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審決分類 審判 査定不服 4号2号請求項の限定的減縮 特許、登録しない。 E02F
審判 査定不服 4項4号特許請求の範囲における明りょうでない記載の釈明 特許、登録しない。 E02F
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 E02F
審判 査定不服 4項1号請求項の削除 特許、登録しない。 E02F
審判 査定不服 4項3号特許請求の範囲における誤記の訂正 特許、登録しない。 E02F
管理番号 1188030
審判番号 不服2007-337  
総通号数 109 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2009-01-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2007-01-09 
確定日 2008-11-13 
事件の表示 特願2000-132265「旋回作業車」拒絶査定不服審判事件〔平成13年11月 9日出願公開、特開2001-311182〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成12年5月1日の出願であって、平成18年11月2日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、平成19年1月9日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同年2月7日付けで明細書に関する手続補正及び図面に関する手続補正がなされたものである。その後、平成20年7月10日付けで審判請求人に前置報告書の内容を示し意見を求めるための審尋を行ったところ、平成20年8月21日付けで回答書が提出されたものである。

2.平成19年2月7日付けの明細書に関する手続補正についての補正却下の決定
[補正の却下の決定の結論]
平成19年2月7日付けの明細書に関する手続補正(以下、「本件補正」という。)を却下する。

[理由]
(1)補正後の本願発明
本件補正により、特許請求の範囲は、次のとおりに補正された。
「【請求項1】 旋回体(2)へ回動可能に取り付けられたブーム(6)と、該ブーム(6)へ回動自在に取り付けられたアーム(5)と、該アーム(5)へ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを具備した旋回作業車において、該旋回体(2)を構成するフレーム(17)の後下部に、ボンネット(14)を後方へ開放回動自在に枢支し、該ボンネット(14)は閉じた状態で、ボンネット(14)の下端が、フレーム(17)の上面に構成するステップ(20)に当接する位置において係止し、該フレーム(17)上には、エンジン(34)、スイングシリンダ(32)、およびリザーバタンク(43)を配設し、更に、該リザーバタンク(43)の前部の上方にはステップ(20)を構成し、該リザーバタンク(43)の後部の上方にはラジエータ(38)を載置し、リザーバタンク(43)と逆側のスイングシリンダ(32)の上方には燃料タンク(45)を配設し、該燃料タンク(45)は、側面視L字状に構成し、前部上面がステップ(20)の下面に沿った形状になっており、後部前面がボンネット(14)の立ち上がり部に沿った形状に構成し、燃料タンク(45)の後方上部をボンネット(14)の開放側に配設し、前記旋回体(2)の後部のボンネット(14)内に、エンジン(34)、ラジエータ(38)、ファン(39)、油圧ポンプ(35)、燃料タンク(45)、バッテリ(55)、エアクリナ(41)、マフラ(40)を突出配設し、該エンジン(34)はクランク軸を旋回体(2)の左右方向に配置し、該エンジン(34)のクランク軸芯上の一方に前記油圧ポンプ(35)を接続し、反対側には、ファン(39)とラジエータ(38)を配置し、該ボンネット(14)内において、エンジン(34)の油圧ポンプ(35)の側に、燃料タンク(45)とバッテリ(55)を配置し、該エンジン(34)と、燃料タンク(45)及びバッテリ(55)との間に遮蔽板(50)を立設し、該遮蔽板(50)は、ボンネット(14)内の前後方向に配設し、前記ボンネット(14)下面フレーム(81)には当接部(82)を設け、該当接部(82)は機体前後方向に配設したことを特徴とする旋回作業車。
【請求項2】及び【請求項3】(省略)」

(2)判断
上記【請求項1】の補正は、補正前の請求項1(以下、「旧請求項1」という。他の請求項についても同様。)の「前記ラジエータ(38)の側のボンネット(14)の側方に、側面開口部(14b)を設け、該側面開口部(14b)よりファン(39)にて冷却風を吸い込み、前記旋回体(2)後部に開口した後開口部(52)より冷却風を排出する」の構成を欠落させるもので、特許請求の範囲の減縮を目的とせず、請求項の削除、誤記の訂正または明りょうでない記載の釈明を目的とするものでもない。
そして、上記【請求項1】は旧請求項2?旧請求項6の構成を限定したものということもできないから、上記【請求項1】の補正は、特許請求の範囲の減縮を目的とせず、請求項の削除、誤記の訂正または明りょうでない記載の釈明を目的とするものでもない。

(3)むすび
以上のとおり、本件補正は、平成18年改正前特許法第17条の2第4項に掲げる目的の何れの事項にも該当しないものであり、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。
よって、上記[補正の却下の決定の結論]のとおり、決定する。

3.本願発明
平成19年2月7日付けの明細書に関する手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の【請求項1】に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成18年6月26日付け手続補正書の特許請求の範囲の【請求項1】に記載された事項により特定される、以下のとおりのものである。
「旋回可能に構成した旋回体(2)へ回動可能に取り付けられたブーム(6)と、該ブーム(6)へ回動自在に取り付けられたアーム(5)と該アーム(5)へ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体(2)の後部のボンネット(14)内にエンジン(34)及び油圧機器用の作動油のリザーバタンク(43)を配設した旋回作業車において、該旋回体(2)内において、クランク軸を旋回体(2)の左右方向に配置したエンジン(34)を配設し、該エンジン(34)のクランク軸芯上の一方に油圧ポンプ(35)を接続し、反対側には、ラジエータ(38)とファン(39)を配置し、該ボンネット(14)内において、エンジン(34)の油圧ポンプ(35)の側に、エンジン(34)と燃料タンク(45)との間に遮蔽板(50)を立設し、前記ラジエータ(38)の側のボンネット(14)の側方に、側面開口部(14b)を設け、該側面開口部(14b)よりファン(39)にて冷却風を吸い込み、前記旋回体(2)後部に開口した後開口部(52)より冷却風を排出することを特徴とする旋回作業車。」

4.刊行物及びその記載内容
刊行物:実願平5-70741号(実開平7-42384号)のCD-ROM

原審の拒絶の理由に引用され、本願の出願前に頒布された上記刊行物には、図面とともに、次のことが記載されている。

(ア)「機台上に形成される運転席の後方にエンジン及びバッテリを収容して覆うエンジンルームを設けた作業機において、上記エンジンの冷却ファンによる冷却風路の送風方向下手側にバッテリを隔壁を介して収納区画するとともに、上記エンジンルームの運転席側壁面に前記冷却風路の中途に臨む外気取入口を開設して外気を吸風し冷却ファンによる冷却風とともに機外に排出するように構成した作業機におけるバッテリ冷却装置。」(【実用新案登録請求の範囲】【請求項1】)

(イ)「本考案の実施例を図1?図5に基づき説明する。1は本考案実施例に係る冷却装置を備えたパワーショベル(作業機)であり、クローラ走行装置3の中央の縦軸上に機台5を旋回可能に支持し、この機台5の前方に各油圧シリンダ6a…で作動されるバケット6付のフロント作業部7を設けるとともに、後部に運転席8とエンジン9を内装するエンジンルーム10を設置している。・・・・・・」(【0008】)

(ウ)「前記運転席8には両側に図3に示すように前記フロント作業部7を操作する操作レバー8aを有するシート8bが設置され、前方には走行レバー8cが設けられており、両機側には燃料タンク8d、作動油タンク8eを設置するとともに保護壁8fを立設して運転席の囲繞空間を形成している。
またエンジンルーム10は前後左右の側壁10aの上部に開閉可能な天板カバー10bを設けて閉成され、内部には冷却用のラジエータ9a、及び冷却ファン9bが右側壁10cの吸風口10dに対向するようにエンジン9を横向きに設置している。そして隔壁12を介して形成されるバッテリ室13aを放熱口13bを穿設した左側壁10eに近接させて設けている。」(【0009】)

(エ)「このバッテリ室13aは、エンジン9の左端に固設する油圧ポンプ9cの上方のコーナー部に上方に沿って送風方向上手側に向け曲面状に形成された側板を隔壁12として、冷却ファン9aから送られる冷却風がこのコーナー部でよどみを生ずることなくこの隔壁12の形状に沿って、下方の排風口15と側方の排風口15aから速やかに機外に排風できるように構成し、バッテリ室13a及びエンジンルーム10内の加熱を防いでいる。」(【0010】)

(オ)「・・・・・・そしてエンジンルーム10の運転席側壁面10f(図3)には、前記タンク8d,8e類のコーナー部側に向いて開口する外気取入口20を形成するように、壁面10fの送風方向の下手側板21が上手側のそれより運転席側に位置させた状態でラップさせている。これにより前記外気取入口20から吸入される外気をエンジン9並びにバッテリ13用の冷却風として、エンジン9と壁面10f間で形成される冷却風路22内にて合流できるようにしている。」(【0011】)

(カ)【図1】によれば、旋回可能に構成した機台5の前方にバケット6付のフロント作業部7が設けられており、フロント作業部7は機台5へ回動可能に取り付けられたブームとブームへ回動自在に取り付けられたアームからなるものであり、バケット6はアームへ回動自在に取り付けられているパワーショベル(作業機)が記載されている。

(キ)【図3】及び【図4】によれば、エンジン9を機台5の後部のエンジンルーム10内に横向きに配設し、該エンジン9の左右軸芯上の一方に油圧ポンプ9cを接続し、反対側には、ラジエータ9aと冷却ファン9bを配置し、エンジン9の油圧ポンプ9cの側に、エンジン9とバッテリ13との間に隔壁12を立設し、前記ラジエータ9aの側のエンジンルーム10の側方に、吸風口10dを設け、該吸風口10dより冷却ファン9bにて冷却風を吸い込み、前記機台5の後方のエンジンルーム10の他側方下部より冷却風を排出するものが記載されている。

上記記載及び技術常識からみて、刊行物には、
「旋回可能に構成した機台5へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと該アームへ回動自在に取り付けられたバケット6とを有したフロント作業部7を備え、機台5の後部のエンジンルーム10内にエンジン9及びバッテリ13を配設したパワーショベルにおいて、該機台5内において、エンジン9を機台5の後部のエンジンルーム10内に横向きに配設し、該エンジン9の左右軸芯上の一方に油圧ポンプ9cを接続し、反対側には、ラジエータ9aと冷却ファン9bを配置し、該エンジンルーム10内において、エンジン9の油圧ポンプ9cの側に、エンジン9とバッテリ13との間に隔壁12を立設し、前記ラジエータ9aの側のエンジンルーム10の側方に、吸風口10dを設け、該吸風口10dより冷却ファン9bにて冷却風を吸い込み、前記機台5の後方のエンジンルーム10の他側方下部より冷却風を排出するパワーショベル。」の発明(以下、「刊行物記載の発明」という。)が記載されていると認められる。

5.対比・判断
本願発明と上記刊行物記載の発明とを対比すると、刊行物記載の発明の「機台5」が本願発明の「旋回体(2)」に相当し、以下同様に、「バケット6」が「作業用アタッチメント」に、「フロント作業部7」が「作業機」に、「エンジンルーム10」が「ボンネット(14)」に、「パワーショベル」が「旋回作業車」に、「冷却ファン9b」が「ファン(39)」に、「隔壁12」が「遮蔽板(50)」に、「吸風口10d」が「側面開口部(14b)」に、それぞれ相当する。
また、刊行物記載の発明では、「エンジン9を機台5の後部のエンジンルーム10内に横向きに配設し」ているのに対し、本願発明では、「エンジン(34)のクランク軸を旋回体(2)の左右方向に配置し」たものとなっているが、クランク軸は通常エンジンの横向きに配置されるものであり、両者はエンジンのクランク軸を旋回体の左右方向に配置したもので一致している。
さらに、遮蔽板(隔壁)に関して、刊行物記載の発明の「エンジン9とバッテリ13との間に隔壁12を立設し」と本願発明の「エンジン(34)と燃料タンク(45)との間に遮蔽板(50)を立設し」とは、「エンジンと近傍の機器との間に遮蔽板を立設し」の構成で共通している。
また、冷却風の排出に関して、刊行物記載の発明の「機台5の後方のエンジンルーム10の他側方下部より冷却風を排出する」と本願発明の「旋回体(2)後部に開口した後開口部(52)より冷却風を排出する」とは、「旋回体の後方より冷却風を排出する」の構成で共通している。
したがって、両者は、
「旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと該アームへ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体の後部のボンネット内にエンジンを配設した旋回作業車において、該旋回体内において、クランク軸を旋回体の左右方向に配置したエンジンを配設し、該エンジンのクランク軸芯上の一方に油圧ポンプを接続し、反対側には、ラジエータとファンを配置し、該ボンネット内において、エンジンの油圧ポンプの側に、エンジンと近傍の機器との間に遮蔽板を立設し、前記ラジエータの側のボンネットの側方に、側面開口部を設け、該側面開口部よりファンにて冷却風を吸い込み、前記旋回体の後方より冷却風を排出する旋回作業車」
である点で一致し、次の点で相違する。

(相違点1)
旋回体の後部のボンネット内に配設した機器について、本願発明が「エンジン(34)及び油圧機器用の作動油のリザーバタンク(43)」であるのに対し、刊行物記載の発明では、「エンジン9及びバッテリ13」である点。

(相違点2)
エンジンと遮蔽板により隔てられる近傍の機器について、本願発明が「燃料タンク」であるのに対し、刊行物記載の発明では、「バッテリ13」である点。

(相違点3)
冷却風の排出について、本願発明では、「旋回体後部に開口した後開口部」より排出しているのに対し、刊行物記載の発明では、旋回体の「側方下部」より排出している点。

上記相違点1を検討すると、上記記載事項(ウ)及び刊行物の【図3】の記載によれば、作動油タンク8e(本願発明の「油圧機器用の作動油のリザーバタンク(43)」に相当)は、運転席8の側方で、エンジンルーム10(ボンネット)近傍に配設されていることが開示されている。作動油タンク8e(油圧機器用の作動油のリザーバタンク)の配置について、バッテリ13とともにエンジンルーム10(ボンネット)内に設けるか否かは、エンジンルーム10(ボンネット)の容量や他の機器との配置関係などを考慮して適宜選択されるものである。してみると、エンジンルーム10(ボンネット)内に作動油タンク8e(油圧機器用の作動油のリザーバタンク)を配設することは必要に応じて適宜なし得るものであり、格別の困難性があるものではない。

上記相違点2を検討すると、上記記載事項(オ)及び刊行物の【図3】の記載によれば、刊行物には、エンジン9の近傍にある燃料タンク8dは、エンジンルーム10の運転席側壁面10fを遮蔽板として、エンジン9から隔離されているものが記載されている。それによれば、エンジンと遮蔽板により隔てられている機器について、隔壁12を遮蔽板としているバッテリ13の他に、運転席側壁面10fを遮蔽板としている燃料タンク8dも挙げられることが開示されている。また、刊行物の【図3】の記載では、バッテリ13と燃料タンク8dは離れて設けられているが、エンジンからの熱の影響を減じるためには、エンジンとこれらの機器との間に遮蔽板があれば足りるものであって、バッテリ13と燃料タンク8dの配置関係は適宜選択し得る事項に過ぎない。してみると、刊行物記載の発明において、バッテリ13の近傍に燃料タンク8dを配置し、バッテリ13とともに燃料タンク8dを遮蔽板(隔壁12)によりエンジンより隔離することは必要に応じて適宜なし得るものである。

上記相違点3を検討すると、刊行物の【図3】の記載によれば、右側壁10cの吸風口10dから冷却ファン9bにて冷却風を吸い込み、冷却風の流れは、エンジンを冷やし、隔壁12に当たり、その一部は隔壁に沿って後方へ流れを変え、排出されることが見てとれる。冷却風の排出は、上記記載事項(エ)によれば、下方の排風口15などから行われているが、後方へ向かった冷却風の流れをそのまま排出するために、旋回体後部に開口部を設け、相違点2に係る本願発明のように構成することは必要に応じて適宜なし得るものであり、格別の困難性はない。

そして、本願発明が奏する作用・効果を検討してみても、刊行物記載の発明から、当業者が予測し得る範囲のものであって、格別なものとみることはできない。

なお、審判請求人は、平成20年8月21日付の回答書において補正案を提示しているが、補正案による請求項1に係る発明は、旋回作業車における機器の配列を単に特定したものであり、格別の効果を奏するものではなく、顕著性はないので、刊行物記載の発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものといわざるを得ないから、審判請求人に補正案のとおりに補正する用意があるとしても、当審よりさらなる通知をすべき特別な事情を見出すことはできない。

6.むすび
以上のとおり、本願発明は、刊行物記載の発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができず、本願の他の請求項に係る発明を検討するまでもなく、本願は拒絶をすべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2008-09-10 
結審通知日 2008-09-16 
審決日 2008-09-30 
出願番号 特願2000-132265(P2000-132265)
審決分類 P 1 8・ 574- Z (E02F)
P 1 8・ 573- Z (E02F)
P 1 8・ 571- Z (E02F)
P 1 8・ 121- Z (E02F)
P 1 8・ 572- Z (E02F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 石川 信也郡山 順深田 高義  
特許庁審判長 石川 好文
特許庁審判官 関根 裕
山口 由木
発明の名称 旋回作業車  
代理人 矢野 寿一郎  
代理人 矢野 寿一郎  

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