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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) G11B
管理番号 1196059
審判番号 不服2007-27326  
総通号数 114 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2009-06-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2007-10-04 
確定日 2009-04-09 
事件の表示 特願2006-148998「再生装置及び再生方法」拒絶査定不服審判事件〔平成18年12月14日出願公開、特開2006-338859〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本件審判の請求に係る特許出願(以下、「本願」という。)は、平成7年9月8日に出願した国際特許出願である特願平8-509380号(国際出願番号 PCT/JP95/01793、優先権主張 1994(平成6)年9月8日)の一部を平成18年5月29日に新たな特許出願としたものであって、平成19年3月1日付けの拒絶理由通知に対して、同年5月14日付けで意見書が提出されたが、同年8月29日付けで拒絶査定がされ、これに対し、同年10月4日付けで拒絶査定不服審判が請求されたものであり、その後、当審からの平成20年10月29日付けの拒絶理由通知に対して、同年12月29日付けで意見書及び手続補正書が提出されたものである。
そして、本願の請求項4に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成20年12月29日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項4に記載された事項により特定される次のとおりのものと認める。

「【請求項4】
高解像度データを含む複数の高解像度画像ファイルと上記高解像度画像ファイルと夫々対応した所定数の低解像度画像データを含む少なくとも1つのインデックスファイルとから構成される画像ファイルと、上記インデックスファイルに含まれる低解像度画像データに夫々対応する上記高解像度画像ファイルを示すための管理データを含む管理ファイルと、上記画像ファイルと上記管理ファイルの相対記録位置を記録単位で指定する位置データを含む管理情報テーブルとを有する記録媒体に記録された画像データを再生する再生方法であって、
アルバムサーチ入力を受け付け、
各アルバムの少なくとも先頭に記録されている各画像の中間解像度の画像データを生成し、
第1のアルバムサーチ入力に応じて各アルバムの少なくとも先頭の画像を中間解像度で順次表示するとともに第2のアルバムサーチ入力により各アルバムの画像の数を設定可能としたことを特徴とする再生方法。」

2.引用例
当審からの拒絶理由通知において引用された、本願の優先権主張の日前に頒布された刊行物である特開平4-237376号公報(以下、「引用例」という。)には、図面とともに以下の技術事項が記載されている。(下線は当審で付した。)

(a)「【請求項1】 画像データが記憶されている主記録装置と、該主記憶装置から読み出された画像データを記憶し一画面の画像データとして記憶するフレームメモリと、該フレームメモリから読み出された画像データを映像信号に変換する映像信号変換回路と、前記主記憶装置とフレームメモリを制御し、画像の再生を制御しながら検索する検索制御手段とにより構成され、前記主記憶装置には複数の画像データ及び該各画像の縮小データとが記憶されており、且つ、前記画像は大分類、中分類、小分類の如く複数の階層に分類されており、それらの各階層はそれぞれの分類内容を示す少なくとも1枚の縮小画像で表すマルチ画面をもって構成しており、画像検索に際し、まず上位階層のマルチ画面が映像表示されるよう前記検索制御手段は前記主記憶装置から対応する縮小画像データを読み出して前記フレームメモリに記憶するよう指示し、該表示されたマルチ画面の中の縮小画面が前記検索制御手段と接続された入力指定手段により指定されると、該指定された縮小画面が代表する下位の分類項目の内容を示す少なくとも1枚の縮小画像で表されるマルチ画面を表示し、同様の動作を繰り返し最下位階層のマルチ画面が表示された後、特定の縮小画面が指定されると、その縮小画面に対応する通常の大きさの画像データが主記憶装置から再生され映像表示される事を特徴とする画像ファイル装置。」
(b)「【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大量の画像データが蓄積されている画像ファイルから画像を用いた検索が行える画像ファイル装置に関する。」
(c)「【0010】次に、本発明の画像検索のための分類構成を図1に基づき説明する。図1は本発明の実施例として例示した動物図鑑の分類例である。この例では、この動物図鑑(1)は、上位階層(a)として、哺乳類(1-1)、爬虫類(1-2)、鳥類(1-3)、・・・魚類(1-n)といった具合にn個の項目で分類される。この上位項目(a)の分類項目それぞれが中位階層(b)として分類される。この例では、哺乳類の分類に対し、ゾウ(1-1-1)、キリン(1-1-2)といった具合に分類される。爬虫類、鳥類等についても同様の分類がなされている。さて、中位階層(b)の各分類内容について、前述と同様にそれぞれ下位階層(c)で分類がなされている。この例では、ゾウに対する下位階層(c)としてゾウ1,ゾウ2・・・ゾウN枚の画像があるとする。
【0011】以上の本発明実施例では、3つの階層即ち上位階層(a),中位階層(b),下位階層(c)で画像が分類されているとする。動物図鑑(1)に関する画像は、下位階層(c)のどれかに該当する。この各画像と、この画像を縮小した縮小画像を画像データとして光デイスクに記憶しておくものとする。図2,図3,図4は本発明のマルチ画面の構成例を示す。図2は上位階層(a)のマルチ画面の構成例である。(2-1),(2-2)は哺乳類を代表する縮小画像である。例えば、ゾウの1枚目の画像とうさぎの1枚目の画像から作られた縮小画像等、視覚的に哺乳類を表現するのにふさわしい縮小画像で代表する。(2-3)と(2-4)は同様に爬虫類を代表する縮小画像、(2-5),(2-6)は鳥類を代表する縮小画像と言う具合に上位階層(a)の各分類項目(1-1,1-2・・・・・1-n)を代表するそれぞれの縮小画像を所定の位置に配置した上位階層(a)のマルチ画面Aを構成する。この実施例では2つの縮小画像で分類項目を代表しているが、1つで代表しても、更に複数で代表しても良い。図3は中位階層(b)のマルチ画面構成例である。哺乳類の分類に対するマルチ画面、爬虫類の分類に対するマルチ画面、鳥類の分類に関するマルチ画面という具合に、最上位階層(a)の各分類項目(1-1,1-2・・・1-n)に対してマルチ画面Bをそれぞれ構成する。哺乳類の分類項目に対するマルチ画面のとき、(3-1),(3-2)はゾウを代表する縮小画像が、(3-3),(3-4)はキリンを代表する縮小画像が表示される。このようにして哺乳類の中の各分類項目を代表する縮小画像でマルチ画面を構成する。図4は下位階層(c)の中のゾウの分類項目に対しては、このゾウとして分類された画像全てが縮小画面のマルチ画面Cとして表示される。即ち、この例ではゾウ1(1-1-1-1)の縮小画像が(4-1)に、ゾウ2(1-1-1-2)の縮小画像が(4-2)にという具合に表示される。本発明実施例では各階層のマルチ画面はどの画像の縮小画面に対応するのか、また、どの位置に表示するのか等の情報は検索制御手段(5-9)が記憶している。
【0012】次に本発明のマルチ画面検索例について説明する。まず、検索制御手段は光ディスクI/F(5-2),クロック制御回路(5-7)を制御し、光ディスク装置(5-1)から縮小画像データを再生し、フレームメモリ(5-3)の所定位置に記憶し、図2に示す如くマルチ画面を映像表示する。この状態で入力検索手段(例えばマウス)で操作されると、これに対応したアイコン等の表示がマルチ画面の上に表示される。アイコンを縮小画像の上に移動させ、マウスをクリックすると、この縮小画像が代表する中位階層(b)の項目のマルチ画面を同様に作成する。図2で、(2-1)又は、(2-2)の縮小画像にアイコンを合わせてマウスがクリックされると、哺乳類の各分類項目(ゾウ、キリン等)を代表する縮小画像で構成される図3のマルチ画像が表示される。この状態で(3-1)、又は(3-2)の縮小画像にアイコンを合わせてマウスがクリックされると、図4のようにゾウに関する縮小画像を集めたマルチ画面(図4)が表示される。図4のマルチ画面は最下位階層であり、この状態で縮小画像にアイコンを合わせマウスがクリックされると、この縮小画像に対応する画像が再生表示される。」
(d)図1乃至5には、上記(a)乃至(c)等の記載により説明される方法に関する図が記載されており、図1には哺乳類の分類項目において一番目にゾウが位置づけられているものが示されている。

上記摘示事項及び図面を総合勘案すると、引用例には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているものと認める。
「画像データが記憶されている主記録装置と、該主記憶装置から読み出された画像データを記憶し一画面の画像データとして記憶するフレームメモリと、該フレームメモリから読み出された画像データを映像信号に変換する映像信号変換回路と、前記主記憶装置とフレームメモリを制御し、画像の再生を制御しながら検索する検索制御手段とにより構成され、前記主記憶装置には複数の画像データ及び該各画像の縮小データとが記憶されており、且つ、前記画像は複数の階層に分類されており、それらの各階層はそれぞれの分類内容を示す少なくとも1枚の縮小画像で表すマルチ画面をもって構成しており、画像検索に際し、まず上位階層のマルチ画面が映像表示されるよう前記検索制御手段は前記主記憶装置から対応する縮小画像データを読み出して前記フレームメモリに記憶するよう指示し、該表示されたマルチ画面の中の縮小画面が前記検索制御手段と接続された入力指定手段により指定されると、該指定された縮小画面が代表する下位の分類項目の内容を示す少なくとも1枚の縮小画像で表されるマルチ画面を表示し、最下位階層のマルチ画面が表示された後、特定の縮小画面が指定されると、その縮小画面に対応する通常の大きさの画像データが主記憶装置から再生され映像表示される
方法であって、
分類項目において一番目に位置づけられている1枚目の画像を、当該分類項目を代表する縮小画像とし、
また、1つの縮小画像で分類項目を代表しても、更に複数の縮小画像で分類項目を代表しても良い
方法。」

3.対比
本願発明を、引用発明と比較する。
(1)引用発明は、「主記憶装置には複数の画像データ及び該各画像の縮小データとが記憶されており、且つ、前記画像は複数の階層に分類されており、それらの各階層はそれぞれの分類内容を示す少なくとも1枚の縮小画像で表すマルチ画面をもって構成しており」、「縮小画像で表される」「最下位階層のマルチ画面が表示された後、特定の縮小画面が指定されると、その縮小画面に対応する通常の大きさの画像データが主記憶装置から再生され映像表示される」ものである。ここで、データをファイル形式で扱うことは一般的に行われていることであるから、引用発明における「複数の画像データ」及び「該各画像の縮小データ」は、本願発明における「高解像度データを含む複数の高解像度画像ファイル」及び「上記高解像度画像ファイルと夫々対応した所定数の低解像度画像データを含む少なくとも1つのインデックスファイル」にそれぞれ相当するといえる。すると、引用発明は、本願発明における「高解像度データを含む複数の高解像度画像ファイルと上記高解像度画像ファイルと夫々対応した所定数の低解像度画像データを含む少なくとも1つのインデックスファイルとから構成される画像ファイル」に相当する構成を備えるものである。
(2)引用発明は、「縮小画像で表される」「マルチ画面」において「特定の縮小画面が指定されると、その縮小画面に対応する通常の大きさの画像データが主記憶装置から再生され」るものであることから、前記「縮小画像」と「その縮小画面に対応する通常の大きさの画像データ」との対応関係が管理されていることは明らかである。そして、データをファイル形式で扱うことが一般的な技術であることは、上記(1)のとおりであり、前記対応関係の管理に係るデータに対しても上記と同様に考えられるものであるから、引用発明は、本願発明における「上記インデックスファイルに含まれる低解像度画像データに夫々対応する上記高解像度画像ファイルを示すための管理データを含む管理ファイル」に相当する構成を備えるものである。
(3)引用発明の「通常の大きさの画像データが主記憶装置から再生され映像表示される」方法は、本願発明における「記録媒体に記録された画像データを再生する再生方法」に相当する。
(4)引用発明は、「分類項目において一番目に位置づけられている1枚目の画像を、当該分類項目を代表する縮小画像」として、「マルチ画面が映像表示されるよう」「主記憶装置から対応する縮小画像データを読み出して前記フレームメモリに記憶する」ものであるから、「各分類項目の少なくとも先頭に記録されている各画像の画像データを生成し、各分類項目の少なくとも先頭の画像を表示する再生方法」である点で、本願発明と共通する。

すると、本願発明と引用発明とは、次の点で一致する。
「高解像度データを含む複数の高解像度画像ファイルと上記高解像度画像ファイルと夫々対応した所定数の低解像度画像データを含む少なくとも1つのインデックスファイルとから構成される画像ファイルと、上記インデックスファイルに含まれる低解像度画像データに夫々対応する上記高解像度画像ファイルを示すための管理データを含む管理ファイルとを有する記録媒体に記録された画像データを再生する再生方法であって、
各分類項目の少なくとも先頭に記録されている各画像の画像データを生成し、各分類項目の少なくとも先頭の画像を表示する再生方法。」

一方で、両者は、次の各点で相違する。
(A)本願発明は「上記画像ファイルと上記管理ファイルの相対記録位置を記録単位で指定する位置データを含む管理情報テーブル」を備えているのに対し、引用発明においては前記構成が特定されていない点。
(B)上記「各分類項目の少なくとも先頭に記録されている各画像の画像データを生成し、各分類項目の少なくとも先頭の画像を表示する再生方法」について、本願発明は、前記各分類項目が「アルバム」であり、前記画像データが「中間解像度」のものであり、さらに「アルバムサーチ入力を受け付け、」「第1のアルバムサーチ入力に応じて各アルバムの少なくとも先頭の画像を中間解像度で順次表示するとともに第2のアルバムサーチ入力により各アルバムの画像の数を設定可能とした」構成を備えているのに対し、引用発明は前記各構成を備えていない点。

4.判断
そこで、上記各相違点について検討する。
(相違点Aについて)
データの記録を相対位置に基づき管理する技術は当業者には周知(例えば、特開昭64-4993号公報(特許請求の範囲等)、及び、特開平4-313817号公報(段落【0011】等)等参照。)であり、引用発明において、画像ファイルと管理ファイルの相対記録位置を記録単位で指定する位置データを用いて管理することに困難性は認められない。そして、当該管理をテーブルで行うことは、適宜なし得ることである。

(相違点Bについて)
画像検索時に検索画像を縮小して次々とディスプレイに表示させる方法は、該画像の縮小画像を一括表示する方法の前提技術として、当業者には一般に知られていたものである(例えば、特開昭63-182777号公報(第2頁左上欄第19行?左下欄第5行等)等参照。)から、分類項目を代表する画像の縮小画像を用いて分類項目を検索するものである引用発明において、前記分類項目を代表する画像を縮小して順次ディスプレイに表示させる方法を付加することは、当業者において格別の困難性を必要とするものではないと認める。そして、上記順次ディスプレイに表示させて代表する画像の縮小度合いは、ディスプレイのサイズ等に応じて適宜設計されるべきものと認められるところ、少なくとも前記一括表示される縮小画像と比較して高い中間解像度に設定することは、当業者が普通に行うことにすぎない。また、前記検索は操作者により行われるものであるから、装置側への検索処理開始を指令する何らかの入力手段を備えていることは自明の事項である。
さらに、引用発明は、分類項目を代表する画像を分類項目の先頭の画像としても、さらに複数の画像としてもよいところ、同一目的に係る複数種類の操作態様を選択可能とする構成が画像表示装置において周知(例えば、特開平6-22200号公報(段落【0035】等)、及び特開平3-176025号公報(特許請求の範囲等)等参照。)であるから、引用発明において、分類項目を代表する画像を中間解像度の画像として、「先頭の画像」と「画像の数を設定可能」とに入力により選択できるように構成することは、適宜なし得ることである。
加えて、複数の画像群を複数のアルバム形式で分類、管理することは、周知(例えば、特開平5-12392号公報(段落【0016】、第3図等)、特開平5-290548号公報(段落【0019】乃至【0021】、第5図乃至第7図等)、及び特開平5-108732号公報(段落【0029】、第13図等)等参照。)であり、引用発明の画像データの分類、管理に際し、複数のアルバム形式を用いることは、当業者が必要に応じて行うことである。
よって、引用発明のものにおいて上記相違点(B)の構成を備えるようになすことが、当業者にとって格別困難なものであったとはいえない。

そして、本願発明の奏する効果は、引用例及び周知技術から当業者が十分に予測できたものであって、格別なものとはいえない。

したがって、本願発明は、その優先権主張の日前に頒布された刊行物である引用例に記載された発明及び周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

なお、上記本願発明とした請求項4については、平成20年12月29日付け手続補正書により「第2のアルバムサーチ入力により各アルバムの画像の数を設定可能とした」との構成を含む内容を追加する補正がなされたものであるところ、本願の願書に添付した明細書又は図面には、上記構成に関して、各アルバムの複数の画像を順次表示する実施例が記載されている程度であり、当該記載を基に特許請求の範囲の記載を画像の数を設定することにまで拡大することは、前記実施例以外の新たな構成(例えば、画像の数を任意に設定できる構成等。)を含むことになると認められるところでもあるが、上記判断のとおり、補正された請求項4に係る発明(本願発明)は容易想到と判断できるものであるので、再度の拒絶理由の通知はしないこととした。

5.むすび
以上のとおり、本願の請求項4に係る発明は、その優先権主張の日前に頒布された刊行物に記載された発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願は、その余の請求項について論及するまでもなく、拒絶すべきものである。

よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2009-02-09 
結審通知日 2009-02-10 
審決日 2009-02-26 
出願番号 特願2006-148998(P2006-148998)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (G11B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 山崎 達也  
特許庁審判長 江畠 博
特許庁審判官 山田 洋一
樫本 剛
発明の名称 再生装置及び再生方法  
代理人 伊賀 誠司  
代理人 小池 晃  

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