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審決分類 審判 査定不服 1項3号刊行物記載 取り消して特許、登録 G03G
審判 査定不服 特36条4項詳細な説明の記載不備 取り消して特許、登録 G03G
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G03G
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 G03G
管理番号 1168785
審判番号 不服2005-13469  
総通号数 97 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2008-01-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-07-14 
確定日 2007-12-19 
事件の表示 平成 9年特許願第140037号「電子写真感光体」拒絶査定不服審判事件〔平成10年 3月 6日出願公開、特開平10- 63022、請求項の数(6)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 1.平成17年6月7日付けの補正の却下の決定について
平成17年6月7日付けの補正の却下の決定は、平成17年4月7日付けの手続補正を却下するものであり、その理由は、かかる補正後の請求項1乃至7に記載された発明は、特許法第29条第2項及び特許法第36条第6項第2号の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができないというものである。
これに対して、請求人は、審判請求書において、平成17年8月12日付けの手続補正により、特許法第36条第6項第2号の違背にはもはや該当しないものとなったと信ずるとして、特許法第29条第2項の違背について専ら論ずることにより、不服を申し立てている。
しかし、上記補正の却下の決定は平成17年4月7日付けの手続補正に対するものであり、平成17年4月7日付け手続補正書により補正された明細書の記載を検討すると、上記補正の却下の決定で特許法第36条第6項第2号の違背の根拠として示した不備の点は解消されていない。
よって、平成17年4月7日付け手続補正書により補正された明細書は、特許法第36条第6項第2号の規定を満たしていないものであって、平成17年4月7日付け手続補正書により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1に係る発明は、特許出願の際独立して特許を受けることができないものであるから、平成17年6月7日付けの補正の却下の決定は、それを覆すべき理由を発見しない。

2.本願について
本願は、平成9年5月29日(優先権主張 平成8年5月29日)の出願であって、その請求項1ないし6に係る発明は、平成16年9月27日付け及び平成19年10月29日付けの手続補正書により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1ないし6に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。
なお、平成17年4月7日付けの手続補正及び平成17年8月12日付けの手続補正は、いずれも補正の却下の決定を以て却下された。
そして、本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2007-12-05 
出願番号 特願平9-140037
審決分類 P 1 8・ 113- WY (G03G)
P 1 8・ 537- WY (G03G)
P 1 8・ 121- WY (G03G)
P 1 8・ 536- WY (G03G)
最終処分 成立  
前審関与審査官 菅野 芳男  
特許庁審判長 岡田 和加子
特許庁審判官 福田 由紀
秋月 美紀子
発明の名称 電子写真感光体  
代理人 特許業務法人志成特許事務所  

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