められない。
したがって、本願補正発明は、引用例1発明および周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

(5)むすび
以上のとおり、本件補正は、平成15年改正前特許法第17条の2第5項で準用する同法第126条第4項の規定に違反するものであり、特許法第159条第1項で準用する特許法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。

3.本願発明について
平成14年6月19日付の手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、同項記載の発明を「本願発明」という。)は、平成13年11月7日付手続補正書の特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される、以下のとおりのものである。

「遊技盤に設けられた可変式入賞口と大入賞口と複数の普通入賞口とを含む複数の入賞手段と、これら入賞手段に入賞した遊技球を夫々検知する複数の入賞検知手段と、各入賞検知手段が遊技球の入賞を検知したことを条件に入賞手段の種類別に設定された所定数の遊技球を払出し可能な払出手段とを備えた弾球遊技機であって、
少なくとも一部の入賞手段は、入賞した際に払出される遊技球の払出し個数が他の入賞手段の払出し個数と異ならせて設定された特定入賞手段であり、
各入賞検知手段で検知があった場合に前記所定数の遊技球を払出すべき遊技球としてその数を記憶する払出遊技球数記憶手段を設け、
前記払出遊技球数記憶手段に記憶情報がある場合にはその記憶情報に基づく遊技球を直ちに払出すとともに、前記払出遊技球数記憶手段に払出し個数が異なる複数の記憶情報がある場合には、特定入賞手段に関わる記憶情報に基づく遊技球を優先して払出すことを特徴とする弾球遊技機。」

(1)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された引用例、および、その記載事項は、前記「2.(2)」に記載したとおりである。

(2)対比・判断
本願発明の構成要件を全て含み、さらに他の構成要件を付加したものに相当する本願補正発明が、前記「2.(4)」に記載したとおり、引用例1発明および周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、引用例1発明および周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

(3)むすび
以上のとおり、本願発明は、引用例1発明および周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-07-04 
結審通知日 2007-07-06 
審決日 2007-07-18 
出願番号 特願平11-181466
審決分類 P 1 8・ 121- Z (A63F)
P 1 8・ 575- Z (A63F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 瀬津 太朗小林 英司  
特許庁審判長 小原 博生
特許庁審判官 中槙 利明
林 晴男
発明の名称 弾球遊技機  
代理人 岡村 俊雄  
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