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審決分類 審判 査定不服 1項3号刊行物記載 取り消して特許、登録 A61K
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 A61K
管理番号 1210844
審判番号 不服2005-24461  
総通号数 123 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2010-03-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-12-19 
確定日 2010-02-19 
事件の表示 平成 6年特許願第502366号「骨粗鬆症の治療用のためのホスホネート類の用途」拒絶査定不服審判事件〔平成 6年 1月 6日国際公開、WO94/00129、平成 7年 9月14日国内公表、特表平 7-508278、請求項の数(2)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 本願は、平成5年6月4日を国際出願日とする出願であって、その請求項に係る発明は、平成22年1月15日付けの手続補正書により補正された特許請求の範囲に記載されたとおりのものである。
そして、原査定は、特許法第29条第1項第3号に該当し特許を受けることができないこと、及び、同条第2項の規定により特許を受けることができないことを拒絶の理由としてあげており、本願の請求項に係る発明は、投与量及び投与間隔という治療の態様で特定しようとする物に係る発明であるが、治療の態様が剤形として反映されていないため、引用文献1?4にそれぞれ記載の発明と明確に区別できないと指摘している。
しかしながら、本願の請求項に係る発明は、2‐(3‐ピリジル)‐1‐ヒドロキシエタン‐1,1‐ビスホスホン酸が、骨粗鬆症にかかったヒト又は他の哺乳動物被治療体の骨質量増加のための治療において、投与の休止期間を設けず、12ヶ月間を越えて投与しても骨質量の増加ができるという未知の属性を発見し、その属性に基づき、当該化合物について、上記治療のために30日治療期間の後に休止期間を設けず、かつ、少なくとも12ヶ月間にわたり投与することにより骨質量を増加させるという新たな用途を提供したものであり、引用文献1?4に記載の発明によって新規性を否定することはできない。
次に、当該化合物はポリホスホネート類の1つであるが、本願優先日前、ポリホスホネート類の骨粗鬆症の治療のための投与においては、骨形成作用を阻害しないため間欠投与すること、具体的には、例えば、長くとも約90日投与した後には約50日から約120日の投与の休止期間を設けるといったことが技術常識であり、当業者が、引用文献1?4に基づき、30日治療期間の後に休止期間を設けず、かつ、少なくとも12ヶ月間にわたり投与することを容易に想到し得るとはいえない。
したがって、本願については、原査定の拒絶の理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2010-02-09 
出願番号 特願平6-502366
審決分類 P 1 8・ 121- WY (A61K)
P 1 8・ 113- WY (A61K)
最終処分 成立  
前審関与審査官 守安 智松波 由美子  
特許庁審判長 塚中 哲雄
特許庁審判官 穴吹 智子
弘實 謙二
発明の名称 骨粗鬆症の治療用のためのホスホネート類の用途  
代理人 横田 修孝  
代理人 吉武 賢次  
代理人 中村 行孝  
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