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審判番号(事件番号) | データベース | 権利 |
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判定2007600073 | 審決 | 特許 |
判定2007600075 | 審決 | 特許 |
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審決分類 |
審判 判定 利用 属する(申立て不成立) B65B |
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管理番号 | 1177518 |
判定請求番号 | 判定2007-600092 |
総通号数 | 102 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許判定公報 |
発行日 | 2008-06-27 |
種別 | 判定 |
判定請求日 | 2007-11-27 |
確定日 | 2008-04-23 |
事件の表示 | 上記当事者間の特許第3473861号の判定請求事件について、次のとおり判定する。 |
結論 | イ号判定方法の説明に示す「自動包装機におけるシール良否判定方法」は、特許第3473861号発明の技術的範囲に属する。 |
理由 |
1.手続の経緯 本件判定請求に係る特許第3473861号の特許出願(特願平5-351684号)は、平成5年12月28になされたものであり、平成15年8月29日付けで特許査定がなされ、同年9月19日の登録がなされたものである。 これに対し平成19年11月27日に本件判定請求がなされ、同年12月11日付けで被請求人に判定請求書副本を送達したところ、平成20年1月9日付けで被請求人より答弁書が提出された。 当審が、判定請求書及び答弁書を検討した結果、平成20年1月29日付けで、被請求人に請求人の被請求人の双方に対し、審尋を行ったところ、同年2月28日付けで双方から回答書が提出され、さらに3月14日付けで被請求人から答弁書2が、3月26日付けで請求人から弁駁書が提出された。 2.請求の趣旨 判定請求書からみて、本件審判請求の趣旨は、請求人である株式会社川島製作所(以下「請求人」という。)が実施するイ号製品(KBF-6000X)カタログに記載の判定方法(以下「イ号判定方法」という。)が、被請求人である特許権者 株式会社イシダ(以下「被請求人」という。)の特許第3473861号(以下「本件特許」という。)に係る発明の技術範囲に属しないとの判定を求めるものである。 3.本件特許発明 本件特許の請求項1ないし4に係る発明(以下それぞれ「本件特許発明1ないし4」という。)は、願書に添付した明細書(以下「本件明細書」という。)及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1ないし4に記載された次の事項により特定されるとおりのものと認める。 「【請求項1】 A.包装機の動作を開始した時点で所定時間、被包装物を投入することなく包材を封止し、その際の平均的な封止部の厚みに比例したデータを標準データとして記憶する工程と、 B.被包装物を投入しつつ行う通常の包材封止時の封止部の厚みに比例したデータを検出して、該データを上記標準データと比較して判定する工程と、 C.からなる包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法。 【請求項2】 上記封止部の厚みに比例したデータを、封止部材の接合に伴う負荷トルクの発生までの封止部材駆動手段の回転角から検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法。 【請求項3】 上記封止部の厚みに比例したデータを、封止部材の接合の際の該封止部材の移動変位量から検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法。 【請求項4】 上記封止部の厚みに比例したデータを、封止部材の接合の際の負荷から検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法。」 (なお、請求項1のAないしCは、請求人が付した分説記号であり、以後、本件特許発明1の構成A等という。) 3.請求人の主張 (1)判定請求書における主張 請求人の判定請求書における主張は、概略次のとおりのものである。 「イ号製品(KBF-6000X)カタログ、及びこのカタログに記載されている、出願済み特許出願の公開公報である特開2007-302261号公報(甲第1号証)及び特開2007-302341号公報(甲第2号証)からみて、イ号判定方法は次のとおりのものである。 『a.閉じ動作段階を通じた基準駆動電流の推移(標準駆動電流パターン)を標準パターンとして記憶する工程と、 b.被包装物を投入しつつ行う通常の包材封止時の、閉じ動作段階を通じた駆動電流を検出して、該検出駆動電流を上記標準パターンにおける基準駆動電流と比較し、そこで得られた偏差を、作動停止後の経過時間等の包装動作パラメータの経過時間等の包装動作パラメータに応じて絶えず変更、更新される閾値と対比して判定する工程と、 c.からなる自動包装機におけるシール良否判定方法。』 イ号判定方法において、標準データとして用いるものは、閉じ動作段階を通じた基準駆動電流の推移(標準駆動電流パターン)であり、封止部の厚みに比例したデータではないから、本件特許発明の構成Aを充足しない。 また、イ号判定方法は、上記の点に加え、駆動電流と標準駆動電流パターンの偏差に基いてシールの良否を判定するに当たり、その判定基準が作動停止後の経過時間等の包装動作パラメータに応じて絶えず変更、更新されるものである点で、構成Bを充足しない。 したがって、イ号判定方法は、本件特許の技術的範囲に属しないものである。」 なお、イ号判定方法のaないしcは、請求人が付した分説記号であり、以後、イ号判定方法の構成a等という。 (2)回答書及び弁駁書における主張 請求人の回答書及び弁駁書における主張は、概略次のとおりのものである。 「イ号判定方法における具体的なかみ込み検出工程は次のとおりのものである。 (i)運転開始(初期電源投入) (ii)運転開始後、運転者により、袋の封止部内に介在物が確実に存在しないことや袋の仕上がり状態を確認できるまで運転し、確認後、運転を停止する。 (iii)運転を再開し、袋を、最初から(袋長さによって異なる)3?4袋を製造し、その製造した一番最後の袋の駆動電流の推移をかみ込み学習機能に記録した後、運転を停止する。 (vi)通常の包材封止動作では、当該包装動作前の過去10回の良判定となった包材封止動作を平均化した基準電流の推移と比較し、そこで得られた偏差を作動停止後の経過時間等の包装動作パラメータに応じて絶えず変更、更新される閾値と対比して判定を行うことにより、咬み込み検出を行う。 イ号判定方法は、本件特許発明1の構成Aとは異なり、標準として用いるデータは包装機の動作を開始した時点のデータではなく、包材封止動作の都度、閉じ動作からシール動作に移行する段階で更新されるデータである。」 4.被請求人の主張 被請求人の答弁書、回答書における主張は、概略次のとおりのものである。 「イ号判定方法が、甲第1号証及び甲第2号証に記載の技術を用いるものであるとしても、これらは本件特許発明の実施を排除するものでも、相矛盾するものでもなく、むしろ、本件特許発明の改良を試みたにすぎないものである。 したがって、イ号判定方法は、本件特許発明の構成AないしCのすべてを充足する。 また、イ号判定方法が、請求人が回答書で主張するとおりのものであるとしても、請求人は、イ号判定方法において、『電源投入時の基準駆動電流の推移は、製品が封入されない空き袋を幾つか製造するときの平均的な駆動電流として記録することもできる』ものとしていることから、イ号判定方法は本件特許発明の構成Aを充足する。 また、イ号判定方法においては、請求人が回答書に記載した工程(iii)において『最初から3?4袋を製造し、その製造した一番最後の袋の駆動電流の推移をかみ込み学習機能に記録し』、工程(vi)で『通常の包材封止動作では、当該包装動作前の過去10回の良判定となった包材封止動作を平均化した基準電流の推移と比較して』咬み込み検出を行うものであるから、イ号判定方法が本件特許発明の構成Bを充足することも明白である。」 5.当審の判断 (1)イ号判定方法 判定請求書において特定されているイ号判定方法には、基準駆動電流の推移(標準駆動電流パターン)を標準パターンとして記憶するに際し、被包装物の投入をどの時点で行っているのか、必ずしも明確に特定されていない。 そこで、審尋に対する請求人の回答書を踏まえると、イ号判定方法は、具体的には次のような工程を実施しているものと解することができる。 (ア)初期電源投入後、包装機の動作を開始した時点で所定時間、袋の封止部内に介在物が確実に存在しないことや袋の仕上がり状態を確認し、運転を停止する工程。 (イ)運転を再開し、袋を最初から3?4袋を製造し、その製造した一番最後の袋の駆動電流の推移を標準駆動電流パターンとして記憶した後、運転を停止する工程。 (ウ)被包装物を投入しつつ行う通常の包材封止時の閉じ動作段階を通じた駆動電流を検出して、良判定となった当該包装動作前の過去複数回の包材封止動作を平均化した基準駆動電流の推移を標準駆動電流パターンとして記憶する工程。 (以下それぞれ「工程(ア)ないし(ウ)」等という。) (2)本件特許発明1とイ号判定方法との対比 イ号判定方法の工程a、すなわち「閉じ動作段階を通じた基準駆動電流の推移(標準駆動電流パターン)を標準パターンとして記憶する工程」を初期電源投入からみてみると、工程(ア)により、初期電源投入後、包装機の動作を開始した時点で、袋の封止部内に介在物が確実に存在せず、袋の仕上がり状態に初期異常がないことを確認し、工程(イ)により、このような初期異常のないことを確認後、3?4袋を製造し、その製造した一番最後の袋の駆動電流の推移を、介在物が存在しない標準駆動電流パターンとして、すなわち電源投入時の基準駆動電流の推移を標準パターンとして記憶する工程ということができる。 したがって、工程(ア)及び(イ)は、袋の封止部内に介在物が確実に存在しない状態で行うのが好ましいことは明白であり、しかも、イ号製品においては、これらの工程を実施する運転が不可能であるとの技術的根拠も見当たらないから、工程(ア)及び(イ)を被包装物を投入しない状態で行っていると解してもなんら矛盾は生じない。 そして、イ号判定方法は、工程(ア)及び(イ)を行った後、工程(ウ)において「被包装物を投入しつつ行う通常の包材封止時の閉じ動作段階を通じた駆動電流を検出して、良判定となった当該包装動作前の過去複数回の包材封止動作を平均化した基準駆動電流の推移を標準駆動電流パターンとして記憶する」が、初期電源投入からみて、最初にこの工程(ウ)を行う場合は、上述のように工程(イ)で得た標準駆動電流パターンに基いて、閉じ動作の「良判定」を行っているものということができる。 しかも、請求人は、回答書において、「イ号判定方法において、電源投入時の基準駆動電流の推移は、製品が投入されない空き袋を幾つか製造するときの平均的な駆動電流の推移として記録することもできる」と自認していること、そして、甲第2号証の段落【0024】に「なお、電源投入時の初期駆動電流は、製品が封入されていない空き袋を幾つか製造するときの平均的な駆動電流として記録することができるが、これに限ることなく・・・」、そして、甲第3号証の段落【0025】に「なお、電源投入時に用いられる初期駆動電流(初期基準動作データ)D0については、製品が封入されていない空き袋を幾つか製造するときの平均的な駆動電流として記録することができるが、これに限ることなく・・・」と記載されていることからみて、イ号判定方法は、工程aにおいて、工程(イ)に代え、運転の再開により包装機の動作を開始した時点から、いくつかの袋を製造するまでの所定時間、被包装物を投入することなく包材を封止し、その際の平均的な駆動電流の推移を標準駆動電流パターンとして記憶する工程を採用することも包含しているものと解すべきである。 以上を踏まえ、本件特許発明1とイ号判定方法とを対比する。 ここで、イ号判定方法における「包材封止時の、閉じ動作段階を通じた駆動電流」も、結局、封止部内における被包装物の有無に応じて、すなわち封止部の厚みに応じて変化するものであるから、本件特許発明1の「封止部の厚みに比例したデータ」とは「封止部の厚みに関連するデータ」の限りで一致する。 したがって、本件特許発明1とイ号判定方法との一致点及び相違点は、次のとおりとなる。 〈一致点〉 「包装機の動作を開始した時点で所定時間、被包装物を投入することなく包材を封止し、その際の平均的な封止部の厚みに関連するデータを標準データとして記憶する工程と、 被包装物を投入しつつ行う通常の包材封止時の封止部の厚みに関連するデータを検出して、該データを上記標準データと比較して判定する工程とからなる包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法。」 〈相違点1〉 封止部の厚みに関連するデータに関し、本件特許発明1は、「封止部の厚みに比例したデータ」であるのに対し、イ号判定方法においては、「包材封止時の、閉じ動作段階を通じた駆動電流」である点。 〈相違点2〉 イ号判定方法は、「被包装物を投入しつつ行う通常の包材封止時の、閉じ動作段階を通じた駆動電流を検出して、該検出駆動電流を上記標準パターンにおける基準駆動電流と比較し、そこで得られた偏差を、作動停止後の経過時間等の包装動作パラメータの経過時間等の包装動作パラメータに応じて絶えず変更、更新される閾値と対比して判定する工程」を有するのに対し、本件特許発明1はこのような工程を有していない点。 (3)相違点についての検討 (3-1)相違点1について 本件特許発明1における「封止部の厚みに比例したデータ」は、本件特許発明2ないし4及び本件明細書の発明の詳細な説明に記載された実施例からみて、封止部材の接合に伴う負荷トルクの発生までの封止部材駆動手段の回転角検出によるもの(本件特許発明2、段落【0011】)、封止部材の移動変位量検出によるもの(本件特許発明3、段落【0016】)、及び本件特許発明4の封止部材の接合の際に封止部材駆動手段の負荷増大をロードセルで検出することによるもの(本件特許発明4、段落【0017】)を包含するものと解される。 すなわち、本件特許発明1の「封止部の厚みに比例したデータ」は、介在物の有無に応じた封止部の厚みの変化を、封止部材駆動手段の回転角や封止部材の移動変位量で直接的に検出するものと、ロードセルを用いて封止部材駆動手段であるモータの負荷で間接的に検出するものとを含んだものといえる。 これに対し、イ号判定方法は、「包材封止時の、閉じ動作段階を通じた駆動電流」を検出するものであって、具体的手段は異なるものの、本件特許発明4に係るものと同様に、介在物の有無に応じた封止部の厚みの変化を、封止部材駆動手段の負荷により間接的に検出するものといえ、厚みが大きくなれば駆動電流も大きくなることから、本件特許発明1との対比においては、イ号判定方法の駆動電流も封止部の厚みに比例したデータということができる。 したがって、相違点1は実質的なものではない。 たしかに、本件明細書の特許請求の範囲のいずれにも、封止部の厚みに比例したデータとして、封止部材駆動手段の閉じ動作段階における駆動電流を用いることは直接記載されていないから、相違点1を実質的な相違点とする余地がないわけではない。 そうだとしても、本件特許発明1において、封止部の厚みに比例したデータを、駆動手段であるモータの負荷で間接的に検出するに当たり、ロードセルで検出したものを採用するか、封止部材駆動手段の駆動電流を採用するかは、介在物の有無に応じた封止部の厚みの変化を封止部材駆動手段の負荷で判定する観点からみれば、なんら本質的なものとはいえない。 しかも、モータの負荷増大を駆動電流により検出できることは、本願出願時以前より広く知られている周知技術であって、本件特許発明1においてもこれを採用することは、十分に示唆されている程度の事項というべきであって、さらに、本件特許発明1にこれを採用したとしても、本件特許発明1と同一の作用効果を有することは明白である。 また、イ号判定方法が、本件出願時点において公知技術と同一であるとも、これらから容易に発明をすることができたものであるとする根拠も見当たらず、イ号判定方法が、本件特許発明の特許出願手続において意識的に除外されている等の特段の事情もない。 したがって、相違点1が実質的なものであるとしても、均等の要件を満たすものであることは明白である。 (3-2)相違点2について イ号判定方法は、相違点2に係る構成により、通常の包材封止時におけるシール良否判定を、閉じ動作段階を通じた検出した駆動電流と標準パターンにおける基準駆動電流との偏差と、作動停止後の経過時間等の包装動作パラメータの経過時間等の包装動作パラメータに応じて絶えず変更、更新される閾値とを対比することにより行うものである。 しかしながら、イ号判定方法はこのような良否判定以前に、すなわち相違点2に係る構成の有無にかかわりなく、前述のように、初期電源投入から包装機の動作を開始した時点で所定時間、被包装物を投入することなく包材を封止し、その際の平均的な駆動電流の推移を標準駆動電流パターンとして記憶する工程をも包含しているのであるから、イ号判定方法は、本件特許発明の利用発明に該当するものであり、相違点2の有無とイ号判定方法が本件特許発明1の技術的範囲に属するか否かとはなんらかかわりのないものである。 6.むすび 以上検討したとおり、本件特許発明1とイ号判定方法との相違点1は、実質的なものではなく、そうでないとしても均等のものであり、また、相違点2は、イ号判定方法が技術的範囲に属するか否かを判断するにあたり、なんら関わりないものである。 したがって、イ号判定方法は本件特許発明1の技術的範囲に属するものである。 よって、結論のとおり判定する。 |
別掲 |
【イ号判定方法の説明】 「a.閉じ動作段階を通じた基準駆動電流の推移(標準駆動電流パターン)を標準パターンとして記憶する工程と、 b.被包装物を投入しつつ行う通常の包材封止時の、閉じ動作段階を通じた駆動電流を検出して、該検出駆動電流を上記標準パターンにおける基準駆動電流と比較し、そこで得られた偏差を、作動停止後の経過時間等の包装動作パラメータの経過時間等の包装動作パラメータに応じて絶えず変更、更新される閾値と対比して判定する工程と、 c.からなる自動包装機におけるシール良否判定方法。」 請求人が実施するイ号製品(KBF-6000X)のカタログ(甲第1号証)には、当該製品の外形、仕様等とともに、次のように記載されている。 「高性能・高度な、かみ込み検出(特許出願済み) 横シール時のかみ込みを検出するだけでなく、横シーラが閉じている間に発生する大きな製品のかみ込みを検出し機構の破損を保護します。 「かみ込み学習」機能により、数時間単位でシフトする機械部品の伸縮にも対応し、より微少なかみ込み検出を可能にしました。」 そして、イ号判定方法の工程aは、甲第2号証(特開2007-302341号公報)の特許請求の範囲の欄の請求項1に記載された「シール機構の運転開始後に前記シール機構の閉じ動作中の前記動作データを前記基準動作データとして更新し記録する」の内容を実施するものであり、工程bは、甲第1号証(特開平2007-302261号公報)の特許請求の範囲の欄の請求項1に記載された「前記サーボモータの駆動電流を検出する検出手段、及び前記検出手段で検出された前記駆動電流と前記サーボモータの基準駆動電流との偏差を閾値と対比することに基づいて前記横シール手段における異物噛み込みに起因したシール不良を判定する判定手段」及び「前記自動包装機の作動停止後の包装動作パラメータに応じて前記閾値を変更する」の内容を実施するものである。 |
判定日 | 2008-04-11 |
出願番号 | 特願平5-351684 |
審決分類 |
P
1
2・
2-
YB
(B65B)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 田村 嘉章 |
特許庁審判長 |
石原 正博 |
特許庁審判官 |
松縄 正登 関 信之 |
登録日 | 2003-09-19 |
登録番号 | 特許第3473861号(P3473861) |
発明の名称 | 包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法 |
代理人 | 吉村 雅人 |
代理人 | 松井 佳章 |
代理人 | 野村 泰久 |
代理人 | 藤岡 宏樹 |