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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G06F
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G06F
管理番号 1194595
審判番号 不服2006-10844  
総通号数 113 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2009-05-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2006-05-25 
確定日 2009-03-19 
事件の表示 特願2002-244000「画像形成装置」拒絶査定不服審判事件〔平成15年 6月27日出願公開、特開2003-177931〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成14年8月23日(優先権主張平成13年8月27日)の出願であって、平成17年8月18日付けで拒絶の理由が通知され、同年10月31日付けで手続補正がなされたものの、平成18年4月20日付けで拒絶の査定がなされた。その後、平成18年5月25日に拒絶査定不服審判請求がなされ、同年6月26日付けで手続補正がなされたものである


2.平成18年6月26日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成18年6月26日付けの手続補正を却下する。

[理 由]
(1)補正後の本願の発明
上記平成18年6月26日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)により、特許請求の範囲の請求項1は、
「【請求項1】 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスおよびコントロールサービスの処理を行う一または複数のプログラムとを有する画像形成装置であって、
前記ユーザサービスおよびコントロールサービスのそれぞれは、サーバプロセスまたはクライアントプロセスとして動作する一または複数のスレッドを含むプロセスであり、
前記サーバプロセスのスレッドは、前記クライアントプロセスのスレッドに提供する一または複数のサービスを定義した関数を有しており、
前記クライアントプロセスのスレッドは、前記サーバプロセスのスレッドにサービスの提供を要求する際に関数呼び出しを行うことを特徴とする画像形成装置。」

から、

「【請求項1】 プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスおよびコントロールサービスの処理を行う一または複数のプログラムとを有する画像形成装置であって、
前記ユーザサービスおよびコントロールサービスのそれぞれは、サーバプロセスまたはクライアントプロセスとして動作する一または複数のスレッドを含むプロセスであり、
前記サーバプロセスのスレッドは、前記クライアントプロセスのスレッドに提供する一または複数のサービスを定義した関数を有しており、
前記クライアントプロセスのスレッドは通信の動作主体であり、前記サーバプロセスのスレッドに対して個別にクライアントとしてサービスの提供を要求する際に関数呼び出しを行うことを特徴とする画像形成装置。」
と補正された。

上記請求項1についての補正は、発明を特定する事項である「画像形成処理で使用されるハードウェア資源」を「プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェア資源」に限定し、「クライアントプロセスのスレッド」が「通信の動作主体」として「サーバプロセスのスレッドに対して個別にクライアントとして」動作するものであることを限定するものであり、特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。また、上記補正は、出願当初の明細書に記載された事項の範囲内でなされており、特許法第17条の2第3項の規定する要件を満たすものである。
そこで、本件補正後の前記請求項1に係る発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成18年改正前特許法第17条の2第5項の規定において準用する特許法第126条第5項の規定に適合するか否か)について以下に検討する。


(2)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された特開平8-115224号公報(以下、「引用文献1」という。)には、図面と共に以下の事項が記載されている。(注:下線は当審にて便宜上付与したもの。)

(ア)「【0006】この発明は、このような背景の下になされたもので、業務タスクの数が多い場合など全てのタスクの起動に時間がかかる場合においても、処理可能なタスクからジョブの処理実行を進めることができ、装置全体を速やかに起動することができる画像処理装置を提供することを目的としている。また、この発明は、上記のような画像処理装置において、本装置の起動後においても装置を停止せずにオプション品の追加などのシステムの拡張に対して容易に対応可能にすることをも目的としている。」

(イ)「【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明する。
(1)ハードウェア構成
図1はこの発明の一実施例のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、1は本発明を適用した印刷装置であり、CPU1a、RAM1b、ROM1c、ハードディスク1d、パラレルインタフェース1e、ネットワークインタフェース1f、ICカードインタフェース1g、ディスクインタフェース1h、図示しない印刷処理部およびファクシミリ送信部から構成されている。」

(ウ)「【0015】(2)ソフトウェア構成
次に、図2は本実施例のソフトウェア構成を示す概念図である。図2において、オペレーティング・システム(以下、OSという)10は、その核をなすカーネル11とデバイスドライバ12a?12c、OS10上で動作する業務タスク(後述する)とカーネル11とのインタフェースであるシステムコール13、および業務タスクが使用する関数パッケージであるライブラリ14から構成されている。ここで、前述の業務タスクがOS10上で動作するとは、業務タスクがOS10が提供する実行環境内に存在するということを意味している。
【0016】OS10上で動作する個々の業務タスクには、この印刷装置1が実装するデバイスの機能を基本的な要素に分解した基本機能が割り当てられており、複数のタスクが協調して処理を進めるようになっている。例えば、1つの論理デバイスには1つの業務タスクが割り当てられており、ある業務タスクが他の論理デバイスを利用する場合には、当該論理デバイスに対応する業務タスクを介してのみデータの入出力が行われる。ここで、論理デバイスとは、ICカード装置のような物理的な装置のみならず、プリントサーバのようにソフトウェアで実現される装置をも含む論理的なデバイスを示すものである。」

(エ)「【0021】これら業務タスク15a?15iは上述した機能によって以下のように分類される。
丸1(以下、丸付き数字を便宜上表すものとする。) ホストであるワークステーションからのデータ受信および要求に対する応答を行う入力タスク群(LAN受信タスク15b、拡張LAN受信タスク15cおよびパラレル受信タスク15dが含まれる。)
丸2 印刷処理部、ファクシミリ送信部等にデータの出力を行う出力タスク群(印刷部管理タスク15fが含まれる。)
丸3 印刷ジョブの解析やビットマップデータへの変換を行うデータ処理タスク群(ジョブ解析/展開タスク15eが含まれる。)
丸4 各業務タスクの調停、ジョブの実行処理過程の管理を行う管理タスク群(プロトコル振分タスク15a、業務タスク管理タスク15gおよびジョブ管理タスク15hが含まれる。)
【0022】また、上述した業務タスク15a?15iは、メッセージ駆動型プログラミング方式によって各々のプログラムが記述されている。ここで、メッセージ駆動型プログラミングとは、一般にあるタスクが他のタスクからのメッセージに応じた処理を行うようにプログラミングする方式をいう。
【0023】(3)タスク間通信の方法
次に、本実施例の業務タスクの間で行われるタスク間通信の方法について説明する。各業務タスクは、互いに協調して動作するために、タスク間通信の一形態であるメッセージ交換を行う。タスク間のメッセージ交換は、OS10が提供するライブラリの1つであるメッセージキューライブラリを使用して行う。
【0024】ここで、図3は、ある2つの業務タスクA,B間でメッセージ交換を行うための処理内容をC言語のプログラムコードによって記述した例を示している。同図において、メッセージキューは名前nameで識別され、OS10のタスク空間において一意に決定される。ここで、OS10のタスク空間とは、OS10上で動作するアプリケーションが存在するメモリ空間を抽象的に表現したものである。
【0025】まず、メッセージキューを利用する業務タスクA,Bは、メッセージキューライブラリの関数open_message_queue()を発行することにより、そのメッセージキューのキュー識別子qdを得る。そして、メッセージ送信側の業務タスクAは、メッセージを格納するバッファへのポインタmsgを指定して関数createmessage(msg)を発行することにより、送信しようとするメッセージを作成する。そして、関数send_message()を発行することにより、ポインタmsgで指定されるバッファの内容を識別子qdで指定されるメッセージキューへ転送する。これにより、メッセージ送信が行われる。
【0026】一方、メッセージ受信側の業務タスクBは、関数receive_message()を発行することにより、識別子qdで指定されるメッセージキューの内容をポインタmsgで指定されるメッセージ格納用のバッファへ転送する。これにより、メッセージ受信が行われる。こうしてメッセージ交換が終了すると、業務タスクA,Bの双方で、関数close_message()を発行することにより、メッセージキューライブラリの使用終了を宣言する。」

ここで、業務タスクが使用する関数パッケージとは、(エ)の記載にあるように業務タスクのプログラムに対して、機能サービスを提供するものであるから、サービスの要求元とサービスの提供元との関係としてみると、業務タスク、関数パッケージであるライブラリのプログラムはそれぞれ、クライアント、サーバとみなす事ができるものである。
そして、(エ)の「業務タスク15a?15iは、メッセージ駆動型プログラミング方式によって各々のプログラムが記述されている。ここで、メッセージ駆動型プログラミングとは、一般にあるタスクが他のタスクからのメッセージに応じた処理を行うようにプログラミングする方式をいう。」、「メッセージキューを利用する業務タスクA,Bは、メッセージキューライブラリの関数open_message_queue()を発行することにより、そのメッセージキューのキュー識別子qdを得る。そして、メッセージ送信側の業務タスクAは、メッセージを格納するバッファへのポインタmsgを指定して関数createmessage(msg)を発行することにより、送信しようとするメッセージを作成する。」の記載および図3にもあるように、業務タスクは、他の業務タスクやライブラリの関数との通信の動作主体として動作し、その際に、ライブラリの関数に対して、関数呼び出しを行う事で、該ライブラリの関数からのサービス提供を要求しているものである。
よって、(ア)?(エ)、の記載および図面から引用文献1には、次の発明が記載されている。(以下、引用発明1という。)

印刷処理部およびファクシミリ送信部を含む画像処理ハードウェア資源と、印刷装置が実装するデバイスの機能を基本的な要素に分解した基本機能が割り当てられた業務タスクおよび該業務タスクが使用する関数パッケージであるライブラリとを有する画像処理装置において、
前記業務タスクおよび関数パッケージであるライブラリのそれぞれは、サーバまたはクライアントとして動作するプログラムであり、
前記関数パッケージであるライブラリは、クライアントに提供する1または複数のサービスを定義した関数を有しており、
前記業務タスクは、通信の動作主体であり、前記サーバとして動作する関数パッケージであるライブラリに対して個別にクライアントとしてサービスの提供を要求する際に関数呼び出しを行うことを特徴とする画像処理装置。


(3)対比
そこで、本願補正発明と引用発明1とを対比すると、
本願補正発明における、ユーザサービス、コントロールサービスとは、明細書において「【0008】なお、ユーザサービスとはユーザに提供する画像形成に係るサービスをいう。また、コントロールサービスとはアプリケーションに画像形成に係るハードウェア資源を提供するサービスをいう。」と定義されており、
引用発明1の業務タスクは、図2およびその説明である上記(ウ)の「OS10上で動作する個々の業務タスクには、この印刷装置1が実装するデバイスの機能を基本的な要素に分解した基本機能」の記載からも明らかなように、ユーザに印刷装置の機能を提供するものであるから、ユーザサービスの処理を行うタスクであるといえるものである。そして、引用発明1の関数パッケージであるライブラリも、図2およびその説明である上記(ウ)に「図2において、オペレーティング・システム(以下、OSという)10は、その核をなすカーネル11とデバイスドライバ12a?12c、OS10上で動作する業務タスク(後述する)とカーネル11とのインタフェースであるシステムコール13、および業務タスクが使用する関数パッケージであるライブラリ14から構成されている。」とあるように、ハードウェア資源をアプリケーションに提供するOSの一部であるから、コントロールサービスの処理を行うものである。

したがって、引用発明1における「印刷処理部およびファクシミリ送信部を含む画像処理ハードウェア資源」、「印刷装置が実装するデバイスの機能を基本的な要素に分解した基本機能が割り当てられた業務タスク」、「業務タスクが使用する関数パッケージであるライブラリ」、「画像処理装置」は、それぞれ、本願補正発明における「プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェア資源」、「画像形成に係るユーザサービスの処理を行う一または複数のプログラム」、「コントロールサービスの処理を行う一または複数のプログラム」、「画像形成装置」に相当する。
そして、引用発明1における「業務タスク」および「関数パッケージであるライブラリ」のそれぞれは、本願補正発明の「ユーザサービス」および「コントロールサービス」とは、サーバまたはクライアントとして動作するプログラムである点で共通し、
引用発明1における「関数パッケージであるライブラリ」と本願補正発明の「サーバプロセスのスレッド」とは、サーバとして動作するプログラムであり、クライアントに提供する1または複数のサービスを定義した関数を有している点で共通し、
引用発明1における「業務タスク」と、本願補正発明の「クライアントプロセスのスレッド」とは、クライアントとして動作するプログラムであって、通信の動作主体であり、サーバとして動作するプログラムに対して個別にクライアントとしてサービスの提供を要求する際に関数呼び出しを行う点で共通する。
よって、本願補正発明と引用発明1とは、

プリンタ部またはスキャナ部の少なくとも一方を含む画像処理ハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスおよびコントロールサービスの処理を行う一または複数のプログラムとを有する画像形成装置であって、
前記ユーザサービスおよびコントロールサービスのそれぞれは、サーバまたはクライアントとして動作するプログラムであり、
前記サーバとして動作するプログラムは、前記クライアントとして動作するプログラムに提供する1または複数のサービスを定義した関数を有しており、
前記クライアントとして動作するプログラムは、通信の動作主体であり、前記サーバとして動作するプログラムに対して個別にクライアントとしてサービスの提供を要求する際に関数呼び出しを行うことを特徴とする画像形成装置。

である点で一致し、次の点で相違する。

(相違点1)
サーバまたはクライアントとして動作するプログラムが、本願補正発明では、サーバプロセスまたはクライアントプロセスとして動作する一または複数のスレッドを含むプロセスであるのに対して、引用発明1では、スレッドを含むプロセスとして動作するか否か不明である点。


(4)判断
(相違点1)について
プログラミング手法として複数のプログラムを同時に動かすのと同じように、プログラム内で複数の処理を同時に動かしてユーザに提供する複数のサービスを同時に動作するように見せるマルチスレッドプログラミングの手法は、例えば、阿部 隆、”Delphiマルチスレッドプログラミング”、Delphiマガジン 第3号、PSネットワーク、1999年03月01日、p.85?101、(以下、「周知文献1」という。)や、森 誠、”ランタイムエラーをツブせ!セーフティプログラミング”、C MAGAZINE 第12巻 第6号、ソフトバンクパブリッシング株式会社、2000年06月01日、p.13?26(以下、「周知文献2」という。)のように周知慣用技術である。
そして、プロセスとは、プログラムの動作中のインスタンスを意味し、マルチスレッドプログラミングにおいてプログラムがプロセスとして動作する際に、プロセスが複数のスレッドを含む構成であること(周知文献1のFig.2参照)、スレッドとは関数としてコーディングされ、呼び出しが関数呼び出しであること(周知文献1の第86ページ右欄、周知文献2の第15ページのList15のスレッドfoo1、foo2がvoid型の関数である事参照)は、技術常識である。
してみると、印刷処理やファクシミリ等の複数の機能を有する画像処理装置である引用発明1において、複数のサービスを同時に動作するようにするために、業務タスクおよび関数パッケージであるライブラリ等のプログラミング手法として、周知のマルチスレッドプログラミングを用いる事は格別のものではなく、その際には、業務タスクの動作単位であるスレッドが、動作主体であり、クライアントとして前記サーバプロセスのスレッドに対してサービスの提供を要求する際に関数呼び出しを行うように動作する事や、関数パッケージであるライブラリがその動作単位であるスレッドがクライアントプロセスのスレッドに提供する一または複数のサービスを定義した関数として動作する事は自明な事項である。
そして、本願補正発明の全体構成により奏される作用効果も引用発明1及び上記周知慣用技術から当業者が予測し得る範囲内のものにすぎない。

したがって、本願補正発明は、引用発明1及び上記周知慣用技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものと認められるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(5)むすび
したがって、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に違反するので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3.本願発明について
本件補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成17年10月31日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される以下のとおりのものと認められる。

「【請求項1】 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスおよびコントロールサービスの処理を行う一または複数のプログラムとを有する画像形成装置であって、
前記ユーザサービスおよびコントロールサービスのそれぞれは、サーバプロセスまたはクライアントプロセスとして動作する一または複数のスレッドを含むプロセスであり、
前記サーバプロセスのスレッドは、前記クライアントプロセスのスレッドに提供する一または複数のサービスを定義した関数を有しており、
前記クライアントプロセスのスレッドは、前記サーバプロセスのスレッドにサービスの提供を要求する際に関数呼び出しを行うことを特徴とする画像形成装置。」


4.引用例
これに対して、原査定の拒絶の理由に引用された引用例、及び、その記載内容は、上記「2.(2)」に記載したとおりである。

5.対比・検討
本願発明は、平成18年6月26日付けの手続補正による補正前の請求項1に記載された発明であり、前記本願補正発明は、同手続補正による補正後の請求項1に記載された発明である。そして、前記2.(2)で検討したように、平成18年6月26日付けの手続補正による請求項1に係る補正は特許請求の範囲の減縮を目的としたものであるから、本願補正発明は、本願発明の発明特定事項を更に限定したものである。
そうすると、本願発明を構成する事項の全てを含み、更に他の事項を付加したものに相当する本願補正発明が前記「2.(4)」に記載したとおり、引用発明及び上記周知慣用技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も同様の理由により引用発明及び上記周知慣用技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

6.むすび
以上のとおりであって、本願発明は特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2009-01-14 
結審通知日 2009-01-20 
審決日 2009-02-02 
出願番号 特願2002-244000(P2002-244000)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G06F)
P 1 8・ 575- Z (G06F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 ▲はま▼中 信行  
特許庁審判長 吉岡 浩
特許庁審判官 吉田 美彦
鈴木 匡明
発明の名称 画像形成装置  
代理人 伊東 忠彦  

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