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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 F16D
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 F16D
管理番号 1171835
審判番号 不服2006-2687  
総通号数 99 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2008-03-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2006-02-14 
確定日 2008-01-25 
事件の表示 平成11年特許願第219234号「緩み止め機能を備えた軸固定具」拒絶査定不服審判事件〔平成13年 2月23日出願公開、特開2001- 50292〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成11年8月2日の出願であって、平成18年1月30日付けで拒絶査定がなされ、これに対して平成18年2月14日に拒絶査定不服審判の請求がなされるとともに、同日付けで手続補正(以下、「本件補正」という。)がなされたものである。

2.平成18年2月14日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成18年2月14日付けの手続補正を却下する。

[理由]
(1)本件補正の内容
本件補正は、平成17年10月7日付けの手続補正にて補正された特許請求の範囲における
「【請求項1】 外周面に外ネジが形成され、回転工具が係合する係合凹部(4)を上面に有し且つ先端下面に裁頭円錐形の凸部(3)を有する第1固定部材(1)と、第1固定部材(1)の凸部(3)に対する凹部(5a)と回転工具が係合する係合凹部(5)とを上面に有し且つ第1固定部材(1)のネジと同じピッチの外ネジを有する第2固定部材(2)とを備え、前記第1及び第2固定部材(1,2)の向かい合う凹部(5a)と凸部(3)は相対的に少し偏心させて形成されており、前記係合凹部(5)の上端縁は、上端側にしたがって径外方に傾斜するテーパー面に形成されており、該テーパー面部分が、第1固定部材(1)の凸部(3)に対して形成された凹部(5a)として構成されていることを特徴とする緩み止め機能を備えた軸固定具。」

の記載を、

「【請求項1】 外周面に外ネジが形成され、回転工具が係合する係合凹部(4)を上面に有し且つ先端下面に裁頭円錐形の凸部(3)を有する第1固定部材(1)と、第1固定部材(1)の凸部(3)に対する凹部(5a)と回転工具が係合する係合凹部(5)とを上面に有し且つ第1固定部材(1)のネジと同じピッチの外ネジを有する第2固定部材(2)とを備え、前記第1及び第2固定部材(1,2)の向かい合う凹部(5a)と凸部(3)は相対的に少し偏心させて形成されており、前記係合凹部(5)の上端縁は、上端側にしたがって径外方に傾斜するテーパー面に形成されており、該テーパー面部分が、第1固定部材(1)の凸部(3)に対して形成された凹部(5a)として構成されており、該凹部(5a)は第2固定部材(2)の外ネジと同心状とされ、前記凸部(3)は外ネジの軸心に対して偏心していることを特徴とする緩み止め機能を備えた軸固定具。」
と補正しようとする内容を含むものである。下線部は、対比の便のため当審において付したものである。

(2)補正の適否
本件補正による補正後の請求項1は、本件補正前の請求項1に記載されていた「凹部」及び「凸部」について、願書に最初に添付した明細書の段落【0009】に基づいて、「該凹部(5a)は第2固定部材(2)の外ネジと同心状とされ、前記凸部(3)は外ネジの軸心に対して偏心している」と凹部と凸部の中心に係る限定を付加するものである。
したがって、本件補正は、新規事項を新たに追加するものではなく、平成15年改正前特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本件補正発明1」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成15年改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第4項の規定に適合するか)について以下に検討する。

(3)刊行物に記載された発明
原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願前に国内で頒布された刊行物である特開平7-103221号公報(以下、「刊行物1」という。)には、「二重ピッチネジ及び該ネジを利用した構造」に関し、図面とともに次の事項が記載されている。

イ.「【従来の技術】軸を回り止めし且つ軸線方向にスライド可能にするためのネジとして、従来は、図5に示すように、スライド自在な軸30を受ける軸受部材31に一定ピッチのネジ孔32を設け、該ネジ孔32に2個の止めボルト34,45を螺合させ、奥側の止めボルト34の先端を軸30に設けた軸方向キー溝36に遊嵌入させ、外側の止めボルト35の先端押圧部によって奥側の止めボルト34の外端面を押圧した状態にして該止めボルト34を回り止めし、軸30を回転止めしたものがあり、」(第2頁第1欄第25-34行,段落【0002】参照)

これらの記載事項によれば、刊行物1には、以下の発明(以下、「刊行物1記載の発明」という。)が記載されているものと認められる。

「ネジ孔32に2個の止めボルト34,45を螺合させ、外側の止めボルト35の先端押圧部によって奥側の止めボルト34の外端面を押圧した状態にして該止めボルト34を回り止めした、軸を回り止めするためのネジ。」

また、原査定の拒絶の理由に引用された、本願の出願前に国内で頒布された刊行物である特開平10-37936号公報(以下、「刊行物2」という。)には、「緩み止めボルト」に関し、図面とともに次の事項が記載されている。

ロ.「本発明は、反復使用が可能であり、且つ、ネジ穴への初期螺入が容易であると共に、最終締め付け時において自動的に裁断方向への応力が加わって確実にロックすることのできる緩み止めボルトを提供することを主たる目的とするものである。」(第2頁第1欄第36-40行,段落【0004】参照)

ハ.「上記目的を達成する為に本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明にかかる緩み止めボルトにあっては、先端下面に裁頭円錐形の凸部2又は凹部を有するボルト1と、前記ボルト1の凸部2又は凹部と対称的な凹部3又は凸部を上面に有する円盤状受部材4とからなり、前記円盤状受部材4はボルト1が螺入されるネジ穴5に挿入できるように該ネジ穴の内径と略等しい外径で形成され、且つ前記ボルト1並びに円盤状受け部材4の向かい合う凹部又は凸部は相対的に少し偏芯させて形成されている構造とした。」(第2頁第1欄第42行-第2欄第2行,段落【0005】参照)

ニ.「尚、本発明では前記した凸部2と凹部3の関係を図7並びに図8に示すように逆に形成してもよい。又、図示は省略するが、ボルト1の凸部又は凹部をボルト軸芯に対して偏芯させて形成することも可能である。何れの場合も上記第一実施例で示した緩み止めボルトと同じ効果を発揮することができる。」(第2頁第2欄第42-45行,段落【0011】参照)

ホ.「図9並びに図10は本発明の別の実施例を示すものであって、この実施例では、ボルト1の下端面にボルト軸芯Xと同芯的な裁頭円錐形の凹部2’が形成され、円盤状受部材4’の上面にボルト軸芯Xに対してYだけ少し偏芯させた凸部3’が形成されている。更に円盤状受部材4’の外周面にはボルト1のネジと同じピッチの外ネジが形成され、且つ円盤状受部材4’の凸部3’の上面にはボックスレンチ等の回動Bが係合する係合部7が設けられている。
この実施例の緩み止めボルトは、円盤状受部材4’を図11に示すように所定の回動工具Bで円盤状受部材4’をネジ穴5の所定の位置まで螺入する。この場合、回動工具Bの穴挿入軸部bの長さZを、ボルト軸部ぼの全長と略等しく形成しておく。次いで図12で示すようにボルト1をネジ穴5に螺入していくと、その最終螺入過程において前記第一実施例で説明した作動と同じように、凹部2’の傾斜内面と円盤状受部材4’の偏芯した凸部3’の傾斜側面との接触びよってボルト並びに受部材に水平方向の応力が加わり、締め込み量に比例してこの水平応力が増加して、最終締め付け後にはボルト内部に水平応力と上方への応力が内在されてロック効果を発揮しするものである。・・・・・・本実施例に於いても凹部2’と凸部3’の関係を図14に示すように逆に形成してもよいことは勿論である。」(第2頁第2欄第46行-第3頁第3欄第24行,段落【0013】乃至【0016】参照)

そして、本願の出願前に国内で頒布された刊行物である実願平1-71789号(実開平3-11116号)のマイクロフィルム(以下、「刊行物3」という。)には、「止めネジ」に関し、図面とともに次の事項が記載されている。

へ.「各種機械装置類では治具、プレス金型、刃具等を固定することが多いが、このような場合締め付けネジ、固定ネジを緩み止めとして使用する。この種の止めネジはネジ自体の緩みも防止しなければならいため普通ダブル止め(2個のネジ締めとすること)で治具や金型を固定する。
[考案が解決しようとする課題]
治具や刃具をダブルの止めネジで固定する場合、交換作業などに比較的時間がかかる。
即ち、第5図に示すように、1番目のネジPで治具Rを締め付け、更に2番目のネジQで1番目のネジを押さえ緩み止めとしてあるが、治具交換の際先ず2番目のネジQをレンチTで外し、次に1番目のネジPを外さなければならない。」(第1頁第15行-第2頁8行参照)

(4)対比・判断
本件補正発明1と刊行物1記載の発明とを対比すると、刊行物1記載の発明の「止めボルト35」は、図5を踏まえ参酌すると、外周面に外ネジが形成されている点において、本件補正発明1の「第1固定部材」に相当するものであり、同様に「止めボルト34」は外周面に止めボルト35と同じピッチの外ネジを有するという点で「第2固定部材」に相当する。また、刊行物1記載の発明の「外側の止めボルト35の先端押圧部によって奥側の止めボルト34の外端面を押圧した状態にして該止めボルト34を回り止めした、軸を回り止めするためのネジ」は、これにより止めボルト34の緩み止めがなされるものであることから、本件補正発明1の「緩み止め機能を備えた軸固定具」に相当する。
したがって、本件補正発明1と刊行物1記載の発明とは、本件補正発明1の用語に倣えば、

「外周面に外ネジが形成された第1固定部材と、第1固定部材のネジと同じピッチの外ネジを有する第2固定部材とを備えた緩み止め機能を備えた軸固定具。」

である点で一致し、次の2点で相違する。

相違点A
本件補正発明1の第1固定部材及び第2固定部材は、それぞれ回転工具が係合する係合凹部を備えているのに対し、刊行物1記載の発明の止めボルト34及び止めボルト35は、係合凹部について特段の記載はなされていない点。

相違点B
本件補正発明1の第1固定部材は、先端下面に裁頭円錐形の凸部を有し、また第2固定部材は第1固定部材の凸部に対する凹部を上面に有し、前記第1及び第2固定部材の向かい合う凹部と凸部は相対的に少し偏心させて形成されており、前記係合凹部の上端縁は、上端側にしたがって径外方に傾斜するテーパー面に形成されており、該テーパー面部分が凹部として構成されており、凹部は第2固定部材の外ネジと同心状とされ、前記凸部は外ネジの軸心に対して偏心しているのに対し、刊行物1記載の発明では、止めボルト35の先端押圧部によって奥側の止めボルト34の外端面を押圧した状態にして止めボルトを回り止めしている点。

そこで、これら相違点について検討する。
はじめに、相違点Aについて検討するに、緩み止めとして用いるネジに対し、回転工具が係合する係合凹部を設けることは、刊行物3の摘記事項へ.及び第5図にも記載されているように、ネジの用途、使用する箇所を踏まえ、必要に応じて当業者が適宜採用する技術である。そして、刊行物1記載の止めボルト34及び35においても、ネジの締め付けの必要性、使用箇所からみて、このような係合凹部は当然有しているとみるのが相当である。したがって、相違点Aは、実質的な相違ではない。

次に、相違点Bについて検討するに、刊行物2の摘記事項ロ.乃至ホ.からみて、刊行物2には、ボルト部材の先端下面に裁頭円錐形の凸部を設けるとともに、円盤状受け部材4に裁頭円錐形、すなわちテーパー面上の凹部を設け、この向かい合う凹部又は凸部は相対的に少し偏心させることにより緩み止めを行うという技術的事項が記載されている。また、刊行物2の摘記事項ニ.の記載からみて、刊行物2には、凹部又は凸部の偏心の態様として、ボルトの凸部をボルト軸心に対して偏心させることも示唆されている。そして、ボルト或いはナットの緩み止めの技術として、向かい合うテーパー状の凹部と凸部により緩み止めを行う際、凸部の軸心をネジ部の軸心に対し偏心させ、凹部はネジ部の軸心と同心状とすることは慣用手段(必要ならば、実願昭56-73066号(実開昭57-184308号)のマイクロフィルム(テーパ面9と凹部4を参照)、実願昭56-73065号(実開昭57-184307号)のマイクロフィルム(テーパ面4とテーパ面8を参照)、特許第2536576号公報(テーパ部11,12を参照)、特開平11-6516号公報(テーパ状の外周面を有する凸部6と凹部9の内周面14を参照)等参照)にすぎない。そして、刊行物2に記載された技術事項は、ネジ部材の緩み止めという点で本件補正発明1及び刊行物1記載の発明と共通するものであることを踏まえれば、刊行物1記載の発明の止めボルト34及び止めボルト35の先端押圧部に対し、上述の慣用手段及び刊行物2に示唆される事項を考慮しつつ、刊行物2に記載された技術事項を適用して相違点B.に係る本件補正発明1の構成とすることは、当業者であれば容易に想到しうるものと認められる。

また、本件補正発明1の奏する作用効果も、刊行物1及び刊行物2に記載された発明並びに前記慣用手段から当業者が予測できる範囲のものである。
よって、本件補正発明1は、刊行物1及び刊行物2に記載された発明及び前記慣用手段に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができない。

(5)むすび
したがって、本件補正は、平成15年改正前特許法第17条の2第5項で準用する同法第126条第4項の規定に違反するものであり、特許法第159条第1項において読み替えて準用する特許法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3.本願発明について
平成18年2月14日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成17年10月7日付けの手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される以下の通りものと認める。
「【請求項1】 外周面に外ネジが形成され、回転工具が係合する係合凹部(4)を上面に有し且つ先端下面に裁頭円錐形の凸部(3)を有する第1固定部材(1)と、第1固定部材(1)の凸部(3)に対する凹部(5a)と回転工具が係合する係合凹部(5)とを上面に有し且つ第1固定部材(1)のネジと同じピッチの外ネジを有する第2固定部材(2)とを備え、前記第1及び第2固定部材(1,2)の向かい合う凹部(5a)と凸部(3)は相対的に少し偏心させて形成されており、前記係合凹部(5)の上端縁は、上端側にしたがって径外方に傾斜するテーパー面に形成されており、該テーパー面部分が、第1固定部材(1)の凸部(3)に対して形成された凹部(5a)として構成されていることを特徴とする緩み止め機能を備えた軸固定具。」

(1)刊行物
原査定の拒絶の理由に引用された刊行物及びその記載事項は、前記「2.(3)」に記載したとおりである。

(2)対比・判断
本願発明は、前記2.で検討した本件補正発明1の「凹部(5a)は第2固定部材(2)の外ネジと同心状とされ、前記凸部(3)は外ネジの軸心に対して偏心していること」に係る限定を削除したものである。
この点を踏まえ、本願発明と前記「2.(3)」で記載した原査定の拒絶の理由に引用された刊行物1記載の発明とを対比すると、両者は、前記「2.(4)」で摘示した一致点で一致し、指摘した相違点A及び以下の相違点B-1.で相違する。

相違点B-1.
本願発明の第1固定部材は、先端下面に裁頭円錐形の凸部を有し、また第2固定部材は第1固定部材の凸部に対する凹部を上面に有し、前記第1及び第2固定部材の向かい合う凹部と凸部は相対的に少し偏心させて形成されており、前記係合凹部の上端縁は、上端側にしたがって径外方に傾斜するテーパー面に形成されており、該テーパー面部分が凹部として構成されているのに対し、刊行物1記載の発明では、止めボルト35の先端押圧部によって奥側の止めボルト34の外端面を押圧した状態にして止めボルトを回り止めしている点。

そして、相違点A.については、前記「2.(4)」で述べたと同様であるので、相違点B-1.について検討するに、前記「2.(3)」で記載した刊行物2の摘記事項ロ.乃至ホ.からみて、刊行物2には、ボルト部材の先端下面に裁頭円錐形の凸部を設けるとともに、円盤状受け部材4に裁頭円錐形、すなわちテーパー面上の凹部を設け、この向かい合う凹部又は凸部は相対的に少し偏心させることにより緩み止めを行うという技術的事項が記載されている。そして、刊行物2に記載された技術事項は、ネジ部材の緩み止めという点で本願発明及び刊行物1記載の発明と共通するものであることを踏まえれば、刊行物1記載の発明の止めボルト34及び止めボルト35の先端押圧部に対し、刊行物2に記載された技術事項を適用して相違点B-1.に係る本願発明の構成とすることは、当業者であれば容易に想到しうるものと認められる。

また、本願発明の奏する作用効果も、刊行物1及び刊行物2に記載された発明並びに技術事項から当業者が予測できる範囲のものである。
よって、本願発明は、刊行物1及び刊行物2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

(3)結び
以上の通り、本願発明は、刊行物1及び刊行物2に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであることから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論の通り審決する。
 
審理終結日 2007-10-03 
結審通知日 2007-10-30 
審決日 2007-11-12 
出願番号 特願平11-219234
審決分類 P 1 8・ 575- Z (F16D)
P 1 8・ 121- Z (F16D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 増岡 亘大内 俊彦  
特許庁審判長 溝渕 良一
特許庁審判官 山岸 利治
水野 治彦
発明の名称 緩み止め機能を備えた軸固定具  
代理人 村上 太郎  

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