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審決分類 再審 査定不服 その他 審決却下 H01R
管理番号 1177517
審判番号 再審2007-950002  
総通号数 102 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許再審公報 
発行日 2008-06-27 
種別 再審 
審判請求日 2007-09-27 
確定日 2008-01-21 
事件の表示 特願2004-231939「電気接続具」拒絶査定不服審判事件〔平成18年 2月16日出願公開、特開2006- 49233〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求を却下する。 
理由 1.手続の経緯
本件再審の請求は、平成19年9月27日になされたものである。

2.請求書記載事項
請求書中、「請求の趣旨」を「特願2004-231939審判事件についてなされた原審決を取消し、発明は特許すべきものである。との審決を求める。」と記載し、「請求の理由」を「本願発明、特願2004-231939「電気接続具」においては、請求項1に記載した文中の「拡幅作用手段に形成された作用部に、・・・(中略)・・・電気接続具」を強調したく、本件を補正したものであり、引用刊行物とその記載事項に記載されている特許第3429302号公報は、本願発明者である園本一見と同一人物である。本願発明の趣旨は、請求項5に記載した文中の「拡幅作用させた電気接続具の・・・(中略)・・・構成した」上記のことは、新たに機構を考えたもので本願発明を申請した次第である。」と記載するものである。

3.請求の適法性
(1)特許法第171条第1項によると、「確定審決に対しては、その当事者は、再審を請求することができる。」とあるところ、本件再審の請求は、平成19年9月27日になされている。

すなわち、本件請求は、特願2004-231939審判事件(不服2005年9636号)の審決の確定日である平成19年10月1日前になされたものである。

したがって、本件再審の請求は、不適法な請求である。

(2)ただし、本件再審の請求の時点で前審決が確定していなくても、本件審決の時点で前審決が確定していれば、本件再審の請求の瑕疵が治癒されたものとも考えられことから、以下、上記瑕疵が治癒されたものとして、本件再審の請求の適法性について検討する。

(3)特許法第171条第2項は、「民事訴訟法第338条第1項及び第2項並びに339条(再審の事由)の規定は、前項の再審の請求に準用する。」と規定している。

(4)そこで、本件請求書の記載内容をみるに、請求人は、特願2004-231939号「電気接続具」(以下「本願発明」という。)の引用刊行物である特許第3429302号公報は、本願発明の発明者と同一であって、本願発明は、引用刊行物記載の発明に、新たな機構を考えたものである旨主張する。

(5)しかしながら、特許第3429302号公報は、平成15年7月22日に発行されたものであり、本願発明(出願日:平成16年8月9日)の出願前に頒布された刊行物であることは明らかであって、審決に影響を及ぼすべき重要な事項について判断の遺脱があったとはいえない。

また、他に、特許法第171条第2項が準用する民事訴訟法第1項及び第2項並びに339条所定の事由を、請求人が請求しているとは認められない。

(6)したがって、上記の瑕疵が治癒されたとしても、再審事由の主張のない本件再審請求は、不適法になされたものであって、その補正をすることができないものである。

4.むすび
以上のとおりであるから、本件再審の請求は、不適法というべきであり、特許法第174条第1項において準用する特許法第135条の規定により、却下すべきである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-11-05 
結審通知日 2007-11-13 
審決日 2007-11-27 
出願番号 特願2004-231939(P2004-231939)
審決分類 P 5 8・ 09- X (H01R)
最終処分 審決却下  
前審関与審査官 稲垣 浩司  
特許庁審判長 岡本 昌直
特許庁審判官 長浜 義憲
佐野 遵
発明の名称 電気接続具  
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